2020.02.20

自尊心が低い原因・心理とは?自己肯定感・自尊感情を高める5つの方法

私はダメな人間です。

いつも誰かの意見に流されて生きている。

「あなたはどう思う?」と聞かれる瞬間が一番辛い。

私の意思なんて聞いても意味がないから。微妙な空気が流れてしまうだけ。

「個人の意見を尊重しよう」っていう考え方がまず合わない。

だって、私の意見を尊重しても、何も生まれないじゃないか。

息をひそめて影のように生きたい。誰も私の存在に注目しないでほしい。

人前に出て称賛されるのは、キラキラした人間だけでいい。

私はダメな人間だから。もう放っておいてよ。

人と関わるたびに劣等感が露わになって、自分の醜さが際立つ。

ある日突然運命が変わって、周囲をアッと言わせるなんて、誰かが作ったフィクションの中の世界。

私はこのまま、永遠にダメ人間として生きていくんだろうな。

 

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自尊心が低くなってしまう原因・心理

自分の存在・人格を大切にする心の仕組みのことを「自尊心」といいます。自尊心とは、時に「プライド」「自信」「自己肯定感」といった意味合いでも使われる言葉。

自分を過小評価してしまう人は、自尊心が低いといえます。自尊心の欠如を伴うと、あらゆる言動に自信が持てません

では、自尊心が低くなってしまうのには、いったいどんな原因・心理が考えられるのか?

自尊心が低い人の内面を探っていきましょう。

1.家族や身近な人物から人格を否定された

家族などの身近な人物から人格を否定されると、「自分は受け入れられない人間」だと刷り込まれてしまいます。

どんなに才能に満ちた魅力的な人でも、周囲から認められないと自尊心は低下してしまうのです。

幼少期に人格を否定され続けると、自尊心が著しく低下して、自分を過小評価するように。周囲からの評価は、そのまま自分への評価として刻まれます。

そして、本当はもっと自信を持つべきなのに「自分なんて」と卑下したり、可能性を否定する癖が染みついてしまうのです。

2.自分の強みを理解できていない

自尊心が低い人は、「自分の欠点」ばかりに目を向けます。長所を見つけて自分で褒める習慣がないから、自分の強みを理解できなくなるのです。

自分の強みを知ることは「自信」へと繋がります。

これだったら誰にも負けない。

欠点以上に大きな長所があるから大丈夫。

このように思えると、自分の欠点を見つけたり指摘されたとしても、心が折れるほどの傷にはなりません。

欠点を粗探ししてしまう時は、同じくらい長所も探して褒めることが大切です。

3.コンプレックスがある

面白い冗談が言えない理屈っぽい性格が嫌。

見た目に劣等感があるから、自信を持って人と話せない。

声が嫌いだから誰とも話したくない。

こうしたコンプレックスがあると、人と関わるたびにネガティブな思考が過り、何度も自己否定をしてしまいます。

コンプレックスを隠すことに囚われ、次第に長所へは目を向けないように…。そして、自尊心が育たない仕組みができあがるのです。

コンプレックスとどう向き合うかによって、自尊心は大きく変わります。

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4.自分に厳しすぎる

自分に厳しい性格の持ち主は、些細なミスや欠点を責め続けることで、自尊心の低下を招いてしまいます。

自分の言動を振り返ることは成長するために大切。しかし、自尊心を失うほどに厳しくなりすぎる必要はありません

「あれが良くなかった」と思ったら、同時に「自分の良かった言動」も見つけてみましょう。

長所と短所の両方をバランス良く見ることができると、ストレスを抱え込みすぎることなく、心の成長に繋がります。

5.他人の評価に左右されがち

他人からの評価を受け入れて左右されすぎると、自分らしさを失って自尊心が低下します。

自尊心とは「自分で自分を認めること」と前述しました。

他人から認められることが、イコールで自尊心の成長には繋がらないのです。

他人からの評価を基準に生きると、批判や否定によって深く傷つく原因に。自分自身すら「私ってダメ人間なんだ」と思い込み、ついには誰も味方がいなくなってしまいます。

他人は他人で自分は自分」という考え方を適度に持つことが、自尊心を保つためには重要です。

みんなどうやって自己肯定感を高めているの?

自尊心が低くなるのには、自分で自分を肯定する力である「自己肯定感」の低さが影響しています。

そもそも自己肯定感が弱いと、自分の強みを見つけ出したり、大切にすることができないのです。

そこで気になってくるのが、どうやって自己肯定感を高められるのか。

まずは、ネガティブな自分もポジティブな自分も、両方を受け入れることからスタートします。

できれば、自分を肯定してくれる人間関係や環境を選び、「どんな自分も世界に受け入れられる」感覚を味わうことが重要です。

そして、少しずつ「自分はどう思うか」を基準にした行動を増やしましょう。

趣味や仕事で得られる達成感も、自分を褒める機会に繋がり、自己肯定感や自尊心を高めます。

 

自尊心を取り戻すための5つの方法

ここからは、失った自尊心を取り戻すための方法を5つご紹介していきます。

育った環境が否定的だったり、就職した会社で辛い経験をしたり、自尊心を失うタイミングは様々。そして、例え自尊心を失ったとしても、もう一度取り戻すことは可能です。

自分らしく生きてみたい。

ポジティブに物事を考えたい。

あの人みたいに活き活きとした毎日を送りたい。

「自分なんて」と感じる背景にある願望を、心の中で思い描くだけに留めず、自尊心を高めることで叶えましょう。

1.自分の得意分野と不得意分野を把握する

人は誰しも得手不得手があります。自尊心が低いと、不得意分野や理想とのギャップに目を向けてしまいがち。

まずは客観的に、自分の得意分野と不得意分野を把握しましょう。

得意分野を活かす生き方をすれば、長所として自分の能力が発揮できるようになります

また、不得意分野を無理に長所に変える必要はなく、あくまで「カバーする」程度がベター。こだわりすぎて自己嫌悪に陥るリスクが軽減されます。

2.成功体験を多く積む

成功体験を重ねることで、少しずつ自信に繋がって自尊心が育ちます。そのため、1つでも多く成功体験を積むことが大切です。

自尊心が低い人は自分に厳しく、ちょっとした経験を成功として認めない傾向があります。

自尊心を育てるには、些細なことでもしっかりと褒めることがポイント

大きな目標を設定しなくて大丈夫なので、小さい目標を立てて、成功体験を増やしましょう。また、「厳しい目標」と「緩い目標」の2段階で目標設定すると、責めすぎることがなくなります。

3.自尊感情を高められる時間を多く作る

自尊感情とは自己肯定感の延長にあります。

自分を「価値のある存在」だと認識すると、自尊心を取り戻すことに繋がるのです。

そのため、趣味や勉強などの「自尊感情を高められる時間」を多く作るようにしましょう。

忙しい毎日を送っていたり、人付き合いに翻弄されると、ついつい自分と向き合う時間が無くなってしまうもの。慌ただしい時ほど、何にも急かされずに過ごす時間が必要です

一日の終わりには「今日は〇〇ができた」と、自分の成功体験を褒めることを習慣づけましょう。

4.自分の長所を伸ばす

自尊心が低い人は「欠点を直そう」と必死にもがいて疲れ切ってしまいます。

自分の言動を振り返り、改善していくことは素敵。ですが、突き詰めすぎると辛い感情に飲まれてしまうので、一旦自分への厳しさをストップしましょう。

自尊心を育てるのに重要なのは「長所を伸ばす」ことです。例えば「厳しい性格」は慎重な判断をする能力に繋がります。

短所があっても、それ以上に長所を伸ばしてしまえばOK。

無理に完璧な人間になろうとする必要はありません。

5.目標を設定して努力する

自尊心が持てないと、自信の無さが行動力にも影響して「次に何をすればいいのか分からない」と感じる傾向があります。

他人からの評価を基準に生きると、このように行動力が低下してしまいがち。

そこで、自分で自分の目標を設定して、自分の未来像に希望を持つようにしましょう。

目標さえあれば、途中で批判や否定を受けても、自分が歩むべき道は変わりません。

目標達成した先にある「理想」に向けて、ポジティブな努力を重ねることができます。

 

自分の自尊心を高めるのは他人じゃなくて、自分なんだ。

正直、誰かに認められた経験はあまりなかった。

いかにダメな人間なのかを言われ続けて、ついに自分自身すら「ダメ人間だから」とレッテルを貼るようになっていた

私の自尊心が低くなった原因は他人からの否定。

そしていつしか、他人から褒められない限り、自分を認められなくなっていた。

だけど、自分の自尊心を高めるのは他人じゃない。自分自身なんだ。

自分で自分を認めるという仕組みを、いつの間にか放棄していた。

いや、そもそも自分を認めるなんて、教えられたことすらなかった。

無意識のうちに「自己否定」を身に着けて、「自己肯定」という感覚を理解する術などなかったんだ。

今からでも遅くない。過去は変えられないけど、目の前の未来はいくらでも変えられる

これからは「誰かの意思」ではなく、「自分の意思」を尊重して生きよう。

 

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この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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