2020.01.24
結婚してもドキドキしたい。女性として扱われたい。心の支えが欲しい。
だから私には、セカンドパートナーがいます。
既婚者としての立場は理解している。
「不倫」のようなファーストパートナー(=配偶者)を傷つける行動はとりたくない。
だからこそ、私にはセカンドパートナーという考え方が合っている。
セカンドパートナーを作る前、私は日常に違和感を感じていた。
そして、違和感をそのまま配偶者にぶつけると、相手を追い込むことになるのも理解していたから…。
考えた末に、私はセカンドパートナーを作る選択をした。
友達以上不倫未満の関係性は、私の違和感にピタリとハマり、日常を回す歯車の一つになった。
セカンドパートナーがいることで、夫婦関係が円満でいられる。
セカンドパートナーとは、私にとって欠かせない存在。
セカンドパートナーとは、私の心の穴を埋めてくれる存在。
セカンドパートナーとは、ファーストパートナー(=配偶者)以外の異性との深い関係性を意味する言葉。
セカンドパートナーとの間には、友達を越えた恋愛感情があります。
ところが、そこに肉体関係はありません。
セカンドパートナーはまさに、「友達以上不倫未満」の関係性なのです。
セカンドパートナーに求めるのは「恋愛中のドキドキ感」「異性として扱われる実感」「精神的な支え」「相談相手」など幅広く、そこには確かな信頼関係があります。
配偶者との関わりでは埋まらない「心の隙間」を補うような役割。理想的に生きるために、セカンドパートナーを求めるともいえます。
「パートナー」という言葉のとおり、セカンドパートナーとは「家族のように親密に寄り添う関係性」なのです。
セカンドパートナーは肉体関係を持たないと前述しました。さらにセカンドパートナーは、キスすらしません。でも、そこには確かな愛情や信頼があります。
セカンドパートナーは、キスなしでも充分に深い関係性を構築することが可能なのです。
キスをすればその先を求めたくなります。
触れたい。くっつきたい。身体の関係になりたい。2人の間に特別な経験がほしい。
既婚者の立場で肉体関係を持てば、いずれ罪悪感に押しつぶされるように。そして、「不倫」には終わりがあります。
ところが、セカンドパートナーは「キスはしない」「肉体関係は持たない」ので、良好な関係性をいつまでも保てるのです。
不倫とセカンドパートナーは、心を埋める関係性である点が同じ。ですが、キスや肉体関係の有無で未来は大きく変わります。
セカンドパートナーを作るのには様々な理由があります。根本にあるのは、配偶者では満たされない願望を満たすこと。
セカンドパートナーとは、ファーストパートナーの足りない部分を補う存在なのです。セカンドパートナーに求めるのは主に「異性としての高揚感」や「深い信頼関係」。
それでは、具体的にどんな事柄をセカンドパートナーに求めるのか、代表的な項目を見ていきましょう。
長く連れ添うと、どうしても恋愛感情が薄れていくもの。恋心から家族愛にシフトするのです。
「いつまでも恋をしていたい」と思った時、セカンドパートナーに異性としてのドキドキ感を求めます。望んでいるのは「恋心」であり「性欲」ではないので、不倫関係は望みません。
セカンドパートナーにはキスすらしないため、付き合う前のような新鮮な関係性がいつまでも持続。セカンドパートナーと会うたびに、デートへ向けた高揚感が伴います。
承認欲求は、人が持つ欲求の中でもかなり優先度が高いといわれています。
承認欲求が満たされない状態だと、あらゆる活動がネガティブに感じられ、充実した毎日を実感できないのです。
セカンドパートナーに愛され、肯定されることで、承認欲求が満たされます。そして、活き活きとした毎日を過ごせるように。
言い換えると、セカンドパートナーとは「存在価値」を見出してくれる存在です。「認められたい」「必要とされたい」といった欲求を、セカンドパートナーが埋めてくれます。
セカンドパートナーに異性として意識されることで、女性らしさや男性らしさを再認識できます。
配偶者に対してのドキドキ感が薄れると、どうしても恋愛モードの時より、異性としての自分を意識しなくなるもの。それを、セカンドパートナーとの恋で呼び覚ますのです。
「いつまでも綺麗でいたい」「いつまでも紳士的でいたい」という向上心を持つ人にとって、セカンドパートナーを持つという選択肢は、品格を保つきっかけになります。
配偶者と必ずしも趣味や嗜好が合うとは限りません。一致しない相手と結婚した結果、寂しい気持ちを抱え込むことも。
そんな人にとって、共通の趣味や嗜好を共有できるセカンドパートナーの存在は大きいです。
好きなことを共有できるのは、この上ない楽しみ。一人で黙々と取り組むよりもリフレッシュになります。
そして、それが恋愛感情のある相手となると、さらに感動を呼ぶのです。
キスはしないのにセカンドパートナーとの間に絆があるのは、キス以外の関わりが強いからといえます。
異性だからこそ得られるアドバイスがあります。
異性視点の深い思考や、頼りになる言葉がけが必要な時、「異性の相談相手が欲しい」と思ってセカンドパートナーを求めるのです。
この場合、セカンドパートナーを選ぶ基準として「人間性」や「話しやすさ」を求めるように。
また、「異性の相談相手が欲しい」という根本には、配偶者と相談できる関係性が築けていない前提や、配偶者に迷惑をかけたくない心理があります。
セカンドパートナーに求める項目はどれも、配偶者との関係性で満たされないもの。
配偶者と分かり合えない状況で、解決方法を探した結果、セカンドパートナーに行きつくのです。
根本には「配偶者との関係で満たされたかった」という感情があります。
でも、分かり合えないからといって、離婚したり不倫するつもりはない。そして、我慢し続けるのも辛い。
セカンドパートナーを作るのは、心の葛藤を解消しつつ、夫婦関係を継続しようとした結果なのです。
もちろん「セカンドパートナー」という考え方には賛否両論あります。キスや肉体関係がないから「不倫ではない」と割り切れる人がいれば、受け入れがたいという意見も。
セカンドパートナーを作る人にとっては、心の安定を保つための仕組みといえます。
セカンドパートナーを作る理由に続き、「実際にセカンドパートナーを作るとどんなメリットが得られるのか」も見ていきましょう。
セカンドパートナーを作ることで、好奇心が刺激されて前向きになれたり、本来の自分を取り戻すきっかけが生まれます。
いわば、セカンドパートナーは欠けていた「心のパズルのピース」を埋める役割。
相性の良い相手を選べば、精神的に充実して毎日が彩られるのです。
精神的な支えを求める人にとって、セカンドパートナーの存在がプラスに働く可能性があります。
人は誰かに「異性として意識される」ことで美意識が感化され、綺麗になります。セカンドパートナーとは、異性としての魅力を呼び覚ましてくれる存在です。
会うときには、いつもより念入りにメイクしたり、ヘアセットにこだわったり…。デートとなれば、お洒落をする機会が得られるように。
異性としての努力を重ねることで、いつまでも「若々しさを保てる」メリットがあります。
普段から「異性としてどうみられるか」を意識すると、見た目に違いが出るのです。
セカンドパートナーと会う時間が楽しいほど、ストレス解消効果が望めます。
また、溜まった不満を配偶者にぶつけず、セカンドパートナーで満たすため、家庭にイライラを持ち込まないメリットも。
配偶者で満たしきれない部分をセカンドパートナーで満たすと、心がかなり安定するといえます。
配偶者しかいない時よりも、心の拠り所が増えて依存度が分散されるのです。
「1人に頼り切る状態」は、依存しすぎてストレスに繋がることがあります。
楽しみがあると、日常にメリハリが生まれるもの。セカンドパートナーができると、外へ出かけるきっかけが生まれ、生活習慣が活発化します。
人は「飽き」や「マンネリ」を感じると、毎日が味気なく感じるように。適度に好奇心が刺激された方が、人生は活き活きとするのです。
また、セカンドパートナー以外の事柄でも好奇心を刺激することは可能。恋愛に重きを置いている人ほど、セカンドパートナーを作ることでバランスを取ります。
セカンドパートナーに相談相手になってもらうことで、視野が広くなり、自分を客観視できるようになります。
配偶者と自分だけの関係性だと、良くも悪くも考え方が偏るもの。もう一人のパートナーができると、新たな視点で深く自分を見てもらえるのです。
また、セカンドパートナーの思考を取り入れることで、価値観を広げられるメリットも。人と深い人間関係を築くことで、自身の考え方が刺激されます。
セカンドパートナーは精神的な支えになります。配偶者だけでなく、もう一人心の支えがあると、心の余裕が保持できるように。
これにより、家事・仕事に拍車がかかり、結果的に身近な人達へと良い影響が還元されることにも繋がります。
心の状態はあらゆる活動に影響を与えるもの。
人は「心の拠り所」がしっかり構築されるほど、何かに取り組むエネルギー源を得られます。
セカンドパートナーが与える安心感は、活動の基盤になり、毎日を彩ってくれるのです。
ここまで、セカンドパートナーのメリットに注目しましたが、同時に大きなデメリットも伴います。
自分達はセカンドパートナーに理解があっても、他人の理解も得られるとは限りません。特に配偶者から浮気と認識されるリスクは高いといえます。
キスや身体の関係がないとはいえ、配偶者が浮気だと思えば、離婚の原因になり得るのです。
また、セカンドパートナーから浮気や不倫に発展するケースも少なくありません。
最初は「絶対に大丈夫」と思っていても、精神的に不安定になった時など、覚悟が揺らいで関係性が壊れる可能性があります。
セカンドパートナーとは、周囲から浮気と認識されるリスクを受け入れ、お互いが強い意志で関係性を維持する必要があるのです。
結婚して1人のパートナーと生きていく。
これが世の中が唱える「正しい生き方」なのは分かっている。
それでも、私たちはセカンドパートナーという道を選んだ。
今ではお互いに「無くてはならない存在」だと認識している。
周囲に理解が得られないとしても、私たちにとっては生きるうえで必要な関係性なんだ。
幸せの形は様々。セカンドパートナーも、自分達なりの幸せの形。
私にとってセカンドパートナーとは、自分らしく生きるための仕組みといえる。
彼の存在が私の大きな支えになり、家庭や仕事での活躍を支えてくれている。
セカンドパートナーも配偶者もどちらも大切。両方あるから私は幸せでいられる。
これからも、かけがえのない2人を守り抜いていこう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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