2020.01.18

「トラウマを克服したい。」フラッシュバックする消えない記憶の解消法

ぼんちゃ

ぼんちゃ

無理に忘れなくていい。時間がかかっても大丈夫。

いつまで経っても消えない記憶

私の心に突き刺さったまま抜けてくれないあの記憶。

あの日々はとっくに私の過去になっているはずなのに。

1日、1ヶ月、1年、数年間。

どんなに時を重ねても、そう簡単には消えてくれないトラウマ。

ふとした瞬間に、記憶は突然フラッシュバックする。

思い出すだけで、あの時の感情も蘇ってくる。

気持ちも、景色も、言葉も、痛みも。

鮮やかすぎるほど鮮やかに。

「鮮明」なんて求めていない…。

あの日に戻ったかのように、苦しみは重なっていく。

いつまでトラウマに苦しまなければいけないのだろう。

忘れたいと思っているのに。

そう思えば思うほど、忘れられない。

私はいつになれば、あの出来事、あの日々から、解放してもらえますか?

向き合うことも、考えることも、本当は何もしたくない。

トラウマを抱えて生きるのは辛い

私たちは、生きている中で抱えることとなってしまったトラウマを持っています。

大きなものから、小さなものまで。

たった一度の出来事から、長きに渡った日々まで。

トラウマとなる記憶はさまざまですが、どれも共通して簡単には忘れさせてもらえないという特徴を持っています。

ただでさえ辛くて苦しかった記憶なのに、蘇るたびにまた何度も何度も傷つけてくるトラウマ。

時間が経つほどに、傷が抉られるかのような感覚に陥ることすらあるでしょう。

ずっとトラウマを抱えながら生きていくのは辛く、苦しいものです。

簡単には忘れられない。

これからも向き合うこととなるかもしれない。

こうやって考えようとすることでさえ、苦しい気持ちになる。

それでも、この記事にたどり着いたあなたは、過去を忘れたいと願っているでしょう。

「なんとかして変わりたい。」

そう思っているからこそ、ここにやって来たのではないでしょうか。

あなただけにしか分からない苦しみであっても、その解決まであなた一人で抱える必要はありません。

この記事を通して、トラウマの原因やトラウマとの付き合い方を、一緒に考えていきましょう。

あなたにとって有効な方法だけを選んで、あなたのために使ってみてください。

トラウマが消えない5つの原因は?

私たちにつきまとうトラウマは、一体なぜいつまでも私たちを解放してくれないのでしょうか。

トラウマのきっかけとなった原体験によって、トラウマが消えない原因もさまざまなものが考えられます。一概にその原因や特徴を言い切ることも難しいものでしょう。

ここでは、トラウマが消えない原因になっていると考えられるものの中から5つを選んでご紹介します。

トラウマと向き合うためには、まず自分が何を苦しいと感じているのか把握することが大切です。

心が無理をしない範囲で、あなたのトラウマにも関連がありそうなものがあるか、参考にしてみてください。

1.恐怖心がつきまとう

私たちの中にトラウマが残りつづける原因の1つ目は、いつまでも「あの出来事」に対する恐怖心が忘れられないからです。

トラウマは時に、フラッシュバックを引き起こします。

フラッシュバックを引き起こすことで、当時感じた恐怖心そのものが蘇るように感じてしまう。

そのため、時間が経っても「怖い」と感じ続け、苦しめられてしまうのです。

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2.新しいことに踏み出せない

私たちの中にトラウマが残りつづける原因の2つ目は、次のステップに進む勇気を持てないからです。

トラウマによって陥る状況は人それぞれ違います。

しかし、何か新しいことに挑戦したいと思っても、「でも、あの時のように…」とトラウマが邪魔をすることは誰にでも起こりえます。

トラウマを克服したいからこそ、新しいチャレンジがしたい。

でも、怖い気持ちの方が勝ってしまう。

そんな自分に対して自己嫌悪を感じ、より大きな苦しみを抱えてしまうこともあります。

3.感情が消えてくれない

私たちの中にトラウマが残りつづける原因の3つ目は、当時の記憶と感情が忘れられないからです。

トラウマとなっている出来事であっても、当時の記憶が薄れていけば次第に忘れられることも増えます。

しかし、フラッシュバックなどが残っていると、感情も丸ごと一緒に蘇ってきてしまいます。

忘れたくても、記憶も感情も消えてはくれない。

いつまでも「あの時」に左右されつづけ、苦しめられつづけているのです。

4.払拭してくれる出来事がない

私たちの中にトラウマが残りつづける原因の4つ目は、記憶を払拭できるような出来事に出会えていないからです。

たとえば、恋愛問題でお付き合いをしていた人によってトラウマを植え付けられたとします。

付き合っていた相手に裏切られ、その経験がきっかけで人間不信に陥ってしまった。

それでも、次にお付き合いをした人が時間をかけて「人を信じる気持ち」、「信じてもいいんだと思えること」を思い出させてくれた。

このように、トラウマを上回る・払拭させてくれる出来事があれば、次第に感情が落ち着いていく場合もあります。

しかし、解放されるような出来事・状況に出会うことができずに、時間がどれだけ経っても苦しめられてしまうこともあるでしょう。

5.状況が変わらない

私たちの中にトラウマが残りつづける原因の5つ目は、トラウマの原因となっている状況が何も変化していないことです。

あなたにトラウマを植え付けることとなった原因の出来事や環境が、今もなお身近にあり続ける。

それは現在進行形で苦しめられている状況を意味します。

辛い出来事あった当時と同じ人間関係に身を置かざるをえない。

本当に苦しい気持ちを誰にも言えず、ずっと一人で抱え続けている。

今いる場所から抜け出す方法も、何も分からない…。

このように、今もなおずっと苦しめられ続けていることからは、逃れようと思っても簡単に逃れられないのです。

「時間が経っても忘れられない」

 

時間が経てば忘れられるよ。

 

何度この言葉を耳にしただろう。

たしかに、時間が解決してくれる出来事もあります。

いつのまにか「あれ、もう気にならなくなった」と思えるようなことだってあるでしょう。

時が過ぎるのを待つことは、決して悪い選択ではありません。

一方で、「時間が経っているのに忘れられない」と苦しめられてしまうこともあるのです。

トラウマを克服したい。

そう思えば思うほど、忘れられないこともあるでしょう。

それでいいのです。

トラウマが忘れられない自分を責めなくていい。

いつまでも辛い気持ちでいる自分を否定しなくていい。

「みんなは時間の経過と共に次に進んでいる」と比べなくていい。

ストレスの感じ方も、経験していることも、一人ひとり違います。

あなたは傷ついているあなたの心を癒すことだけを、大切にしてあげましょう。

消えないトラウマの解消方法を学ぼう

トラウマには様々な原因や消えない理由がある。

そして、トラウマによって傷ついている心が簡単に癒えることもない。

それでもトラウマと向き合うことで、私たち自身の心は認められていきます。

トラウマが完全に消えることも、ついた傷が完全になくなることもきっとないでしょう。

しかし、向き合うことで、トラウマに対する感じ方を変えることはできます。

消えないトラウマだからこそ、解決方法を知り、実践していくことが大切です。

トラウマを克服する7つの方法

今あなたが抱えているトラウマを克服していくためには、どのような解決方法を実践するのがいいのでしょうか。

ここでは、トラウマを忘れるためにできる7つの方法をご紹介します。

実践する前に注意していただきたいこと。

あなたの心が辛い時、焦っている時には、無理に試みるのはやめましょう。

気分が良い時や落ち着いている時、冷静に考えられる時に挑戦すれば大丈夫です。

焦る気持ちで自分を苦しめることがないように。自分を大切にしましょう。

1.紙に書き出す

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の1つ目は、辛い感情や状況を紙に書き出してみることです。

あなたはこれまで、トラウマの原因となっている感情や出来事について、気持ちを発散させてきたことはどのくらいありますか?

これくらい一人で乗り越えなきゃ。

人に迷惑かけるわけにはいかない。

みんなも我慢してる。私も弱音ばかり吐けない。

こんな風に、自分の感情を押さえつけてばかりではありませんでしたか?

トラウマを克服するためには、自分の辛い感情をまずは認めてあげることが大切です。

辛い気持ちを無視し、ただひたすら「忘れよう」と思っていても、むしろトラウマを思い出すことにもつながってしまうでしょう。

トラウマを乗り越えるために、トラウマで苦しむ自分を認め、肯定してあげましょう。

2.過去は過去だと理解する

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の2つ目は、あなたが抱えているトラウマが過去の出来事だと再確認することです。

トラウマ、中でもフラッシュバックを経験すると、「今この瞬間」も当時の辛い気持ちに巻き込まれてしまいます。

現在はもうトラウマが発生した環境と違う場所に居ても、思い出してしまうのです。

そんな時、自分に改めて「トラウマがあった出来事はもう過去だ」と伝えてあげましょう。

心では分かっていても、簡単に割り切れるものではありません。

過去だからと納得できるものでもありません。

しかし、「今の自分は違う」と確認することで、少しずつ「今」と向き合うことができるようになっていきます。

忘れられないのは、蘇る当時の記憶が頭にこびりついているから。

そんなトラウマを超え、克服するためにも、今のあなたを見てあげましょう。

3.たくさん泣く

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の3つ目は、心に刺さった苦しみを表に出すことです。

これまでトラウマをずっと一人で抱え続けてきたあなたの心には、我慢し続けてきた大量の涙が溜まっていることでしょう。

そして、何度泣いても、何度出しても、心の洪水は簡単におさまるものではありません。

トラウマを克服するためには、何度でも何度でも、泣きたいだけ泣いていいのです。

人前で泣くことが苦手だという人は、自分ひとりの空間で「今日は泣くんだ」と決めてたくさん泣くのも良いでしょう。

大きな声で叫ぶ環境がない人は、カラオケやお風呂の湯船の中で。

クッションに顔をうずめ、布団を被って叫んでみるのもおすすめの方法です。

笑ってばかりいては疲れてしまう。泣きたい時には泣くことが大切です。

あなたの心に素直になってあげることが、トラウマを克服するための第一歩となるでしょう。

 

 

4.信頼できる人に話す

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の4つ目は、あなたが信頼している人に話を聴いてもらうことです。

トラウマは一人で解消しなければいけない、なんてことはありません。

むしろ全てを一人で抱え、克服しようとすることの方が、トラウマを長期化させてしまうことにも繋がりかねません。

「この人になら話ができる」

あなたがそう思える相手に、トラウマについて話をしてみましょう。

ただし、相手に対して信頼はしても、期待はしないことがおすすめです。

信頼をして「この人なら私の言葉を聴いてくれる」と思うこと。

期待をして「この人なら解決してくれる」、「全て受け止めてくれる」と思うこと。

似ているようで、全然違うのです。

勝手に期待をすれば、その分相手に高いハードルを強いてしまう。

相談する自分自身も、相手に「もっともっと」を求めてしまう。

フラットに「信頼できる」と思える相手を選ぶこと。それが大切です。

5.安全な状態でトラウマと同じ状況を再現する

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の5つ目は、トラウマとなっている状況を再現し、体験することです。

これはトラウマとなっている原体験の内容にもよりますが、再現できる状況があるトラウマの場合には無理のない範囲で実践するのがおすすめです。

たとえば、電車で起きたトラブルに巻き込まれたことがトラウマとなり、電車に乗れなくなってしまったとします。

そんな時には、信頼できる人に付き添ってもらいながら電車に乗る練習をしてみることで、「乗っても大丈夫だ」と思えるようになることもあります。

ただし、心に負担がかかったり、トラウマを思い出してしまう可能性も高いので、心に無理がない範囲で挑戦してみましょう。

6.トラウマを客観的に捉える

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の6つ目は、自分が経験しているトラウマを客観的に考えることです。

他人ごとであれば冷静になれる出来事であっても、いざ自分の身に起こると冷静で居られなくなる経験をしたことがある人は多いでしょう。

トラウマに対しても、冷静な気持ちでいることは難しいものです。

だからこそ、トラウマを克服するためには冷静にトラウマを捉え直してみることが有効です。

どうすることでトラウマを忘れられるのか。

トラウマの中でも、何が一番ネックになっているのか。

何を克服すれば、自分のトラウマから解放されるのか。

これらを客観的に分析してみることで、トラウマ克服の糸口が見えてくるかもしれません。

7.ネガティブな部分をボジティブに変換してみる

トラウマを克服するために実践して欲しい方法の7つ目は、ネガティブをポジティブに変換することです。

どんなにポジティブ思考な人であっても、トラウマを前にすれば物事をネガティブに感じてしまうこともあります。

元からネガティブ思考が強い人であれば、尚更トラウマをマイナスな方向に捉えてしまうでしょう。

そんな時には、ネガティブに感じていることをポジティブに変換してみるのがおすすめです。

どんな物事も表裏一体。

悪いことの裏側に、良いことが隠れている場合もあります。

もちろん、トラウマの原因となった人・出来事を肯定する必要は一切ありません。

ただ、あなた自身の気持ちが楽になれると感じる方向に物事を捉え直してみてください。

捉え方しだいでトラウマを克服できるのならば、それはあなたの力となってくれるでしょう。

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もう、消えない記憶に苦しまなくていい。

いつまでも付き纏いつづける記憶。

トラウマは私たちを簡単に離してはくれません。

もう忘れたい。

解放されたい。

トラウマを抱える前に戻りたい。

どんなに願っても、たとえ傷が癒えたとしても、トラウマが完全に消えてくれるわけではない。

トラウマによって苦しんでいるあなたも、今ここに存在しています。

まずは今の苦しいあなたを肯定してあげましょう。

それは、トラウマと向き合うために、自分を見つめ直すことにも繋がります。

時間がかかってもいい。自分に都合が良くていい。

あなたのトラウマとして刻まれている記憶が、いつの日か「過去の出来事」として認められるようになるまで。

自分の心に素直に向き合ってあげましょう。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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