2020.05.03

ゆとり世代って呼ばないで。特徴とは教育の違いだけ?上手くいく付き合い方

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世代なんて関係ない。これからの生き方を一緒に探そう。

何かと「ゆとり世代」って呼ばないで。

「これだからゆとり世代は…」

ある時、会社の上司からそんなことを言われた。

自分より年上の人たちは、何かあるとすぐにゆとり教育のせいにする。

まるで僕らゆとり世代を良くないことみたいに言うんだ。

だけど、ゆとり世代にはゆとり世代の考え方や生き方がある。

そして、いつの時代にもそれぞれの考え方や生き方があると思う。

何かと「ゆとり世代」で片付けないで。

お互いに歩み寄れば、きっと上手くやっていけると思うんだ。

僕らゆとり世代が、何を思い何を考えているのか知ってほしい。

世代の垣根を超えて、素晴らしい世の中を作っていこう。

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ゆとり世代の定義とはいつからいつまで?

一般的にゆとり世代とは、「ゆとり教育を受けた世代」を指します。

大まかには、次の3つの世代がゆとり世代です。

1980年度に施行されたゆとり教育を受けた世代

1992年度に施行されたゆとり教育を受けた世代

2002年度に施行されたゆとり教育を受けた世代

特に2002年以降の教育を受けた世代(1996〜2003年生まれ)をゆとり世代と呼ぶことが多いです。

2002年度に改定された学習指導要領では、小中学校の学習内容が削減されました。

その削減された分を高校での指導に回すことになったのです。

さらにこの年から「完全学校週5日制」となり、土日が休みとなります。

こうした教育内容の変化が「ゆとり」の印象を強めました。

 

ゆとり世代の働き方・生活の特徴

ゆとり教育は、子どもたちが自分で考える力を養うことを目的に始まりました。

2002年以降は、学習内容の削減に加えて土曜日も休みになります。そういったゆとり教育は、社会に出た際の働き方にも影響を与えたのです。

社会に出れば、さまざまな世代の人たちと一緒に仕事をすることになります。

ゆとり世代の働き方や生活の特徴を知れば、お互いに上手く向き合っていけるようになるでしょう。

1.受け身なことが多く積極性が低い

ゆとり世代の特徴として、消極的な人が多い傾向にあります。

仕事においては、上司からの指示を待つというケースが多いのです。

「指示待ち人間」と言われることもあり、自分から仕事を探す行為が得意ではありません。

基本的には言われたことしかしない人が多いですが、言われたことに関してはきちんとこなします。

他にも電話に出るだけではなく、自分から電話をかけることが苦手という人も多いです。

2.昇進や起業することに興味がない

ゆとり世代は、昇進や起業に興味がない人が多いです。

そもそも働くことに対して、生きがいを見出せない人も少なくありません。これは積極性が低いこと以外に、競争の経験が乏しいのも理由の一つです。

また人生において、「お金を稼ぐ」ことをそれほど重要視していません。

誰かの上に立ち最終的な決裁権や重い責任感が伴うポジションに就くよりも、ほどほどのお給料で今の自分ができる範囲の仕事をすることを望みます。

4.インターネットで大抵のことは完結できる

ゆとり世代は、生まれた頃からインターネットと近い距離にありました。

子供の頃からパソコンやスマホに触れる機会も多かったのです。

日常的にインターネットやアプリを使っているため、IT系に強いのも特徴的。

また当日の欠勤や休職・退職の連絡を、全てLINEなどメッセージで行う場合もあります。

上の世代の方は「重要な連絡は電話でするべき」という考えを持っているため、連絡手段に関してギャップを感じることも多いです。

5.叱責されるとすぐ辞めたくなる

ゆとり世代は、比較的先生や親から怒られる機会が少ない環境で過ごしてきました。

そのため、叱責されることに対して耐性がありません。

そういったことから、職場で上司に怒られるとすぐに辞めたくなります。

「怒られる=自分は仕事ができない=この仕事に向いていない」と考えてしまうのです。

叱責される以外にも、仕事で壁を感じたり上手くいかないことがあったりした場合に辞めたくなる人もいます。

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6.仕事はあくまで生きるための手段

ゆとり世代にとって仕事とは、あくまで生きるための手段です。

「仕事のための人生」ではなく、「人生のための仕事」と考えています。

仕事のために、自分の時間を削ることに意味を見出だせないのです。

その分、自分のためになることや自分が楽しいと感じることには時間を惜しみません。

そしてプライベートの充実を最優先するため、飲み会は無駄だと考える人が多いです。

また一気飲みなど体育会系のノリも毛嫌いする傾向にあります。

7.恋愛や結婚をしなくても充分幸せ

ゆとり世代は、恋愛・結婚に対する関心が薄い世代といわれています。

恋愛に夢中になるよりも、自分のしたいことに夢中になった方が楽しいと感じるのです。

また恋愛や結婚によるメリットよりも、デメリットに目を向ける傾向にあります。

決して恋愛をしたくないわけではありません。ですが、恋愛によるトラブルに巻き込まれたくないという恋愛観を持っています。

恋愛や結婚には、安定性や平等性を求める人が多いといえるでしょう。

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ゆとり世代育ちのここがすごい!4つの仕事の強み

ゆとり世代に対して「無関心・無気力」といったマイナスイメージを持つ方は多いです。

ゆとり世代にはそういった側面も見られますが、ゆとり世代だからこその強みもあります。

ゆとり世代の方たちは、自分の強みを知り活かしていくことが大切です。

またゆとり世代ではない方も、ゆとり世代の強みを伸ばす教育や指導を心がけてください。

ではゆとり世代の強みとは、どういったものがあるのでしょうか。

1.素直でポジティブ!新しい仕事も物怖じしない

ゆとり世代は、仕事に対して無関心・無気力というイメージを持たれがちです。

しかし本来のゆとり世代は、素直でポジティブという強みを持っています。

基本的に新しい仕事ややったことのない仕事でも、物怖じせず前向きにチャレンジできるのです。

ただし指導方法を間違うと、その強みを発揮することができません。

指導担当者は否定したり怒ったりせずに、褒めたり提案したりする形で指導するとよいでしょう。

2.人に貢献することが大事!仲間とうまくできる

ゆとり世代は他人に興味がないと思われがちですが、実は人の役に立ちたいと強く思っています。

ただ仕事を任せるのではなく、その仕事をすることにどんな意味合いがあるのかを明確にしましょう。

例えばその仕事がどのような形で世の中の人の役に立つのか、また社会貢献にどう繋がるのかを伝えておくだけでもやる気をもって取り組んでくれるようになります。

自分が頑張ることの意味を見出してあげましょう。

3.空気を読める!場の空気を和ませてくれる

ゆとり世代は物事に関心が薄いわけではなく、内心ではいろんなことを考えています。

ゆとり世代は「個」を大切にする教育を受けてきたため、「人それぞれの価値観がある」という考え方を持っているのです。

そのため思うところがあっても空気を読み、失言しないように気を遣う傾向があります。

また競争社会の経験が少ない分、協調性をもって接する能力に長けており場の空気を和ませるのも得意といえるでしょう。

 

お互い理解できないのは、世代のギャップ?

ゆとり世代と上の世代では、お互いに理解し合えないと感じることも多いでしょう。

例えば「ゆとり世代は根性がない」という話に対して、ゆとり世代は「上の人は何でも根性論で解決しようとする」とお互いに反発する考え方を持つ傾向にあるのです。

こうしたすれ違いは、過ごしてきた環境の違いや受けてきた教育の違いから生まれます。

上の世代は、たくさん失敗して怒られることが当たり前の時代でした。

しかしゆとり世代は、「こうしたら失敗する」という答えを事前に教えてもらう教育を受けてきたのです。

だから根性論ではなく、論理的な解決策を望みます。

そうした世代のギャップを知れば、異なる世代でも理解し合えるでしょう。

 

【上司必読!】ゆとり世代の人と仕事でうまくいく方法

部下がゆとり世代の方は「これだからゆとり世代は…」と思った経験がありますか?

それは、ゆとり世代に対して先入観を持ってしまっているといえるでしょう。

ゆとり世代には、弱みだけではなく強みもあります。

そしてその強みを引き出すためには、人生の先輩からの指導が大切です。

ゆとり世代とは、仕事でうまくやっていきたいところ。

ゆとり世代を頭ごなしに否定せずに理解を深め歩み寄っていきましょう。

1.「君に任せる」は意欲を削ぐのでNG

「君に任せる」という教育方針には、肯定的な意見もあります。

自分で考え行動することで、成長にも繋がるでしょう。

しかしゆとり世代に対して、全てを丸投げにするのはよくありません。

何のためにするのかという仕事の意義を伝えることが大切です。

そして効率的に仕事を進められるように、ある程度の方法を提示してあげましょう。

ゆとり世代は、道順さえ分かれば自分なりの方法で問題を解決していきます。

2.怒る時は理由を説明し怒鳴らない

部下が仕事で失敗した時、頭ごなしに怒鳴っていませんか?

ゆとり世代は叱責されることに耐性がないため、強く当たられると萎縮し自信を喪失します。

その結果、自分の発言や行動を制限してしまったり会社を辞めてしまったりすることもあるでしょう。

怒るようなことがあった時は、怒鳴らずに諭すイメージで伝えてあげてください。

そして失敗した理由と、今後に活かせるアドバイスをセットで伝えるとよいです。

3.失敗したときは叱責せずに慰める

ゆとり世代との付き合い方としては、怒るよりも慰める方がよいです。

ゆとり世代は、基本的に「人の役に立ちたい」と思っています。

怒ってしまうと「怒らせてしまった、困らせてしまった」と自分を責めてしまうのです。

「失敗は誰にでもあるもの、完璧な人なんていないよ」と優しく慰めてあげましょう。

そうすることで「幻滅させないように次は気をつけよう」と思い、意欲を失わずチャレンジしてくれます。

4.子供を育てる心持ちで気長に育てる

ゆとり世代を育てる時は、子供を育てるイメージを持つとよいです。

失敗するたびに叱責してしまうと、ゆとり世代にとって「ただの失敗体験」になります。

しかし失敗した時にきちんと向き合ってあげることで、失敗から何か学びを得ようとするのです。

「失敗は成功のもと」と伝えてあげることで、自分なりに考え行動するようになります。

ゆとり世代は、繊細な心の持ち主なので子育てする感覚で気長に育てていきましょう。

5.個性を否定しない

ゆとり世代は「みんな違ってみんないい」という価値観を持っています。

そのため、個性をマイナス面として伝えるのは避けましょう。

例えば、「君は注意散漫なところがあるね」と伝えるのではなく「君は好奇心旺盛だね」という伝え方を意識してみてください。

このように、ある一つの枠組を別の視点に置き換えることをリフレーミングと言います。

個性を伸ばしてあげることで、ゆとり世代の真価を発揮するでしょう。

 

まずは否定せずお互い歩み寄ってみない?

ゆとり世代とはどうすれば上手く付き合っていけるのかと、悩んでいる方も多いでしょう。

そしてゆとり世代も同じように、上の世代の人と上手くやっていきたいと思っています。

しかしそれぞれの世代に対して、先入観を持っていては良い関係性にはなれません。

過ごしてきた環境や受けてきた教育が違うため、世代間に考え方の違いがあるのは当然のこと。

そして人は、自分と違う人のことを受け入れがたいものです。

ですが、その違いを理解し受け入れていくことが何よりも大切。

また否定し合わずに、お互いに歩み寄ることも大切だといえるでしょう。

この世に完璧な人間は、存在しません。

お互いの得意なことで力を発揮し、カバーし合っていきましょう。

 

それぞれの個性を活かせば会社もうまくいく!

世代によって、それぞれ違う個性がある。

分かり合えないことも、たくさんあるだろう。

だけどお互いに否定し続けていても仕方がない。

それぞれの良い部分と悪い部分を受け入れていこう。

ゆとり世代か、そうじゃないかなんてことは小さな問題だ。

ゆとり世代の人もそうじゃない人も、お互いに手を取り合おう。

そしてそれぞれの個性を活かせば、良い関係性を築いていけるから。

この世界に完璧な人は、一人もいない。

誰にでも失敗することや苦手なこともある。

失敗は、成功するための糧にすればいい。

苦手なことは、得意な人がフォローしてあげればいい。

お互いに協力し合って、良い世の中を作っていこう。

僕ら、同じ人間なんだから。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

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服と音楽が大好きなフリーライター。田舎育ちのシティボーイ。偏見も否定もない穏やかな世界で生きていたい。万人よりもあなたに届く文章を。ニーチェと同じ誕生日。

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