2020.03.04
私にはたくさんの友達がいる。そして大好きな親友もいる。
その中で一人、ただの親友でない相手もいるの。
その人はソフレ。添い寝だけをする、大切な人。
ソフレって何?って聞かれた時に、説明すると驚かれることもあるけど、私にとってはソフレは必要不可欠なパートナー。
ソフレである彼と添い寝をしていると、なんだか家族といるみたいで安心できる。
恋人とはまた違った、心癒してくれる存在。
時には甘えることもして、ちゃんと温もりを感じさせてくれる存在。それがソフレ。
ソフレってそんなに悪いものじゃないよ。親友だからソフレになれるんだよ。
ソフレに偏見のある人に、私はそう伝えてみたい。
ソフレの意味とは「添い寝フレンド」の略です。セフレとの大きな違いは肉体関係を持たないこと。
セックスをせず、キスもせず、添い寝をするだけの間柄である人のことをソフレと呼びます。
人間は時に人恋しいときや寂しさを感じることも。誰かにそばにいて欲しい、でもなかなかそんな人はいない…そんな寂しい気持ちを埋めるために生まれたのがソフレという間柄です。ソフレによって他人の体温を感じると、安心するもの。その安心感を得るために、ソフレは必要とされるのです。
なお、ソフレやセフレの他にもハフレというものがあり、これはハグフレンドの略です。抱きしめることによってソフレのように安心感を感じることができるため、近年ソフレだけではなくこちらの関係も話題となってきています。
添い寝をするだけの関係であるソフレ。一見ソフレはセックスもキスもしないため、寂しい関係のように思えます。しかし、ソフレを求める人が途切れない以上、ソフレは需要があり必要とされているもの。ソフレが欲しくなる気持ちが人々の中には生まれているのです。
それでは、なぜソフレが欲しいと言う気持ちが浮かぶのでしょうか。ソフレが欲しくなる心理について、具体的に5選、紹介していきます。
ソフレが欲しくなる心理でまず、安心できる場所が欲しい、というものがあります。寂しくなると、誰か自分以外の人のそばにいたい、と思う気持ちが生まれる人も。そのためソフレがそばにいることによって安心できる場所が得られる、という利点があるのです。
添い寝をしているひと時だけでも、誰かが隣にいてくれるというのは嬉しいもの。そのため、定期的に心の拠り所となってくれる人を得たいという気持ちから、ソフレが欲しいと思います。
大人になると、異性とただの友達同士でいたいと思ってもなかなかうまくいかないこともあります。
カップルになったり、ただそばにいたいと思っていただけなのに、セフレになってしまったり…セックス以外の純粋な温もりが欲しいと思った時に、ソフレという選択肢が生まれるのです。
ソフレは肉体関係を持たない異性同士。そのため、もちろんソフレとセックスはしませんし、その他の性的な愛撫などもしません。ソフレによって、「ただ異性の体温を感じたい」という欲求を満たすことができるのです。
ソフレが欲しいと思う気持ちのひとつに、「家族のような安心感を得たいから」というものもあります。一般的に家族は気を使わず、自然体の自分でそばにいられる存在。そんな、なんの掛け値もなしにそばにいられる存在が欲しいという気持ちからソフレを求める人もいるのです。
そっとそばに寄り添ってくれる存在としてソフレが欲しいと思う時、そこには気を使うことのない存在が必要だという気持ちが潜んでいるのかもしれません。
異性とセックスをすると、少なからず妊娠やSTD(性感染症)のリスクが伴います。
コンドームをきちんとつけたり、ピルを飲んだりしていればある程度防げるとは言っても、100%ではありません。
異性の体温を感じたいけれども、妊娠やSTDのリスクを減らしたいという人の中にもソフレという選択肢を選ぶ人がいます。
ソフレには性的な接触はないため、妊娠やSTDにかかる心配はありません。また、ソフレとはキスもしないため、咥内の感染などもなくソフレ相手ならそばにいて安心できる、という人もいるのです。
掛け値なしで誰かに甘えたい、でも今の自分には恋人はいない…そんな人もソフレを求める場合があります。ぎゅっと抱きしめたり、ベッドの上で誰かとごろごろしたいと思っても、なかなかソフレではないただの男友達には言いにくいもの。
そんな時に、最初から添い寝をする関係のソフレがいると、欲求を満たすことができるのです。ソフレに甘えることによって甘えたい欲を満たし、心が落ち着く。ソフレの存在が精神安定剤になっているという人もいます。
「寂しい、気軽に誰かに甘えたい」そんな気持ちが募った時にソフレが欲しいと思ってしまう女子もいるもの。そして軽い気持ちで出会い系やマッチングアプリなどでソフレ募集をかけてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ここで気をつけて欲しいのは、ソフレを作りたいと思った時にすでに彼氏がいる場合。ソフレとは、肉体関係を持たない添い寝だけの間柄ではありますが、場合によってはソフレとの添い寝だけでも浮気と思われてしまうことも。
いくらソフレだと説明しても、彼氏の認識が「ソフレも浮気」というものである場合は、ソフレが居ることで今後の彼氏との関係に亀裂が入ってしまうこともあります。
彼氏がいる女子がソフレを作りたいと思った時は、トラブルにならないよう、できるだけソフレを作りたい、またはソフレがいるということを彼氏に相談しておいた方がいいでしょう。そして、彼氏が難色を示した場合はソフレと別れることも視野に入れることが必要です。
ソフレが欲しい!と思ったら、実際にソフレを作るために行動を起こさないとソフレは作れないもの。
しかし、ソフレとは添い寝だけをするフレンドのことだと女性側は理解していても、男性側がソフレという関係をきちんと理解していなかったり、ソフレ以上の関係を求めてきたりした場合はトラブルになる可能性があります。
ソフレ関係によってトラブルを起こさないためにはどうしたらいいのか、ソフレを作る時にはここに注意!という、正しいソフレの作り方を紹介していきます。
ソフレのトラブルで多いのが添い寝だけではなく、肉体関係を求めてくる男性に出会ってしまうこと。ソフレとはあくまで添い寝フレンド。キスやセックスをするセフレとは違う存在です。しかし、最初はソフレとして関係を結んだはずなのに肉体関係を求めてくる男性がいるのも事実です。
ソフレなのにキスをしてこようとしたり、セックスを思わせるような接触をしてくる場合は、その男性はソフレ以上の関係を求めている場合があります。あくまでソフレである関係を崩さないよう男性がどのような接触をしてくるか、きちんと注意しておくことがソフレ関係を維持するためには大切です。
ソフレとは添い寝をするだけの関係であり、そこに恋愛感情はありません。しかし、ソフレ関係を求めてくる男性の中には彼女が欲しいという人もいます。そのような男性とソフレとなってしまうと、だんだんとソフレの男性側に恋愛感情が湧いてきてしまうことがあるのです。
ソフレとはカップルではありません。ソフレが彼女のような扱いをしてきたり、彼氏面をしてくるようになったら、その相手とはソフレ関係を見直した方がいいかもしれません。
添い寝とは本来信頼している相手とするものです。知らない男性の体温を急に感じて安心する、という女性はあまりいないもの。そして、ソフレとは添い寝によって安心感を得るための存在。そのため、ソフレになるにはまず信頼関係を築くことが必要なのです。
信頼関係のないままソフレになっても、「ソフレとはいったい何だったのか?」と思うほどにソフレといても安心感が得られない場合があります。きちんとソフレ相手のことを知り、信頼できると感じたらソフレになることがおすすめです。
ソフレ関係とは、お互いに添い寝をして甘えたり温もりを感じあったりする相手。ソフレに必要なのは、家族のような安心感や恋人のような気兼ねなさではありますが、しかし、あまりにソフレを求めすぎて共依存になるような相手はNGです。
ソフレを求めて何度も電話をかけたり、ソフレなしではいられなくなってしまったりと言った関係は、自分にもソフレ相手にも悪影響を及ぼします。
セックスはしない、キスもしない、ソフレとは大前提そのような関係です。その大前提の決まり事以外にもソフレ関係になった相手と二人だけのソフレルールを決めておくことが大切。
例えば、ソフレ相手にされたら嫌なこと、これはソフレでもしてもいいこと、などお互いのソフレの認識をすり合わせておくことが大切です。
ソフレとしてもいいことのルールを決めておくと、「これはソフレにはして欲しくなかったのに!」というトラブルを防いだり、お互いに傷つくことを回避できたりします。
ソフレとは時に女心を癒してくれるもの。ソフレの暖かい体温と安心できる関係は日々の疲れた心をリラックスさせ、明日への活力を生み出す場合もあります。
しかし、そんなソフレとの関係には意外な落とし穴が。メリットもあればデメリットもあるのが物事ですが、ソフレにもデメリットがあるのです。それでは、ソフレの落とし穴とはどんなものなのか、ソフレ関係で生まれやすいソフレとの悲しい3つの結末を紹介していきます。
ソフレとの関係の落とし穴で多いものとはどんなものかと考えた時、まずはじめにソフレと肉体関係に発展してしまうことがあります。ソフレとはあくまで添い寝をするだけ。肉体関係を結んでしまえばそれはただのセフレです。
ソフレとして関係を持てる人を探したのに、セフレとなってしまう…これではソフレを見つけるという最初の目的から外れています。また、そのままソフレに恋愛感情が芽生えてしまうと、彼氏がすでにいた場合トラブルに発展することも。
添い寝をするだけの関係であるといっても、ソフレとはベッドの上で寄り添ったり、甘えあったりする関係。そんなソフレ関係にある異性がいるとなると、必然的に彼氏はできにくくなるものです。
彼氏にいくら相手はソフレであるということを伝えたとしても、自分の彼女と触れ合っているソフレと言う異性がいるというのは彼氏としては面白くないもの。また、ソフレがいるから彼氏はいいや、とソフレがいることによって女性側が彼氏を作ることに消極的になってしまう場合もあります。
ソフレに対しては家族のような安心感を求めている人が多いため、恋愛関係抜きで接している人が多いもの。しかし、ソフレとはなんたるかを分かっていても添い寝をしているうちにソフレに恋愛感情を持ってしまうと、ソフレ関係が辛くなってしまうこともあります。
ソフレの相手は自分に恋愛感情を持たず、安心できるソフレ相手として付き合ってくれているのに、自分はソフレ以上の関係になりたいと思ってしまっている…罪悪感や敵わぬ思いに心が苦しくなってしまう場合もあるのです。
添い寝をするだけの関係であるソフレ。ソフレとは時にそれだけの関係なのか、と周りから見ると理解し難い関係に見える場合もあります。しかし、掛け値のない安心感や家族のような温もりを得たい時に、ソフレは大切なパートナーとなるのです。
異性と関係を結びたいと思っても、なかなかただの友達同士になることは難しいこともあります。セックスをしてしまいセフレとなってしまったり、純粋に友達として好きだったのに相手に恋愛感情を抱かれてしまったりということも。
しかし、ソフレは異性であったとしても、恋愛感情なしで触れ合える大事な相手。心の癒しを得るためにはソフレは素敵な存在となることもあるのです。ソフレのメリット、デメリットを理解し正しいソフレ関係を築いていくことが大切なこと。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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