2020.03.17
いつものように一緒に過ごす。お決まりのデートコースと行きつけのカフェ。
頻繁に会っているせいか、話題がいつも代わり映えしない。
彼が次に言う話の内容が読めてしまう。言ったことを忘れて、まったく同じ話をする時も…。
いちいち訂正するのも面倒だから、初めて聞いたふりをして笑う。
あれ、今私ちゃんと楽しいのかな?彼との関係に少しだけマンネリを感じている。
3年付き合ってこれなら、将来結婚したらどうなるんだろう?ずっと一緒にいても、ドキドキわくわくしたいのに…。
でも、いきなり何かを変えるのには労力と勇気がいる。「今日どうしたの?」なんて引かれたら嫌だし…。
長く付き合っているカップルに問いたい。みんなどうやってマンネリを乗り越えているの?
何年一緒にいても、付き合いたての頃みたいに仲良しのカップルがいます。
話を聞くと、二人のデートは毎回違う場所。最先端のレジャースポットを制覇するのは当たり前。
同じアーティストが好きで、ライブやフェスでも大騒ぎ。会う度にいつも楽しそうな写真を見せてくれます。
マンネリとは無縁の理想のカップル。なぜいつまでも新鮮な関係でいられるのでしょうか?
ここからはそんな、マンネリを感じないカップルの特徴を見ていきます。
マンネリ化しないカップルとは、適度な距離感があるもの。常に一緒に居続けるのは注意が必要です。過度に相手に甘えてしまったり、依存してしまうことも…。
彼氏や彼女がいても、それぞれが一人の時間を有効に使える関係がベスト。個性や価値観は個人のものです。
自分を押し殺して相手に合わせると、つまらなくなります。適度な距離を保つことはマンネリを防止することに繋がります。
信頼関係があれば、離れていても不安にはなりません。少し離れてみた方が、相手への思いやりや配慮が生まれるでしょう。
仕事のことには口出しをしないなど、共通のルールを決めておくことも大事です。
付き合っていると、言葉に出さずとも感謝が相手に伝わっていると勘違いする時があります。
日常的に「おはよう」や「ありがとう」という挨拶や感謝の言葉を口にするのは大切です。
当たり前のことを言い合える関係には、互いを思いやる感情が生まれやすくなります。
マンネリ化しないカップルとは、感謝を忘れません。
感謝された方は、相手をもっと喜ばせようと努力するでしょう。それがモチベーションにも繋がるのです。
出会う前の思い出やこれまでの経験を聞けば、相手の知らない一面を知ることができます。そこから少し進んで深い話をしてみるのもいいでしょう。
マンネリ化しないカップルとは、互いの内面を尊敬するものです。
相手が大事にしている考えを尊重してあげれば、二人の信頼関係はぐっと深まります。特に内面を重視するといいでしょう。
見た目の情報だけで成立する関係より、内面への尊敬が伴う関係は、強固な絆で結ばれているのです。
マンネリ化しないカップルとは、意見の交換がちゃんとできる二人のこと。
相手の好きなところや面白いところを見つけたら、伝え合うようにしましょう。褒められれば嬉しくなり、愛も感じられるでしょう。
「どうせ言っても無駄だろう」嫌いな部分や嫌なことに口をつぐむのはNG。諦めれば、停滞した関係になるだけです。
注意されれば、相手に嫌われる行動を治すきっかけに。理想の関係を模索し続けましょう。
好きなところと同様に、嫌なことまでしっかり共有すれば、二人の関係はよりよいものへと変わっていきます。
マンネリ化しないカップルとは、コミュニケーションが豊富です。会話のやりとりがちゃんとできれば、毎日新しい発見があります。
趣味に関することやお互いの悪い部分まで、幅広い内容の話をしましょう。それが新鮮さに繋がっていきます。
一人の失敗が共通のネタになったり、一人の口癖が二人の合言葉になったり。一人のブームが共通のブームになることも…。
小さな変化を拾い続けることで、マンネリを防ぐのです。愛のあるいじりができるような関係が理想です。
マンネリとは、マンネリズムの略です。その意味は、新鮮味や独創性がないこと。
元々は芸術家が使っていた言葉です。昨今では、退屈することや飽きた状態を指す時に使います。
一緒にいればいるほど、新しいことを発見する機会は減ります。次第に同じことを繰り返すようになるでしょう。
「最近、一緒にいてもワクワクすることがないな…」そう思ったらマンネリの傾向があります。
ここからは、マンネリカップルに見られる特徴を見ていきます。当てはまるかどうかチェックしてみてください。
互いにインドア派カップルで、週末会ってもずっと一緒に家で過ごしている。
携帯をいじる彼と、映画を見ている私。それが居心地良かったけど、最近はちょっとマンネリしている。
弾まない会話。代わり映えのない景色。一緒にいても味気なく、まるで空気のよう…。
狭い空間ですべて完結するのは楽だけど、たまには少し変化がほしくなる。
気を遣いすぎる性格のカップルは、いつも穏やかで仲良し。喧嘩をしないのは良いことだけど、マンネリを感じてしまいます。
可愛い嫉妬で喧嘩してみたり、つまらないことで拗ねてしまったり…。少しのすれ違いが、時に二人のスパイスとなります。
仲直りした時の喜びを味わえば、二人の心の距離はぐっと縮まるでしょう。喧嘩するのも大事なことの一つ。
互いに遠慮せずにぶつかることで、カップルのマンネリは解消されたりするのです。
共通の趣味があるカップルは、互いに好きな物に関して語ることができます。また、関連するイベントに参加する機会もあるでしょう。
趣味を共有していないカップルは、共通の話題が少なくなります。一緒に出かけても、どちらか一方は退屈になりがちです。
「それの良さが自分にはまったく理解できない」その気持ちを態度に出すと、喧嘩が起こることも…。
どんな小さなことでもいいから、共通の趣味をもつこと。それがマンネリ打破の秘訣です。
互いに恋愛経験が豊富すぎるカップルも注意が必要です。バラエティー豊かな恋愛経験が、マンネリを呼ぶことも…。
たくさんの人と付き合ってきた刺激的な経験と、目の前の相手を比べてしまうのです。
付き合ってきた人たちの良い所だけを思い出すと、今の生活に物足りなさを感じるでしょう。
誰か一人と向き合い続けるより、多くの人と付き合った方が楽しい。そう思って短い交際期間を繰り返し続ける人もいます。
同棲生活が長いと、マンネリしてしまいます。恋愛のホルモンが出るのは3年までと言われています。
長く一緒にいると、側にいてもドキドキできなくなってしまうのです。
結果的に、キスやハグなどのコミュニケーションが疎かになる恐れも。
人は刺激を追い求めたくなるもの。同じ料理を毎日食べ続けると、その美味しさを感じられなくなるのと同じような感覚です。
付き合いたてのカップルは、なぜマンネリしないのでしょうか?それは、相手の知らない部分がたくさん残っているから。
意外な一面や、これまで見たことのない表情。それらが互いの好奇心を掻き立てます。
「彼がどんな人なのか、知りたくてたまらない」興味を持つ相手の近くにいるだけで、人はマンネリを感じません。
付き合いたてはデートで行く場所や体験することも初めてが多く、新鮮な気持ちで楽しむことができます。
だから、飽きるタイミングがないのです。
長く付き合っているカップルも、一緒にいる時間に工夫ができれば刺激を得ることは可能です。
記念日を作ったり、その時期ならではのレジャーを楽しんだり…イベントを大事にするのも工夫の一つ。
日常の小さな発見を見落とさない姿は、好感を得られるでしょう。
突然のサプライズなどにぐっとくる彼女が多いのもそういった理由です。
一緒にいても新しい発見がなく、マンネリを感じる。このまま長い時間を、この人と共有し続けられるだろうか?
マンネリ期に突入したカップルなら、一度は思ったことがあるでしょう。
三年目が一つの壁と言われますが、マンネリを感じた瞬間が二人の関係性を見直す時期。タイミングはそれぞれ違います。
末長く楽しい時間を過ごすために、マンネリを撃退しましょう。目まぐるしい毎日を送るためには、ある秘訣があるのです。
ここからご紹介するマンネリ解消法は、工夫さえすればいつでも実践できるものばかりです。今から二人で始めてみてはいかがでしょうか?
まずは共通の趣味を作りましょう。自分が大好きなものを相手にプレゼンしてみてください。
趣味が違いすぎるカップルは、新しい趣味を探してみましょう。二人が好きそうなこと、ハマれるようなものを一緒に探す時間を楽しめます。
互いに予備知識ゼロの初めてのことに挑戦すれば、助け合いながら相手と共に成長することができます。
二人で同じ時間を共有し、新しい思い出を増やしていけるので、マンネリを感じません。
どうせなら、これまで二人が全然やったことのないものにチャレンジしてみませんか?
マンネリしたら、生活環境を変えてみましょう。引越しまでしなくとも、良いリフレッシュになります。
ただ環境を変えるのではなく、お互いがマンネリであることを意識した上で環境を変えると効果的です。
例えば部屋の模様替え。同じ景色ばかり見ていると飽きてしまうので、新しいレイアウトを考えましょう。
また、行動パターンにバリエーションをつけるのもポイント。普段作らない方が料理を振舞ってみるなどです。
これまでにない発見ができて、大いに盛り上がるでしょう。こまめに気分転換して、マンネリを解消できます。
どんな小さなことでもいいので、二人のルールを作ってみませんか?難しく考えず、簡単なものでいいのです。
「週末は出かける」「いつまでにどこに行く」「嫌なことは言い合う」など、二人で意見を出し合いましょう。
制約があった方が生活にメリハリが出ます。少しのプレッシャーやストレスが刺激へと変化するのです。
互いの関係に新鮮な風を吹き込むようなルールを制定して、マンネリを撃退しましょう。
マンネリとは無縁なカップルは、第三者から理解されない二人だけのルールを持っています。
不満や愚痴を話すことで、相手への本音をさらけ出してみましょう。互いに気を遣いすぎる関係はマイナスです。
一歩進んだ関係になるために、これまで我慢していたことや目を背けてきたことを見つめ直しましょう。
ため息をついて相手を見ていた頃の落胆や諦めの感情がマンネリの原因なのです。
相手の悪いところを指摘しあえば、二人で成長することができるでしょう。マンネリしている暇はありません。
もっと良い関係性を作るために各々が努力する、とても素敵な関係です。
マンネリの原因を作るのは、受動的な考え方です。自分が与えてもらうのは確かに楽ですが、それに変化は期待できません。
「楽しいこと起きないかな。彼が楽しいことしてくれないかな?」何かを待っているだけの自分を変えましょう。
相手のために何ができるか、もうできることはないのか?愛する人への気持ちを再確認するとともに、自分を成長させるのです。
互いが与える側になれば、マンネリせずにより居心地の良い関係が築けるでしょう。
カップルの関係性がマンネリすると、見えなくなることがあります。
相手を喜ばせること。尊敬の気持ちをもって接すること。付き合った当時には、自然にできていたことばかり…。
付き合っているからといって、相手を自分の所有物のように思ってはいませんか?
親しい相手になら甘えていいわけでもありませんし、依存していいわけではありません。
他者は自分の思い通りにはなりません。だからこそ、常に新しい発見をくれる未知の存在なのです。
マンネリを感じるほど一緒にいてくれる誰かに、感謝の気持ちを伝えましょう。
もっと良い関係を築くために、新しい提案をあなたからしてみてはどうでしょう?
二人で力を合わせれば、マンネリを撃退できます。日常の小さな工夫を積み重ねることが秘訣です。
新しい発見を探す毎日は喜びそのもの。いつまでも互いにとって魅力的な存在であり続けましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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