2020.04.20

子供が嫌いってダメですか?苦手な人の心理と子供嫌いを克服する7つの方法

岡 あい

岡 あい

「子供嫌い」な自分を否定しないで。

「実は私、子供が嫌いです…」

子供を見るなり「可愛い!」と言って微笑む友達を見ると、女子っぽいなと思う。

きっと子供を大切にする“いいお母さん”になるんだろう。

私はというと、子供を好きになれない。実のところ「子供が嫌い」だと思ってる

「子供が嫌い」なんて言ったら薄情だと思われる気がして、あまり公言しない。

でも、嫌いなものは嫌いだから仕方ない。

子供って何を考えてるかわからないし、思いもよらない行動を取って困らせる。

もちろん、子供だから当たり前なのは理解してるけど、それを受け入れるだけの余裕がないんだ。

子供が近寄ると「どうしよう」と慌てる。

そんな目で私を見ないで欲しい。

「子供が嫌い」と思っちゃう私って、やっぱりダメですか?

 

子供が嫌いな人が持つ心理とは?

子供が嫌いな人にはいくつかの理由があります。子供そのものが嫌いというより、子供にまつわるネガティブな要素に目を向け、「嫌だな」「なるべく避けたい」と感じるのです。

なぜ自分は「子供が嫌い」なのか?

「子供嫌い」が直ることなんてあるの?

こうした疑問を持つ人に向けて、まずは子供が嫌いな人が持つ心理をご紹介していきます。

何かに対する不快感は、無意識レベルで湧き上がるもの。なんとなく肌で感じている「嫌い」の正体を探っていきましょう。

1.汚いと感じてしまう

子供は大人に比べて「衛生意識」が育っていません。しっかりと理性的に行動するよりも“好奇心”が勝り、がむしゃらに動き回ります。

その結果、よだれや泥のついた手で人に触れたり、食べ物やお菓子がついたままの服で過ごしたり…。また、まだお母さんにおむつを替えてもらっている年齢だと、排せつ物の匂いがすることも。

こうしたリアルな子供の姿を見て「汚い」と感じてしまう人がいます。他人の子供となると愛着がないからこそ、「汚しちゃって可愛いね」と考える余裕がありません。

2.子供といると疲れてしまう

子供といると、突拍子もない行動を取ったり、かまってあげないと拗ねたり、常に振り回されることになります。

他人に干渉してほしくなかったり、落ち着いて過ごしたい人からすると、「子供といると疲れる」という感覚を味わう原因に。

子供と向き合うのには労力が必要です。まだ成長しきっていないからといって、目の前にいるのは一人の人間。

真面目に考えたり、自分のことで手一杯な人ほど、子供と過ごすことで疲労を感じやすいといえます。

3.うるさくてイライラしてしまう

大声ではしゃいだり、泣き出したり…。子供は基本的に騒がしいものです。大人ほどの忍耐力はなく、静かにできたとしてもほんの一瞬程度といえます。

こうした子供の活発な様子に「うるさい」「イライラする」と感じると、たちまち「子供はうるさいから嫌い」と認識するように。

勉強・仕事・読書・ゲーム・映画鑑賞など、何かに没頭している時ほど、周囲の音が気になって仕方なくなります。集中力を削がれるたびに「これだから子供は…」と苛立つのです。

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4.子供の行動が理解できない

子供は“好奇心”と“想像力”の塊です。理性的な思考を持つ大人からすると真逆の存在。

何を始めるのか予想できず、一貫性や規則性を見出せません。

子供にとって大切なことであっても、「何がいいのか理解できない」と感じることも。大人の頭で考えすぎると、子供の気持ちに共感することは難しいのです。

そして、人は理解できないものに対して嫌悪感を抱く傾向があります。「子供嫌い」な人は同時に、予測不可能な事態を嫌がったり避けがちなのです。

5.幼少期のトラウマがある

幼少期の経験がトラウマになっていると、子供と接するだけで過去の記憶がフラッシュバックして辛くなります。

また、暴言・暴力が当たり前な家庭で育った人は、「どう子供に接すればいいのか」を知らずに成長することも。大人になっても、正しい子供とのコミュニケーションがわからないのです

「子供が嫌い」というより、「子供にまつわるネガティブな反応が嫌い」ともいえます。

自分の中でのトラウマが上手に完結していない人ほど、この傾向は強くなり、子供を避けてしまうのです。

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子供が嫌いな私は他の女性とは違うのかな?

「子供が嫌い」と公言できないのは、薄情な女性だと思われたくないから。

女なら子供を好きであるのが普通。

そんな概念が頭を占領して、自信がなくなるんだ。

子供が嫌いなまま「結婚適齢期」や「出産適齢期」を迎えると、将来を考えるうえで「子供嫌いの私って…」と悩むようになります。

ですが、育った家庭環境や過去の経験の影響で「子供が嫌い」と思うのは、悪いことではありません

「子供」という存在が身近でなかったり、自分が正しく「子供」としての扱いが受けたことがないなら、わからないのはごく自然な流れです。

「なぜ子供が嫌いになったのか?」を考えると、どこかに背景が眠っています。「子供が嫌いな自分は異質だ」と思い詰めすぎないようにしましょう

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みんなどうやって子供を好きになるの?

ずっと子供嫌いで生きてきたから、どうすれば「子供が好き」と思えるかわからない。

「嫌い」が「好き」に変わることなんてあるの?

人は何かを「嫌い」と思うとき、自分の中の感情を守ろうとしています。

完璧でないと気が済まない。相手の様子をうかがわないと落ち着かない。

思うようにならないものは怖い。不用意に干渉されたくない。

こうした思考が根本にあって、心が傷付いたり搔き乱されないように、「嫌い」という感情でブロックしています

子供は人の触れて欲しくない領域に簡単に入り込むもの。

本当に嫌いなのは「子供」ではなく、「触れたくない領域を侵害されること」なのです。

自分の内面と向き合い、ブロックを緩めていくことで、「嫌い」は「好き」に変えることができます。

 

子供嫌いを克服する7つの方法

できるなら「子供嫌い」を克服したい。子供を好きになってみたい。

そう感じる人に向けて、子供嫌いを克服する7つの方法をご紹介していきます。

子供嫌いを克服することは、自分を知ることでもあり、子供以外とのコミュニケーションにも良い影響を与えるきっかけに。

子供に対する嫌悪感は、そもそも人とのコミュニケーションで抱える悩みが原因になっている可能性があります。

「子供嫌いの克服」だけでなく、自分自身の心を軽くするための手段として、チェックしていきましょう。

1.子供嫌いな自分を認めて否定しない

子供嫌いな人は「このままではいけない」と自分に厳しく考えてしまいがち。

ですが、まずは「子供嫌いな自分」を認めて、否定しないようにしましょう。

自分に対して否定的な気持ちを向けると、他人に対しても否定的になります。そもそも自分に厳しすぎる人は、他人に対しても厳しく、自制心の無い子供を嫌いになりやすいのです

ネガティブな感情をさらにネガティブな思考で抑えるのはNG。まずは「自分は子供嫌いなんだ」とありのままの自分を受け止めましょう。

2.子供の何が嫌なのか原因を知る

子供のどんなところに不快感を感じるのか、具体的にリストアップしてみましょう。

そして、「それは子供に限ったものなのか?」「問題にまつわる過去の経験はないか?」を探ることが大切。

もし自分の中に思い当たる原因があるのなら、それが子供嫌いの引き金になっています。

「嫌い」という感情の多くは、嫌な経験から自分を守るために、本能的に反応しているだけ。目の前のものが嫌いというより、過去の辛い経験を再体験したくないのが大きな理由です。

3.子供と接する機会を増やしてみる

子供に慣れていないと、「よくわからないから嫌い」となってしまいがち。また、過去に子供にまつわるネガティブな経験がある人ほど、良い経験で上塗りすることが効果的です。

思い切って子供と接する機会を増やしてみましょう。

子供のいる友達・親族の家に行ったり、子供と関わるボランティアをしたり、できればサポートしてくれる誰かがいる環境がベスト

避けるほどに「嫌い」という意識は育つもの。「案外大丈夫」と思うと、それまで抱えていた苦手意識がスッと軽くなることもあります。

4.大切に思う友人や家族の子供と触れ合う

他人の子供を見て「可愛い」と思うのはハードルが高いといえます。まずは、自分自身が大切に思っている友人や家族の子供と触れ合ってみましょう。

親しい人の子供であれば、不思議と警戒心が緩くなって受け入れやすく感じます。

全く知らない子供よりも、愛着が湧きやすいのです。

また、子供とどう接すればいいのかを目の前で見れるのも良い点。困った時にもしっかりとサポートしてくれるので、不安な気持ちが和らいで落ち着くことができます。

 

5.子供の頃の自分を知る

幼少期の自分ではなく、大人になった自分と子供を比較して、「子供嫌い」になっている可能性もあります。

子供に対して感じるマイナスイメージは、かつての自分も通った道。

親や親戚に「自分の子供時代はどうだったのか」を聞いてみると、「子供ってそんなものか」と割り切りやすくなります。

また、辛い子供時代を経験したのであれば、他人の子育ての話を聞いたり見ることで、本来の子育ての姿が分かるように。過去に囚われすぎず、「子供」の概念を上塗りしましょう

6.子供の行動を全て理解しようとしない

他人とコミュニケーションを取る時に、「相手の思惑を理解しよう」「相手の気持ちに合わせて動こう」と考える人ほど、いざ子供と対面すると硬直してしまいます。

子供は「自分がどうしたいか」を考えて、純粋な好奇心で次々と行動しているもの。

自由にさせるのが最善で、無理に全てを理解する必要はありません。

子供が幸福感を味わえるように、適度に相槌を打ったり褒めたりできれば充分。無意識に抱えている「完璧主義」や「責任感」は緩めるのが正解です。

7.「自分の子供ができたら…」と想像してみる

子供を見て「可愛い!」と言う女性は、そもそも「子供を産みたい願望」を強く抱いています。

そのため、他人の子供そのものを見るのではなく、先に「自分の子供ができたら…」と想像してみましょう

自分の中で母になるイメージが持てると、他の子どもを見るたびに「子供とあんな風に遊びたい」と共感できるようになります。

また、全く想像できないとしたら、家族もののドラマなどを観ると、感情移入しやすくなることも。プラスなイメージに目を向けましょう。

 

子供好きになれたら楽しい日が来るかもしれない。

「子供嫌い」だとしても、私の毎日は充実していてちゃんと幸せ。

「好きにならないと」と無理に焦る必要はない。

だけど、もし「子供好き」になれたら、今よりも価値観の幅が広がる。

さらに楽しい日が訪れるかもしれない。

そのままの価値観を否定しなくていい。

ただ、「好き」になろうとする自分を止める理由はない。

「好き」がいっぱいな世界はきっと光で満ちているはず。

「嫌い」が「好き」に変わる瞬間を体験してみよう。

一つ、二つと変わるごとに、心に絡みついていた冷たい鎖がほどけていく。

胸に刺さっていた鋭い何かが抜けて、やっと自由に動けるようになる。

「好き」になれなくたっていい。まずは「大丈夫」という感覚を掴もう。

思っているよりも世界は優しくて透明だから。

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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