2020.05.16
新しいことに挑戦する、趣味の幅を広げる、今までと違った仕事をする。
何をするにしても、すぐに自分のものにできるあの人。
最初は同じ「できない」ところからのスタートなのに、気がついたときには随分と差がついている。
「ポテンシャルが高い人」って、まさにあの人のことを言うのだろう。
それに比べて私は、初めてのこととなるとどうも感触がうまく掴めない。
なかなか結果が出ない現実を見ると、大体のことは諦めざるを得ないんだ。
私もポテンシャルが高かったら、今頃はやりたいことをやれていたのかもしれない。
あの人のように「ポテンシャルが高い人」になって、理想の人生を送れたらいいのに…。
ポテンシャルが高いのって才能なのかな? 私にもポテンシャルを上げることはできるの?
ポテンシャルとは、その人の持つ潜在能力を意味します。
まだ結果が出ていなかったとしても、成長する可能性がある・将来に期待できる能力のことです。
ポテンシャルが高い人は、他人から見た印象として「この人はできそうだな」「これから伸びそうだな」といった期待を持たれます。
ビジネス用語に”ポテンシャル採用”という言葉がありますが、「即戦力でなくても良い素質を持っている」と感じさせるような態度・考え方が特徴です。
実際にポテンシャルを発揮している人は、やりたいことを実現させたり、初めての挑戦でも着実に実力をつけていくことができます。
ポテンシャルとは具体的な一つの力を指すものではなく、”人間力”ともいえるものです。
ポテンシャルが高い人って、特別な才能を持っているのかな?
それとも「ポテンシャルが高い」と言われるような言動をとっているから?
ポテンシャルが高い人を羨ましく感じたら、その具体的な特徴を知ってみましょう。
共通点を見ていくと、人間的な能力からポテンシャルが生まれていることがわかります。自分の持つポテンシャルを引き出せるかどうかは、日頃の行動や意識にかかっているのです。
ポテンシャルが高い人には、今すべきことを明確にできる特徴があります。
今自分が求められている行動は何か。目標を達成するために、今必要なことは何か。
今すべきことを見極め、そしてブレずに集中する姿勢を持っているのです。
また、その判断は先をしっかり見据えているからこそできること。ただ今だけを見ているわけではなく、長期的な目線で「今何が必要か」を的確に捉えることができます。
ポテンシャルが高い人は、目標を常に設定して努力を怠らないのが特徴です。
「なんとなくやる」「言われたからやる」ことがなく、目的意識を常に持っています。
どこに向かっているのかをはっきりさせ、目標を達成するために諦めず努力を続ける。
これがポテンシャルが高い人にとっての基本姿勢なのです。
目標を設定しないのも、努力しないのも、ポテンシャルが高い人にはありえないこと。むしろその過程を楽しんでいるところがあります。
ポテンシャルが高い人は、他人の意見に左右されない”自分”を持っています。
多くの人が言っていたから合わせる、偉い人の意見がすべて、となることがありません。何をするにしても、自分の頭で考えることを大切にしているのです。
そのため、必要なときにはしっかりと主張でき、流されずに自分を保っていられます。
だからといって他人に否定的になったりはせず、「自分は自分・他人は他人」と違いを受け入れながら歩み寄れる柔軟性も特徴です。
ポテンシャルが高い人には行動力があります。
「こんな自分になりたい」「仕事でこんなことをしたい」と理想を思い描くことができても、実際に行動に移せなければ何も残せません。
行動すれば失敗してしまう可能性はありますが、成功も行動しなければ手に入らないものです。
ポテンシャルが高い人は「失敗は成功の元」という考えを持っているので、臆することなく行動できます。そして努力を続け、必要なときには軌道修正しながら進んでいけるのです。
自分に余裕があり他人に優しいのは、ポテンシャルが高い人の特徴です。
ポテンシャルが高い人は常に計画的な行動をとり、無理のない生き方をしています。その結果として気持ちに余裕が生まれ、他人に優しくできるのです。
必要以上に自分を追い込んでいたり、人生が他人任せになっていたりすると、他人に対して強く当たってしまうことがあります。
他人に優しくできているのは余裕の表れであり、同時にコミュニケーション能力を感じさせるのです。
ポテンシャルが高い人は、物事を器用にこなすことができます。
あらゆる物事を感覚的に理解し、できるようになるまでが早いのです。人から言われた通りにするだけでなく、自分なりに考えてポイントを掴むことができます。
何でも器用にできてしまう人は、吸収力と思考力が高いことが特徴です。知識を増やすことを楽しみつつ、「この工程は何のためにあるのか」「どうしたらうまくできるか」を常に考えています。
そのため、未経験でも「ポテンシャルが高い」と言われるのです。
ポテンシャルが高い人は、自分のポテンシャルの高さを理解しています。
自分は「努力ができる」「先を見据えた思考ができる」と自信を持っているので、その良さを活かせる場所に身を置くことが特徴です。
自己理解がしっかりできているのも、ポテンシャルが高い人の魅力の一つ。
どうしたら自分のポテンシャルを発揮できるか、より成長できるか考えた行動をとります。セルフプロデュースが上手く、他人にポテンシャルの高さを伝えることも得意です。
ポテンシャルとは誰もが持っている潜在的な能力であり、引き出すことができるものです。
人は自分が持っている能力のうち、普段は1割程度しか使っていないといわれています。
そのため、残り9割の能力には自分でも気づいていないことが多いのです。
それじゃあ、どうやってポテンシャルを引き出せばいいの?
自分のポテンシャルを引き出すには、一体どうしたらいいのか。
その答えは、自分のポテンシャルを引き出す努力をすることです。
自分でも気づいていないからこそ、日頃の習慣によって引き出していく必要があります。
ポテンシャルを引き出している人たちは、みんなこの努力を積み重ねているのです。
自分のポテンシャルを引き出して、本当の実力を発揮したい!
ポテンシャルを引き出し、そして活かしていくためには、自分と向き合う努力が必要です。ここからは、そのためにやるべき”5つの習慣”をご紹介します。
継続していく中で「自分でも知らなかった自分」「意外な長所」が見えてくる。
それがポテンシャルを引き出すということです。まだ表に出ていない潜在的な能力を目覚めさせるために、少しずつチャレンジしてみましょう。
ポテンシャルを引き出すためには、自分を理解することから始めましょう。
まずは、子供の頃から今までの自分を思い出して、何が得意・苦手だったか、何が好き・嫌いだったかを振り返ってみること。
考えるだけでなく紙に書き出すと、わかりやすく整理ができます。
良いところを重点的に伸ばし、悪いところは努力で変える意識を持つことで、あなたのポテンシャルが引き出されていくのです。
ポテンシャルを引き出すためには、好きなことに取り組むことも効果的です。
誰しも、好きなことに取り組んでいるときは自然と夢中になれるもの。無意識に集中力を発揮し、自分の秘めた能力を開花させることができます。
また、楽しんでやっていることからは苦なく学びを得られるので、早い段階でポテンシャルが引き出されるというメリットも。
好きなことを通してあらゆる能力が身につくと、他のことにも難なく活かせるようになるのです。
ポテンシャルを引き出すためには、めげずに努力し続けることも大切です。
努力を続けられなければ、引き出される可能性のあった潜在能力も引き出されなくなってしまいます。
すぐに「何でもできるようになった」「生まれ変わった」なんてことは難しい。
たとえ今はできないことでも、半年後にはできるようになっていることもあります。
諦めずに努力し続けることで不可能を可能にし、ポテンシャルを引き出していけるのです。
ポテンシャルを引き出すために、気になることをそのままにしないようにしましょう。
疑問に思ったこと、心に引っかかったこと、面白そうだなと感じたこと。
どれもそのままにしてしまうと、明日にはすっかり忘れ去っているものです。
気になったら早いうちに解決する・体験するなどして、自分の中に取り込むことが大事。その積み重ねが行動力につながり、どんどんポテンシャルが引き出されていきます。
経験したことのない物事に挑戦すると新しい自分に出会え、ポテンシャルが引き出されます。
今までにない経験は、使ったことのない能力に気がつけるいい機会です。
「こんなに面白いと感じることがあるなんて。」「意外にこういうの苦手かも。」
新鮮な角度で自分を見つめ直すことができ、ポテンシャルを引き出す上で役に立ちます。
居心地の良い環境で能力を伸ばすことも効果的ですが、そこでは見えない気づきがあったりするのです。
ポテンシャルが高い人たちは、日頃どんなことを心がけているの?
ここからは、ポテンシャルの高い人に学ぶ”5つのこと”をご紹介します。
ポテンシャルが高い人たちは、その能力を武器に自分らしく活躍している人ばかり。ポテンシャルを最大限に活かし、前向きに生きる姿が魅力的です。
その生き様からヒントを取り入れ、上手なポテンシャルの引き出し方・使い方を学びましょう。
様々な分野で普通以上の知識を持つと、自分にできることの幅が広がります。
物事に対する興味を持ったら、人に話せるくらいまでに極めてみましょう。普通以上になるまで学べば、何となく知っているだけよりも実用的です。
ポテンシャルを活かすには、その能力を使えるレベルまで高めておくことも大切。
複数の分野に対する知識を持っていると、それがまた別の分野に活きる場合もあり、自分の可能性が掛け算式に増えていきます。
ポテンシャルが高い人は、積極的に他人と接点を持ち、日々新たな発見を得ています。
他人との関わりの中から学ぶこと・多様な価値観に触れることは刺激的です。自分一人では引き出せなかった考え方や感情、自分らしさに出会える可能性があります。
逆に、普段から自分のポテンシャルを引き出す努力をしていると、それが他人に影響を与えポテンシャルを引き出す場合もあるのです。
人間関係を楽しみながら、お互いに潜在的な能力を高め合っていきましょう。
誰にも負けないことを一つ身につけると、自分が活躍できる場所を見つけられます。
そのためには、自分が好きなこと・得意なことを見極め、とことん伸ばしていく努力が大切です。
ポテンシャルの使い方を誤ると、嫌いなこと・苦手なことに多く時間を費やし、能力を最大限に活かせなくなってしまいます。
負けないことを武器にして最高のパフォーマンスを出し、短所で損しないよう努力で直す。これがポテンシャルが高い人のスタイルです。
弱音や愚痴をこぼさない意識を持つと、ポテンシャルをより発揮できます。
「自分にはできないかも」「あの人のせいで…」そんな言葉を口にするとやる気が半減してしまい、せっかくのポテンシャルも活かされません。
「できないかも」と思うより、「何をすればうまくいくか」「努力すればできるようになる」と考える方が、成功率が高まるのは当然といえます。
また、弱音や愚痴を吐かない人は他人から信頼され、安心して物事を任せられるのです。
ポテンシャルをうまく引き出す・使うためには、心に余裕を持って生活することが大切です。
心に余裕がある人は、ポテンシャルを引き出す努力を楽しめるうえ、良好な人間関係を築けます。日に日にポテンシャルが高まり、良い評価を受けて活躍できるのです。
ストレスが溜まらないよう自分を大切にする。他人に思いやりを持って接する。
心の余裕とポテンシャルとは、一見無関係なようで実は密接な関係にあります。
ポテンシャルが高い人って、何でもできるスーパーマンだと思っていた。
「才能に恵まれて、仕事も趣味も楽しめていいな」って羨ましく感じていた。
でも”才能”と思っていたものは、潜在的な能力を最大限に引き出したものだったんだ。
誰しもポテンシャルを内に秘めているけど、それを活かさないまま時が過ぎていただけ。
一年何かと向き合ったら、信じられないほど上達するかもしれないし、そこそこに上達して別の何かに役立つかもしれない。
挑戦しなかったり、すぐに諦めたりしてしまったら、ポテンシャルはいつまでも見えてこない。
自分の魅力を外側に出すためには、常に努力し自分自身と向き合い続けることが大切なんだ。
自分の手でポテンシャルを引き出して、あなたらしく活躍してみない?
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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あなたの能力は想像以上に凄いかも。