2020.03.07
私には叶えたい夢がある。「こんな自分になりたい」という理想がある。
そのために達成したい目標だって、きちんと立てた。
でも、毎日毎日やらなくちゃいけないことばかり。頑張っているはずなのに一向に変わらない状況。
理想の姿はすぐには手に入らないものだって、頭ではわかってる。
まだまだ頑張らなくちゃいけない。前に進まなくちゃいけない。それなのに、頑張りたくても頑張れない自分がここにいる。
頑張ろうとすると気持ちがずっしり重くなる。いざやることを目の前にすると体が固まってしまう。
全然計画通りにできなくて、こんな自分に嫌気がさしてしまうんだ。
どうしたらもっと頑張れるの? 頑張りたいのに頑張れないのはなぜ?
理想だけがキラキラと輝いて、私は結局「何もできない人」なんじゃないかって思ってしまうの。
頑張りたいのに頑張れない。もうこれ以上頑張れないと感じる時には、頑張るために必要な気力を失ってしまった原因があります。
頑張れない時には「気合いややる気が足りない」と根性論で解決しようとすると、余計に頑張れなくなってしまうもの。無理をして自分を追い込む前に、どうして頑張れなくなってしまったのかを探ることも大切です。
ここからは“頑張れないと感じる5つの原因”をご紹介します。最近の自分の気持ちや頑張っていたことの状況を振り返って、脱却への糸口にしていきましょう。
頑張りすぎて疲れが溜まっていると「これ以上は頑張れない」と心が限界を感じてしまいます。
頑張りたいという気持ちから走り続けた結果、休息が不足してしまっているのです。さらに限界を超えて自分を追い込もうとすると、頑張りたいのに頑張れない状況にプレッシャーを感じてしまう場合も。
休みが足りていない以外にも、休んではいるけれど疲れがとれていないという可能性もあります。
このような状態の時は、頑張ろうとする前にゆっくりと休むための環境が必要です。
ストレスが溜まっていると「もう頑張れない…」と感じる原因になります。
頑張っている過程では、時には思い通りにいかないことや壁にぶち当たることもあるもの。また、やりたいことだけではなく”やらなくてはいけないこと”と向き合う必要も出てきます。
その中でストレスが溜まって解消できていない状態だと、頑張ること自体が嫌になってしまうのです。
ストレスの原因を見つけて考え方を変える・対策する、ストレス解消の時間を持つことが解決策になります。
頑張っているのに成果が見えない状況にいると、頑張れなくなってしまう場合があります。
“すぐに成果は出ないもの”とわかってはいても、なかなか成果が出ないと「こんなに頑張って意味なんてあるのだろうか?」「いつまで頑張り続ければいいの?」と心が折れてしまうのです。
理想や目標を叶えるために頑張っているからこそ、今の頑張りが正解なのかどうかわからなくなってしまう。
大きな目標を見つめていると達成感を得られるまでに時間がかかってしまいます。小さな目標も大切にしてみましょう。
頑張っている対象に”やりがいを感じられない”ことが、頑張りたいのに頑張れない原因になります。
やりがいを感じられないのには「面白くない」「成長している実感がない」「自分に合っていない」など、意欲を失ってしまった理由があるもの。
頑張る意味を感じられないと、いざ「頑張りたい」とは思ってもいまいち前向きになれないのです。
何のために頑張っているのかを思い出すと同時に、そもそもそれは本当に自分がやりたいことなのか・自分がやりがいを感じることは何なのかを振り返ってみましょう。
努力することが苦手・努力する方法がわからないと「頑張れない…」と感じる原因になります。
頑張りたいと思っても、どうやって頑張ったらいいのかわからず立ち止まってしまう。気持ちはあるけれど「頑張るのって疲れるし、面倒だな」と進めずにいる。
努力に対するハードルが高くなっているために、頑張りたいのに頑張れなくなっているのです。
これまでに努力した経験や成功体験が少ない場合は、小さなことから手をつける・誰かの真似をしてみるのも頑張るための手段になります。
今が頑張り時なのに頑張れない。やらなきゃいけないのに何もできない自分。
頑張らなくちゃって思えば思うほどに苦しくなる。
頑張れないって感じた時、すでにもう頑張りすぎてはいませんか?
頑張り続けた結果として頑張れなくなっているのなら、今は少し立ち止まることが必要。
一休みして、頑張るための力を蓄える時期です。
叶えたい目標のために。一緒に頑張っているみんなのために。「私は今頑張りたいんだ!」って思っても頑張れないのなら、一旦自分を追い込むのはやめてみない?
自分のために休むことも仕事のうちだと思って、たまにはゆっくりしたっていいのです。
何もできない状態からどうしたら抜け出せるの?
これから頑張り続けていくために、安定して頑張れる方法は?
頑張りすぎて頑張れない時は、自分に対して少し厳しくなっている可能性があります。
責任感が強くて「もっと頑張らなくちゃ」と思っている。夜遅くまで仕事をしてあまり休めていない。こういった場合は、自分のために優しさを持つことが大切です。
ここからは、無理せず頑張るために試したい、何もできないと感じる時の脱却法をご紹介します。
「私よりも頑張っている人がいる。」「どうして自分はダメなんだろう。」
自分と他人を比較して、自分よりもできている人を見て劣等感を持ってしまう。そうすると自己嫌悪に陥り、余計に頑張る気力がなくなってしまいます。
他人と比較し始めるとキリがなく、そのたびに気持ちが揺らいで不安定になるもの。他人と同じように頑張ることを目指さなくてもいいのです。
大切なのは自分のペースで頑張ること。比較するなら昨日の自分を対象にして、今日できたことに喜びを感じましょう。
努力家で責任感の強い人は、頑張りすぎた結果としてキャパオーバーしてしまうことがあります。自分の力でしっかり頑張ることが当たり前だと考えているのです。
本当は疲れているのに「私が頑張らなくちゃ」と一人で抱え込んでしまう場合も。
一杯一杯になりそうな時は、他人に頼ることも仕事のうちだと思ってお願いしてみましょう。もし罪悪感を感じてしまうのなら「持ちつ持たれつ」の関係を意識すること。
全部を他人任せにするのではなく、お互いに協力し合って頑張っていけばいいのです。
大きな目標に向かって頑張っていると、なかなか達成できなかったり手順がわからなかったりして頑張れなくなってしまうことがあります。
楽しく物事を継続するコツは”小さな達成感”を多く得ること。常に小さなゴールを用意することで、頑張ることへの喜びが感じられるのです。
クリアするたびに満足感を得られ、自然と成功体験が積み重なっていきます。
まずはすぐに達成できそうなゴールから始めて、徐々に大きなゴールへ近づいていくことを意識してみましょう。
頑張りたい時に頑張れるようになるためには、疲れを溜めにくい生活習慣も大切です。
無理をして夜遅くまで残業をしない。早寝早起きを心がける。
一日三食でバランスよく、暴飲暴食をしない。
こういった毎日の積み重ねが与える影響は意外と大きいもの。疲れを翌日に持ち越さないためにも、生活リズムを整えることを意識してみましょう。
いきなり全てを変えるよりも、まずは一つの習慣を目標にすると続けやすくなります。
生活習慣と同時に「生活環境」を上質に保つことも、疲れやストレスを溜めにくくする方法です。
「寝たはずなのになぜか疲れがとれない」「家にいても休んだ気になれない」という場合は、生活環境を整えることが必要。
無理のない範囲で片付けをする、部屋の中を好きなもので揃える、仕事に関するものは置かないなど…。リラックスできる環境は人それぞれですが、常に心地よくいられる状態をキープすることが大切です。
しっかりと休める環境があることで、頑張りたい時に頑張れるようになります。
「なかなか結果が出ない」と自分を責めて頑張れなくなってしまう時は、日々の成長を実感することを心がけてみましょう。
どんなに小さくてもいいので、その日達成できたことや覚えたことを振り返ってみるのです。自分の中で整理をしていくと、成長できている実感やしっかりと頑張れている実感を得られます。
頑張ることは当たり前ではなく凄いこと。自分自身がその頑張りに気がつくことで「まだまだ頑張りが足りない」と自分を責めることを減らしていけます。
身体と心を休める時間を作ることは、頑張るために必要なこと。
休みが足りていないと「頑張りたいのに頑張れない」状態を引き起こしてしまいます。
「でも、夜はちゃんと睡眠とってるし…」と思っても、充分に疲れがとれていない可能性もあるのです。しっかりと睡眠をとるだけでなく心を癒すための時間も大切。
仕事ばかりの毎日が続いて疲れているのなら、たまには好きな映画を観たり友達と遊んだりなどしてリフレッシュもしてみましょう。
頑張りたい気持ちとは裏腹に、頑張ろうとしてくれない私の体。
なぜだか手が進まない。ただ頑張ろうとするだけで気が重くなって、逃げ出したくなる。
それは心と体の「頑張りすぎた」サインです。
頑張れない自分はダメなんだ、結局何もできない人なんだ、って落ち込まないで。
誰かと比べて「頑張りが足りない」と自分を責め立てないで。
すでにあなたは十分頑張っているから。
立ち止まって休むことも仕事のうち。結果が出るまで全力で走り続けなくてもいいのです。
頑張った後には休むこと。自分の頑張りを振り返って「私ってすごい!」と認めてあげること。
頑張る・休むをバランスよく繰り返して、無理をせずに頑張っていこう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。
今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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