2020.02.14

「生きる価値がない」価値のない人間・自分は必要ないと感じるあなたへ

私には生きる価値がありません。

生きる意味が分からない。だって、私には生きる価値がないから。

誰かに否定されても、言い返す気力が湧かない。

失敗しても「やっぱり」と思って受け入れちゃう。

価値のない人間だもの。何やってもダメダメに決まってる。

この世界に自分は必要ない。そう考えると全ての歯車が噛み合うんだ。

今までたくさんの人に嫌な思いをさせてきた。

今まで数えきれない失敗を犯してきた。

こんな私に期待してくれる人もいて、さらに申し訳ない気持ちが湧き上がる

生きる価値がないけど、支えてくれる人のために生きなければならない。

脱落してしまっては、期待を寄せてくれた人たちに、悲しい思いをさせてしまう。

価値のない人間は、どうやって生きればいい?

生きる価値がないとしても、生き続けることはできる?

 

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生きる価値のない人間とは?

「生きる価値がない」と感じた時、根本には「こう生きなければならない」という思考があります。

有名企業に入社して安定を手に入れる。資格試験に合格する。

誰からも好かれる存在になる。家族を幸せにする。愛情に満ちた恋愛をする。

どれも一見すると、生きる価値を見出すきっかけになる素敵な目標ばかり。ところが、こうした生きるための指針は、時に自分の首を絞めてしまいます。

「こうなりたい」という期待値が上がるにつれ、「こうでなければ自分を認められない」という気持ちも膨れ上がるのです。

また、一般論や社会の共通認識として語られる固定概念が、「こうでなければならない」という思考を強めることも。

その結果、「レールから外れた自分は価値のない人間」と感じてしまうのです。

 

自分はいらない人間?思い込んでしまう5つの原因

「自分はいらない人間」と感じてしまっても、本当に価値のない人間とはいえません。

ところが人は、ちょっとしたきっかけや辛い経験から、「価値のない人間」と思い込んでしまうもの。

前向きに捉えようとしても、辛い思考が止められない。

何を言われても、「価値のない人間」に思えてしまう。

そんな人に向けて、「自分はいらない人間」と思い込んでしまう5つの原因をご紹介していきます。自身の思考を客観視するためのヒントにしてみましょう。

1.家族や身近な人物から否定され続けてきた

人は周囲の環境や信頼する人物から、大きく影響を受けます。

褒められ続ければ、自分の存在価値を肯定できる。そして、否定され続ければ、自分の存在価値を否定するようになるのです。

特に家庭や学校などの環境で、心の支えになりうる人物から受けた否定の影響は強烈。「世界に受け入れられない絶望」を味わい、「この世界に生きる価値がない」という概念が根付きます。

環境から離れてもこの概念は思考の基盤となり、生きる希望を削いでしまうのです。

2.信頼していた相手から否定された

信頼する相手からの言葉は、深く胸に突き刺さります。心の拠り所にすればするほど、否定されたショックは大きくなり、立ち直る力を奪うように。

人は依存することで信頼関係を構築します。どれだけ自立しても、誰かを「好き」「信頼している」と感じるには、依存を伴うのです。

依存すると相手との関わりにアイデンティティを確立したくなるもの。

相手からの否定は、自分の存在価値が否定されたも同然です

3.他人と比較して自己肯定感を下げている

他人と比較する癖があると、常に優劣をつけてしまいます。

そして多くの場合は、自分の欠点ばかりが気になり、劣等感に飲み込まれてしまうのです。

欠点を見つけては自己否定を重ねるように…。無いものねだりをするたびに、自己肯定感は下がり続けます。

心の中の虚無感や劣等感を、他人と比較しないと埋められないから、ありのままの自分を愛せなくなる。そして、自分を肯定できないまま心が疲弊して、「自分には存在価値がない」という思考に至るのです。

4.誰かを頼ることを知らない

「価値のない人間」と認識する時、人は自分の無力さを実感しています。

そして、限界を感じる多くの原因は「一人で頑張りすぎている」ことです。

誰かを頼ることを知らないと、早い段階で「助けて」が言えません。自力で何もかも解決しようと無理を重ねます。

ところが、一人で全てを完璧にこなすのは不可能です。必ず限界を感じて、誰かの力を借りて乗り越える必要が出てくるもの。こうした時にためらわず人を頼れると、少し心が楽になります

5.人間関係に臆病な性格

人間関係に臆病になる背景には、「嫌がられたらどうしよう」「どうせ関わってもいいことはない」「自分に自信がない」などの思考が隠れています。

こうした性格自体は決して悪いことではありません。しかし、孤立して社会との繋がりがなくなると、人間の存在価値は揺らいでしまいます。

生きる価値を見出すために、誰かとの関わりは必要。

社会の中で自分の居場所を確立できないと、「価値のない人間」だと思い込む原因になるのです。

 

 

周囲の人と比べるの、やめてみない?

何に対して「生きる価値がない」と感じてしまう?

生きる価値って、何を基準に判断すればいい?

自分を「価値のない人間」と判断するとき、周囲の人と自分を比べて、優劣をつけることで価値を見出しています。

さらに、あらゆる人の「優れている部分」に目を向け、自分が劣っている感覚になるのです。

周囲の人と自分を比べる人は、他人の長所に気付く能力に長けています。その代わり、自分の長所を見つけて褒めてあげることは難しいのです。

じゃあ、いっそ周囲の人と比べるの、やめてみない?

比べることをやめると、自分自身を決めつけて傷つくこともなくなります。そして、他人の長所に目を向けられる、素敵な性格が残るように。劣等感の原因になる性格を、プラスに変えて生きることが可能です。

 

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あなたにとって本当の「生きる価値」の探し方

「生きる価値」は自分が決めればいい。

他人にどれだけ否定されても、自分が自分の味方になれば、本当の孤独には陥らない。

周囲と比べて「生きる価値がない」と感じる思考から、新しい「生きる価値」の探し方へと切り替え、自分の存在価値を満たしていく。これができれば、途方もない苦痛から抜け出すきっかけが生まれます。

ここからは、「生きる価値」の探し方のご紹介です。

1.ただ「生きていること」を大切にする

ただ「生きていること」に目を向け、生きているからこそ得られる感情・瞬間の一つ一つを大切にしましょう。

過去の否定された経験に囚われている時、今の自分は置き去りになっている。

未来の不安に苛まれている時、今の自分は強いストレスに潰されそうになっている。

現在の自分に目を向けることで、「生きている自分」を大切にすることへ繋がります。ただ「生きているだけ」の自分は、悩んでいる間も必死に息をし続けて、精神を支えているのです。

2.苦しいことから開放される努力をする

辛い状況ではどうしても自己肯定力が低下してしまいます。

自分の価値観や人間性を否定される。

本来の自分を隠して生きなければならない。

罪悪感を背負いながら生きている。

どれも、「生きる価値がない」と感じる原因になります。自分のために、苦しいことから解放される努力をしましょう。

苦しいことからは逃げても大丈夫。失ったら、また新しいものを手に入れることができます。手放すことや諦めることは、「負け」や「怠惰」ではありません

3.思い悩むうちは価値を見出そうとしない

「生きる価値を見出すこと」に囚われると、納得がいかない段階で、答えを出してしまいます。思い悩むうちは、価値を決める必要がありません。

思い悩んでいる状態は、霧の中で目的地を探して彷徨っているようなもの。

まずは歩いて霧を抜けてから、ようやく自分の位置が明らかになり、正しいルートへと進めるようになります。

「生きる価値がない」と感じたら、とりあえず価値を見出すのは後回しにして、まずは歩いてみましょう

4.自己肯定感を育む

大切な人物に否定された経験や、褒められなかった経験は、自己肯定感を低下させます。自己肯定感が低いのを「自分のせい」だと思わなくて大丈夫。

まずは少しずつゆっくりと、自己肯定感を育んでいきましょう。

自己肯定感が低いのは、「ちょっとしたことを褒める習慣」を教えられた経験がないからです。

人は毎日数多くのことを達成しています。一日の終わりには「今日できたこと」を思い返して、自分で自分を褒める瞬間を設けることが大切。

5.誰かの期待や要求ばかり受け入れない

人の意見は「心の支え」にも「武器」にもなります。受け入れる時は、プラスにもマイナスにも働くと認識しましょう。

誰かの期待や要求に振り回されると、自分の考えや価値観が置き去りになってしまいます。

そして、他人からの期待や要求に全て応えられる人はいません。「認められたい」と思っても、実際に認められ続けることはできないのです

自分がどう思うのか、自分がどう生きたいのかを基準に生きれば、振り回されることがなくなります。

 

 

”生きる価値がない”が死ぬ理由になんてなり得ない

生きる価値がないことが、イコールで死ぬ理由にはなり得ません。

毎日がとにかく辛い。

「生きるのは素晴らしい」なんて綺麗事、聞きたくない。

こうした気持ちを否定する必要もありません。「辛い」と感じるのも大切な自分の一つ。無責任に綺麗事を並べる人を、信じても信じなくてもいい。

生きる価値がなくても、あなたはあなたです。

生きる価値が必要なのは、自分を肯定する何かがほしいから。

自分で自分を肯定できない。自分を肯定してくれる人がない。だからこそ、必死に自分の存在価値を満たそうともがいています。

他人を傷つけて振り回す人に、自分の「生きる価値」を委ねる必要はありません

本来の自分が出せる環境に身を置き、じっくりと自分を肯定する力を養っていきましょう。

 

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人間の価値は”生きること”にあるから生きてみよう

価値のない人間だとしても、今日も息をしている。

生きる価値がないと思っても、誰かに大切にされたい願望は消えない。

そして、生きることに必死になりすぎて、今自分が生きている事実が当たり前になっていた

いっぱい否定され続けて、それでも何とか自分の足で歩いてきた。

辛い人生だったけど、こんなに頑張って生きてきて、偉いじゃないか。

今まで褒めてくれる人がいなかったから、努力に気付いていないだけ。

自分には何もないわけではない。

生きることが素晴らしいなんて理想論は要らない。綺麗事を信じて裏切られるのはもうやめた。

自分の価値は自分で作るもの。他人に決めつける権利はない。

人間の価値は「自分の人生を生きること」で作られていくから、自分のまま生きてみよう

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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