2020.02.24

「都会生活、私物語。」第3話

恋愛が全てだった10代の頃

10代の頃は、恋愛が全てだった。

好きな人が必ずいて、彼氏は取っ替え引っ替え。

彼氏がいない生活なんて考えられなかったし、彼氏と旅行したり、家でイチャイチャしているのが人生の醍醐味だと思ってた。

恋愛を中心に仕事をして、他のプライベートのスケジュールも立ててた。

彼氏がいなくなってからも、周りに男性はいたし、寂しいと思うことは特になかった。

時折、「なんで私には彼氏できないんだろう?」と思ったこともあったけど、「彼氏が欲しい」と思うことは、歳を重ねるにつれて減ってきた。

気づいたら、仕事が中心になってた。

 

仕事が中心になった20歳

渋谷のど真ん中。

オフィス街でIT企業に勤め、仕事を始めた私は、恋愛>仕事の生活から、仕事>恋愛の生活に変わった。

次第に、周りにいた男たちは離れていった。

「スケジュールが合わないから」「一緒にいても仕事の話ばかりだから」「家事をしてくれる余裕もないから」

そんな理由で、男たちは私の元を去っていった。

それでも、仕事に没頭している私は、どうでもよかった。

朝起きて、仕事に行って、夜中まで仕事をして帰宅して寝る。

仕事に集中したいから、渋谷の友達の家に転がり込んで、終電を気にしなくていいような生活をするほどだった。

毎日その繰り返しで、特に休日なんてなかった。というより、休日なんていらなかった。

遊ぶように仕事をしていた私は、仕事が何よりも楽しかったから、働かない生活が考えられなかった。

仕事をしないで止まっている私は、人生が止まっているように感じるほど、仕事に明け暮れてしまった。

 

気づいたら一人だった。

気づいたら、一人きりだった。孤独だった。

20歳を超えて、仕事ばかりしていた私は、気づいたら周りに友達がいなくなっていた。

友達は当たり前のようにいるものだと思っていたし、数ヶ月連絡とらないくらいじゃ切れない縁だと思っていた。

なのに、気づけば私の周りには仕事関係の人だけ。

本音を話せる人もいない。寂しい時に寄り添ってくれる男もいない。弱音を吐きたくても吐いちゃいけない気がしてた。

仕事に明け暮れて、仕事をどんなに愛していても、たまにはプライベートを充実させたいと思う。

「今日仕事のことを忘れて遊びたい」と思うこともある。

そんな時に気軽に誘える友達は、私の周りからいなくなっていた。

なぜだろう。なんで私は、こんなにもわがままなんだろう。

仕事が忙しいからって、友達の誘いを断っていた私は、自分が会いたい時に会いたい人に会えないことにイライラしてしまった。

 

思ったより欲深い人々

人は、仕事も恋愛もうまくいっていないと満足できない生き物なのかもしれない。

女は、仕事のために恋愛をするのかもしれない。

恋愛をしているときは、人生が楽しくて、何もかもが鮮やかに見える。

空が晴れているだけで気分が良くなる。

渋谷の道玄坂を下りながら、夕日を眺めて「あの人が前から歩いてこないかな」なんて思ったり…。

きっと人生は、そのくらいの方が楽しいんだよ。

でも、恋はしようと思ってするものじゃない。勝手に恋に落ちるものらしい。

でも、簡単に恋に落ちることができないから、困っているんだ。

毎日仕事をして、終わって帰る頃には、渋谷駅の周りに酔いつぶれたサラリーマンが倒れてて…。酔っ払って大きな声でタクシーを止めるギャルたちがいて…。

「あぁ、私は何のために仕事をしてるんだろう?」って。

恋もしてない。愛が何かも分からなくなってきた。

そんな中で、私は何のために、誰のために、仕事をしているのだろうか。

自分のため?ユーザーのため?家族のため?それとも…。

都会生活、私物語。

渋谷という繁華街は、私には似合っていなかったみたいだ。

すれ違うカップルに嫉妬して、酔っ払って楽しそうなサラリーマンに嫉妬して、同い年くらいの若者たちに嫉妬して,,.。

騒がしいこの街は、私の寂しさを煽ってくる。

お願いだから、これが全て嘘であってくれと思うほどに…。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

Ayano
Ayano
株式会社DariaMe代表|22歳 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

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