2020.03.07

あなたの親は過干渉な毒親?毒親の特徴21選・毒親から逃げるための対策

私の親は過干渉な毒親です。

教育熱心な親だね。それだけ子供が大切ってことだよ。

周囲の大人は無責任に“過干渉な毒親”を肯定する。

過干渉な毒親は、求めてないのに私の領域に踏み込む。

過干渉な毒親は、一方的に「毒親の意見」をぶつける。

過干渉な毒親は、子供が意志を持つと全否定する。

家事と習い事と勉強で自由がない子供時代だった。

私の役目は“親の挫折した夢を叶えること”。そのためには、秀才でないといけなかった。

そして、親よりも幸せになってはいけなかった

社会常識なんてわからなくて、学校や社会では白い目で見られて辛かった。

それでも頑張り続けた。過干渉な毒親に認められたくて。

挙句の果てにはお金を無心されて、私の人生は完全に狂ってしまったんだ。

悲しみの海で溺れそうなの…。お願い誰か助けて。

 

毒親とは?

毒親とはスーザン・フォワードの著書「毒になる親」から由来する言葉。子供をコントロールして悪影響を及ぼす親のことを指し示します。

毒親の代表的な特徴は「過干渉・暴言・暴力・否定・性的虐待・無関心」。今回はその中でも“過干渉”に注目して解説していきます。

過干渉とは、過度に管理・支配して価値観を押し付ける行為のこと。

子供が本来持つ価値観が否定され、自我が育たなかったり、自分の意思を肯定する力が弱くなります。

過干渉な毒親は一見すると「教育熱心なスパルタ」と思われがちですが、“子供へ対する愛情の域を超えている”のが決定的な特徴です。

過干渉になると、子供が傷つく手段を使ってまで、無理矢理コントロールしようとします

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あなたを苦しめる毒親の特徴21選

「子供への思いやり」と「過干渉」は大きく違います。ところが「過干渉な毒親」と聞いても、何を基準に判断すればいいのかわからないもの。

そこで、まずは子供を苦しめる毒親の特徴を解説していきます。

今まで我慢してきたけど、これってもしかして過干渉?

過干渉な親がいるけど「毒親」なのかわからない。

こうした疑問を持つ人は、後述する過干渉な毒親の特徴にどれくらい当てはまるか、一つずつ確認してみましょう。

1.全て把握したがる

過干渉な毒親は、子供の行動・思考の全てを把握したがります。自分の期待どおりになっているか確かめたいのです。

そして、過干渉な毒親の期待と合わない言動が見られる場合は、無理矢理でもコントロールします。

2.自分の叶わなかった夢を押し付ける

過干渉な毒親は、自分と子供の境界線が曖昧です。そのため、自分が挫折した夢を押し付け、子供に叶えさせようとします。

しかし、もし子供が叶えたとしても、毒親自身が叶えているわけではないため、心が満たされることはありません

3.精神的に依存してくる

過干渉な毒親は自立心がなく、誰かに依存することで心のバランスを保つ傾向があります。子供を「自分の心を満たすための存在」にしてしまうのです

そのため、子供の価値観を尊重できずに、どこまでも自分の価値観を押し付けて過干渉になります。

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4.お金を無心する

過干渉な毒親は、金銭的にも自立できない傾向があります。子供との境界線が曖昧で、子供のお金も自分のお金のように考えてしまうのです。

育ててあげた恩返しは?誰のお金で大人になれたの?

こうした発言で、自分の過干渉を肯定するために“育児に対する見返り”を求めることも。

5.意見を一切聞いてくれない

過干渉な毒親は自分の価値観が絶対。そのため、子供の意見は一切聞き入れてくれません。

子供が親を傷つけてきた。親を攻撃する親不孝者。

子供が反発すれば、過干渉な毒親は“自分が被害者”という意識を持つことさえあります。

6.過干渉

過干渉とは、求められていないところまで踏み込んで支配・管理すること。

過干渉な毒親は“親と子供の線引き”ができず、プライバシーや個人の価値観といった概念がありません

過干渉な毒親には、「他人は思いどおりにならないもの」という感覚がないのです。

 

 

7.性的な成長から遠ざけようとする

過干渉な毒親は、思春期・青年期の自然な性的成長を否定的に捉える傾向があります。

これは同性の親子間で起きやすい問題。“娘が女性らしくなっていく状況”を見て、ネガティブに捉えたり、悪いこととして教育してしまいます

8.失敗をとにかく責める

過干渉な毒親は「期待どおりかどうか」に注目するあまり、失敗をとにかく責めます。

子供が謝っても怒るのをやめなかったり、涙を流すまで追い詰めたり…。子供が深く傷つくまで責めてしまうケースが多く見受けられます。

9.努力を認めてくれない

過干渉な毒親は“子供の努力”を認めることができません。子供への厳しさが強すぎて、「努力するのは当たり前」という認識を持っています。

過干渉になるとネガティブなことに敏感に反応して、ポジティブなことは視界に入らなくなるのです。

10.子どもが楽しむことを許さない

過干渉な毒親は「子供を幸せにしたい」と思って過干渉をしているわけではありません。

子供が楽しんでいるのを見ると「嫉妬」に近い感情が湧き上がります。自分を差し置いて「幸せ」になることが許せないのです。

11.プライベートを与えない

過干渉な毒親は「子供のプライベート」という発想がありません。

過干渉になると部屋を与えなかったり、郵便物を全て開封したり、勝手にメールを全てチェックしたり…。

子供は全てを監視されている気分になり、毒親に見られる前提の言動が身に付きます

12.子どもが好きなものを否定する

過干渉な毒親は、子供が好きなものを否定してしまいます。

否定だけで満足できないと、大好きなゲームを罰として壊したり、仲の良い友達との遊びを禁止したり…。

過干渉になると、子供の「楽しい」という感情を取り上げる傾向があります。

13.子どもをけなす

過干渉な毒親は、コントロールするために子供をけなします。

「自分はダメな人間なんだ」という固定概念を持っている方が、毒親の意見を受け入れやすくなるのです。

また、他人への悪口を言うことでストレスを発散している傾向もあります。

14.暴力によって支配しようとする

過干渉な毒親は「思いどおりにしたい」という感情を強く抱いています。

そのため、暴力でねじ伏せてまで支配しようとするのです。

子供が反抗的な態度を取れば、たちまち暴力が始まり、子供に無力感を植え付けます

15.「できる」「できない」でしか判断しない

過干渉な毒親は期待に対する結果しか見ていません。そのため、物事に取り組むまでの過程や成長に目を向けず、「できる」「できない」でしか判断できないのです。

これにより、子供は“努力を続けて目標達成する”という感覚を育てる機会を失います

16.全て親が正しいと思っている

過干渉な毒親がこれほどまでに意見するのは、自分の正しさを確信しているから。「親は子供よりも下」という固定概念も抱きがちです。

子供の能力や可能性を認めることはなく、「子供は間違えるもの」という前提の発言が増えます

17.ストレスのはけ口にされる

毒親の暴力・暴言は突発的です。なぜなら、子供への過干渉を“ストレスのはけ口”にしているから。

子供からすると「いつ逆鱗に触れるかわからない日常」が続き、心の休まる瞬間がありません。常に親がストレスを抱えていないか、機嫌をうかがうようになるのです。

18.人としてのルールを教えてくれない

過干渉な毒親は“自分の意見”を押し付けるあまり、“社会全般のルール”を教えることがありません。子供にとって本当に必要な教育は後回しにしてしまうのです。

また、毒親自体が人としてのルールを理解できずに孤立していることもあります。

19.完璧を求めてくる

過干渉な毒親は失敗や欠点のない「完璧さ」を子供に求めます。

誰しも失敗はつきものです。失敗経験から自分で学び、成長を繰り返すもの。

つまり、過干渉な毒親は「完璧を求める」あまり、子供の成長は妨げてしまう可能性があるのです。

20.必要以上のプレッシャーを与えてくる

過干渉な毒親は失敗に厳しいと前述しました。これは、子供に「絶対失敗してはいけない」というプレッシャーを与えることに繋がります。

これにより、子供は常にプレッシャーによるストレスを受け、心身ともに疲弊してしまうのです。

21.褒めない

過干渉な毒親は期待どおりに動いても褒めません。子供の目標達成や成功に無関心です。

褒めないのは、そもそも「自分の欲求」に焦点を当てて、子供の成長を目的としていないから。“自分が不快に思うかどうか”を基準にしています。

 

 

毒親から逃げるための5つの対策

過干渉な毒親からコントロールされ続けると、強いストレスを抱え込み、心身ともに疲弊します。

毒親のコントロールから逃げたい。

もうこれ以上毒親で悩む人生を歩みたくない。

そう感じたなら、「物理的に逃げること」と「精神的に逃げること」の2つを意識して行動することが大切です。

具体的にどうすればいいのか、5つの対策をご紹介していきます。今までの関係性を変えて、自分らしい人生を取り戻しましょう。

1.自立して親との関係を断ち切る

過干渉な毒親とは、少なからず依存関係が構築されています。

そのため、物理的に離れるには経済的自立、精神的に離れるには心の自立を目指しましょう。

自分一人で生きていくことが辛い場合、無理せず友達や彼氏を頼ってもOK。ですが、誰かを頼りにしつつも、自分の足で立って歩けるようになる未来を意識することが最も重要

過干渉に慣れた状態で関係を断ち切ると、強い不安や抵抗を感じます。逃げた後も自分自身で生きていけるよう、自立心を育てましょう。

2.自分を肯定してくれる人との付き合いを大切にする

過干渉な毒親は“子供が自分の考えを持つこと”に対して否定的です。その結果、子供は「自信がない」「自己嫌悪してしまう」などの心理状態を抱えてしまいます。

人は一緒に過ごす人との関わりで、心の状態が大きく変化するもの。

“自分を肯定してくれる人”との付き合いを大切にして、のびのびと自己表現できる環境で過ごしましょう。

過干渉な毒親と過ごす時間を減らし、自分の味方になってくれる人と過ごす時間を増やすことが効果的です。

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3.社会で完璧を目指すことをやめてみる

過干渉な親に育てられた子供は、完璧主義な思考がベースになってしまいます。

自分に完璧を求めれば、他人にも完璧を求めてしまうもの。自分自身への認識を他人へも求めてしまう“投影”という心理があるのです。

他人の失敗が許せない。

完璧な人しか好意的に思えない。

こうした思考は、自分への厳しさが招いている可能性があります。過干渉の影響で染みついた完璧主義を、思い切って手放してみましょう。

4.母親や父親が全てではないことを知る

幼少期は“家庭”が世界の全てです。そのため、母親や父親から否定的な対応をされれば、「世界に否定されたような気分」にすらなります。

ところが、家庭は広い世界にあるごく小さなコミュニティの一つです。

社会に出て様々な人と関わるうちに、新しい価値観が吹き込まれたり、自分を認めてくれる人や正しく叱ってくれる人に出会うことができます。

母親や父親に否定されるのは本当に辛いですが、自分の可能性を否定する必要はありません

5.何か一つ自分の意思を貫いてみる

過干渉な毒親に育てられると「自分の意思で何かをやり遂げる」という経験が少なくなります。

自我を取り戻して自分らしく生きるには、何か一つでも自分の意思を貫いてみることが大切です。

これで本当に合ってるかな?

自信がないから失敗したら怖いな。

このように感じても大丈夫。失敗したとしても、ほとんどのことはやり直しができます。

失敗への強い恐怖は完璧主義の一つです。まずは自分の意思で行動してみましょう。

 

毒親から逃げて、あなたの人生を生きて!

過干渉な親に育てられたから、自分の意思で行動できない。

「楽しい」という当たり前の感情が麻痺して、自分がわからなくなる。

だから、思い切って過干渉な毒親から逃げてみた。

たくさん着信が来て、罪悪感を煽るメールが届いて、悪いことをしている気分だった。

そして何より、「大切な何かを失う感覚」がして怖くてたまらなかった。

この言葉にならない不安は、経済的にも精神的にも自立することで少しずつ消えた気がする。

過干渉をベースに育ったから、自分の足で歩く方法を知らなかったんだ。

過干渉な毒親と離れることで、人の優しさを知ることができた。

誰かに優しくされることで、同じように人へ優しくできるようになった。

自分が「楽しい」「嬉しい」と感じる方向へ、自分の意思で歩いてみよう。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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