2020.01.15
自分の気持ちって何だろう。
自分がどうしたいのか、どう思うのかなんて考えてもよくわからない。
「好きなようにしていいよ」とか「思ってること言ってよ」って言われても、そもそも自分の気持ちがわからないから何も答えられないんだ。
本心や本音はどこから出てくるの? 自分の感情を自分で理解する方法はあるの?
自分の気持ちがわからないのはダメなこと?
みんなは当たり前のように自分の気持ちを持っているみたい。
常に本音で生きている人達は、どうやって自分の気持ちを生み出しているんだろう。
私が持っていた”本当の自分の姿”はどこかへ消えてしまったのかな。
誰か助けて。自分でも自分の気持ちがわからない私を、救ってください。
私には”胸が高鳴るような幸せ”や”人から何を言われても変わらない情熱”とか、心から湧き出る感情が見つからない。
だからといって、それっぽい感情をつくって見せるのも違う気がする。
「どうしたいのか教えて」って言われたら、とりあえずその場しのぎの答えを探してる。
自分の気持ちがわからないから”素直な回答”ができないんだ。
でも、本当は自分の感情が知りたい。本音で人とぶつかりたい。
自分らしく生きている人達を見るほどに、自分はどうしたらいいのかわからなくなっていく。
どこへ行けば探している本心や本音は見つかるのだろう…。
あなたのの本当の気持ちを知れるように、今回は自分の気持ちを知る方法をご紹介していきます。
日々を過ごしていると、自分の感情がわからないために生きづらさを感じてしまう時があります。
いつでも”私はこうしたい”とはっきり言えれば、人間関係がもっと楽になるのに。
そう感じるのは、今自分の人生をしっかり歩んでいる証です。
みんな生まれた時から”感情”を持っているものですが、一生懸命生きているうちに見失ってしまうこともあります。
自分がわからないと感じる人の特徴を知り、自分がわからなくなった原因を探っていきましょう。
自分がわからないと感じる人には”他人に対して自分の本音や本心を話せない”という特徴があります。
本当は心の奥でうっすらと思っていることがあったとしても、人に伝えることが難しいのです。他人にありのままの姿をさらけ出して不快な思いをさせたり、ぶつかり合うことを避けています。
本音や本心を隠しているうちに、だんだん自分の感情がわからない状態に陥ってしまうことも。これは、本当の気持ちを抑えるのが当たり前になっていることが原因です。
自分の感情とは裏腹の行動を取ってしまうと、自分の気持ちがわからなくなっていきます。
本当は嫌だと思っているけれど、他人の気持ちを優先して仕方なく続けている。
本当は好きじゃないけど相手のために好きだと言ってしまう。
このように、本音と真逆の行動を取り続けているうちに心が慣れて「自分がどう思うか」が見えなくなるのです。頑張って無理をしているために、次第に自分の気持ちがわからなくなってしまう場合があります。
両親や学校の先生・友人など、誰かに決められた人生を歩んできたことが”自分の気持ちがわからない”原因になっている場合があります。
言われたことを忠実に守って真面目に生きてきた人は、時に本音を抑えて我慢をしているもの。決められた人生を送っているうちに、自分の気持ちよりも”人が正しいとする道”に進むことを優先してしまいます。
育ってきた環境が影響しているため、知らず知らずのうちに自分の感情がわからなくなってしまうのです。
“自己肯定感が低い”のは自分がわからないと感じる人の特徴です。
自己肯定感が低い人は、自分を客観視できるために「人と比べたら大したことない」「私よりも凄い人がいる」などと考えやすいところがあります。
自分よりも他人を上に見ることで、自分の本音や本心を信じることが難しくなってしまうのです。
「人の意見の方が正しい」と優先していくうちに、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまいます。
自分がわからない人は、他人の気持ちを優先してしまい自分の本音を後回しにしている時が多くあります。
今は自分が我慢すれば済む。相手が喜んでくれるならそれでいい。
このように本当は言いたいことがあっても、優しさのあまり他人の気持ちを優先してしまうのです。
自分の本音を優先することに罪悪感を持ってしまうため、次第に感情を抑えるようになります。気がついた時にはすっかり自分がわからなくなっていたという状態です。
“周囲の期待に頑張りすぎてしまう”のは自分がわからない人の大きな特徴です。
他人の気持ちを敏感に察することのできる人は、自分に対する期待を裏切らないように努力します。無理をしてでも「ちゃんと応えよう」と考えるため、自分の感情は後回し。
辛くても周りの人が喜んでくれるならそれでいいと、自分を犠牲にしてしまうのです。
期待に応えようと限界まで頑張りすぎると、気持ちの余裕がなくなり自分を見失ってしまいます。
自分がわからない人は、本当の気持ちはいつも別にあると感じています。
何か行動をする時や人に気持ちを伝える時、自分の本音で動いている気がしないのです。
「それなりに相手に合わせているけど本当の気持ちはここにはない。」そのような思いを抱えながら日々を過ごしています。
上手く生きていきながらも、本音を別の場所に置いたままにしているのです。本当の気持ちを封印しているため、自分の気持ちがわからなくなっています。
自分がわからなくなってしまったのは、何もおかしなことじゃない。
ここまで真面目に前を向いて生きてきたからこそ、わからなくなっているだけなんだ。
思い立った今日からでいい。自分の本音を探す旅に出かけよう。
いつでも自分の気持ちを知っていて、自分らしく生きている人ってどんな人だろう。
本当の気持ちを知るために、みんなは何をしているんだろう。
どうしたら自分の感情がわかるのか教えてほしい。
本心を探し出して、自分が思ったことを伝えられるようになりたい。
「あなたはどうしたいの?」という問いにも堂々と答えられるようになりたい。
これからの私は、自分の気持ちを素直に受け止めて”ありのままの姿”で生きていきたいから。
自分の気持ちがわからない。自分の感情なんて見つからない。
今はそう感じていても、これからの行動次第で自分の本心を知れるようになります。
ここからは【恋愛・仕事・メンタル】と、シーン別に自分の気持ちを知る方法をご紹介します。
自分がわからない時は、他人への気遣いや我慢の気持ちから本心を見失っていることが考えられます。自分を大切にしていくことで少しずつ”本当の気持ち”を取り戻していきましょう。
自分の気持ちがわからない時は、受け身の恋愛をやめてみましょう。
好きな相手だからこそ「全て受け入れたい」「言うことを聞いてあげたい」という気持ちになりますが、何でも合わせることで自分の本音を抑えてしまう場合も。
本音を伝えたり嫌なことを断ったりするのは勇気がいりますが、あなたのことを大事に想う相手なら不快には思わないものです。
少しずつでいいので、恋人に合わせることをやめていきましょう。
「辛い」と感じる恋愛と距離を置くことで、自分の気持ちを知れるようになります。
苦しみに耐え続ける恋愛は、自分の気力や自尊心をどんどん奪ってしまうもの。たとえ相手のことが好きだとしても、自分を犠牲にしてまで付き合うことは”良い関係”とは呼べません。
好きな人には優しさや愛情を注ぎたくなりますが、自分自身が辛い気持ちを我慢していると”幸せ”から遠ざかってしまうのです。
距離を置いて我慢をやめれば、自分の気持ちを優先できるようになります。
仕事において自分の本音を知る方法は”他人の評価や実績と比較しないこと”です。
自分がどう思うかよりも他人と比較してどうなのか。ここを基準にしてしまうと、自分の仕事や意見に自信が持てなくなってしまいます。
言いたいことがあっても「あの人の方が実績があるから言えない」と遠慮してしまうのです。
他人との比較をやめて良い仕事をすることに集中すれば、周りに萎縮せず自分の本音を出せるようになっていきます。
自分の気持ちを見失わないために、時には自分の意見をはっきり言うことも大切です。
何でもかんでもハッキリ言うだけではわがままとして捉えられてしまいますが、自分のタスクに真剣に取り組むことで”相手に伝わる意見”を出せるようになります。
真面目に仕事をしているからこそ、自分の行動と意見に自信を持っていいのです。
そうすれば、間違ったことを指摘された場合でも信念を持って意見を伝えることができます。
本当にやりたいことを躊躇せず実行してみることで、自分の本心を取り戻せます。
やりたいことが出てきた時、まずは”本当にできるのか”を考えるもの。そこで難しく考えて躊躇してしまうと「やりたいことはできないことが多い」と思うようになるのです。
実際には行動して続けることで初めて結果がわかります。
本当にやりたいことがあるのなら、まずは実行することを習慣づけましょう。失敗への恐怖を取り払えば、自分の気持ちを大切にできるようになるから。
辛い時は専門家の力を借りることで、自分の感情にとってプラスになる場合があります。
一人で苦しみを抱えて抜け出せなくなった時、専門家のアドバイスを参考にして気持ちを楽にすることもできるのです。
カウンセリングや電話相談など自分に合った方法を試してみましょう。時には救いを求めることで、自分でもわからなくなっていた本当の気持ちに気づける可能性があります。
どうしたらいいかわからないのなら、頼れる人に頼ってもいいのです。
どんな時も自分の気持ちに正直になりたい。
いつでも自分の本当の気持ちを知れるようになるために、身につけていきたい習慣をご紹介します。
無理のない範囲で継続することで、少しずつ自分の本音がわかるようになっていきましょう。習慣化して”自分の気持ちがわかる”ことが当たり前になれば、今よりもっと自分らしい自分に出会えます。
初めは「自分でもできそうかな」と思ったものから試してみて。
自分の本当の気持ちを知るために、自分の本音に素直に従うことを心がけましょう。
内側から湧き上がってきた本音をなかったことにしないこと。最初は「こんな気持ちを抱いてもいいのかな」と不安に感じることもありますが、一旦素直に受け入れてみましょう。
自分の気持ちの中で受け入れるだけなら、誰にも迷惑はかかりません。そして自分の思いが確かなものになったら、実際に本音に従って動いてみましょう。
本音を自分の外側へ少しずつ出していくことが大切です。
自分の本音を毎日ノートに書き出すことを習慣にすると、自分の気持ちを知れるようになります。
本音は自分でも気がつかないうちに抑えてしまっている場合もあるものです。封印してしまわないうちに、一日の終わりに本音をノートに書いておきましょう。
毎日書き溜めておくことで、自分がわからなくなりそうな時に見返して”自分の素直な気持ち”を思い出すことができるのです。
また、習慣にしていくうちに本音を出すことに対する抵抗がなくなっていきます。
自分の本当の気持ちを知るために、頭で考えるすぎることより実行することを増やしてみましょう。
何事も考えれば考えるほどに動けなくなってしまうケースは多いです。なぜなら、考えすぎるとうまくいかない理由やできない原因を見つけてしまうから。
やりたいことができたら、考えすぎる前に”実行すること”を優先してしまっていいのです。
仮にうまくいかなくても行動すること自体に価値があります。自分の経験値を増やしながら、本音を大切にしていきましょう。
自分がわからなくなっている時は”してはいけないこと”に気をつけるのも大切です。行動の仕方によっては、ますます自分の本当の気持ちがわからなくなり抜け出せなくなってしまう場合もあります。
ここからは”自分の気持ちがわからない時にしてはいけないこと”を5つご紹介。
意識的にやらないようにして、自分自身が辛くなってしまうことを防ぎましょう。また、してはいけないことと逆の行動を取っていけば自分の気持ちがわかるようになります。
自分の気持ちがわからない時は、他人の意見に流されないように気をつけましょう。
他人の意見を否定するというわけではなく、意見を全て鵜呑みにせずに「自分はどう思うのか」を一度立ち止まって考えてみるのです。
その上で納得できるなら同意する。違うと感じるならば優しく伝えてみる。この繰り返しで自分の気持ちを知れるようになっていきます。
他人の意見に流され続けていると、その分自分がわからない状態が続いてしまうのです。
自分の気持ちがわからない時、本当の気持ちを出せない環境に身を置いてはいけません。
本音を伝えることが”悪”とされている。どんな意見も真っ向から否定される。
このように本心を伝えることが難しい環境にいれば、意見を出すこと自体への抵抗ができてしまいます。もし身を置いてしまっているのなら意識的に離れるようにしましょう。
自分の気持ちを知れるようになるためには、本音を素直に伝えられる関係性を持つことも大切です。
自分がわからないという感情をSNSで吐き出しても、自分の気持ちがわかるようにはなりません。
吐き出した時は楽になれますが、慰めの言葉や”いいね”を貰ったところで本当の解決にはならないのです。また、思わぬ言葉が返ってくると自分がわからないことへの罪悪感を持ち、自信を失ってしまうことも。
SNSで悩みを吐き出すことは一時的な発散として終わりやすいです。
もし誰かに話を聞いてほしい時は、カウンセラーや信頼できる友人など、感情の整理ができる相手を選ぶようにしましょう。
自分の気持ちがわからないことを放置し続けると、今後も同じ状態のまま変わりません。
自分の本音を知るためには、一度”自分がわからない”ことと向き合う必要があります。どうして自分がわからなくなってしまったのかを知り、原因をなくしていくことが大切なのです。
「いつか自分がわかるようになる」と思っているだけでは変われません。
逆を言えば、原因をなくして行動することができれば自分の気持ちは知れるようになります。
自分の気持ちがわからないのは自分のせいだと思い込まないようにしましょう。
自ら望んで「自分がわからなくなった」という人はいないもの。自分を責めて辛くならなくてもいいのです。
自分がわからなくなる原因は、環境や他人との繋がりの中から生まれます。そこでどんな場面でも自分の意見を持てるようになるためには、今後の自分の考え方と行動を変えることが必要です。
自分のせいだと思い込むのではなく、本音を知るための前向きな行動をしていきましょう。
今歩んでいる人生は、他の誰でもない自分だけのもの。
せっかくなら自分の気持ちに正直に、自分の意思で道を選択してみよう。
自分で切り開く人生は時に孤独な時もある。周りが言うこととは真逆の時もある。
それでも本音で生きられるってすごく楽しい。やりがい、達成感、一つ一つが身になる経験。
自分で選んだ分だけ得られるものがたくさんあるのです。
他人に遠慮する必要なんてない。みんなそれぞれに”自分の人生”を歩んでいるのだから。
実際に行動することでしか見られない面白い世界がいっぱいある。
一度きりの自分の人生だから、やりたいことをやってみない?
自分を信じることで道は開ける。自分だけの”自分で作り上げる素晴らしい人生”を送ろう。
自分の気持ちを探す過程で、どんなに迷ったとしても大丈夫。
自分がわからない・自分の本音が見えないのは”まだ隠れている”だけのことだから。
ゆっくりと少しずつ自分と向き合う時間をつくることで、次第に本音がわかるもの。
焦らなくてもいい。自分がわからないことを責める必要もない。
初めはたった一つでもいいんだ。自分の本音が見え隠れした時、その気持ちを大切に守ること。
そして一つ・二つと自分の心の声をすくい上げていこう。
自分が自分を一番大切にしてあげれば、本当の自分の姿は見えてくるから。
そして自分の気持ちがわかるようになった時、まだ見ぬ新しい自分に出会える。
今は焦らずじっくりと”自分自身”を探してみよう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。
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