2020.03.14

男女で異なるパーソナルスペースとは?相手を不愉快にさせない方法

パーソナルスペースとは?

パーソナルスペースとは「個人空間」を意味し、その人が持つ”心理的に安全な距離感”を指します。自分と他人との間に一定の距離を保ち、心地よくいられるスペースのことです。

このパーソナルスペースは、それぞれの性格や性別・相手との関係性などによっても異なるもの。さらに、文化人類学者のエドワード・ホールは「パーソナルスペースは大きく分けて4つある」と提唱しています。

密接距離(仲の良い友人・家族や恋人)・個体距離(友人)・社会距離(ビジネス)・公衆距離(講演・演説)の4種類があり、相手と親密な関係になるほど距離が縮まっても不快感を感じにくいというものです。

パーソナルスペースを対人関係に活用することで、相手を不愉快にさせない快適なコミュニケーションをとりましょう。

 

”パーソナルスペース”は、男女で異なる?

パーソナルスペースって男女によって違うの?

人間のパーソナルスペースは性別によって形が異なると言われています。

男性の場合は縦長で、前後から人が来ると不快感を感じやすい一方で横からは不快感を感じにくい。

女性の場合はバランスのいい円形で、男性よりもパーソナルスペースが狭いとされています。

そのため、相手が近づいてくる距離感を見て「自分に好意があるのかどうか」を探ったり、相手を不愉快にさせず徐々に距離を縮めていったりと、恋愛においても活用ができるのです。

パーソナルスペースとは”突然立ち入ってしまうと警戒されるゾーン”でありながらも、上手に使えば”相手と親密になるための方法”として役に立ちます。

 

パーソナルスペースが狭い人の特徴

一般的にパーソナルスペースは男性よりも女性の方が狭いと言われていますが、それぞれが持つ個性や人格によっても異なるもの。

私はパーソナルスペース狭いのかな? あの人はパーソナルスペース広め?

気になる人や好きな人との関係を深めていく中で、パーソナルスペースの違いは知っておきたいところです。

まずは“パーソナルスペースが狭い人”の特徴からご紹介します。性格や行動を見ていくことで、パーソナルスペースの広さを探ってみましょう。

1.社交的である

パーソナルスペースが狭い人は”社交的”な特徴を持っています。

積極的に人と関わることに抵抗を持たず、自ら楽しんでコミュニケーションをとれるタイプ。人が集まる場所や飲み会・新しい出会いに対してストレスを感じにくく、相手とスムーズに交流を深めていけるのです。

すぐに友達ができる、初対面の相手とでも気軽に話せる、自分から人に近づいていく。

こういった傾向のある人は距離感をすぐに解消できるため、パーソナルスペースが狭いといえます。

2.人懐っこい

パーソナルスペースが狭い人には”人懐っこい”特徴があります。

人に対してあまり警戒心を持たず、誰とでもすぐに仲良くなれる親しみやすい性格の持ち主です。素直に甘えることや楽しくお喋りをすることが得意で、心を開くまでに時間がかかりません。

人見知りをしないためパーソナルスペースが狭く、距離の近さに不快感を抱きにくいのです。

また、他人にうまく近づいていくことができるので「この人私のこと好きなのかな?」「親しみやすい人だな」と好印象を持たれやすいところも。

3.好奇心旺盛である

“好奇心が旺盛”なのもパーソナルスペースが狭い人の特徴です。

好奇心旺盛な人はいろいろな物事に興味を持ち、行動することによってどんどん視野を広げていきます。そして、この特徴は対人関係においても活かされるもの。

知識欲や行動力があるため、他人との関わりに積極的になれるのです。好奇心から「何で?」「どうして?」と次々に疑問が湧き上がってくるので、自然と会話が盛り上がります。

このように新しい体験を楽しめる人はパーソナルスペースが狭いです。

 

 

4.他人に興味がある

パーソナルスペースが狭い人は”他人に興味がある”のが特徴です。

他人がどんなことをしているのか、何を考えているのか。これらに興味があるということは”自分以外の人について知りたい”ということ。

もし人に関心がなければ距離を置くため、自ずとパーソナルスペースは広くなるのです。興味の対象が内側に向いているのか、それとも外側に向いているのかによってパーソナルスペースの範囲が判断できます。

5.自分に自信がある

パーソナルスペースが狭い人は自分に自信を持っています。

「嫌われたらどうしよう」「思ったことが言えない」などといった、対人関係への心配事をあまり持たないところが特徴。自己肯定力があるので、他人に近づくことに対して不安を抱きにくいのです。

さらに自己アピールもうまく、周りに萎縮せず堂々としていられます。

自信がある人は遠慮することなく他人と関われるため、パーソナルスペースは狭いといえるのです。

6.協調性がある

パーソナルスペースが狭い人は”協調性がある”のが特徴です。

周りの空気や状況を読んで配慮したり、相手の気持ちを考えたりすることができます。周りの人と協力し合うことを厭わず、感じのいいコミュニケーションがとれるのです。

自分だけにならず「みんなが楽しめているか」「和を乱していないか」をしっかり見ています。

人間関係を良好に保つ努力が自然とできる人は、パーソナルスペースが狭いです。

7.責任感が強い

パーソナルスペースが狭い人は”責任感が強い”です。

責任感が強い人は、自分がやるべきことに対して積極的に関わることができます。何をするにも”自分ごと”として捉え、諦めない気持ちを持っているのです。

そのため、他人と関わる際にもしっかりと向き合える特徴があります。「なんとなく嫌だから」といってすぐに距離を置く・避けるといったことはありません。

責任感の強い人は前向きに人間関係を構築していけるため、パーソナルスペースが狭いといえるのです。

 

パーソナルスペースが広い人の特徴

パーソナルスペースが狭い人の特徴に続いて「パーソナルスペースが広い人」の特徴をご紹介します。

外側よりも内側に意識が向きやすい”パーソナルスペースが広い人”は、自分が安心できる空間を大切にしたいもの。そのため、他人との距離が近づきすぎると警戒心を抱きやすいのです。

パーソナルスペースが狭い人・広い人と、それぞれの違いを掴んでおくことで「どうしてなかなか心を開いてくれないんだろう?」「まだ知り合ったばかりなのに何で近づいてくるの?」といった疑問を解消できます。

1.慎重である

パーソナルスペースが広い人には”慎重である”という特徴があります。

あらゆる物事に対して、事前に「問題はないか」「信用できるか」といった点でじっくり見極めることを大切にするタイプです。勢い任せの行動はせず、自分の中で納得ができれば安心して前に進めます。

人間関係においてもこの特徴は顕著に表れるもの。知り合ったばかりの相手とは一定の距離を置き、どんな人なのかを知っていく過程で徐々に心を開いていけるのです。

2.人見知りである

“人見知りである”こともパーソナルスペースが広い人の特徴です。

新しい出会いや知らない人に対して緊張しやすく、仲良くなるまでに時間がかかります。いきなり密接な距離になることやフランクに話をすることが苦手です。

人見知りをしているうちはパーソナルスペースに相手が入ると不快感を抱きやすいですが、少しずつ信頼度が高まるうちにゾーンが狭くなっていきます。

警戒心を解くには、距離を保ったコミュニケーションから始めることが大切です。

3.新しいことに無関心である

パーソナルスペースが広い人は”新しいことに無関心”なのが特徴です。

興味・関心の範囲をあまり広げたがらず、すでに持っている大事なものに夢中になります。新しい刺激を求めるよりも、好きなものだけに囲まれている方が落ち着いていられるのです。

また変化に対して敏感なため、なるべく安心できる場所にいることを大切にします。

人間関係においても、無理に新しい出会いを作らずとも「今のままで幸せ」と感じられるところがあるのです。

 

 

4.自分に意識が向いている

パーソナルスペースが広い人は”自分に意識が向いている”ことが特徴です。

他人に興味を持ちやすいパーソナルスペースが狭い人とは違い、興味の対象が”自分”に向いています。「自分はどう思うのか」「自分の幸せは何か」といった、自分の心と向き合うことを大切にしているのです。

そのため、パーソナルスペースに他人が入ることによる”心の乱れ”を不愉快に感じます。

自分のペースで生きられることを心地よく感じるので、他人との距離を置きやすいのが特徴です。

5.自分に自信がない

パーソナルスペースが広い人の特徴に”自分に自信がない”ことが挙げられます。

なかなか自分に自信が持てないと対人関係における不安は増えるもの。

私と会話しても面白くないんじゃないか? どう思われるのか気になってうまく話せない…。

他人との関わりに臆病になってしまうことがあり、自ずとパーソナルスペースが広くなります。自分に自信がないために、どうしても人目が気になりやすいのです。

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6.単独行動を好む

パーソナルスペースが広い人は”単独行動を好む”特徴があります。

単独行動することに苦痛を感じず、むしろ好んで楽しめるために”集団行動”を選ぶ必要がないのです。周りに人がいなくても、たった一人で趣味や仕事に没頭することができます。

一人でいることが気楽に感じるので、他人がいると思うように集中できなくなってしまうことも。

単独行動を好む人は、自分のペースを守るために周囲と適度な距離を保つことが大切なのです。

7.決まり事に従順である

パーソナルスペースが広い人の特徴として”決まり事に従順”なところがあります。

決まり事に従順なタイプの人は、新しいルール作りや変化をもたらすことに抵抗を感じやすいもの。すでに完成しているものに従った方が安心できるのです。

ルールを変わらず守り続けることによって精神的な安定を得られますが、変化が起きると途端に居心地が悪くなってしまいます。

このように変わらない環境を求める人はパーソナルスペースが広いです。

 

恋愛においても武器になる!?

目に見えないパーソナルスペースは、相手の性格や特徴を掴めばその広さを探ることができます。このパーソナルスペースを活用した心理テクニックを使えば、恋愛の強力な武器として役立つことも。

彼が急に近くに座ってきたけど、もしかして私のこと気になってる?

彼女との間に距離を感じるけど、焦らずじっくり行った方がいい?

このように感じることも、パーソナルスペースを観察することによって相手がどのような心理状態なのかを想定できます。

普段から自分のパーソナルスペースを意識しながら行動している人はあまりいないもの。それだけに、無意識に本音が出やすいともいえるのです。

パーソナルスペースをうまく活用して、好きな人との距離を縮めていきましょう。

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【恋愛術】パーソナルスペース活用のポイント

好きな人との距離をもっと縮めたい。有効なアプローチで振り向かせたい。

「これから両思いになりたい」という恋愛での駆け引きにおいては、パーソナルスペースを活用したテクニックが役に立ちます。

必ずしも恋が成就するというわけではありませんが、相手に合わせた心理的アプローチの一つとして取り入れられるものです。

ここからご紹介する活用のポイントを押さえて、恋愛の進展に結びつけていきましょう。

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1.グラステクニックを使う

グラステクニックとは、相手のグラスの置き方によって心理的な距離を確かめるテクニックのこと。

食事や飲み会の席で、相手のグラスの近くに自分のグラスを置くことによって反応を見るのです。

一度グラスを持った後にまたあなたのグラスの近くに置き直せば、心理的距離が近い。もし遠くに置き直した場合は、心理的距離が遠いといえます。

グラスには口をつけるものであるため、心理的距離があると”口と口”の接触に抵抗ができるのです。

パーソナルスペースを活用した恋愛テクニックとして試してみましょう。

2.物の貸し借りをする

物の貸し借りをすることによって、相手との心理的距離を一気に縮めることができます。

自分の所有物・または相手の所有物がパーソナルスペースに入る経験をすると、まるで一緒に過ごしたかのような感覚を得られるのです。

何気ないこととして捉えられがちですが、人によってはとても効果的な方法。特にパーソナルスペースが広い人にとってはドキドキするような体験となります。

「まだ距離がある」と感じている相手でも、物の貸し借りであれば自然と受け入れやすいもの。共通の趣味を見つけてきっかけを作りましょう。

3.カウンターの席に座る

食事や飲みの席では、正面で向かい合うのではなくカウンター席で横並びに座ることで、心理的距離を近づけることができます。

警戒心を抱かせずに、あくまでもさり気なくパーソナルスペースに入り込む恋愛テクニック。特に男性は横のパーソナルスペースが狭いと言われるので効果的です。

女性はパーソナルスペースが円形のため、横に座ってくれるかどうかが心理的距離を知る基準にもなります。もし「カウンター席よりもテーブル席がいい」と言われた場合は、まだ距離が遠い可能性が高いです。

4.香りで心理的距離を縮める

相手との心理的距離を縮めたい場合は、パーソナルスペース外から香りでアピールするのも有効的です。

女性は男性よりも匂いに惹きつけられやすいと言われています。そのため香りで印象づけることで「いい匂いの人」と記憶に残り、好感を抱くために心理的距離が近づくのです。

一方で男性はフローラル系やシャンプーの匂いなど、一般的な良い香りであれば種類を問わず好感を抱きやすいと言われています。

香りが相手の好みにハマれば、男女問わずに使える心理的なテクニックです。

5.相手の表情を確かめる

“パーソナルスペース”を理解した上で恋愛の駆け引きをするなら、相手の表情を確かめながら活用するとより効果的です。

反応を見ながら相手との距離感を確かめるだけでなく、顔を見ること自体に距離を縮める要素があります。表情を確かめているうちに自ずと目が合う機会が増えるのです。

パーソナルスペースとは、相手の心理を読む以外にも恋愛に役立つ武器になるもの。結局は「相手との距離を縮めたい」という気持ちが一番大切なポイントとなります。

 

パーソナルスペースを理解して上手く活用しよう!

恋をしたら、相手にもっと近づきたい・距離を縮めたいと思うのは当然のこと。

この気持ちを全力でアピールしたいけれど、相手を不愉快な思いにはさせたくない。

警戒心を持たれて余計に距離ができてしまうのは嫌…。

それなら、パーソナルスペースを活用してうまく距離を縮めてみない?

反応を見ながら徐々に仲を深めていく。

まだ心理的に距離があるなと感じたら踏み込みすぎない。

相手の気持ちを汲み取りながら、心地いいペースで恋愛を進めてみよう。

パーソナルスペースとは、目には見えないけれど一つの判断材料として役立つものだから。お互いの思いがはっきりとわからない、片思いの段階なら取り入れてみてもいい。

パーソナルスペースを理解した上で、恋愛での駆け引きにうまく活かしてみよう。

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。

今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。 

 

Riri
Riri
人目を気にして生きてきた人生から、自分のために生きる人生にシフト。幸せになれるメンタリティや生き方について発信します。

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