2020.06.04
セックスの基本体位ともいえる「正常位」。
セックスでは正常位がお決まりのパターンだからこそ、正常位のやり方を極めたい。
お互いが本当に気持ちいい正常位のやり方って?
正常位の動き方にコツはあるの?
できれば、女性・男性の両方が快感を得られるセックスの方法を知りたい。
彼女はいつも気持ちよさそうに反応してくれる。
でも、もっともっと気持ちよくさせて、最高なセックスを楽しみたいんだ。
何気なく実践してきた「正常位」には、実は様々なバリエーションがある。
セックス上手になるために、まずは基本の「正常位」に対する知識を深めたい。
どんなやり方をすると相手は喜んでくれるのか。そして、何を意識すれば気持ちよくなるのか。
正常位の基礎とコツを一つずつ紐解いていこう。
セックスの基本体位として知られる正常位。
女性が仰向けの状態で脚を開き、お互いが対面しながら、男性側が覆いかぶさる体勢で挿入する体位です。
正常位は目を合わせながら密着もできることから、「愛情」を感じやすい体位ともいえます。
また、向き合っているからこそ「キス」「胸を触る」「抱きしめる」などの愛撫も同時にでき、挿入の角度や深さも調整しやすいのが正常位の利点です。
AV・映画・ドラマのセックスシーンにおいても「正常位」は多く見られ、広くスタンダードな体位として知られていることがうかがえます。
「セックスでは必ず正常位をする」という人も少なくありません。
そのため、正常位の「やり方」や「コツ」を押さえておくことは、セックス技術の上達に直結するともいえるのです。
まずは「正常位の基本的なやり方」からご紹介。後半では「正常位を気持ちよくするためのコツ」を見ていきましょう。
正常位そのものはいたってシンプルな流れですが、必要以上に焦ってしまったり、正しいやり方がわからずに激しくピストン運動していることも。
正常位で痛みを感じる。無理矢理挿入するからキツい。
「基本的なやり方」を押さえないとこうしたネガティブな影響もあるため、振り返りながらチェックしていきましょう。
まずは女性が仰向けになり、リラックスした状態で脚を開きます。
この時、緊張していると「挿入しづらい」「痛みを伴う」などの原因に。
急かすことなく前戯の段階でじっくりと緊張を解くのがポイントになります。
また、緊張には心理的アプローチが必要なので、「キス」「言葉による愛情表現」などで心の距離を縮める意識も持ちましょう。
正常位はコミュニケーションが取りやすい体位だからこそ、アイコンタクトも大切です。
まずは挿入した時の“じんわりとした気もちよさ”を味わいましょう。その後に少しずつ、ピストン運動をしていきます。
男性目線では「気持ちいい」と感じる動きが、女性のとって「痛い」「激しすぎる」という場合もあるため、「女性の体に負担がかからない動き」を意識するのがポイント。
セックスの最中に「痛い」と言えず、我慢してしまう女性も少なくありません。
正常位は深く挿入できる体位だからこそ、最初はゆっくり優しく動いてみましょう。
優しいピストン運動を続けると、しっかりと愛液が分泌されて、快感も高まっていきます。
後半は前かがみになって体を密着させ、「より深く挿入」しながらピストン運動を続けましょう。
この時、キスしたり胸を触るなどのスキンシップをプラスすると、さらに気持ちよさが高まるように。
女性は愛情を感じると「快感」を得られやすいため、お互いの興奮度が上がってきたら、動きだけでなく愛撫も意識できるとベストです。
正常位が基本的な体位として選ばれるのにはいくつか理由があります。
まずは、セックスで正常位を取り入れたい“4つの理由”をご紹介。
「基本の体位」という認識から、無意識に正常位を選んでいる人も少なくないはず。
正常位のメリットを知ることで、「何を意識すればいいのか」「どうすると喜ばれるのか」がより明確になっていきます。
より気持ちよくて満足できるセックスを実現するために、正常位の良い点を一緒にチェックしていきましょう。
正常位は「基本的な体位」といわれていますが、シンプルかつ気持ちよくなれるのがその魅力。
工夫次第で「気持ちよさ」「バリエーション」を増やすことができ、汎用性が高いのです。
ピストン運動の強弱・スピード・角度、愛撫、体勢の変化…。わずかな工夫でも“得られる快感の種類”は変わります。
正常位は難易度が高くない体位にもかかわらず、しっかりと気持ちよくなれるため、スタンダードな体位として選ばれているのです。
正常位は「相手と対面している」「密着できる」「相手の性感帯に触れられる」ことから、その他のテクニックを取り入れやすいのも魅力です。
囁くことで「言葉攻め」や「愛情表現」をプラスすることが可能。
また、乳首などの性感帯を触ったり、抱きしめたり、キスしたり…。
ただピストン運動するだけの時よりも、相乗効果で快感を高められるのです。
セックスでスキンシップを大切にしたい人ほど、正常位はピッタリな体位といえます。
様々な体位がありますが、中には「頑張らないとキツい」「難易度が高い」ものも。
正常位はお互いに自然な体勢で臨むからこそ、相手の繊細な表情や振る舞いに注目する余裕が生まれます。
最初の“挿入するタイミング”や“フィニッシュのタイミング”には、「じっくり顔を見たいから正常位がいい」という声も。
逆に「正常位なのに目を合わせてくれない」となると寂しさを感じるため、正常位の時はアイコンタクトやコミュニケーションが大切です。
正常位は女性の体に負担がかかりにくく、男性主体で動く必要のある体位といえます。
「ずっと騎乗位」「ずっと対面座位」などは女性の筋力が限界を迎えるため、正常位と組み合わせて負担を抑えるのがおすすめ。
また、終盤を正常位にすることで、女性は「疲労」よりも「快感」に集中できるようになります。
女性側が少し工夫をプラスすると「正常位での男性の動きやすさ」が変わることも。
無理せずアプローチ方法を変えられるため、女性に配慮した体位なのです。
基本のやり方に慣れたら、次はさらに快感を高めるための工夫を重ねていきましょう。
ここからは正常位でのセックスをもっと気持ちよくするコツをご紹介。
正常位は手軽に「プラスαの工夫」ができると前述しました。まずは一つずつ取り入れて正常位に変化をつけることで、得られる快感のバリエーションも増えていきます。
ポイントを押さえたやり方を試して、メリハリを出しつつも寄り添ったセックスを実現しましょう。
女性が脚を閉じると膣の圧迫感が増して、男女ともに“ピストン運動での気持ちよさ”がアップします。
この時、「女性の太ももを男性が抱える」のがポイント。ただ脚を上げるだけだと、女性は苦しい姿勢を維持することになり、かなりの筋力を使います。
男性からも支えてくれると、「快感」に集中できてセックスの満足度が高まるように。
「支えるのが大変」と感じる時は、女性を身体ごと抱きかかえる姿勢にして、肩でキープしましょう。
女性が少し腰を浮かせることで、男性側の動きやすさが増し、気持ちいいポイントにペニスが当たるようになります。
枕などを腰の下に置くと、女性は楽に腰を浮かせることが可能に。これにより膣の角度が変わるため、そのまま深く突きあげましょう。
この時のピストン運動は“膣の奥”まで当たります。激しい動きなのでセックスの中盤以降で行うとベターです。
女性によっては「深く突きすぎると痛い」場合もあるため、しっかりと様子を見て無理はさせないように配慮しましょう。
男性が後ろに手をつくことで、前かがみになっている時よりも「腰を突き出した姿勢」になり、ペニスの当たる角度も変わります。
「前かがみ」はキスや密着などのコミュニケーションを重視したい時、「後ろに手をつく」のは変化をつけたり深いピストンを重視したい時など、目的別に使い分けましょう。
後ろに手をつくと「視線が合わなくなる」のがデメリット。そのため、先にたっぷり愛撫や愛情表現をして、相手の気持ちを満たしたうえで実践するのがおすすめです。
「速いピストン=気持ちいい」とは限りません。
あえてゆっくりピストンするやり方も、ジワジワと快感を高めてくれて効果的です。
女性が快感を得るには摩擦や刺激だけでなく「気持ち」も大切な要素。
ゆっくりピストンすることで想像力が掻き立てられて、セックスに対する意識がさらに深まって敏感になります。
また、ずっと強く突き上げるよりも、メリハリのあるピストン運動をした方が「予想外」の展開に興奮することも。
ゆっくりするタイミングがあるからこそ、突き上げた時の快感も高まるのです。
挿入しながら抱きしめて密着しましょう。密着度が増すとムードが高まり、興奮も各段にアップします。
さらに、耳元で「好き」と囁いたり、耳・頬・首筋にキスするのも素敵なアプローチ。
正常位はこうしたスキンシップを存分に楽しめるのが最大の魅力です。
「気持ちよくさせる」のに動き方などのテクニックも大切ですが、「相手の気持ちをどう揺さぶるか」も決め手の一つ。
「愛されている実感」を充分に与えて、身体的にも精神的にも満たされたセックスをしましょう。
“正常位”という基本的な体位は、シンプルながら奥が深い。
「セックスの技術を高めよう」「気持ちよくさせよう」と思うと、ついつい特別な体位やプレイを試したくなる。
確かに、色々なアプローチを試すと“新しい気付き”や“新鮮さ”を吹き込んでくれる。
でも、スタンダードな正常位を極めるのも、セックスの満足度を高めるためにとても大切なんだ。
正常位は「愛情」も「快感」も得られる体位。
お互いが気持ちよくなって「心から好き」と思えるようなセックスがしたい。
セックスを通して今以上に仲を深めたい。
こうした気持ちを大切に、最高なセックスを楽しもう。
正常位だからこそ気付ける相手の「繊細な表情」や「仕草」は、愛のあるセックスを実感させてくれるから。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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