2020.05.22

意味のないマウントをとる・とられるのもうやめない?悲しい心理への対処法

Riri

Riri

出口のない"マウント"から抜け出そう。

会話でもSNSでもマウントのとり合い、辛い…

人間関係って、どうしてこうも面倒くさいのだろう。

リアルで会話してもSNSでつながっても、どこへ行ってもマウントのとり合い…。

もっとみんながみんな、お互いを尊重し合えたらいいのに。

「この仕事でつまづいて悩んでる…。」

「えっ、こんなに簡単なのに? 私なんて最初からできたよ!」

「◯◯のランチ美味しかった!」

「彼氏がいない人は暇があって羨ましい。」「いいね欲しさに外食してるだけでしょ。」

グサッとくる言葉を耳にする・目にするたびに、他人との関わりが怖くなってしまう。

マウントをとる人って、どうして平気であんなことが言えるのだろう。無意識にやっているのなら、もしかしたら私もマウントをとっているのかもしれない。

もう、こんなマウントのとり合いは終わりにしたい。

 

”マウントをとる”の意味とは?

“マウント”って最近よく聞くようになったけど、実際どういう意味?

「マウントをとる」とは、対人関係において”相手よりも優位に立とうとする”こと

具体的には、威圧的な言葉や態度をとる、「相手よりも自分が優れている」とアピールすることです。

また、マウントをとることを”マウンティング”とも言います。

もともと「マウント」とは、格闘技で馬乗りになるポジションを表す言葉。

相手の上に乗って一方的に攻撃する・身動きできないようにする態度から、ネット上の人たちを比喩する言葉としても使われるようになり、だんだん広まっていきました。

マウントをとる人には、相手よりも上の立場になることで優越感に浸る特徴があります。

 

マウントをとる人に多い6つの心理

マウントをとる人って、どうしてあんな態度をとるの?

他人が傷つく言葉をかけていても、悪気がなさそうなのはなぜ?

マウントをとる人の態度・言葉は、「相手に問題がある」と感じるものが多いです。

しかし、マウンティングしてしまうのは「相手が悪かったから」というよりも、実はその人自身の心理が原因となっています。

マウンティングについて理解するために、マウントをとる人に多い心理を知ってみましょう。

1.誰かの上に立たないと不安になる

他人から下に見られて、バカにされたくない。

「その程度の人なんだ」と軽く見られたら、立場がなくなりそう。

このように、自分の居場所を守りたい気持ちからマウントをとる場合があります。

誰かの上に立っていないと、立場が揺らぎそうで不安になるのです。

「自分よりも下の人がいる」と感じることで、自分には価値があると安心できます。

マウンティングによって、常に「他の人よりも凄い」と認められたい心理があるのです。

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2.自分らしい強みがなく些細なことでも勝っていたい

「自分らしい強みがない」と感じていると、他人に勝つ手段としてマウントをとることがあります。

あの人は成功を収めているけど、失敗している人の気持ちがわからないからダメだ。

今は人気者みたいだけど、子供の頃は自分の方が友達が多かった。

些細なことでも勝てるポイントを見つけ、相手に対して威圧的な言葉をかけてしまうのです。

マウントをとる人には、日常で満たされていない気持ちを満たしたい心理があります。

3.自分の理想の姿を周囲に知ってほしい

理想と現実の姿にギャップがあると「今のままでは認められない…」と感じます。

「本当の自分はこんなものじゃないのに」とギャップに苦しみ、理想の姿を周囲に知ってもらうためにマウントをとるのです。

本当は人から称賛される存在・注目を浴びる存在だと、納得したい心理があります。

理想と現実がかけ離れているほどに、モヤモヤする日々が続くもの。

マウントをとるのは、今の自分を受け入れることが難しいからなのです。

4.日頃のストレスを優劣で晴らしたい

日頃のストレスを晴らすためにマウントをとる人もいます。

「やりたくないことをやっている」「苦手な人と無理をして付き合っている」など、行き場のない不満を抱えていると、優劣をつけることでストレスを発散したくなるのです。

そのためにSNS上でターゲットを探して、マウンティングを楽しみの一つにしている場合も。

自分の方が上だと感じられる発言をすると、気持ちがスカッとします。マウントをとる人にとっては、それが一番の発散方法になっているのです。

 

5.自分の考えは全て正しいと思い込んでいる

自分に自信を持つためにマウントをとる人もいれば、「自分の考えは全て正しい」という思い込みからマウントをとる人もいます。

自分と違う意見や考え方を持つ人がいると、「間違っている」と伝えたくなるのです。

そこで考えを合わせてもらえないと、余計にマウントをとりたい欲求が高まります。

相手を下に見たいというわけではなく、自分の中の”譲れない正義感”を持っているのです。

「自分と同じ意見の人は絶対に正しい、それ以外の人は間違っている」と考えるところがあります。

6.自分で自分を認めることができない

自分で自分を認めることができないと、他人からの評価で自分の価値を見出したくなります。

マウントをとり他人から認めてもらうことによって、自己肯定感を高めているのです。

なかなか自分で自分を褒められなかったり、他人と比較したりしてしまうと、「いつも他人より優れている自分」でないと自信を持ちづらくなります。

その心理には、「大人になって褒められる機会が減った」「子供の頃から完璧さを求められていた」など、環境が影響していることも。

 

マウントをとる人の心理は孤独なんだ…

他人を否定して、自分が優位に立とうとするなんて…。

マウントをとられた方の気持ちは、考えていないのだろうか。

「マウントをとる人って、他人を傷つけることが楽しいの?」なんて思っていた。

でも、その行動の裏には“孤独な心理”が隠されていたんだ。

認められたい、自分に自信を持ちたい、存在価値を感じたい。

マウントをとる本当の目的は、相手ではなく自分に向いているもの。

だから「相手の人生がどうなるか」「相手が悲しい思いをしていないか」は見えていないんだ。

マウントをとる人が必要としているのは、他人の上に立つことで満たされる”自己肯定感”。

「ただの意地悪な人」と憎まず、その心理を理解しておこう。

 

マウンティングされたときの対処法5選

マウントをとる人の心理は理解したけれど、一方的に我慢するのは辛い。

ここからは、“マウンティングされたときの対処法5選”をご紹介します。

いくらマウントをとる理由があるとはいえ、不快な態度や言葉に「気分がいい」とは感じられないもの。「自分ばかり辛い思いをするなんて…」とストレスが溜まることもあります。

相手に合わせて必要な対処をとり、自分を守ることも忘れないようにしましょう。

1.はっきり「マウントをとるのは嫌だ」と伝える

マウントをとる人と話ができる関係性であれば、はっきり「マウントをとるのは嫌だ」と伝えることが一つの対処法となります。

マウントをとる人には、意外と自覚がないケースも多いです。

「マウントをとられたから嫌い」と突然無視したり、「あの子性格悪いよね」と陰口を言ったり、何も言わずに離れられると相手も困惑してしまいます。

近しい仲なら、その言葉を受け止めて直そうとしてくれる可能性もあるのです。

2.笑顔で聞き流して違う話題を振る

マウンティングされたときは、真剣に聞いていると「ひどい」「疲れる」と感じてしまいます。

そのため、相手を否定するよりも「マウンティングする人なんだ」と冷静に受け入れ、笑顔で聞き流して話題を変えることが有効的です。

とりあえず笑顔で頷いていれば、相手の気持ちが満たされ余計なトラブルを生みません。

ちょうどいいタイミングを見計らい、マウントをとられない話題を振って空気を変えましょう。

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3.必要以上に褒めない

マウントをとる人は、褒めれば褒めるほど態度がエスカレートする場合があります。

一見相手を認めることは有効に感じますが、合わせすぎると「この人はマウントがとりやすい」と思われてしまうのです。

そのため、マウンティングされても必要以上に褒めないことが大切。

話を膨らませたり相手を持ち上げたりすると、余計に見下されてしまう可能性があります。マウントをとる人には気を遣いすぎず、聞き流しておくのが良い対処法です。

 

4.無理に張り合わない

マウントをとる人に反論したくなっても、無理に張り合わないようにしましょう。

笑顔で聞き流そうと思っても「それは…」と言い返したくなることもあります。

しかし、張り合ってしまうと”マウントをとる人の気持ち”は満たされません。自己肯定感が得られず、否定されたような気持ちになってしまうのです。

「私の方が上」とムキにさせてしまう可能性があるので、できれば気にしないのが一番といえます。

5.あまりにもしつこい場合は距離を置く

「あまりにもマウントがしつこくて耐えられない」場合は、距離を置くことを検討しましょう。

マウントをとる人は「周囲からどう思われているか」に敏感なので、完全に縁を切ってしまうと不要なトラブルを招く可能性があります。

無視はせず、自分からは連絡しない・遊びに誘わない。複数人なら会う。

SNSでつながっているのであれば、ミュート機能を活用するなど。

あくまでも相手に不快感を与えないよう、うまく距離をとることも大切です。

 

自分がマウンティングしてしまうことだってあるよ

マウントをとられるのは不快だけれど、無意識にしている人も多いみたい。

もしかしたら自分も、マウントをとっていることがあるのかも。

他人からマウントをとられて良い気はしない。でも、自分はどうなんだろう。

マウンティングに嫌な思いをしたことがきっかけで、改めて自分の言動を振り返ってみた。

そういえば、同僚が困っているときに「どこが難しいの?」って笑ってしまったことがある。

SNSで友達が褒められているのを見て、対抗して似た写真を上げたこともある。

どれも深く考えずにやったことだけど、それが”マウントをとる”ってことだったんだ。

感情に身を任せて生きていると、自分がマウンティングしてしまうことだってある。

 

マウンティングしそうなあなたへ。7つの対処法

「つい他人と張り合おうとしてしまう。」

「時々でもいいから自分の凄さをアピールしておかないと、不安になる。」

マウントをとることが癖になると、次第にそこでしか自分の価値を感じられなくなってしまいます。

「他人に嫌な思いをさせて自分の心を満たす」ことが生きがいになるのは避けたいもの。

ここからは、マウンティングしそうなあなたに贈る“7つの対処法”をご紹介します。

1.小さなコミュニティ内のマウントは無駄だと知る

小さなコミュニティ内では他人と自分との距離が近く、つい比較しやすくなります。

しかし、その中で優越感に浸れていても、決して自分の価値が上がったわけではありません。

コミュニティ内でマウントをとると、相手からも対抗心を持たれたり快く協力してもらえなくなったりと、溝が深まる原因になるのです。

マウントをとるのはむしろ無駄であり、逆に自分の価値を下げる行為だと知りましょう。

2.自分自身で存在価値を見出す

マウンティングが気持ちいいのは、他人との比較で存在価値を感じられるから。

「人より優れている自分」「人より幸せな自分」は、少なくともその人よりは必要な人間だと、マウントをとった瞬間は思えます。

しかし、いくらマウントをとって他人を下に見ても”自分らしい存在価値”は生まれません。

誰にでも必ず長所はあるもの。

長所を見つめ直して伸ばす努力をすることで、自分の存在価値を自分で見出すことができるようになります。

3.他人の上に立つ以外の幸せを探す

「他人の上に立つことで幸せを感じてしまう。」そんな自分に気づいたら、マウンティング以外の幸せを探してみましょう。

満たされていない気持ちがあると、ついマウントをとって解消したくなってしまうもの。それ以外の幸せを感じられていれば、マウントしたいという衝動がなくなります。

自分で自分を褒める、目標達成を楽しむ、内緒でやる趣味、ボランティアなど…。

自分一人でも感じられる幸せや、他人に与えることで感じられる幸せがベストです。

 

4.マウンティングに依存する場合はSNSをやめる

マウンティングに依存してしまう場合は、SNSをやめるのも一つの手段です。

SNS内でマウントをとるのが習慣になると、癖になってやめられなくなってしまいます。会話よりもマウントのネタを見つけやすい、いつでもできるという依存要因があるためです。

「良くないな」と思っていても、マウントをとるのがやめられない。そんなときは、思い切って環境を変えてしまいましょう。

SNSから離れることで、強制的に別の幸せを見つける必要を作るのです。

5.不幸の原因と向き合って取り除く

マウンティングの原因として、不幸な気持ちを抱えている場合があります。

マウントをとらないと幸せを感じられないのはなぜなのか。

ストレスが溜まる原因や、今の自分に自信が持てない理由は何か。

自分にとっての不幸の原因と向き合って取り除くことで、根本的な解決ができるのです。

「マウントをとることが心の支えになっている」場合は、他の幸せを探す前に問題と向き合うことを大切にしましょう。

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6.自分より立派な人は素直にすごいと認める

自分より立派だと感じる人には、素直に「すごい」と認める意識を持ちましょう。

「負けてる、悔しい。」という気持ちからマウントをとろうとすると、相手の粗探しが始まってしまいます。なんとか粗を探そうとする姿勢は、周囲から見て尊敬できるものではありません。

「負けてる」という焦りの気持ちを抱いたら、いっそ素直に「すごい」と認めてしまいましょう。

他人を尊敬できるようになると、自分自身の価値を高めようとする活力にもなります。

7.自慢話をしそうになったら一度我慢する

自慢話をしそうになったら一度我慢することが、マウント対策になります。

特に他人の話を聞いた後・SNSで他人の発信を目にした後は、自分の自慢話を上乗せしてマウントをとりたくなってしまうことがあるもの。

そんな自分を冷静に見つめ、「別に言わなくても困ることはない」と思い出しましょう。

純粋に嬉しかったことを話すのと、マウントを意識して自慢話をするのには違いがあります。口に出す前に一度我慢すると、その違いが自分でもわかるのです。

 

マウントをとるのもとられるのも、今日でやめましょう。

あっちでもこっちでも、マウントのとり合いばかり。

「みんな自分で自分を認められなくてかわいそう。」なんて思っていたけど…。

そんな私自身も、無自覚にマウントをとっていたことに気がついた。

自分に自信を持つため・自己肯定感を高めるために、マウントをとって他人を貶める。

自分が幸せを感じられるためには、他人が不幸でなきゃいけないなんて悲しい。

自分で自分を幸せにできる。他人の幸せを願って行動できる。他人の幸せは自分の幸せ。

そんな世界からは遠く離れたところで、マウントをとって痛めつけ合っていたんだ。

マウントをとられたらとられないように。マウントをとりそうになったら自分を見つめ直して。

マウントをとるのもとられるのも、今日で全部終わりにしよう。

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

Riri
Riri
人目を気にして生きてきた人生から、自分のために生きる人生にシフト。幸せになれるメンタリティや生き方について発信します。

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