2020.02.07

「何も楽しくない」何をしても楽しくない原因と楽しめない自分の変え方

久保佳奈子

久保佳奈子

無理に笑わなくていい。大丈夫。

最近何をしても楽しくない。笑えない。

無理して笑顔を作るようになったのはいつからだろう。

本当は何も面白くないし、何も楽しくない。

生きることに嬉しさとか喜びとか、そんなものを感じることもない。

でも、ずっと無愛想にしているわけにもいかないから、人前に出たら無理やり笑っている。

みんなが笑っているところで。

みんなが楽しそうな場面で。

とりあえず笑っておけばいい。

そんな日々を過ごすようになってから、私の自然な笑顔は消えてしまった。

何も楽しくないから、笑えない。

一人になったらやっと作り笑顔から解放される。

このままずっと何をしても楽しくないままなのでしょうか。

私はどうして笑えなくなってしまったのでしょうか。

心の底から笑って、日々を楽しみたい。

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何も楽しくないと感じる原因

日々を乗り越えることに追われていく中で、ふと気づくと「何をしても楽しくない」という状態に陥っていることがあります。

自分がやりたいことをやっていたはずなのに、いつの間にか何も楽しくないと感じている。

以前は楽しんでいたことが、全く面白いと感じなくなっている。

私たちが全てに楽しみを感じなくなってしまうのは、いったいなぜでしょうか。

ここでは、何をしても楽しくないと感じるようになる原因を7つご紹介します。

あなたの状態に当てはまるものはあるか、チェックしながら読み進めていきましょう。

1.心身ともに疲れている

全ての出来事に対して楽しみを感じられなくなっている時に考えられる原因の一つが、心身の疲れが溜まっていることです。

風邪を引いた時、私たちは「風邪を引いているから無理しちゃいけない」と自然に思いますよね。

わざわざ風邪が悪化するような行動はしません。

しかし、自分の中で不調の波が少しずつ迫っている時、「調子が悪い」と自覚できずに、いつの間にか心身が疲れ切ってしまうことがあります。

身体的な疲れを自覚していても、「疲れているだけだから大丈夫」と無理をしてしまう。

精神的にしんどくても、「今我慢すればいいだけ」と結局我慢をし続けてしまう。

無自覚のうちに心身の疲れを抱え、何事にも楽しみを感じられないようになる人もいるのです。

2.ストレスが溜まっている

毎日の生活において、ストレスを溜める一方で、ストレスの発散や解消ができていないことも、何も楽しくないと感じる原因になりえます。

ストレスは絶対に溜まるものです。

どんなに好きなことや楽しいことをやっていたとしても、疲れがストレスになることもあります。

何のストレスも受けずに社会生活を過ごせる人なんて居ないのです。

「自分はストレス耐性があるから大丈夫」

そう思っている人でも、気づくと疲れ切ってしまって、何をしても楽しくないと感じてしまう状況に陥ることはあります。

3.変化や刺激のない毎日を送っている

ずっと同じ日々の繰り返し。

単調な毎日が続くだけ。

大きな変化・刺激がないことで、何をしても楽しくないと感じている場合もあります。

細かく見ていけば、何の変化もない日々はありません。

毎日が違うことの連続です。

しかし、ずっと同じ仕事を続けていたり、長期間に渡って家事や育児に多くの時間を捧げていると、単調な日々が続いていると感じてしまうものです。

そのような状態で何も楽しくないと思うのは、新しい環境に移りたいと願う気持ちの現れかもしれません。

4.仕事が上手くいかない

仕事におけるストレスや悩みを抱えている場合にも、何をしても楽しくないと感じることがあります。

仕事がうまくいかなければ、職場での人間関係に影響を及ぼすこともあるでしょう。

そもそも人間関係がきっかけで、仕事がうまくいかなくなることもあります。

毎日の中の長い時間を占めることだからこそ、ストレスも大きく感じ、家に帰っても心が休まらない原因にもなってしまいます。

5.悩みや不安を抱えている

漠然とした不安が大きい時には、何をしても楽しくないと感じてしまいます。

いつも不安が心の中にモヤモヤとあり、楽しい予定や趣味でさえも楽しめなくなってしまう。

そう感じる場合には、自分の中に何らかの悩みがないか考える必要があります。

6.自分に自信が持てない

全てがつまらないと感じてしまうのは、自分に対する自信のなさも原因となります。

自信がないことは、私たちの心にマイナスな影響をもたらす場合が多いです。

楽しいはずのことをしても、「でも…」が頭をよぎって楽しめない。

自信がないから、この先の不安ばかり気にしてしまう。

心の底から「楽しい」を感じるためには、ある程度自分に対して自信を持ち、心に安心感を抱けることが必要です。

7.人間関係が上手くいかない

友人や家族、恋人や同僚。

さまざまな人間との関係構築に頭を悩ませている時も、全部楽しくないと感じてしまうことがあります。

人間関係が私たちにもたらすストレスは大きなものです。

見て見ぬふりをして我慢しようと思っていても、心が限界を迎えてしまうことだってあります。

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全部解決するのは難しいから…

あなたが「何をしても楽しくない」と感じているのは、一つだけの理由によるものではない場合も多いです。

さまざまな要因が複雑に絡み合って、重なり合って、その結果で心が辛いと言っているのかもしれません。

自分の「辛い」の原因が分かっても、それらを全て解決するのは決して簡単なことではありません。

焦って全てを解決しようとするのは避けましょう。

ゆっくり向き合い、一つ一つ解消していくことが大切です。

また、自分では気づいていないことがストレスや不安、悩みの原因となっている可能性もあります。

自分と向き合っているうちに気づくかもしれません。

今、全ての原因を特定して、解決しようとする必要はありません。

向き合いながら、気づいていく。

そして、少しずつ変わっていく。

繰り返していくうちに、振り返ってみると大きな変化になることでしょう。

楽しめない自分を変える7つの方法

では、何をしても楽しくないと感じている自分を少しずつ変えていくためには、どのような方法を実践するのが良いのでしょうか。

実践してほしい方法は、あなたの悩みの原因によっても変化します。

今のあなたにあった解決法を見つけ、無理のない範囲で挑戦していきましょう!

1.生活環境を変える

今いる環境に対する不満やストレスがとても大きいのであれば、思い切って生活する環境から変えてみることも方法の一つです。

「今の会社はどうしても自分に合わない」

「このままここに居たら、精神的に参ってしまう」

「この人と付き合っていたら、自分が潰れちゃう」

大きなストレス要因が特定できており、向き合うことが難しいと感じる場合には、いっそその環境から離れることも大切です。

ただし、突然判断するのは控えましょう。

焦ることなく、自分が落ち着いて考えられる時に、ゆっくりと判断することで、無駄な後悔を生むことも防げます。

2.疲れやストレスを溜め込まない

何も楽しくないと感じる毎日から抜け出すためには、疲労やストレスとの付き合い方を変えていくことが必要です。

毎日を過ごす中で、疲れは溜まっていく一方です。ストレスも同様だと言えます。

溜まるものは、解決する。

この工程を自分の中で作っていくことが、ストレスを溜め込みつづけないために重要です。

自分にとってストレス解消法になることを見つけ、定期的にリフレッシュする時間を設けましょう。

3.物事への視点を変える

「何をしても楽しくない」と感じている時には、ないものねだりになっている可能性もあります。

「あの人は楽しそうでいいな」

「いつも笑っていて羨ましい」

「私が持っていないものをたくさん持っている」

この状態に陥っている時におすすめなのが、自分との向き合い方を変えていくことです。

あなた自身が大切にしたいことは何ですか?

「あの人」が持っていなくて、「あなた」が持っているものは何ですか?

あなたは今、どの道を選択したいのでしょうか?

物事はどこからみるか次第で、見え方が大きく変わります。

今のあなたも、誰かから見たら羨ましい存在でしょう。

今一度自分を見つめ直し、客観的に「これから」を考えてみてください。

4.信頼できる人に相談する

何をしても楽しくない時、自分が信頼している人からのアドバイスをもらうこともおすすめです。

自分一人で解決しようと思っても、なかなかうまく行かないこともあります。

客観的に自分を判断することも、簡単ではありません。

そんな時には、他人から自分を見た感想を聴いてみましょう。

自分がないものねだりになっているのか。

側から見ても、私の居る環境はおかしいのか。

それによって、今後の進むべき道が見えてくることもあります。

 

 

5.得意なことを増やす

今のあなたが何をしても楽しくないと感じるのは、苦手なことに挑戦しているからかもしれません。

苦手なことを克服しようと頑張る姿勢も大切です。

しかし、苦手なのにずっと無理をして続けても、思ったような成果が出ず、ただ苦しみが増してしまうこともあります。

そんな時には、自分が得意なことをやる時間を設けましょう。

仕事ではどうしても苦手なことを克服する必要があるのなら、自宅では自分が得意な趣味の時間を作ってみる。

得意なことをおこなうことで、「自分はできる!」と感じられる気持ちも生じます。

できることは楽しいものです。

自分にできる得意分野を見つけていきましょう。

6.新しいことに挑戦する

毎日がつまらなく、何をしても楽しくないと感じてしまう時には、新境地の開拓をするのもおすすめです。

新しいことに挑む時は、誰しもワクワクするもの。

生活がマンネリ化しているなと感じる人は、興味があることを新しくチャレンジしてみましょう。

7.結果を追う姿勢を持つ

私たちは、「できた!」という感覚を得たり、やったことに対する結果がついてくると、嬉しく感じます。

結果が全てではありません。

とは言え、結果が出ないことは楽しくありません。

長期的な目標でも、小さな目標でも大丈夫です。

結果を出す姿勢を意識しましょう。

それによって、自分が「できるんだ」と思える瞬間を増やすのです。

何かを達成する瞬間には、喜びが付いてくるでしょう。

自分が楽しめないときにしてはいけないこと

毎日を楽しく過ごすためには、反対におこなってはいけないこともあります。

実践したい方法とは別に、注意すべきポイントも抑えておきましょう。

1.ストレスをそのままにする

私たちは、ストレスを抱える生き物です。

感じ方は人それぞれに個人差があれど、誰しも何らかのストレスに晒されながら生きています。

にもかかわらず、ストレスを解消する時間や機会を設けないことがないように気をつけましょう。

何をしても楽しくないと感じている時には、ストレスが溜まっているサインかもしれません。

自分にとってのストレスを発見し、解消するための方法を実践してください。

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2.心や体の不調を放置する

心身が不調に陥ってしまうと、何をしても楽しくないと感じてしまうことにも繋がります。

自分の不調に気づいたら、そのまま放置することは避けましょう。

身近な人を頼ったり、専門機関に相談をし、解決を試みましょう。

そして、まずは心身の不調を自覚することが大切です。

定期的に自分の様子を伺う習慣を持ちましょう。

3.信頼できる家族や友人と疎遠になる

私たちにとって、猛烈な孤独感は大きな敵です。

「自分は一人だ」とマイナスに感じてしまうと、何をしても楽しくないと思うことにも繋がってしまうでしょう。

辛い時に声を上げられるように、信頼できる人との関係を断つことがないように注意が必要です。

特に、毎日が忙しくなると、誰に連絡をするのも、休日に会うことも、億劫に感じてしまいます。

しかし、疲れた時こそ気分転換をしたり、誰かに頼ることも大切です。

大切な人の存在は、大切にしましょう。

4.無理に楽しもうとする

全てがつまらないと感じてしまうのに、無理して楽しい振りをする必要はありません。

無理に笑ったり、無理に付き合ったりすることで、自分はさらに苦しめられます。

何をしても楽しくないと感じている時には、素直にその感情を認めてあげることが大切です。

認められてすらいない感情を消そうとしても、余計に鮮明に思えてしまうもの。

まずは、何をしても楽しくない気持ちを受け入れる。

それから、「どうすれば変わっていけるのか」を実践していく。

この段階を忘れないように意識してください。

5.限界を越えて無理をする

私たちは、つい自分を周囲の人と比較し、自分を低く感じてしまうものです。

「あの人はあんなに頑張っているのに、どうして私は。」

「もっとやっている人はたくさんいるのに。」

「こんなことで弱音を吐くわけには行かない」

このように、自分を責めることでより苦しみが大きくなってしまいます。

そして、自分を否定することは、ネガティブ思考を助長する可能性もあります。

人はそれぞれできることも、向いていることも、好きなことも違います。

反対に、苦手なことも、嫌いなことも違います。

そんな中で、自分の「できない部分」だけを見る必要はありません。

大切なのは、自分にとっての限界を把握することです。

「私が頑張れるのはここまでだから、これ以上は無理しない。」

「私は長時間労働は向いてないから、短い時間で頑張る。」

「私はこの分野が苦手だから、あの人に任せる。代わりに得意なことを引き受けよう。」

このようにして、自分にできることを考えていくことで、気持ちは前を向けます。

自分を否定しつづけながら、それでも無理をして頑張り続けるのは避けましょう。

どうやって笑っていたか、ゆっくり思い出そう。

今は何をしても楽しくないと感じているのなら、その気持ちを否定する必要はありません。

笑えないほどに苦しんでいる、ストレスを抱えている自分を、素直に認めてあげましょう。

どうやって笑えばいいのか。

そんな付け焼き刃を身に着けることも要りません。

あなただけの解決方法を見出して、時間をかけて向き合っていくうちに、また自然と笑える日はやって来ます。

今は無理に笑おうとするのではなく、自分の「楽しい」を見つけましょう。

それが自然な笑顔を思い出すための、遠回りのような近道となってくれます。

 

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

久保佳奈子
久保佳奈子
1994年生まれのライター・エッセイスト。不安障害/うつの経験から、生と向き合うようになりました。健やかに生きるための方法や、メンタリティについてをメインに書いています。

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