2020.01.19
彼女と付き合うことになった時、本当に嬉しかった。
彼女とずっと一緒にいたい。彼女といつまでも仲良しでいたい。
そう心から願える相手だと確信した。
それなのに…。今、彼女が好きかわからない。
正直に「彼女が好きかわからない」と伝えれば、彼女は深く傷くだろう。
今まで彼女にたくさんの愛情表現を重ねてきたから…。
でも、恋愛感情をコントロールすることは難しい。
彼女に惹かれた時と同じように、彼女に冷めるのも無意識なんだ。
このまま彼女と付き合い続けるモチベーションが湧かない。
今まで築き上げてきた「彼女との関係性」を簡単に手放す勇気もない。
「彼女が好きかわからない」という曖昧な感情に区切りをつけるには、どうしたらいい?
最近彼女に会ってもドキドキしない。
彼女へ積極的に連絡したいと思えない。
彼女から冷たいと言われたけど、心が動かない。
こうした感情が湧き上がった時、男性は「彼女への愛情が冷めた」ことに気付きます。
最初は彼女を好きでたまらないはずだったのに、些細な拍子で恋愛感情が揺らぎ、客観視するようになるのです。
また、付き合いが長くなると、彼女の良い点だけでなく悪い点も目の当たりにします。時には彼女と価値観が一致しなくて、すれ違いや衝突に発展することも。
「楽しい」だけでは乗り越えられない問題に直面した時、人は「好きかわからない状態」になってしまいます。
「彼女に冷めた」と思った瞬間から、彼女との真の関係性が見えるようになるのです。
彼女を好きかどうか分からなくなるには、人それぞれの理由があります。それまでの彼女との関係性や、彼女とどんな経験を重ねたかによって、冷める原因は様々。
ここからは、彼女を好きかどうかわからなくなる理由のうち、代表的なものをご紹介していきます。
「好きかわからない」と思ったらまず、「なぜ自分が冷めたのか」を振り返ってみましょう。自分の思考の癖や、彼女に求める事柄、恋愛で重要視するポイントが見えてきます。
女性には結婚のタイムリミットがあります。周囲が結婚すると「自分も急がないと」と焦りを抱えることも。そして、彼氏に結婚の話をする機会が増えるのです。
彼女から何度も結婚を迫られると、男性側がうんざりする原因になります。
男性にとって結婚は覚悟が必要なこと。一生寄り添って家族を養う必要があり、どうしても慎重になります。彼女に結論を急かされると、自分の人生に干渉された気分になるのです。
付き合い当初みたいに、彼女にたくさん連絡したいと思えない。
彼女から連絡が来ているのは分かってる。
でも、なぜか返信が「面倒」と感じてしまう。
こうした状況に「冷めた」と感じる男性もいます。もともと男性はマメな連絡が苦手であることが多く、愛情があるからこそ彼女に連絡が続けられるのです。
また、単純に「倦怠期」になった可能性もあります。恋愛感情はいずれ停滞するもの。マンネリを突破すれば、彼女への気持ちも回復が可能です。
最初は彼女と会うとワクワクした。
でも、今は彼女以外の女性といる方が楽しい。
これは、彼女への愛情がマンネリしている状況です。特定の女性に「楽しい」と感じているなら気移りしている可能性があります。
また、特定の人はいないけど「彼女以外の女性」に楽しみを感じる場合、「飽きた」「新しいものが良く見える」「刺激がほしい」などの心理の表れです。
恋愛感情の軸を「好奇心」に置いていないか、振り返ってみましょう。
人のキャパシティーには限界があります。仕事・趣味・人間関係・恋愛、それぞれが充実して時間に追われると、忙しさのあまり「自分自身の時間」を優先するように。
彼女と会う時間を作るのが「義務感」になり、自分のための趣味の時間の方が「楽しい」と感じる…。そうなれば、彼女と付き合うことに疑問を感じてしまいます。
この場合、時間に余裕ができた時に恋愛モードに戻ることも。心の余裕によって、彼女への気持ちは変動するのです。
彼女のことを好きか分からない。積極的に付き合いたいとは思えない。それでも付き合い続ける男性もいます。
彼らはどういう心境で彼女と付き合い続けるのか?
そして、何が「付き合い続ける」という選択に導くのか?
なんとなく付き合い続けてしまう男性の「4つの理由」をチェックしてみましょう。
「付き合い続ける=好き」とはいえません。でも、別れないのには何かしらの理由があります。自分の気持ちを知るヒントを覗いてみましょう。
付き合いが長くなるほどに、相手に「情」が湧きます。
彼女の人柄を知り、本心を通わせ合うことで、2人の間に生まれた絆。これは、少なからず彼女の心の支えとして機能しています。
突然一方的に別れを切り出したとすれば、彼女の心の傷は計り知れません。
彼女と付き合うモチベーションはないけど、彼女のことを傷つける行動もとりたくない。
この彼女への「同情」や「優しさ」を伴った思考が、別れという決断を踏み留めているのです。
彼女との関係性が深いほど、彼女からの愛情が深いほど、別れるためのハードルが高くなります。話し合いしようとしても、彼女は簡単には納得してくれません。
そのため、面と向かって話すのが面倒で、「フェードアウト」を狙って付き合い続ける男性もいます。「付き合い続ける=好き」ではなくて「付き合い続ける=自然消滅」という構図なのです。
彼の冷たい言動に愛想を尽かした彼女から、彼氏の望みどおり別れを告げることも。
男性にとって、異性との身体の関係は大事なもの。彼女との身体の相性が良かったり、お互いの好みが分かっていると、別れることで「理想的な身体の関係」を失うことになります。
また彼女ほどの女性と関係性を作れる保証はありません。
失うことへの恐怖が、ためらいを与えるのです。
男性は愛情と性欲を別々に考えられるもの。そのため、「彼女のことを好きじゃないけど付き合う」という選択が生まれます。
別れようとすると、いつも彼女が辛そうな眼差しを向ける。
彼女は別れの雰囲気を察知して上手に対応する。
だから、彼女と別れたいのに、いつまでも別れられない。
彼女側が「別れたくない」と思い、必死に説得したり抵抗した結果、丸め込まれてしまう男性も多いです。
一見長続きしているように見えるカップルも、何度も別れの危機を迎え、彼女の説得で乗り切っているケースがあります。
彼氏側が強い覚悟を決めるか、彼女が諦めないと、好きじゃないのにずっと付き合い続けることに。
彼女に対して「好きかどうかわからない」と思いながら付き合い続けると、知らず知らずのうちに長い月日が経過してしまうことも。
そうなれば、彼女からの期待値も高くなり、さらに情が湧いて別れにくくなります。
続いて「彼女を好きかどうか」確かめる方法をご紹介。恋愛途中で彼女への気持ちを見失った時、何かしらのけじめをつけたい時、判断材料の一つとして使ってみましょう。
恋愛感情がないままズルズルと付き合うのではなく、一度別れてみる。また、別れるまでは行かなくても、一度距離を置いてみる。
どちらも、告げられた側はショックを受けます。
でも、付き合い続けて後で「やっぱり別れる」よりも、心の傷は浅いです。
別れてみて「反省や後悔」の気持ちが湧く場合もあります。もし気持ちが本物なら、誠心誠意向き合って、きちんとやり直すことが重要。
彼女への愛情が冷めているのは、愛情表現が乏しくなっているからとも考えられます。
付き合いが長くなると、一緒にいることに慣れ、「好き」「愛してる」などの言葉が減ってしまいがち。
好きかわからない感情の中で、彼女に「好きな気持ち」を言葉で伝えてみましょう。
彼女の反応を見てどう感じるのか。自分の感情がどう揺れ動くのか。自分の心に目を向けてみると、愛情に気が付くきっかけになります。
彼女との付き合いが長くなると、「新鮮味」や「好奇心」が薄れてしまいがち。また、相手への感謝の気持ちも当たり前になってきます。
彼女へサプライズでプレゼントを贈ってみると、慣れて忘れていた恋愛感情を再認識するきっかけに。
プレゼントを選ぶ時の「彼女に似合うかな」「彼女は喜んでくれるかな」という感覚からは、彼女への思いやりが感じられます。
そして、プレゼントする際には、恋人としてのお互いの気持ちの動きを実感できるものです。
恋愛は「楽しい事」を共有するだけが全てではありません。
将来性を判断するには、「辛い時に寄り添える相手かどうか」もポイントになってきます。
辛い時に彼女と一緒にいたいか考えてみましょう。YESと答えられるなら、彼女が心の拠り所になっている証拠。ドキドキ感が薄れたとしても、そこには「愛」が芽生えています。
逆にNOの場合、彼女との信頼関係が育っていない可能性があり、おそらく恋心の先の関係性が築けていません。
彼女に冷めたのは、「恋心」で恋愛する時期を通り過ぎたとも考えられます。
ドキドキが落ち着いた先にあるのは、安心できる家族のような関係。彼女との結婚を意識する時期の可能性もあるのです。
彼女と結婚する気があるかどうか、今一度深く考えてみましょう。結婚するのに「ドキドキ感やスリル」は重要なポイントとはいえません。
将来を考えた時、自然と彼女との結婚生活が思い浮かべられるなら、それはおそらく結婚のタイミングです。
恋愛は心の状態が複雑に絡んでいるため、自分一人の思考では判断が難しいことも。誰しも、自分のことになると悩んでしまいます。
そのため、信頼できる友達を頼って相談してみるのもアリ。周りから見て、彼女と自分はどう見えているのか。彼女との交際について、正直な意見を求めましょう。
この時、「別れたい」「付き合い続けたい」といった気持ちを出すと、友達は心情に合わせて後押しする可能性があるので、注意が必要です。
目の前の彼女に飽きているだけで、実は自分にとって最適の相手という可能性があります。もしくは、根本的に分かり合えない部分があるけど、無理に付き合っている場合も。
心の中で冷静に、他の女性を彼女を比較してみましょう。
「異性としての魅力」というより、「自分の価値観や性格との相性」の見極めをすることがポイント。
彼女に比較していることを伝えるのはご法度ですが、時には自分の中で比べると、気持ちの整理には効果的です。
慣れとともに恋愛感情はマンネリを迎えてしまいます。「冷めたかな?」と思っても、実は彼女がかけがえのない存在だったということも。
マンネリの中で埋もれている愛情を思い出すため、彼女との思い出の場所に出かけてみましょう。
付き合った当初に行ったデートスポットや、告白をした場所、初めてキスを交わした場所…。
2人で思い出に浸るうちに、積み重ねた彼女への愛情の深さに気付くきっかけになります。
「好きかわからない」という自分の状態や本音を、素直に彼女に打ち明けてみましょう。
2人で築き上げてきた恋愛感情だからこそ、自分1人で考えても、2人が納得いく答えは生まれません。彼女の反応を見るうちに、一緒に考えるうちに、彼女への新しい気持ちに気付くことも。
彼女が別れを拒絶する場合、2人での話し合いが足りない可能性があります。
一緒に考えて色々試した結果、2人で決断したのであれば、拗れるリスクも軽減されるのです。
恋愛感情は常に変化するため、ずっとラブラブな状態を持続することは難しいです。長く付き合えば、「新鮮さ」や「ドキドキ感」は薄れていくもの。
ところが、恋愛初期の恋心とは別に、お互いを曝け出したからこそ生まれる「絆」もそこにはあります。「ドキドキ感がなくなる」こと自体は、決して悪い事ではないのです。
「ドキドキ感」が薄れた時は、彼女との今後を見極めるタイミング。
彼女との将来が考えられるかや、彼女が自分の心の拠り所といえるかといった、根本的な関係性を見つめなおしましょう。
ここまで真剣に考えたのであれば、「付き合い続けた」としても「別れた」としても、それはあなたの素直な気持ちです。
どちらの結果でも、あなたにとって後悔のない判断をしましょう。
「好きかわからない」という感情で悩むのは、彼女と向き合ってきた今までがあるから。
真剣に恋愛していた相手だから、「彼女に冷めた」という事実に戸惑う。
真剣に恋愛していた相手だから、「本当に彼女と別れていいのか」と考える。
どうすればいいのか、簡単に決められない自分がいて、付き合う理由が分からなくなってしまっていた。
でも、すぐ決められないのは、たくさんの愛情を彼女へ注いで、たくさんの経験を彼女と重ねた証。
大きく育った関係性ほど、彼女を失うことへの恐怖が伴う。
考え始めると迷いは尽きないけど、これも大事な選択をするうえで、必要な思考の一つ。
自分自身が後悔しないためにも、彼女へ対して誠意を向けるためにも、慎重に考えて「答え」を出そう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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