2020.01.20
自分を自分でコントロールできない…。
ついつい甘えてしまう。
嫌な部分ばかり目に留まって、改善したいことだらけ。
「今動いた方がいい」って分かってるのに、動けない…。
毎日を過ごす中で、自分をコントロールできないことで苦労を感じた経験は誰もが持っていることでしょう。
自分を自分で律して、自らを抑制しながら行動することを「セルフコントロール」と呼びます。
私たちは日々、自分と向き合いながら生きています。
中には、自分に厳しく居なければならない場面も多くあります。
セルフコントロール術を上達させて、気持ちよく毎日を過ごすためには、どのような行動を意識すればいいのでしょうか?
この記事では、ついつい自分を甘やかしてしまう人が上手に自分をコントロールできるようになるためのポイントをご紹介します!
他の誰でもない。
自分自身で、自分の生き方・生活を決めていきましょう!
日々「自分に厳しくならなければ」とばかり思っている私たち。
「できない自分」にイライラしてしまう私たち。
そもそも、なぜ自分を律して厳しくなる必要があるのでしょうか。
自分をコントロールすることがなぜ重要なのか。ここでは3つの理由を見ていきましょう。
私たち人間は、ついついサボってしまうものです。
やらなければいけないことがあっても、なかなか気分が乗らずに先送りにしてしまうこともあります。
あとでやればいいと思ってしまい、後々苦労をすることもあります。
そんな時に、他人が注意をしてくれたり、律してくれることはありません。
細かく言えば、学生生活までは先生や親などの大人が管理してくれます。
しかし、社会に出ればさまざまな判断も決定も全て自分の責任となります。
これまで管理されてきていたものが、ある日突然全て自分で管理しなければいけなくなる。
そこで自分を律する力が必要となってくるのです。
自分で自分を律することでしか、自分を進みたい道に進める方法はありません。
セルフコントロールが苦手だと感じている人は、決してやる気がないわけではありません。
「やる気はあるのに動けない。」
そう感じている人も多くいるのです。
罪悪感を感じてしまうようになるのも、ここに原因があります。
思っているように行動ができない自分に対して、イライラしてしまうのです。
やる気を上手に活かすためにも、セルフコントロールは重要となります。
セルフコントロールの重要性は、理想の自分を実現することにもつながっていきます。
私たちには、誰しも自分が目指したい理想を持っています。
しかし、その理想に到達するためには、現実と向き合う力が必要です。
理想ばかり語っていても、現実に反映することができなければ、机上の空論で終わってしまうのです。
理想の実現へと駒を進めるためには、現実の自分を律して向かい合うことが必要になります。
そうしてセルフコントロールができるようになれば、私生活でもビジネスでも役に立つことがたくさん出てきます。
それでは、実際に「自分をコントロールできるようになりたい!」と思った時、私たちはどのような方法を実践していけば良いのでしょうか。
セルフコントロール術を身に付けていくためには、いくつか意識すべきポイントがあります。
ただ闇雲に「自己管理を頑張ろう!」とするのではなく、効率的な方法や心がけるべき姿勢を実践していきましょう!
上手に自分をコントロールするためには、目標を達成するまでのステップアップを意識することがおすすめです。
大きな目標であればあるほど、そこにたどり着くまでの道のりはとても長く感じるものですよね。
どんなに大きな目標を目指していたとしても、その間に小さな目標をステップとして設定してあげることで、毎回達成感を感じられるようになります。
小さな目標をいくつも段階的に設定して、ひとつひとつをクリアしていく。
その繰り返しができるようになれば、自分をコントロールすることにも徐々に慣れることができます。
自分を律する方法として、時間を意識した行動もおすすめのひとつです。
たとえば、「もう少しだけ休憩しよう」と思った時。
「もう少し」とはどのくらいなのかを、明確に決めましょう。
時間を決めていないことで、「まだ休んでいていいか」と漠然と思ってしまって、なかなか動き出せない原因を作ってしまいます。
休むことももちろん大切ですし、行動をすることも大切です。
ただし、どちらも時間を意識しながら行うことを忘れないようにしましょう。
上手なセルフコントロールを身に着けるためには、前向きな気持ちを持てるように習慣づけることも有効です。
私たちは、毎日さまざまな失敗を経験します。
大きな失敗から小さな失敗まで、色々なことがあります。
その一つ一つ全てを後悔し、毎度のこと消極的になってしまうと、行動しようと思う気持ちさえ失ってしまうことにもなるでしょう。
自分が上手にできなかった時でも、「まあいっか!」と次に進む。
そう意識することで、次へのアクションが重たくならずに済むのです。
私たちは日々、自分の感情に振り回されながら生きています。
たくさんの感情があります。
感情が豊かなことはとても素敵なことですが、主観ばかり強くなってしまうと、冷静な行動や判断ができなくなってしまうこともあります。
自分をコントロールするためには、感情を客観的に認識することが大切です。
自分の感情を客観的に見て、冷静な行動ができるようになると、自分自身に振り回されすぎずに毎日を進めていくことができます。
また、心身が感じるストレスも小さく抑えることができるでしょう。
私たちが自分を律することができているか判断する簡単な方法があります。
それは、自分が過ごしている生活空間が綺麗に保たれているかどうか、です。
自分の空間が綺麗にできない人は、時間管理も集中することも難易度が上がってしまいます。
また、綺麗な空間であれば、休憩時間をも有意義に過ごせるのです。
空間を綺麗にし、視覚からスッキリさせることも大切です。
自分を管理するためにやってしまいがちなセルフコントロール術もあります。
ここでは、自分を律するためにおすすめできないコントロールの方法を3つ選んでご紹介していきます。
あなたがこれまでやっていたコントロール術はありますか?チェックしてみてください!
「自分を管理しなきゃ。」
そう思う気持ちが強くなるほど、自分の悪い部分にばかり目が行ってしまうことがあります。
しかし、自分の悪い部分を直そうとばかりしてしまうと、気持ちまでネガティブに陥ってしまうことも。
自分の課題や改善できる点を把握することはとても良いことですが、それを責めて辛い気持ちになることは避けましょう。
それよりも、自分ができたことを褒めてあげる姿勢が重要です。
自分を律するためには、効率的な行動も重要なポイントのひとつになります。
そう思って、休む時間を削ってしまうのは、結果的には上手なセルフコントロール方法になりません。
心身を健やかに保つことも大切なコントロールの一部です。
本当にセルフコントロールを極めている人は、休息することも上手なのです。
自分を律して上手にコントロールしようと思うと、早く目的地にたどり着きたいと願ってしまうものです。
しかし、目的地に着くまでの近道を見つけることに囚われてしまうと、本当は必要な過程を見落としてしまうことにも繋がります。
大切なのは、自分の目的や目標を達成することです。
ただ近道を見つけようとするのではなく、回り道をしてでもゴールにしっかりと到達できることを意識しましょう。
セルフコントロールは決して簡単なことではありません。
「自分」という人間を生きる中で、誰もが日々葛藤しています。
もっとこうすれば良かった。
自分はこれしかできない。
自分に自分でイライラする。
そんな毎日を繰り返していくうちに、少しずつ自分と自分が置かれている環境を整理しながら、自分を律することができるようになっていくのです。
自分が動き出すためには、どんなことが足りていないのか。
動くだけでなく、リフレッシュするためには何が必要なのか。
あなた自身にとって必要なことを、あなた自身の手で見つけていきましょう。
自分で自分をコントロールできるようになると、日々「自分の理想」に近づくことができます。
理想とは、ただ抱くだけのものではありません。
それを叶えることができるように。
そこに到達するために。
理想があるからこそ、私たちのモチベーションは生まれてくるのです。
「どうせ私はできない。」
そんな風に自分を悲観してしまう前に、まずはあなた自身ができることからスタートしてみませんか?
小さなスタートを繰り返し切っていくことが、自分をコントロールするための第一歩です。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
次に読みたい記事は?
人気の記事