2020.03.16
私の彼氏はしっかり者。
いつも自分の意見を持っていて、その意見に自信を持って、言い切ることのできる人。
彼氏のそんなところ、私は長所だと思っている。
だけど、そんな彼氏の様子を友達に言ったら、「その人、将来亭主関白になりそう」って。
確かに彼氏はいつもちょっと偉そう。時々私のことを下に見ている感じもする。
亭主関白のことをちゃんと調べてみたら、彼氏と関係を続けるのが不安になってきた。
結婚も考えていたけど、亭主関白な男性と私うまくやっていけるのかな。
亭主関白な男性と結婚して、幸せになれるのかな?
亭主関白な男性と付き合ったら、結婚したら、一体どんなことがあるの?
亭主関白の意味とは、亭主が家庭の中で関白のように威張っている状態を指します。家庭の中では自分が一番偉い、権力があると感じており、その気持ちが態度にも出ているのです。
男性は結婚すると、一家の大黒柱としてきちんとしなければいけないという責任感を持つことが多いもの。そのため、「しっかりと威厳を持って家庭を守らなければいけない」という意識が生まれます。
亭主関白はそんな男性の意識下から生まれている場合もあるのです。
また同じような語録で、「かかあ天下」という言葉もあります。かかあ天下とはいわば亭主関白とは反対の言葉。
結婚した女性、つまり妻の方が家庭の中で強いという状態です。また、家庭によっては亭主関白もかかあ天下も当てはまらない場合もあります。
家庭の中では威張ることの多い亭主関白の男性。夫婦は平等な立場のはず、と考えている女性にとってはなぜ夫が家庭で威張っているのかわからない、ということもあるかもしれません。時には威張っている夫に対して不快な気持ちを抱いてしまい、喧嘩になってしまうことも…。
それではなぜ、結婚すると亭主関白になってしまう男性がいるのでしょうか。亭主関白の男性はこんな風に考えている!という3つの心理について紹介していきます。
関白とは、かつて天皇を補佐していた重役のこと。天皇という国の象徴のそばに仕えていた関白は、他の国民よりも優位な立場にいたと言えます。亭主関白な男性の中にも、家庭の中で女性よりも優位な立場で生活したい、という気持ちが潜んでいることからきていると言われています。
女性を下に見ている、というと聞こえが悪いですが、家庭の中で守るべき妻の上に立たなければいけないという気持ちからである場合も。しかし、あからさまに自分の方が偉い、という態度を取られると女性としては不快な気持ちになることもあります。
家庭とは、家族がストレスなく過ごすための場所。理想の家庭とは、家族みんながリラックスできて気を使わずにいられる環境だ、と思う人もいるのではないでしょうか。しかし、亭主関白の男性は自分が家庭内で一番快適に過ごしたいと思っています。
お茶が飲みたかったら一言「お茶」と言えば自分で淹れずとも勝手に出てくる、帰宅すれば机の上に夕食が当然用意してある…。関白のように威張って、自分が過ごしやすいような家庭を作っていきたい、それが亭主関白の男性の心理なのです。
亭主関白とは、自分が亭主である家庭で威張っているということ。そのため、会社に行っていたり、職場で働いたりしている時は、全く威張っていない、という人もいます。むしろ、自分が威張っている上司に頭を下げたり、従ったりしている場合もあります。
そんな社会で受けたストレスを発散するため、家庭では亭主関白に振る舞っている、という人もいるもの。会社でされてきたことを自分でもすることで、心の平穏を保っているのです。
「亭主関白の旦那さんを持つと苦労するよ」
結婚を意識している女性であれば、時にそんなことを言われることもあるかもしれません。家庭の中で威張る亭主関白な男性と結婚すると、奥さんが苦労しそうなイメージが強いもの。できれば亭主関白な男性とは関わりたくないという人もいるかもしれません。
それでは、将来亭主関白になりそうな男性の特徴にはどのようなものがあるのか、亭主関白になりそうな男性の具体的な特徴について5つ紹介していきます。
亭主関白な男性に育てられたという男性は、亭主関白になる可能性があります。亭主関白である父親の背中を見て育ったため、家庭の中の夫とはそのようなものだと認識している可能性があるため。
他にも父親の姿を見ていたことにより、このような発言や行動をすれば妻は言うことを聞いてくれやすいなど、亭主関白のコツなども掴んでいる可能性があります。亭主関白になるためにどんな振る舞いが必要なのか、そのような男性は知っているのです。
亭主関白な男性は、自分が威張っていても従ってくれるような女性を好む傾向があります。そのため、女性に対するこだわりが強く、亭主関白な自分を受け入れてくれるような性格の女性を選ぶのです。
どんなに美人でも自分の言うことを聞いてくれないようなプライドの高い女性や、逆に自分におねだりをしてくるような女性には亭主関白な男性は惹かれません。自分を中心に物事を考えているため、女性の方を選り好みし、自分の亭主関白を受け入れてくれる女性を探すのです。
亭主関白の人は常に家庭では上に立っていたいと言う気持ちがあるため、プライドが高い傾向があります。プライドが高い人はたとえ自分が間違っていることをしていたとしても、自分から謝ることはめったにありません。
それどころか、自分の非を認められず、逆に自分の行いを正当化しようとする場合もあります。自分が一番上に立ちたいがため、自分の言うことは絶対、自分がルール、という考え方が根本に潜んでいることが多いのです。
亭主関白な男性は、基本的に家事ができません。なぜなら亭主関白の男性は、自分は外で働き、家庭のことは妻が行うという考え方。そのため、家事を自分で行うという発想がなく、自分が手伝うことだという認識もないのです。
そして、いざ家事をやろうとしても、ずっと家事を行わなかったため、家事のやり方自体がわかりません。そのため、亭主関白の男性に家事を行ってもらおうとしても、まずやり方がわからず、まったくできないという場合もあるのです。
負けず嫌いな男性も亭主関白の男性に多い傾向です。誰かに負けたくないという気持ちが強いため、言い合いになった時、たとえ妻であっても自分の意見をはっきりといいます。
そして、自分の意見を曲げることがなかなかなく、頑固です。そのため、亭主関白の男性と喧嘩をすると相手は折れないことが多く、妻である女性の方が折れないと、喧嘩をしたまま仲の悪い状態が続いてしまうことがあります。
亭主関白な男性というのは、多くの女性にとってストレスになりやすい存在です。しかも結婚するとなると、家も一緒、生活も共にする、と一緒に過ごす時間が多くなるもの。そんな時に性格の合わない男性が一緒にいるというのは、その後の生活に支障が出てくる可能性があります。
しかし、亭主関白な性格というのは多くの場合生まれつきではなく、育ってきた家庭や環境で形成されたもの。もし、亭主関白になりそうな彼氏と付き合っていて、結婚も考えている場合、結婚するまでの間にお互い努力すれば改善する道もあります。
「亭主関白になりそうだから、結婚するのはやめようかな…」そう考えるのはまだ早いのです。
亭主関白の人とは、結婚したのちに相性が合う人もいればあまり合わない人もいるもの。そのため、将来亭主関白になりそうな男性と付き合っていて、なおかつ自分は亭主関白な人とは合わないと思っていた場合、その後の関係を考えた方がいい場合もあるのです。
もし、亭主関白になりそうな彼氏と付き合っていた場合、どのような対処をとった方がいいのか、おすすめの方法を5選、紹介していきます。結婚を考えている場合は、彼氏と一緒にしっかりと亭主関白のことについて向き合ってみてください。
亭主関白になりそうな彼氏については、はっきりと「亭主関白は無理」と伝えるのが一番の対処法です。亭主関白な男性は良くも悪くもはっきりした性格で、周りくどいことが苦手な傾向があります。そのため、やんわりと亭主関白が嫌なことを伝えても、わかってくれないこともあるのです。
LINEや電話などではなく、面と向かってきちんと「亭主関白な性格は合わない」ということを伝えること。対面で伝えることによって本気度が伝わり、彼氏もきちんと受け止めてくれる可能性が高くなります。
亭主関白になりそうな彼氏がいる場合、日ごろから少しずつ家事を手伝ってもらって、亭主関白になることを防ぐ、という方法もあります。亭主関白な男性がそのまま家庭に入ってしまうと、家事ができないまま一切家事を手伝ってくれなくなる、という可能性もあります。
そのため、付き合っている間や同棲している間から、家事に慣れていってもらうのです。家事を行うことによって、家事に慣れていくだけではなく、家事の大変さを身をもって感じることができ、亭主関白な性格が変わっていく場合があります。
亭主関白になりそうな彼氏とは、たとえ自分に非があることでもなかなか謝ってくれることのない存在です。そのため、喧嘩をすると彼女の方が先に謝ってしまい、折れがちな場合も。
彼氏を亭主関白な男性にしないためには、彼氏に非がある場合、自分から折れずに素直に謝ってもらうまで根気よく対峙することが必要。すぐに折れてしまうと、「この子は自分が悪くてもそのことを受け入れてくれる人間なんだ」と思われてしまい、亭主関白に拍車をかけてしまう場合があります。
好きな人のためならなんでもやってあげたくなってしまうという、尽くすタイプの女性の場合、彼氏のことを許したりご機嫌を取ったりしがちです。
しかし、いつも彼氏のご機嫌をとっていると、そのうちに「自分のことならなんでも受け入れてくれる」と彼氏が思い込んでしまい、わがまま放題になってしまうことも。
亭主関白な男性にしないためには、時には女性側に主導権を持たせることも大切。「なんでも聞いてくれる彼女なわけではない」「きちんと主張のある人間である」ということをわかってもらうことが大切です。
元々亭主関白な気質を持っている男性の場合、結婚してから改善するというのはなかなか難しいことが多いです。そのため、今付き合っている彼氏と結婚したいけれども、亭主関白な気質はなんとかして直して欲しいという場合は、本人に自覚してもらい、直してもらうことが大切。
そのためには、結婚する前に性格の問題に二人で向き合うこと。こんなところが負担になっているなど、彼女の方からも自分の思っていることをきちんと彼氏に伝えることが大事です。
亭主関白な男性というと、威張っていて偉そうで家事ができない…などマイナスな側面を多く想像することも。一見、「亭主関白な男性と合う女性なんているの?」と考えがちですが、しかし中には亭主関白の男性と相性の良い女性もいます。
女性の中には大人しい性格や控えめな性格で、自分で何か物事を決めるよりも、誰かに決めてもらった方がいいという人も。そんな時に亭主関白な男性がそばにいると、自分の代わりに決断してくれることが助けになるため、そのような性格の女性とは相性がいいのです。
男性を立てることを苦に思わずそっと寄り添い従うことが得意な女性は、亭主関白の男性と結婚しても結婚生活がうまくいくこともあります。
自分の彼氏に亭主関白な一面が見え始めても、「絶対に結婚したら不幸になる」「合わずに離婚してしまう可能性がある」というわけではありません。亭主関白な性格であったとしても自分と同じ人間です。しっかりと話し合い、ルールを決めておけば、円満な結婚生活を送れることも十分にあり得ます。
そのためには結婚までに二人できちんと向き合う時間を作り、「家事は分担する」「自分のことは極力自分で行う」などお互いに結婚生活の認識をすり合わせておくことが大切。
また交際期間にお互いの相性を見極めておき、「この人と良い結婚生活が送れるか、送れないか」をきちんと考えておくことも、幸せな結婚生活に繋げるには重要なことなのです。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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