2020.05.13
家の中の物が片付かない。
どんなにどんなに片付けても、掃除をしても、スッキリと綺麗にならないのはどうして…?
僕も、ミニマリストのように、少ない持ち物とシンプルな考えで、もっと心地よく暮らしたい!
近年その数が増えている「ミニマリスト」は、生活や持ち物のルールを決め、自分のライフスタイルを上手にコントロールしています。
確立したライフスタイルを手に入れると、私たちは持ち物だけでなく、身も心も軽くすることができるのです。
ミニマリストたちがどのような持ち物と生活を共にしているのか。
シンプルな暮らしの実現に向けて、一緒にチェックしてみましょう!
これからミニマリストになりたいと決意したら、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。
アイテムの選別をする前に、ミニマリストが意識している基準を把握することが大切です。
まずは、ミニマリスト生活を過ごすにあたって意識したい4つのポイントを抑えましょう。
ミニマリストとして生活をするとなれば、これまでよりも物が減ります。
不要な物が減り、その分一つ一つのアイテムに対するこだわりを詰め込むことになるのです。
少ない物を大切に使う意識も大切ですが、それと同時に、使い込んで傷んだ物は買い換える意識も持ちましょう。
一つのアイテムを大切に使った上での再購入は、心地よく過ごすために必要な買い物です。
「まだもったいない」と躊躇していると、間を繋ごうと中途半端な物を購入しかねません。
気に入ったアイテムを大切に使い、寿命が来た時にはお礼を伝えた上で、再購入しましょう。
私たちがついついやってしまいがちなのが、必須ではない便利グッズに惹かれてしまうことです。
「えっ、このアイテム使いやすそう!」と、衝動買いをした経験はありませんか?
便利そうだと思って購入した物は、結局無用の長物になりがちです。
ミニマリストになるためには、便利グッズに飛びつくよりも、一つのアイテムで何種類かの使い方ができる物を購入しましょう。
汎用性の高い物を使うことで、無駄な物を増やしてしまう失敗は減らせます。
ミニマリストを目指すには、収納できない物が部屋に散乱している状態は避けたいものです。
「見せる収納」として、ディスプレイも兼ねたアイテム以外は、基本的に見えない場所に片付けましょう。
そのルールを守るためには、購入前に「どこにしまうか」を決めることが大切です。
「買ってみたら、思ったより大きくて邪魔になってしまう…。」
「衝動的に買ってしまったので、収納場所がない…。」
ミニマリストになりたい人は、計画性のない買い物をなくすことが重要です。
ミニマリストとして過ごすためには、シンプルなアイテムを持つのがおすすめです。
奇抜なデザインの持ち物は、汎用性が低く、シチュエーションごとで使い分けが必要となります。
そのため、自然とアイテムの数も増えてしまうのです。
ミニマリストは、アイテムを必要最小限まで抑え、不要な物は持ちません。
シンプルなアイテムで持ち物を統一し、アイテムの数を減らすことは、ミニマリストとしての暮らしに向けた近道となります。
ここからは、ミニマリストを目指すために知っておきたいアイテムの選び方をチェックしていきましょう。
収納の大きな割合を占めるのが、ファッションアイテムです。
あなたの家は、不要な洋服や小物アイテムに溢れかえってはいませんか?
ファッションアイテムの選び方を4つチェックしていきましょう。
ミニマリストにおすすめのファッションアイテム1つ目は、お手入れがしやすい物です。
ミニマリストを目指す人には、お手入れがしやすいファッションアイテムを選ぶのがおすすめです。
少ない物を大切に使いつづけるミニマリストにとって、長く使える持ち物は重宝します。
物持ちを良くするためには、日頃から簡単にケアすることも大切になるため、お手入れしやすい素材を選ぶのがポイントとなります。
クリーニングが必須なアイテムや、自分の手入れだけで済ませられない物は、極力避けましょう。
ミニマリストにおすすめのファッションアイテム2つ目は、簡素なデザインの物です。
色使いがシンプルな洋服や、柄が少ないアイテムも、ミニマリストに向いています。
大きな柄物や奇抜なプリントがされている服は、着ていく場所を選びます。
このように、プライベートと公的な場面での使い分けが必要となるアイテムは、それだけ数が必要となります。
ミニマリストになりたい人は、なるべくシンプルで、どこにでも行きやすい服装をするのがおすすめです。
ミニマリストは、洋服の数にもこだわります。
家の収納量や目指したい程度によりますが、まずは1シーズンの洋服を10着に絞るのがおすすめです。
10着分の洋服があれば、例えば平日の間、仕事が忙しくて洗濯ができなくても、1週間を問題なく過ごせます。
旅行に行く時にも、数に困ることはありません。
逆に言えば、最低限必要な洋服は10着程度なのです。
持たない暮らしをするには、自分がどれだけ持っているのかを把握することからスタートしましょう。
ファッションアイテムは、たくさん持っていれば良いわけではありません。
どんなに数を多く持っていても、タンスの肥やしになってしまったら、お披露目の機会もなくなります。
1シーズンの洋服を10着程度に絞る時は、「自分が本当に着たい服か」を判断基準にしてください。
量を抑えて、質を重視するようになると、毎日大好きな格好で過ごせるようになります。
「今日は何だか気分と違ったな…。」と洋服選びで失敗することも減ります。
ただし、質が良い物を揃えることに意識が向きすぎて、無駄に高い物を買わないよう注意が必要です。
自分で本当に価値を感じている洋服であれば、ブランド品でも、高級品でも、問題ありません。
ですが、値段に踊らされて、好きでもない高い物を購入しないよう、気をつけてください。
重要なのは、ミニマリストになろうとすることではありません。
ミニマリストになる過程で、自分の持ち物と向き合ったり、これからの暮らしを見直すことを重視しましょう。
毎日の暮らしに欠かせないのが、キッチン周りのアイテムです。
日々たくさん使い込むからこそ、ミニマリストはキッチンアイテムも工夫して厳選しています。
キッチンアイテムを購入する際は、2つのポイントを意識してください。
あなたのお家は、キッチンを全体で見た時の統一感が作られていますか?
気に入ったアイテムの衝動買いを繰り返してしまうと、アイテム全体での統一感が取れなくなってしまいます。
同じ数の物を置いていたとしても、同系統のアイテムを揃えることで、スッキリと見せることができます。
新しくキッチンアイテムを購入する際は、他の持ち物と雰囲気が合うかを考えてみましょう。
毎日使うからこそ、台所周りは物で溢れかえってしまいがちになります。
「今から料理したいのに、洗い物が溜まっているから、まずは片付けから…。」
「あれ、あの食器ってどこにしまったっけ…。」
「たくさん持っていても、結局いつも手前にあるお皿を使うばかり。」
ただでさえ物が多いキッチンアイテムは、様々な場面で使える物を選びましょう。
たとえば、高価なお皿を「割れないように!」と取っておいても、使わなければ意味がありません。
結局いつも安物のお皿を使っているなら、いっそ普段使いのアイテムを高級な物にしてください。
安物やお気に入り以外の持ち物を処分するだけで、収納に余裕が生まれます。
細々としていながら、何だか把握しきれずにたくさん抱え込んでしまう、雑貨品…。
日常的に使う雑貨アイテムも、改めて見返すことで少数精鋭に絞ることができます。
ペンケースの中身や、デスクの上にあるペン立てには、普段使っていない筆記用具が入っていませんか?
「何本も持っているボールペン。でも結局使うのは、これ1本だけ。」
「このカッター、最後に使ったのはいつだろう…?」
使用しないのにずっと置かれている物は、それだけ収納スペースを奪っています。
ミニマリストは、多くの筆記用具を持ちません。人によっては、ペーパーレスを実現している場合もあります。
常に消耗し、使いつづけるからこそ、無駄な筆記用具は処分し、本当に必要な物だけに絞る意識が大切です。
筆記具を絞るにあたって、使用するペンの色を固定する方法もミニマリストに向いています。
「使うかもしれないから」とついつい買い込んでしまうペン類ですが、実際に使っている物や色は限られてきます。
仕事や勉強で使用するペンの色をあらかじめ絞っておくことで、筆記用具を減らすことも可能です。
大抵の内容は黒いペンで済むため、それ以外にどのような場面でペンを使うのか考え、用途に合わせて断捨離してみましょう。
部屋を綺麗にするための掃除用具が、部屋を乱すアイテムになってはいませんか?
ミニマリストは、掃除道具にもこだわります。
家のタイプや広さによっては、掃除機がなくてもクイックルワイパーで事足りる場合もあります。
使用頻度が少なく、スペースだけを取っているアイテムもあるでしょう。
小スペースで使いやすい掃除グッズを使いこなすのが、ミニマリストに近づくための一歩です。
際限なく増えやすいのが、趣味や好きな物に関するアイテムです。
「好きだから」の一言で見逃してしまい、趣味グッズで家中が溢れかえってしまうこともあります。
好きな物だからこそ、どれだけ持つのか、何を持っているのか、きちんと把握してミニマリストを目指しましょう。
ミニマリストになるためには、無駄な備蓄品を増やさないよう注意が必要です。
いつも好きで使用しているアイテムの備蓄がなくなると不安になって、いくつも買い込んでしまった経験はありませんか?
ミニマリストは、必要以上の備蓄用品を家に置きません。
物を減らすためには、すぐに必要のない物を多めに買わない意識を持ちましょう。
本や漫画などの書籍類を紙で持たないことも、ミニマリストにおすすめです。
書籍類は、家の収納を大きく使うことになり、場所も取ります。
「でも、読みたい本も、持っておきたい本もたくさんある…。」
「スペースは取られたくないけど、手元に置きたい雑誌たち。」
数多くの書籍コレクターでも、電子書籍を利用することで、持ち物を減らすことができます。
紙の出版しかない物や、どうしても紙がいい物以外は、電子書籍を利用してみましょう。
趣味のアイテムで持ち物が溢れかえってしまう人は、先に収納スペースを決める方法がおすすめです。
ミニマリストでも、趣味のためのアイテムは持ちたくなります。全てを捨てることも難しいでしょう。
一方で、好きなことに関する持ち物は、いつの間にか多くなってしまうこともあります。
そんな時には、先に収納家具を決めることをおすすめします。
収納家具に収まる量であれば、趣味の物は好きに買っていい。
ただし、それをオーバーする場合は、代わりに何かを処分する。
ミニマリストになるには、趣味のアイテムにもルールを設けて、数を抑えることが大切です。
物は、多ければいいわけではありません。
こだわりもなく、把握しきれない量の物を抱え込んでいると、それだけ心もいっぱいになってしまいます。
とは言え、むやみやたらと減らせばいいわけでもありません。
自分にとって、大切な物は何か。
側に置きたい物は?
思い入れが深い物は?
自分の思いを知ると、必要な物は自然と減っていきます。
あなた自身の暮らしや思いに合わせて、心地よいミニマリストライフを過ごしてください。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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