2020.01.21
朝起きて、仕事に行って、帰って、寝る毎日。
仕事が忙しすぎるから、プライベートを楽しむ余裕なんてない。
積もっていく仕事の山をどうにかするため、忙しい日々を送っているだけ。
まるで仕事をするために、自分の人生が存在しているみたい。
何のために仕事してるんだっけ?
何のためにこんなに頑張ってるんだっけ?
忙しいのに、ネガティブな思考だけはしっかりと働いて、毎日に生きる意味を求めている。
仕事が頭を占領して消えない。仕事以外のことが考えられない。仕事しないと落ち着かない。
段々と自分の心と身体が消耗していくのを実感する。
仕事熱心と言われても、全然嬉しいと思えない。
仕事が忙しい今を、仕事に埋もれそうな日々を、どう乗り切ればいい?
辛いほどに仕事が忙しい時、生活習慣や仕事の取り組み方を見直すことで、突破口を開くきっかけが生まれます。
過酷な状況下で労働を重ねれば、心や身体が壊れてしまう原因に。最悪の場合、しばらく働くことすらできない状態に陥ります。
そうなる前に早い段階で対策をして、仕事が忙しい中でも自分を守り抜くことが重要です。
まずは、仕事が忙しい時に見直してほしいポイントをご紹介。自身の仕事の状況を振り返りながら、確認してみましょう。
起きた時に寝足りない感覚がする。
朝になっても疲れが取れない。
目覚ましを使わないと起きれない。
これらは、しっかり睡眠が取れていない時のサインです。
人は段々と短い睡眠時間に慣れていきますが、完全に疲労が取れているとはいえません。回復しないまま、疲労・ストレスなどを蓄積させている可能性があります。
仕事が忙しい人は睡眠を削りがち。ですが、自分に合った睡眠のサイクルを生活に定着させることで、本来の仕事のパフォーマンスが出せるようになります。
職場に行って仕事をするだけの毎日になると、リラックスしたコミュニケーションの機会が減ります。
忙しいと恋人や友人に会う時間すら確保しにくくなりますが、心の疲労を取るためには、なるべく会った方がベター。
仕事が忙しいと、仕事のことばかり考えてさらに疲れてしまうように。恋人や友人と会っていると、その間だけでも仕事から切り離されます。
また、仕事が忙しいことに共感してもらえると、一人で仕事と向き合っている感覚が紛れる効果も。
仕事が忙しいとクタクタになって、休日を寝るだけで終わらせてしまう。
一日中寝ている状態は、仕事とプライベートのサイクルが噛み合っていないといえます。
休日には仕事以外の好きなことに取り組むのがベスト。休日に楽しみがあると、それに向けて仕事を頑張ることができ、メリハリがつきます。
寝ていると一見「仕事に備えた休息」に思えますが、精神的には仕事のストレスが蓄積したまま。
何かに熱中した方が、心がリセットされるのです。
一日に取り組んだタスクの時間をリストアップして、それに対してどれくらいの成果が出ているかチェックしてみましょう。
頑張っても結果が出ない状況では、仕事的にも身体的にも負担が重すぎます。疲れて効率が落ちるなら、思い切って休んだり、進め方を変えるタイミングでもあるのです。
仕事に忙しいと体力が落ちて仕事を進められなくなり、さらに仕事が忙しい状態を生みます。時には上司や周囲の人に助けを求めたり、効率的な進め方を一緒に考えてもらいましょう。
たくさん仕事をして結果を出しているはずなのに、報酬に反映されている気がしない。そうなると、いつまでも努力が報われず「忙しい」という感覚だけ残ります。
結果を出したら報酬も上がるのが本来のあるべき姿です。
対価が得られれば、仕事が忙しいとしても耐えることができます。
仕事に対して見合った報酬が支払われないなら、その仕事を続けるかどうかも冷静に考えましょう。
仕事をこなしているのに生活が豊かにならないと、心をどこまでもすり減らしてしまいます。
仕事が忙しいと感じたら、そのまま放置すると心も体も疲れ切ってしまいます。「もうちょっと頑張ろう」と感じる時点で、仕事が重圧になっているため、早期に対策するのが得策。
自分一人の力で解決できない時は、他人の力を借りることも一つの方法です。真面目で責任感のある人ほど、仕事が忙しいと限界まで抱え込みがち。
ここからは、「試してほしい5つのこと」をご紹介していきます。自身に合った方法を見つけましょう。
仕事が忙しい時、やらなければならないことが山積みになり、プレッシャーを感じます。これにより、本当は仕事をこなせるスキルがあるのに、焦ってしまうことも。
まずは仕事を整理して、重要度や優先度を順位付けましょう。「仕事を全て終わらせないと」と思うと、逆に慌てて仕事が終わらなくなるので、一つずつ着実にこなす意識を持つことが大切です。
また、すべき仕事をリストアップして、終わるたびにチェックを付けると「ちゃんと仕事が進んでいる実感」を自分に与えられます。
自分がキャパオーバーになりそうなら、無理せず周囲に助けを求めることも大切。
自分が忙しい時、周りも忙しいケースが多く、「自分だけ楽してはいけない」「皆に迷惑がかかる」と思って遠慮しがちです。ところが、仕事は「助け合い」が欠かせません。
いざ助けを求めてみると、思っている以上に対応してもらえたりします。弱い自分も正直に出せると、お互いのコミュニケーションが円滑になるメリットも。結果的にチームのためになるのです。
忙しいと仕事中心の毎日になってしまいがち。休日も仕事のことを考えたり、仕事のための休息に感じたり…。
「今は仕事に専念する時期」だと思ってプライベートを我慢すると、心を切り替えるタイミングがなくなります。
一見、仕事とプライベートは別物。ところが、プライベートの充実をきっかけに、精神疲労がリセットされて仕事のモチベーション向上に繋がるのです。
忙しい時期こそ、休日はしっかり好きなことをして、ストレスを発散しましょう。
心と体に溜まった疲労を回復させるのには、睡眠が効果的。忙しいとついつい睡眠時間を削ってしまいますが、疲労をため込むことに繋がります。
忙しい時ほど、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。
7時間から8時間くらい睡眠が取れるとベスト。
6時間を切ると、気付かないうちにパフォーマンスが落ちてしまうのです。
「仕事が思うように進まない」と思っている時、睡眠不足によるパフォーマンスの低下で深刻になっている可能性もあるのです。
忙しい時は「疲れを癒すこと」に投資するのもアリ。マッサージを受けて、全身の凝りをほぐしてもらいましょう。
日頃マッサージに通っていない人も、忙しい毎日を送っているなら、たまにはリフレッシュにお金をかけることも大切です。予想以上にスッキリできることも。
マッサージ中は仕事のことを考えず、心地良い感覚に身を委ねましょう。他にも銭湯やサウナなど、「ここに行けばリラックスできる」という場所を見つけられると、バランスを保ちやすくなります。
仕事は人生の大半を費やし、生活するために欠かせないもの。
どんなに忙しい仕事であっても、生きていくうえで大事です。
ところが、まずは自分を大事にしないと、仕事を大事にすることはできません。
忙しい毎日に心と身体が潰れ、病気になれば、仕事がもっと進まなくなります。
「仕事が忙しい」と思ったら、「どうしたら忙しい中で自分を大事にできるか」を考えましょう。
心や身体に代わりはありません。一度壊せば、意思に関係なく働くことができなくなります。
「生きるために仕事をする」はずが「仕事のために生きる」状態になると、人の心はモチベーションを失うように。
休むことも仕事の一部。気分転換することも仕事の一部。
仕事と休息をセットで捉えて、忙しい仕事を乗り越えましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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