2020.04.30

劣等感が強い人が感じる辛さとは?強すぎる劣等感を克服する5つの方法

久保佳奈子

久保佳奈子

上手に使いこなせば、劣等感は武器になる。

強すぎる劣等感で自分が好きになれません。

どうして自分は、こんなにダメなんだろう。

何もうまくいかない、何の取り柄もない。

彼も、彼女も、みんな私より輝いている。

私のもとに、光が差し込んでくることはない。

分かっています、私は劣等感が強すぎるってこと。

でも、いつもここに戻ってきてしまう。

「私はダメな人間だ。」

ダメな私を好きになることはできない。

ダメな私を許すこともできない。

この劣等感から抜け出すには、どうすればいいのでしょうか。

 

劣等感の意味とは?

「劣等感」とは、自分を他人と比較して、他人よりも自分の方が劣っているように感じてしまうことを指します。

劣等感の全てが悪いものとは限りません。

ある程度の劣等感を抱くことで、私たちは「もっと頑張ろう」、「負けていられない!」などと自分のモチベーションに繋げることができます。

しかし、劣等感は大きくなりすぎると、必要以上に自分を責めて、苦しめることになりかねません。

自分の劣等感によって、「苦しい」、「辛い」などと感じる場合には、自己評価の仕方や自分との向き合い方を見つめ直すことがおすすめです。

 

劣等感が強い人に共通する特徴

では、強い劣等感を持っている人には、どのような特徴が見られるのでしょうか。

6つの特徴をあなた自身に当てはめながらチェックしてください。

1.過去に起きた大きな失敗を引きずっている

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴1つ目は、かつての失敗を自分の中で引きずっていることです。

大きな失敗を経験すると、次に進むことに対する恐怖を抱いてしまうことがあります。

「また同じような失敗を繰り返したら、どうしよう…。」「どうせ自分にはできない。」

そうしているうちに、周りの人はどんどんと先に進んでしまい、自分が置いてけぼりかのように感じます。

私だけ、あの失敗から立ち止まって何も進んでいない。変わっていない。

先に進めない自分に対して、劣等感を抱いてしまうのです。

2.どんな場合でも自分を卑下してしまう

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴2つ目は、つい自己評価を低くしてしまう癖がついている点です。

自分が何もできないように感じられることがあっても、誰よりも劣っているなんてことは、本来ありません。

どんな状況下でも「自分は出来ない人間だ」と責めてしまう人は、自分自身で自己評価を下げているのです。

客観的に自分を見つめることができ、冷静な判断ができる人は、全てにおいて自分が劣っているようには感じません。

「あれもこれも、全部ダメだ。」

そう感じられている時、あなたの劣等感は強くなっているでしょう。

おすすめ記事
自己肯定感を高める方法は人それぞれ|自分に合った方法を模索しよう!

自己肯定感を高める方法【決定版】自己肯定を上げる為に今すぐできること

3.他人の長所を見ては落ち込む

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴3つ目は、他人と自分を比較してしまうことです。

人間誰しも、長所と短所を持っています。

全てが完璧で、どんな角度から見ても「素晴らしい」なんて人はいません。

しかし、劣等感が強い人は、他人の長所ばかりが羨ましく見えてしまいます。

「あの人みたいになりたい。でも私には無理だ。」

「彼のような天才には、僕はなれない。」

自分を卑下することが習慣化され、自分の長所を伸ばすことに意識が向いていません。

4.他人の評価が気になって仕方ない

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴4つ目は、他人からの見られ方ばかり気にしている点です。

いつも「人からどう見られるか」に気を取られていると、本来の自分の長所や、自分だけの特徴を生かすことができません。

劣等感が強い人は、他人の目の監視下で過ごしています。

そのため、自分がどう思うかではなく、他人にどう思われるかに意識が向いてしまうのです。

5.否定され続ける家庭環境で育った

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴5つ目は、幼い頃から否定されながら育ってきたことです。

幼い頃に親兄弟や近しい周囲の大人からどのように評価されて育ったかは、その後の人生にも影響を及ぼします。

劣等感を抱えている人の中には、家庭内における強い否定を受けつづけながら育った人がいます。

近しい大人、特に親から、「お前はダメな人間だ」などと言われつづけることで、本人もそう思わされてしまうのです。

大人になってからも、小さい頃に受けてきた否定の力が残りつづけ、今なお劣等感に苛まれている人もいます。

6.コミュニケーションが苦手

強い劣等感を抱えている人が持つ特徴6つ目は、他人とのコミュニケーションに苦手意識を持っていることです。

自分に対する劣等感があると、他人と向き合うことにも自信が持てません。

「この人に嫌われるんじゃないか。」「こんなこと言ったら、怒らせてしまうかな…?」

「どうせ自分なんて、嫌われて当たり前の人間だから…。」

このように、他人との関わりに対してもポジティブな感情を持てず、結果的にコミュニケーションにも苦手意識を抱いてしまいます。

 

劣等感は悪いことだけじゃないんだよ。

「劣等感」と聞くと、悪いイメージを抱く人はきっと多いことでしょう。

しかし、劣等感を抱えていることは、決してネガティブなことばかりではありません。

あなたが感じている全ての劣等感が、誤った認識だとは限りません。

自分を理解するために必要な劣等感もあります。

自分が劣っている点を理解し、把握する。

その上で、改善につながる行動を考え、実際に動く。

このプロセスを適切に取ることができれば、あなたの劣等感はあなたを前に進めるためのアイテムとなります。

劣等感を抱いている自分に気づくことは、スタートラインに立っているということです。

ここから、どう変化していくか。

これからの道を、一緒に作っていきましょう。

 

変わりたい!劣等感を克服する5つの方法

強すぎる劣等感から抜け出し、これからのあなたを前に進めていくために。

ここでは、5つの方法をご紹介します。

一つ一つ、じっくりと向き合い、実践してください。

向き合うことで、あなた自身を変えられます。

1.劣等感の原因になるものを理解する

劣等感と向き合うために実践したい方法1つ目は、なぜ劣等感が強いのかを自分で考え、知ることです。

「どうして自分は、こんなにダメなんだろう…。」

劣等感が強い人は、きっと自分がダメな理由ばかりを探しています。

本当に考えるべきは、「どうして自分は劣等感が強いのか」です。

劣等感の原因が見えてくると、自分との向き合い方を変える方法も見えてきます。

そうして行動していくうちに、自分がダメな理由を考える時間は、自然と減っていくでしょう。

2.他人と比較することをやめてみる

劣等感と向き合うために実践したい方法2つ目は、自分を他人と比較しないよう意識することです。

他人の良い部分が目に入っても、それを自分に投影し、比較する必要はありません。

あなたはあなたで、彼は彼です。

どれだけ似ていても、競い合う部分があっても、同じ人間ではありません。

他人の長所に気付いたら、素直に自分も取り入れてみましょう。

「あの人を見習って、自分の行動も変えてみよう!」

自分ができないことを悲観的に捉えるのではなく、他人の良い部分を真似て、自分も素敵に変化していくのがおすすめです。

おすすめ記事
なぜ他人と比べてしまうのか?人と比べずに生きる方法とは?

他人と比べない人・比べる人の大きな4つの違い|人と比較しない方法とは

3.自分の得意な分野を極めてみる

劣等感と向き合うために実践したい方法3つ目は、苦手なことから離れて得意を伸ばすことです。

人には、向き不向きがあります。

どんなに努力をしても、どんなに時間をかけても、全然上達しないこともあります。

自分に向いていないことで他人と比較し、辛くなるのなら、得意分野に特化するのもおすすめの手段です。

ただし、何においても「自分には無理だ、向いていない」と感じてしまう人は、注意が必要です。

「自分には無理」が言い訳になってしまう可能性もあります。

努力を重ね、時間をかけ、「あの人」以上に頑張ってきた自信がある。

それでも、どうしても敵わない。上達しない。

そんな劣等感を感じた時に、方向転換を試みましょう。

4.将来どうなりたいのか具体的に想像する

劣等感と向き合うために実践したい方法4つ目は、未来の展望を具体的に考えていくことです。

自分の将来に対する考えが漠然としていると、私たちは進む方向を見失ってしまいます。

どこに進めばいいのか分からない。

だから、なんとなく周りと同じ方向に進んでいる。

そんな状況が続いていくと、物事の判断基準を「他人」に任せきってしまうようになるのです。

自分がどうなりたいのかを、自分で考えて、自分で決める。

この力をつけていくことで、劣等感は薄れていきます。

他人の軸で生きるのではなく、自分が見つけた軸の中で生きましょう。

それがあなたの「生きる」を前向きに、気楽にしてくれます。

5.苦手。無理。などのネガティブ発言をやめる

劣等感と向き合うために実践したい方法5つ目は、発する言葉から変えていくことです。

私たちは、自分が発する言葉に左右されています。

「無理だ。ダメだ。何もうまくいかない。」

ネガティブな言葉を発しつづけると、ネガティブな感情はますます大きくなるのです。

辛い時に、全てを飲み込んで我慢する必要はありません。

しかし、日常的にネガティブな発言が染み付いている状態は避けましょう。

あなたの言葉が、あなたをネガティブな状態に引きずりこんでしまいます。

 

おすすめ記事
「努力が苦手で長続きしない」努力ができない人はたった5つの方法で変われる!

努力できない。努力の仕方が分からない。誰でも努力できるたった5の方法

 

劣等感と向き合って、明日の自分を変えてみよう。

時に、私たちの心をひどく蝕んでくる「劣等感」。

しかし、全ての劣等感が悪者というわけではありません。

大きくなりすぎる劣等感と向き合い、あなたの明日を変えることはできます。

まずは、嫌いな自分から、まあまあ悪くない自分、を見つけましょう。

これからのあなたが、あなた自身と仲良くなれますように。

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

久保佳奈子
久保佳奈子
1994年生まれのライター・エッセイスト。不安障害/うつの経験から、生と向き合うようになりました。健やかに生きるための方法や、メンタリティについてをメインに書いています。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

DariaMeをフォローする