2020.02.10
彼女のことは好き。でも、男友達と会うのは嫌い。
彼氏がいるのに、なんであんなに男友達と仲良くするのか…。
自分の価値観と合わなくて、うんざりしているんだ。
男友達と浮気していないのは分かってる。
彼女を信頼しているから、男友達とやましいことはないと信じている。
でもさ、彼氏の気持ちを考えて、もうちょっと控えめにしてくれないかな?
男友達と出かける報告があるたびに、こっちは複雑な気持ちで送り出してるって気付いて。
男友達とはただの友情関係。
やましいことは無いし、前々から仲良くしてるだけ。
こうした女性の意見に対して、一見了解しているように見える彼氏も、胸の内では嫉妬の炎を燃やしています。
男性は自分以外の”男”には対抗心を燃やし、彼女へ独占欲を抱くもの。彼氏にとって、彼女の男友達は全員「敵」です。
男友達のもとへ彼女を送り出す時、彼氏は彼女の気持ちを尊重しつつも、内心はシンプルに「嫌だな」と思っています。
理解のある彼氏でいたいから、我慢を重ねるのです。
女性からしてみると、「仲の良い友達の性別が偶然男だっただけ」であっても、彼氏からしてみると嫌な要素がたくさん。
表面上は納得してくれていても、何度も男友達と遊ぶと、不信感に繋がる可能性があります。彼氏が何を気にしているのか、理解したうえで行動することが大切です。
ここからは、彼氏が男友達のどこを嫌なのか、具体的な事例を解説。彼氏の気持ちが知りたい女性、彼女への気持ちを確認したい男性は、不快に思う原因をチェックしていきましょう。
実際に男友達と会っていない場面でも、マメにSNSで連絡を取ったり、絡んだりしているのを見ると、彼氏は嫌な気持ちになります。
見えないところで、男友達と何を繰り広げているのか分からない。または、見えるところで、男友達とそれっぽいやり取りが繰り広げられている。
どれも第三者である彼氏の「不安」を高めてしまうシチュエーションです。
彼女は当事者目線で見ているから安心できても、彼氏も同じように安心できるとは限りません。
恋愛感情は「特別感」を出すことで深まります。彼氏・彼女の間で2人しか知らない話題があると、たちまち仲が深まるように。
逆に「男友達と彼女しか知らない話題」があると、男友達との仲が深まった印象を受け、彼氏は疎外感を味わいます。
また、知らない何かがある状況では、最悪の事態が脳裏をよぎるもの。もし浮気していたとしても、彼氏は知る余地がありません。だからこそ、彼氏は胸の内に不安を抱え込むのです。
男性はどうしても、他の男性の存在を意識してしまう性質があります。そんな中、自分よりも男友達が優先されれば、彼氏は無下に扱われたような気分に。
彼氏とあまり会えない状況で男友達と会ったり、彼氏への連絡を返さずに男友達に連絡したり…。こうした事実を知るたび、彼氏は「俺って何なの?」と疑問を持ってしまうのです。
彼女にとって一番の存在でいたい。他の男性に見向きせず、一途に愛してほしい。
そう彼氏が思うのは、恋愛において自然な感情といえます。
今は友情関係だとしても、将来浮気に発展しない保証はどこにもありません。また、男友達が絶対に恋愛感情を持っていないか、彼氏が完全に安心する可能性は低いです。
浮気や乗り換えに発展する男女は、最初から恋愛関係になるわけではなく、友情関係などのソフトな関わりから始まるもの。
彼氏と付き合うまでにデートを重ねたのと同じように、男友達と何度も会えば、好きになる可能性はあるのです。将来破局するリスクを考えて、彼氏はハラハラしながら2人の様子を見ています。
男友達を大切にすることに理解があるとしても、彼氏は「節度」を求めています。
ベタベタ触れたり、パーソナルスペースに入り込んだり、「特別な関係性」に発展しそうな距離感は、不快になってしまうもの。
彼女から近づく場合も、男友達から近づいて拒否しない場合も、彼氏の嫉妬の対象になります。
本人たちの間でOKでも、傍から見ると「カップル?」と思えることは多々あり、時には彼氏目線での許容範囲を超えてしまうのです。
ここまで、彼氏目線で嫌だと思うシチュエーションに注目してきました。ところが、女性からすると「ちゃんと恋人と友達の違いがある」と認識していて、意見が食い違うケースがあります。
こうした状況では、どちらが正しいかで衝突するより、「彼氏にストレスを溜めさせない工夫」が大切。
彼氏も男友達を人間関係から排除することまでは求めていません。
彼氏がイライラしている時には、具体的にどんなポイントが嫌なのか聞き、許容範囲を把握しましょう。人によって許せる・許せないのボーダーラインが違います。
彼氏ができたからといって、無理矢理大切な男友達との友情を切る必要はありません。彼氏・彼女のお互いが納得できるラインを探すことが必要なのです。
続いて、彼氏目線で「ここまでならOK」と思えるボーダーラインをご紹介していきます。
前述したように、人によって許せるかどうかの基準は変わるもの。ここでご紹介する項目がNGというケースも、中にはあります。
あくまで基準を設ける参考として、彼氏目線の考え方を取り入れてみましょう。そして、彼氏から意見を貰った時は、彼氏の価値観を尊重しつつ、2人の間でルールを明確にすることが大切です。
異性目線の意見が欲しかったり、人柄やポジションを頼りに、男友達から相談されることがあります。
彼氏からしてみると、人に頼られた時はそれに応えてOK。誰かのために親切にできるのは、良い友情関係として映ります。ところが、あまりに深い相談事を受けると、恋愛に発展する可能性が高いです。
人は「自分が助けた相手を好きになる心理」があります。
大きな問題を解決するほど、特別な感情を抱いてしまうのです。
彼氏の本音としては、指先一つでも男友達には触れてほしくないもの。
ですが、人によっては距離が近かったり、悪気なくボディタッチしてしまうケースもあります。
不可抗力で触れたり、リアクションのひとつとして腕・肩を叩いたり、軽いボディタッチならOKという意見も。ベタベタと触りすぎることだけは無いようにしましょう。
また、そもそもボディタッチは近い距離だからこそ生じます。男友達との間に、すぐに触れられないくらいの距離感が保てると、彼氏も一安心です。
男友達と飲みやディナーに行くのは許せない。
ランチも「次は飲みに」ってなりそうで嫌。
2人きりだとしても、カフェでお茶をする程度なら許せる。
このように、2人で会う場合でも「嫌」と思うレベルがあります。
男友達と食事に行くと、一気にデート感が増すので、あくまでお茶する程度にしましょう。会って相談に乗る場合も、昼間にカフェに行く程度なら、彼氏側にクリーンな関係を証明できます。
ここからは、男友達にしてはいけないNG行動のご紹介です。
どれだけ男友達と仲が良くて、恋愛感情が無いとしても、越えてはいけない一線があります。
彼氏目線でほぼ確実にアウトになる事柄を知り、破局に繋がらないようにしましょう。
彼氏からすると、例え特別な友情関係があっても、許容範囲を一度でも超えれば許すことはできません。もし既に実践してしまったなら、次からは絶対にしないように心に誓うことが大切です。
キスやセックスをすれば、男友達ではなくなります。
ただの男友達だから、そこまで進展するはずがない。
好きじゃないのに関係を持つことはない。
そう思っていたはずが、ふとした拍子に崩れてしまうこともあるのです。彼女からしたら「ただの友達」だとしても、男友達からしても「ただの友達」とは限りません。
「タイミングさえあれば」と思っていると、彼女の心が弱った時や酔った時に、急変してアプローチを受けることもあるのです。
気が合う人との旅行は楽しいもの。ですが、「気が合う人が偶然男だっただけ」という認識で、2人きりで旅行に行ってしまうと、彼氏は到底納得できません。
大人の男女が2人きりで旅行する。
客観的に見たら、何もないことの方が信じられません。
本当に潔白だとしても、彼氏が理解する可能性は限りなく低いと認識しましょう。「男友達と浮気した」と思われる覚悟を持たないと、破局した後に「こんなはずじゃなかった」となります。
リアクションを取るなどの自然なボディタッチは許容範囲。ですが、必要以上のボディタッチを重ねれば、男友達もその気になってしまいます。
そもそも、ボディタッチしなくても会話は成立するし、仲良しでいられるもの。
思わず触れるとしても、最低限に抑える努力はできます。
ためらう様子なくベタベタとボディタッチしているのを見れば、彼氏は冷めた気分に…。キスやセックスをしていなくても、男友達へのボディタッチはNGです。
彼女の男友達との関係性に、目くじらを立てたくない。
男友達であっても、彼女の大切な交友関係。
彼女の心を支える一人だから、これからも男友達を大切にしてほしい。
でも、彼女とは男友達との関わり方の「境界線」が違うから、苦しかったんだ。
男女で人を区別しないのはいいこと。
だけど、女友達と接する時と同じように振る舞わないで。
男友達に触れてほしくないよ。男友達との間で、隠しごとを作らないでよ。
彼氏がいるのに、なんで満足できないの?
男友達への態度と彼氏への態度に違いがないと、彼氏でいる意味がなくなってしまう。
彼氏としての実感を得るために、男友達とは違う「特別」を向けてほしい。
2人の思う「境界線」のズレを直して、男友達も彼氏も大切にできるようになろう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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