2020.01.19
ねえ、こんなに人生辛いの私だけ?
友達をたくさん作りたいのに、いつも縁が途切れてしまう。
好きな人に告白しても、振られてばかり。
ちゃんと生きようとしているのに、仕事先では怒られる。
素敵な自分になりたいのに、全然目指している自分になれない。
おまけにお財布もいつもカツカツ。
素敵な自分も、大切な恋人も、沢山のお金も、全部欲しい。
これがスムーズに手に入れば、人生楽に生きられるのにな。
もっともっと楽して、人生イージーモードになる方法はないのかな。
人生もっと楽して生きたい。辛い人生にはもうこりごりだ。
「楽に生きたい…」
日常に疲れてしまって人生なんてもう嫌だ、もっと気楽な生き方はないだろうかと思った時、ふと呟いてしまう言葉。満員電車でもみくちゃにされ、慣れない仕事で一生懸命働き、ふとした瞬間に「なんでこんなに苦労をしてるんだろう、もっと楽に生きたい」と思うこともあるもの。
他人の気持ちに敏感で生きるのに丁寧な人ほど、周囲に気を使い楽に生きることができなくなってしまうのです。もっともっと自分にとって楽に生きたいと思ってもなかなか自分の生き方を変えられず思い悩むことも。
「こんなに心を削られず、もっと楽に生きたい。どうしたらいいんだろう?」頭に思い浮かぶ悩みに、答えを出すことはできるの?
人間として生まれたならば、命が終わるまで自分の人生は歩んでいかなければならないもの。生きていく中でどうしても避けられない人生と言う道のり。その道のりとどうにかしてうまく付き合っていきたい、楽に生きたい、と思い悩むことも。
生きていく中で「人生は楽ではない」と感じることも多いもの。一体どんな時に人生の辛さを感じるのか、代表的な理由を紹介していきます。
人生には様々な分岐点があります。進学、就職、結婚、出産…その分岐点を迎えるにあたり、「〇〇大学に絶対合格する」「25歳までには結婚して、30歳までには二人子供が欲しいかな」など、自分の中で計画を立てている人もいるでしょう。
しかし、全てが計画通りに進まないのが人生の厄介なところ。「受験に失敗して低いランクの学校に進学してしまった」「25歳までに結婚したかったけどもまだ恋人すらいない」そんなトラブルが起こり人生が思うように進まないと感じた時、楽に生きるのは難しいと思うのです。
嫌なことは突然やってきます。「無二の親友だと思っていた相手に、恋人を取られた」「一生懸命面接を受けてやっと入社した会社がブラック企業だった」そんな予想もつかない裏切りや嫌なことが身に降りかかると、「どうして自分だけがこんな目に?」と感じ、自分は不幸だ、もっと楽に生きたいと感じるのです。
他にも、親の借金を背負うことになってしまい、自分の落ち度ではないのに不幸に巻き込まれてしまった時など、自分の不幸を呪い、人生は楽ではないと思うこともあります。
時間が足りないと感じた時、人は窮屈さを感じます。もっと時間があればこれができるのにあれができるのにと、「時間があったときのもしも」を想像して、もっと時間的余裕を持って楽な生き方をしたいと感じるのです。
また、金銭的に余裕がないときにも、人は生きづらさを感じます。経済的に困窮し家賃が払えなければ家を追い出され、済むところもなくなり、身体を壊し、心も貧しくなる…そんな恐怖を抱える状況に居る場合も、どうにかしてこの不幸から脱出し、楽な生き方ができないかと考えるのです。
タイミングの悪さや巡り合わせの悪さによって、時に努力は報われないこともあります。一生懸命絵を描いてコンクールに出したとしても、自分の美の価値観と審査員の美の価値観が合わずに賞を逃してしまうなど、努力した時間と結果は比例しないこともあるのです。
「自分はこんなに頑張ったのに何の成果も得られなかった…」落胆し、落ち込んでいる中で、「なぜこんなに辛い人生を歩んでいるんだろう?もっと楽に生きる方法はないのか」と考えることもあります。
「努力しないで楽な生き方ができる」これができればどんなに楽かと思うもの。すぐに幸せになりたい人の中には、どうにかして自分の力が不足しても人生を楽に生きる方法がないかと、それを探す人もいるのです。
しかし、酷かもしれませんが「この方法を行えばすぐに楽に生きることができる」という方法は、残念ながらありません。なぜなら、自分にとって楽な生き方というのは自分で見つけるもの。自分が努力し、時に困難にぶつかった先で「これが私にとって楽な生き方だ」と思えるものを探し出して手に入れるしかないのです。
他人が楽そうに生きている方法を真似したとしても、必ずしも自分がそれで成功するということはありません。一発逆転ではなく日々の積み重ねが、楽な生き方を見つける一番近い方法なのです。
「辛い人生はもう嫌だ。少しずつでもいいから楽に生きたい」
人生を楽に生きるには、積み重ねが必要なもの。明日明後日ですぐに今の人生がぱっと突然楽になる、という訳ではありません。しかし、「少しずつでもいいから人生が楽になる努力をしよう」と思った時点で、すでに人生を楽に生きるための第一歩は踏み出しています。
人生が楽になる5つの代表的な方法について、紹介していきます。
人生が大変だと思っている人は日々の生活の中でひとつひとつの物事に対し、丁寧に接していることが多いもの。丁寧なのはもちろん悪いことではありませんが、じっくり考えすぎると肩の力を抜くことができなくなってしまい、必要以上に疲れてしまう可能性があります。
重要なことはじっくり考えるけれど簡単な物事はそれなりに考える、など力を抜くところでは抜くことが大切。さらに物事を深く考えすぎず、「なんとかなる」と気楽に考える習慣をつけるのもおすすめです。
金銭面で悩み、人生が辛い…と思っている人は、自分の生活レベルが自分の収入と見合っているかを確認することが大切。無駄遣いをしていないか、収入に見合わない高価な洋服や高いランチを食べていないかなど、お金の使い方について見直してみましょう。
収入を増やすには今よりも良い給料の会社に転職する、副業をする、などがありますが、その前に自分の今の収入で満足できる生活を送れるかどうか試してみるのが大切。無駄遣いを少なくし節約すべきところを節約すれば、今の収入でも満足できる生活を送れるんだ!ということに気づくこともあります。
本当はできないことなのに、見栄を張ってできると言ってしまう…など自分の身の丈以上の行動をすると、息苦しい生活になりやすいもの。あまりに背伸びをすると周りからの期待も大きくなり、やがて身の丈以上に頑張らなければいけない事態に陥ります。
楽な生き方を目指すにはまずは自然体で生活することが大切。ありのままの自分でぶつかっていくのは最初は少し怖いかもしれません。しかし、自分らしく生きるためにまずはできないことはできない、と言える勇気を身につけましょう。
楽な生き方を見つけるために、自分は色々と変わり別の世界に踏み出さなければならない…そう思っている人は、まず自分の今の状況を見つめ直してみてください。自分では「これは楽な生き方ではない」と思っていても、冷静に見つめてみればすでに楽な生き方を選べている時もあるのです。
今健康できちんと職場にも通え、一定の収入を得ることができる…そんな現状は自分では平凡な生き方だと思っていても、立派な楽な生き方なのです。今の自分に満足し現状維持をすることも、楽に生きるために必要なことである場合もあります。
楽に生きたいと思うあまり何でもかんでもやろうとがむしゃらに動いても、楽な生き方に辿り着くのはなかなか難しいもの。まずは楽に生きるためにどんなことが自分にできるのか、見極めることが大切です。
悩みがちという人は考えすぎない、金銭的に辛い人は節約をする、背伸びをしすぎて疲れている人はありのままの自分でいる…自分には今どれが一番負担になっているのか、一度考えてみてください。そしてその中で自分にできることからひとつずつ始めるのが、楽な生き方への道しるべになるのです。
「できることなら働かずにお金が欲しい」「苦労せずに恋愛して結婚までスムーズに進みたい」「誰にも干渉されずに自由に生きたい」
苦労をして幸せを掴むことを強く望んでいる人は、あまりいないもの。ほとんどの人は大変な思いをせずに、楽に生きたいと思っています。しかし、本当に使いきれないほどのお金が手に入ったり、何もかもから解放されて自由に生きることが出来た時、果たして本当に幸せなのでしょうか。
全てが満たされているということはそれ以上発展も成長もないということ。つまり努力してお金を得たり、紆余曲折あった後に掴んだ幸せが溢れるほどに嬉しいと感じられなくなってしまうということなのです。
それは果たして本当に自分が求めている「楽で幸せな生き方」なのか、考えたことはありますか?
人間は様々な欲望を抱えています。「もっと高級な車に乗りたい」「もっとかっこいい恋人と出会いたい」「もっと素敵な自分に見られたい」など、数えればその欲求の数ははかり知れません。
しかし、全てを手に入れようとすると、膨大な努力が必要になります。そしてやがてその努力の辛さにも身の丈以上の欲望の重さにも潰されてしまうのです。
人生を楽に生きたい、そう思ったらまずなんでも欲しいと思わずに、欲しい物の中から本当に自分にとって大切なものを見つけ出すことが大切。そして「自分が生きやすいような人生を送ること」このことを心の中に留めておきましょう。
「きっと、大丈夫」気楽な考えを持って自分が生きやすいように生きることが、楽な生き方を探すには大切なことなのです。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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