2020.03.16
そう聞かれた時に、答えられることがない。
私には趣味がありません。
やりたいことがないわけじゃない。
時間とお金に余裕があれば、いくらでもやりたいことは思いつく。
でも、社会人になってからいつの間にか毎日の中に余裕が無くなってしまった。
趣味の時間は大切にしたいけれど、趣味にたくさんお金をかけられるわけではない…。
だから、お金のかからない趣味が欲しいのです。
疲れ切った平日に、彩りを。
たまの休日に、ご褒美を。
趣味を通して、生活にちょっとしたハッピーを増やしていきたい。
暮らしの中に楽しみをもたらしてくれる趣味。
「趣味がない」と悩んでいる人は、意外と多いのです。
楽しいと感じることなら、誰にでもあるはず。
にもかかわらず、趣味がない状態に陥るのはなぜなのでしょうか。
無趣味な人が抱えている特徴を5つチェックしてみましょう。
無趣味だと感じる人が抱えている原因の1つ目は、趣味を楽しむだけの体力が残っていない点です。
「仕事が忙しくて、平日は楽しむための時間どころか休む時間もない。」
「休日は寝て体力を回復することで精一杯…。」
「子育てに追われていて、自分のことはいつも後回し。」
このように、毎日が忙しいことで趣味の時間を持てない人は無趣味になってしまいます。
そんな人でも、多忙な日々の中で趣味を楽しむ時間を失ってしまいます。
無趣味だと感じる人が抱えている原因の2つ目は、趣味にかけられるほどお金がない点です。
暮らしにおいて、趣味は絶対に必要なものではありません。
「なくても生きていけるもの」、つまり、余剰分のお金で楽しむものだと考えている人が多いです。
その考えが根底にあるため、金銭的な余裕がない状態の時は、趣味にかけるお金を我慢してしまいます。
結果的に、「お金がないから趣味なんて持てない」と無趣味になってしまうのです。
無趣味だと感じる人が抱えている原因の3つ目は、何かを新しく始めることに対して腰が重い点です。
趣味といっても、ある程度の時間を重ねていかないと、見える世界やできることは増えていきません。
そして、始める時には誰もが「未経験」です。
初心者の状態を楽しむことができずに、「始めるのが面倒」と感じてしまう人は、無趣味になりやすくなってしまいます。
無趣味だと感じる人が抱えている原因の4つ目は、好きなことがないと感じている点です。
趣味にしたいほど好きなことがない。
興味を抱いていることもない。
わざわざお金をかけてやりたいことなんて、何もない。
このように、自分の楽しいことが分からない人は、趣味を持てなくなってしまうことがあります。
また、好きなことに対するハードルを高く設定してしまうことも、趣味を持つにあたって弊害となります。
好きなことはあるけれど、他の人と比べるとレベルが低いと感じて、大きな声で「好き」と言えなくなってしまうのです。
無趣味だと感じる人が抱えている原因の5つ目は、どんなことにもすぐに飽きてしまう点です。
飽き性の人は、何かを始めても継続することができません。
最初にお金をつぎ込んでも、買ったものを楽しめるほどに使い込むこともなく、置き物と化してしまいます。
趣味は続かないものだと判断し、しだいに新しく何かを始めることも減ってしまい、無趣味になっていきます。
好きなことや、打ち込めることがない。
それって悪いことなの?
実は、趣味を持たないことで発生してしまうデメリットもあります。
あなたも、気づかないうちに陥っている状態があるかもしれません。
趣味がないことで生じるデメリット1つ目は、休みの日を楽しむ手段が少ないことです。
何も予定がない休日。
今日は何をしようかな…?
そう思っているうちに、気がついたら何もせずに一日が終わっていた。
こんな経験はありませんか?
趣味があると、休日にそのための時間を取ろうと予定を立てます。
それによってメリハリを持つこともできます。
しかし、趣味がないと休日にやりたいことも、目的もなくなってしまうことが増えます。
そんな休日が多い人は要注意です。
趣味がないことで生じるデメリット2つ目は、日々の中で新しい発見がないことです。
好きなことを続けていくと、決して高レベルではなかったとしても、日々何らかの気付きを得ます。
私たちの人生において、「新しいこと」は良い刺激を与えてくれます。
趣味を持たない人は、毎日の刺激も必然的に減ってしまい、「毎日楽しみがない」と感じてしまうことも増えるでしょう。
趣味がないことで生じるデメリット3つ目は、自分の良い部分を生かす場所が少なくなる点です。
大人になるにつれて、社会から自分が求められるのは仕事の場だけになっていきますよね。
会社では、仕事で成果を出している人が尊敬されます。
しかし、誰もが自分に合った仕事をしているわけではありません。
お金のため、家族のため、生活のため。
好きじゃないことや苦手なことを、仕事として頑張っている人もいます。
そんな人も、長所を活かせる趣味を持っていれば、息抜きをすることができます。
一方で、無趣味な人は「これがあるから頑張れる」という存在が少なくなってしまうのです。
趣味がないことで生じるデメリット4つ目は、人とのコミュニケーションが減ることです。
他人との交流が発生したり、誰かと一緒に行う趣味は多くあります。
そのため、趣味を持っているだけで、自然と他人との会話や交流の機会は増えるのです。
好きなことがないと、誰かと話をする時にも会話のネタもなく、人との交流が減ってしまいます。
趣味がないことで生じるデメリット5つ目は、ストレスが発生した時に解消方法がない点です。
私たちは、日々何らかのストレスを感じています。
仕事でも、学業でも、家庭でも。
どんな環境においてもストレスは発生するものです。
そんな時にストレスを解消する方法を持っているだけで、ストレスの感じ方は大きく変わってきます。
趣味がない人は、「リフレッシュする時間」を持つ機会がないため、感じたストレスをいつまでも抱えつづけてしまいます。
そして、ますますストレスが溜まりやすくなってしまうのです。
どんな状況であっても、毎日を楽しくするために趣味の存在は大きいものです。
今のあなたにできる趣味を選ぶことで、暮らしに彩りを加えてみませんか?
ここでは、お金のかからない趣味を10個ご紹介します。
工夫次第で趣味を持つことは誰にでもできます。
少しでも興味があることから挑戦してみましょう!
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味1つ目は、筋トレです。
以前は「筋肉をつけたい人がやるものだ」とイメージがあった筋トレですが、最近では誰もが気軽に挑戦しています。
筋トレといっても、いきなりハードなものをやる必要はありません。
なかなか体を動かす機会がない現代人の私たち。
特に座り仕事をしている人は、体がなまりやすくもなっています。
体をほぐしたり、健康のために必要な筋肉をつけるためにも、筋トレはおすすめです。
ジムに行かず、家でやることもできます。
やろうと思えばどこでもできるからこそ、お金のかからない趣味を持ちたい人にはもってこいの趣味です。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味2つ目は、スポーツです。
筋トレ同様、体を動かす趣味は健康維持のためにもおすすめ。
忙しくて時間が取れない・体力がないからこそ、健康につながる趣味を持ってみましょう。
運動といっても、スポーツはたくさんの種類があります。
自分一人でできることなら、ジョギング。
家の近所を走るだけでOKなので、お金のかからない趣味としてもってこいです。
長い距離を走れるようになったら、マラソン仲間を作ってみるのも楽しいでしょう。
コミュニティに属して楽しみたいなら、フットサルやテニスなど。
地域のサークルや気になるコミュニティをネットで探して参加してみることもできます。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味3つ目は、ヨガです。
ヨガは近年、特に女性から人気のある趣味の一つですよね。
健康のためにも、心を整えるためにも、お金のかからない趣味としておすすめできます。
ヨガスクールに通うのも手段の一つですが、ヨガは家でも簡単に取り組めます。
最近では、ヨガを家で実践できるサービスも増えていますし、Youtubeなどの動画を参考に自分で取り組むこともできます。
継続することでより大きな効果も実感できるため、あなたが続けやすい形で始めてみましょう。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味4つ目は、料理です。
「毎日自炊をしているから、料理は趣味になんてならない…。」
生活の一部として料理が必須になっている人にとって、料理をするのは息抜きどころか息が詰まることになるかもしれません。
しかし、ここでおすすめしたいのはエンタメ料理です。
普段なかなか自炊しない人も、自炊が日課になっている人も。
「自分の食べたいものを、いかに美味しく作って味わうか」を楽しんでみてください。
自分の好物や気分に合うものを、自分で作れることは、人生を何倍も何十倍も楽しくしてくれます。
多少の出費はありますが、大きな額にはならないため、お金のかからない趣味としておすすめです。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味5つ目は、ゲームです。
ゲームは最初に購入するお金がかかりますが、買ってしまえばあとはどれだけやってもお金がかかりません。
家にいるのが好きなインドア派の人や、休日には外に出るほどの体力が残っていない人におすすめの趣味です。
ただし、度重なる課金が必要とされるソーシャルゲームなどには注意が必要です。
ゲームを楽しむために課金が必要となれば、お金のかからない趣味とは言えません。
気づかないうちに出費が増えてしまった、といった状況にも陥りかねません。
あくまで、いくつかのゲームソフトをじっくり楽しむ形で、ゲームを趣味として楽しむのが良いでしょう。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味6つ目は、映画観賞です。
ひと昔前までは、映画が好きな人は映画館に足を運ぶことが必要とされました。
映画館では見ないとしても、レンタルショップでDVDなどを借りるため、毎回コストが発生する趣味でした。
しかし最近は、自宅で手軽に映画観賞を楽しむことができます。
映画やドラマが好きな人は、サブスクリプションサービスに登録して、毎月定額で多くの作品を楽しむことができます。
手軽に芸術に触れたい人や、家でのんびりと楽しめる趣味が欲しい人におすすめです。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味7つ目は、読書です。
本を読むことは、趣味としてだけでなく、人生を豊かにするためにも最適な方法の一つです。
本の中には、自分が知らない世界や、一生の中では体験しえないような世界が広がっています。
休日に図書館へ足を運べば、好きなだけ本を読むこともできます。
時間がない人でも、隙間時間で楽しむことができる趣味です。
何から読めばいいか分からないという人は、友人におすすめの一冊を聞いてみるのが良いでしょう。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味8つ目は、好きな分野の勉強です。
「勉強なんて楽しくないじゃん…。」
「学生の頃から、とにかく勉強は嫌いだった。」
「何も勉強したいことなんて思いつかない。」
勉強に対してネガティブなイメージを抱いている人にこそ、おすすめしたいのが勉強。
勉強は、「勉強」だと思うからつまらなく感じてしまいます。
それが本当の勉強です。
あなたが興味関心のある分野に対して、情報収集をしてみたり、本で学びを深めてみましょう。
お金のかからない趣味としても、あなたの人生に彩りを増やすためにも、おすすめしたい趣味の一つです。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味9つ目は、手芸です。
難しいものや込み入ったものを作るためには、材料費が多くかかることもあります。
しかし、簡単なものを作ったり、あらかじめ販売されているキットを使って楽しむ分には、大きなお金をかけずに楽しむことができるでしょう。
最近では、自分で作った手芸作品をハンドメイド通販のサイトで販売する人も増えています。
趣味が仕事につながる可能性もあり、そうなっていけばかけられるお金も増えていくかもしれません。
お金のかからない趣味がほしい人におすすめの趣味10個目は、カメラや写真です。
「写真なんて、どう考えてもお金がかかる…!」
お金のかからない趣味とは対局にある印象の写真。
最近では、スマホ一つで写真を楽しむことも可能です。
スマホのカメラ性能が上がっているからこそ、スマホだけ持ってお出かけしてみましょう。
お金をかけずとも、良い写真を撮ることはできます。
撮影だけでなく、加工や編集を楽しむことも可能です。
工夫しだいで、いくらでも可能性が広がる写真の世界。
まずはお金をかけない方法から楽しんでいきましょう。
好きなことなら、とことんやらないといけない。
何のお金にも繋がらない趣味には、お金をかけることはできない。
そんな風に、好きなことを否定してしまうこともあるかもしれません。
しかし、お金のかからない趣味を持つことで、手軽に好きなことを楽しめるようになれます。
あなたの心が少しでも動くことを。
ちょっとでも、「やってみようかな」と思えることを。
気張りすぎずに、気楽な気持ちで始めてみましょう。
捉え方や実践の方法しだいで、好きなことの楽しみ方は変えられます。
趣味を通して、あなたの人生にたくさんの色が増えますように。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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