2020.03.03
部屋の汚れは心の乱れを表しているとはよく言ったものだ。
最近仕事が上手くまわってないし、その影響もあって遠距離の彼とも微妙な関係…。
部屋を片付けようにも、時間もやる気もない。
一度やる気を無くすと、どんどん物が溜まっていって、それぞれ元あった場所に戻すのが苦痛になる。
先々週に旅行した時のキャリーケースも、開かずの間状態で横たわっている。
お金持ちだったら、お掃除してくれる人を呼んじゃう勢い。
部屋が片付けられない人って、印象が悪いだろうな。
そもそも片付けられない人は、最初から汚さないようにすればいいんだろうけど…。
こんな私でも、汚部屋から脱出できるのだろうか。
部屋が片付けられない人には、それぞれ特徴と原因があります。
誰だって、足の踏み場がない部屋に住みたいと思っているわけではありません。最近流行っている「ミニマリスト」という言葉も、それを象徴しています。
いらない物が溢れかえった汚い部屋で過ごすよりも、必要な物がすっきり並んだ部屋に住みたいもの。
片付けられても、何度も散らかしてしまっては意味がありません。
まずは片付けらない人の特徴を知り、自分に当てはまる原因を探してみましょう。
不要なものでも捨てられずにとっておいてしまう。こんな特徴をもつ人は要注意。
「いつか使うから」と、いらないものを長く溜めこみ続ける傾向にあります。物に囲まれることで安心感を抱くこともありますが、使わない物を持っていても無駄です。
特に、一人暮らしでスペースが限られている場合などは、すぐに物で溢れかえってしまうでしょう。
宝の持ち腐れになるより、誰かもっと必要な人へ渡してしまう方がいい。最近は中古の物を簡単にネットで販売することもできます。
片付けられない人の心には、何らかのストレスがかかっている場合も…。
何かを探す時、手当たり次第に引き出しを開けてそのまま放置してしまう。そのような行動が原因となり、部屋が散らかってしまいます。整理整頓する心の余裕がない人の特徴です。
ストレスが原因となり、これまで綺麗好きだった人の部屋が荒れることもあります。
身の回りのことに急に無頓着になったのであれば、大きなストレスを抱えている可能性があるので要注意。掃除する気分にならない時には、自分の心理状態を振り返ることも必要です。
純粋に片付けが苦手だという特徴も挙げられます。
片付けにも得意・不得意があり、収納がうまくできないから嫌いになる場合も…。
しまうべき場所や方法を間違っていると、物がスペース内に収まらなくなります。「スペースから溢れた物は断捨離をする。」「収納方法を見直す。」など、片付けの方法を学びましょう。
今では100円ショップのグッズを使った収納術がたくさん本で紹介されています。
身近にできる簡単な収納術もたくさんあるので、できそうな方法を真似してみましょう。
ここからは、片付けられない人に共通する心理を紐解いていきます。
考え方のパターンを少し変えるだけでも、人の行動は変化していきます。
片付けは日々の生活に関わってくる大事な習慣。整理整頓ができる人の習慣を真似して、自分に定着するまで続ける努力が必要です。
片付けられる人になるためには、自分の考え方や心理を見直さなければなりません。ここからご紹介する4つの心理のうち、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
片付けられない人は、「もったいなくて捨てられない」が口癖です。
物を大事にするのはとても素晴らしいことですが、だからといって無駄な物を溜めこむのはやめましょう。所狭しと並んだ物たちが邪魔になり、最終的には掃除すら面倒になります。
綺麗好きな人の部屋の特徴は、シンプルですっきりとしていること。
いつ使うかはっきりと答えられないような物は、その場で手放すようにしましょう。
不規則な生活を繰り返し、夜遅くまでネットに依存。朝は遅刻ギリギリに起床している…。
こんな特徴がある人は注意しましょう。
心に余裕をもたないで生活していると、掃除をする暇もなくなります。部屋が荒れれば荒れるほど、片付けに着手するまで腰が重たくなるもの。
綺麗好きな人は、使った物をその都度元あった所へ戻すという特徴をもっています。
物を見るとなんでもすぐに買ってしまう浪費癖のある人は注意してください。
物欲を満たすことが目的で、気がつけば不必要な物まで買いこんでいませんか?
浪費癖のある人は、いらない物で部屋がいっぱいになっても、新しい物と出会う度に物を購入するのです。そして、一度も開けていない新品の段ボールが部屋に積み重なっていたりします。
必要な物を必要な時に買う癖をつけましょう。
生活へのこだわりがないことも、片付けられない人に共通する心理の一つです。
例えば、部屋にある家具や置いてある小物のデザインがバラバラという特徴があります。人にもらった物ばかりで、インテリアに共通したテーマがないのです。
美しい部屋をキープするという概念がないので、服もしまわずに床に散らかしたりします。
これでは、いつまで経っても整理整頓はできません。
部屋に誰かを招きたくても招けない。
部屋で料理をしても、あまり美味そうに思えない。
それもこれも、部屋が汚いせい。自分が片付けられない人だから…。
綺麗な部屋に住めたら、生活はもっと豊かで快適になるはずなんだ。
汚部屋を卒業したいと思ったら、毎日の積み重ねを意識してみましょう。
一度大掃除をして部屋を綺麗にしたら、後は使った物を元あった場所へ戻すだけ。
シンプルに聞こえますが、気を抜くとまた汚部屋に元通りです。
片付けられない人を卒業するまで、それを永遠と続けるのです。
気が遠くなりそうですが、習慣化してしまえばこっちのもの。
小さな努力を重ねることが大切。今できることから挑戦してみませんか?
今日で汚部屋を卒業して、自分の生活のリスタートを切りましょう。
ここからは、部屋を綺麗にするための秘訣をご紹介します。
片付けられない人におすすめの5つの方法です。
シンプルで具体的なものばかりなので、できるものから実践してみてください。勇気をもって一歩踏み出してみましょう。
それぞれの物に居場所を決めてあげるのは大事です。
収納場所が毎回違うということを無くすのです。戻す場所をしっかり決めれば、出しっぱなしになることはありません。
使った物をその場で元あった場所に戻せるようになれば、部屋が散らかることはありません。
場所を覚えるまでは、収納スペースにマスキングテープなどで印をつけましょう。慣れてくれば、何も見なくてもスムーズに物の出し入れができるようになります。
次に使う時がはっきり明言できない物は、いっそ捨ててしまいましょう。
「いつかきっと使うはずだ」そう思っていても、出番はなかなか現れないもの…。
高価な物や、簡単には処分できない思い出の品などは捨てられない人が多いでしょう。その場合は、レンタルスペースや倉庫で保管し、生活スペースに持ちこまないようにしてください。
実家が広けば、そこで保管してもらえないか確認してみるのもいいでしょう。
部屋の収納家具にこだわりを持っていますか?
統一感のない収納家具では上手く片付かないうえ、出来栄えもよくありません。
片付けへのモチベーションを保つためにも、収納家具にはこだわりをもちましょう。
好きな色のカラーボックスや、部屋のインテリアに合った棚など、自分の好みで選んでください。収納家具をはじめ、部屋全体にこだわりがもてれば、散らかすことが減るでしょう。
趣味のスペースを充実させたり、思いのままにインテリアを楽しんでみましょう。
誰に見せても大丈夫な部屋とは、清潔感ある片付いた部屋のこと…。
人が来る状況になれば、必然的に片付けたり掃除をしなければなりません。
定期的に友人を呼ぶことで、自分に掃除を習慣づけるのです。
部屋を汚い状態で放置すると、後からまとめて掃除することが億劫に感じます。そうなれば、部屋を荒らさずに過ごせるよう意識します。
服などの収納におすすめなのは、一つ購入したら一つ処分するというルールを作ること。
ハンガーの数は限られた分だけしか部屋に置いておかないようにしましょう。そうすれば、着れないほど大量の服を所有することはありません。
新しい物を買ったら古い物を捨てるので、部屋に服が散乱することもないのです。
服以外にも、靴などよく買ってしまう物にこのルールを設けることをおすすめします。
片付けできない自分を、だらしないと思って悲観していませんか?
片付けが”できない”のではなく、”苦手”なだけ。
時間や余裕があって、片付けのコツを掴めさえすれば、誰でも整理整頓は可能です。
誰がいつ自分の部屋に遊びにきてもいいような、快適な居場所を作りましょう。
清潔な部屋で暮せば、気分も明るくなります。それだけで、朝起きた瞬間に笑顔になれるのです。
美味しい朝食を作るのも楽しく感じられるでしょう。
窓を開けて心地よい風を取り入れながら、素晴らしい一日がスタートします。
今この瞬間から、素敵な暮らしを始めてみませんか?
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。
今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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