2020.03.07

マルチタスクの意味とは?人間の脳と能力に効果的な正しい取り入れ方

仕事でマルチタスクをこなす人になりたい!

会社でたくさん仕事を抱えているし、家でもやるべきことが多くある。

このたくさんの仕事をひとつずつこなすより、同時に並行で行った方が簡単で楽にこなせるんじゃないかな。

マルチタスク。最近よく聞く言葉だけど、これをこなせると仕事ができる人になれるらしい。

マルチタスクをこなして、仕事が早くて効率よくできる人になりたい。

楽に仕事を進められれば、自分のためにもきっとなる。

マルチタスクって具体的に一体どんなことをすればいいんだろうか。

マルチタスクにはどんなメリットがあって、そしてデメリットがあるんだろう。

詳しく知って、わたしもマルチタスクを上手に取り入れたい。

おすすめ記事
「仕事ができないと言われる…」不安を解消する6つの方法とは?

仕事ができない人の特徴と心理|職場での辛い不安を解消する方法6選

 

”マルチタスク”の正しい意味とは?

マルチタスクの意味とは、「複数作業を同時進行してこなすこと」もしくは「並行して複数の作業を切り替えながらこなすこと」を指します。主に仕事の場でよく使われる言葉ではありますが、日常の生活の中でもマルチタスクは行われているのです。

料理をしながら同時に机の上を片付ける、洗濯物を干しながら子供の様子を見るなど、そのような普段は意識せずに行なっていることもマルチタスクに含まれます。同時進行の作業は難しいと思われがちですが、実はほとんどの人が無意識のうちにマルチタスクを行なっているのです。

また、仕事の中でもマルチタスクという言葉を使うと難しい作業のように感じますが、取引先に電話をしながら同時に文書をPCに打ち込む、スマートフォンの操作をしながら資料のコピーを取るなどの作業もマルチタスクに含まれます。

マルチタスク能力を鍛えれば仕事は楽になる?

「マルチタスク能力を鍛えれば、仕事が早くこなせるようになるかもしれない」

マルチタスクとは何かということを知り、仕事や作業を同時進行することができれば仕事が早くできるようになる、と思う人もいるかもしれません。仕事が早く終われば、自分の自由な時間が増えて楽になる…。

確かに、マルチタスク能力を鍛えてきちんと使いこなせるようになれば、仕事に役立つことがあります。しかし、無理をしてマルチタスクを行おうとすると、様々な仕事に同時に手を出すことになるため、逆に仕事が遅くなってしまう可能性も。

マルチタスクとは効率が良さそうに見えて、しかし、合わない人にとっては逆に作業効率が下がってしまうものでもあるのです。

おすすめ記事
「やることが多すぎてパニック。」そんな時のストレス回避法とは?

やることが多すぎる。やることが多い時のストレス・パニックの回避法

簡単にマルチタスクがこなせない原因

「マルチタスクができるようになれば、仕事ももっと早く終わるはず!」

仕事の効率化を目指してマルチタスクに挑戦してみようと思う人も。しかし、実際にマルチタスクに挑戦してみたところ、「何だか思ったようにうまくこなせない…」とつまずいてしまう人もいるもの。

マルチタスクとはなぜ簡単にこなすことができないのか。その理由と原因について紹介していきます。

1.脳は一つのことにしか集中できない

マルチタスクとは、二つ以上のことを同時に行う作業です。しかし、基本的に人間の脳は一つのことにしか集中できません。歴史上の人物である聖徳太子は十個の物事を同時に聞いたと言われていますが、そのようなことができる人間はなかなかいないもの。

一つのことにしか集中できないのに、無理やりマルチタスクを行おうとすると集中力が欠けてしまいます。脳の機能以上のことをしようとするのは難しいことなのです。

2.いつも以上に疲れを感じてしまう

マルチタスクは複数のことを行うため、ひとつのことに集中している時よりも脳を多く使います。そのため、たくさんの疲れを感じてしまいがち。

いつも以上に疲れてしまうと、そのあとに何かをしようと思っても万全の体制ではないため、うまく進まないもの。他のことに使うための精神力も集中力も残らずに、結果的に作業がいつもよりも進まなくなってしまう、という事態に陥ることも。

3.気が散りやすくなる

マルチタスクとは複数のものを同時進行したり、一緒に少しずつ進めたりすること。ひとつのことだけを見ているわけではないため、必然的に気が散りやすくなってしまうのです。

今はこっちをやっていたけれど、次はこっちを見る…となると作業をする内容も目線も変わるもの。そのため、違う作業をやっていてももう片方の作業のことを考えてしまったり、別のマルチタスクに追加すべき作業がある場合はそのことも考えてしまったりします。

4.脳が混乱してしまうリスクがある

マルチタスクのリスクとして、脳が混乱してしまうというものもあります。違うことをやっていたのにすぐに別のことをやり、それが終わらないうちにまた別のことをやる…これでは一体今何を考えればいいのか、脳が混乱してしまうのも当然です。

たくさんの刺激を同時に受けて脳がごちゃごちゃになってしまうと、ひとつひとつの仕事を上手にこなすことができなくなってしまい、仕事の効率が下がってしまうのです。

5.記憶が低下してしまう場合もある

マルチタスクとは同時に複数の物事を進める作業のため、普通よりも脳に多くのストレスを与えます。そのストレスを感じることにより作業がスムーズに進むどころか、記憶力が低下してしまう場合もあるのです。

ストレスがかかって記憶力が低下してしまうと、取引先の担当者の名前を忘れてしまったり、仕事の納期を忘れてしまったりと大切な物事をうっかり忘れてしまうことも。

そのようなことを忘れてしまうと信頼の低下にもつながり、マルチタスクによってマイナスの事象が生じてしまったといことになりかねないのです。

マルチタスクが合わない場合は…

忙しい現代では複数の物事を同時にこなすマルチタスクは推奨されがち。確かに、複数の物事を同時に作業することができて、なおかつ速度を落とさずにそれを全て終わらせることができれば、マルチタスクは魅力的なものです。

しかし、どんな人にも合うものと合わないものがあります。複数を同時に行った方が仕事が早くできる、という人もいれば、一点集中した方が良い仕事ができるという人も。マルチタスクとは万人に合うものではないのです。

マルチタスクが自分の今の能力に合わないと思ったら、無理をせずに自分に一番合っている作業方法に戻すことが大切。周りから求められているからと言って自分に合わないことをしてしまうと、ペースが崩れ、仕事や日常生活における家事などの効率を落とすことに繋がります。

”マルチタスク”脳と能力に効果的な取り入れ方

やるべきことがたくさんあって、ひとつずつやっていては間に合わない…。複数作業を同時に行うマルチタスクを身につけてみたい!という人は、一度マルチタスクに挑戦してみるのもおすすめです。

一度マルチタスクを行ってみることによって、マルチタスクとは果たして自分に合っているものなのかどうかということも見極めることができます。それでは、マルチタスクを効果的に脳と能力に取り入れる方法について5つ紹介していきます。

おすすめ記事
仕事ができる社会人になりたい!仕事ができる人の特徴は?

【社会人必見】仕事ができる人7つの特徴|仕事ができるようになりたい!

1.まずはすべきことを整理する

マルチタスクとは複数のことを同時に行う作業。そのため、やるべきことの詳細がまずは自分でわかっていることが大切です。複数ある作業ひとつひとつのすべきことを理解し、整理することから始めていくこと。

すべきことが整理できるとどの物事を優先したらいいのか、どの作業にどれだけの時間をかければいいのかということが自然とわかってきます。マルチタスクで効率よく仕事をするためには、まずはひとつひとつの作業を見通しをつけておくことが大切なのです。

2.切り替え時に間を置いて集中し直す

複数の作業を切り替えて進めていくマルチタスクを行う場合は、今の作業内容から別の作業内容に行く切り替えの時に集中し直すのがおすすめ。早くやりたいからと言って、続けて作業をしてしまうと頭が疲れたままになってしまい効率が落ちたり、ミスに繋がったりしてしまいます。

深呼吸をしたり、お茶を入れ直したりして、作業と作業の間には少し間をおくこと。そのほんの少しの切り替えがマルチタスクで効率よく作業を進めるための鍵となります。

3.連絡への即レスを心がける

どんなものでも連絡を受けた時には、早めに返事を返すことがマナー。マルチタスクでもそれは同じです。特にマルチタスクの場合、複数の作業を同時に行っているため、連絡が来たら即レスをすることが作業漏れを少なくするポイントとなります。

別の作業に入ってしまうと、連絡が来ていても返事をするのを忘れてしまうことがあるもの。うっかり返事を忘れて、ミスやクレームに繋がらないためにも、連絡が来たらすぐに返信することを心がけることが大切です。

4.それぞれの進捗度を意識する

複数の作業を同時にこなすマルチタスクとは次にどんな作業を行ったらいいのか、進捗度をきちんと把握しておくことが大切となるもの。進捗度を常に頭に入れておくことで、次にどの作業のどんな部分を優先したらいいのかを正しく判断することができます。

優先事項がわかっていれば、いちいち次に何を進めたらいいのかと悩む時間も必要なく、効率的に仕事を進めることが可能。正しい進行順序を把握しておくことが、マルチタスクをうまく使いこなす鍵となるのです。

5.出来ている実感を噛み締める

マルチタスクにおいて必要なことは、作業がきちんと並行してできている、という実感です。「自分はマルチタスクをきちんとこなせている」という自信は、作業効率のアップにも繋がります。

ひとつメールの返信をこなせた、というような小さなものでもかまいません。何か目標をクリアしたタイミングで自分のことを褒めてあげましょう。マルチタスクができていることを頭の中で再確認することは、マルチタスクをうまく使いこなす大切な手順の一つなのです。

”マルチタスク”は正しく理解してから取り入れよう

複数の仕事を抱えているとスピードを求められることが多くあります。また、普段の日常でも複数のことを同時にやらないと家事が間に合わないなど、マルチタスクが必要とされる場面があることも。

しかし、マルチタスクとは何なのか、ということを正しく理解せずにマルチタスクを行おうとすると、脳の混乱や集中力の低下を引き起こし、逆に作業効率が悪くなってしまう場合もあるもの。何がなんでもマルチタスクを取り入れればいいというわけではないのです。

まずマルチタスクのメリット・デメリットを理解し、取り入れるかどうかを考えることが大切なポイント。そして実際にマルチタスクをこなしてみて、果たして自分に合っているのかいないのか、というのをきちんを判断することが大事です。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

meino
meino
好きなものを好きだと言い続けたい、永遠のサブカル女子。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

DariaMeをフォローする