2020.01.12
彼女はできた?
彼女いないなんて勿体ないよ。
そう言われるたびに、「何で彼女を作らないといけないの?」と疑問に思う。
恋愛のやり取りが得意じゃない。女性にアピールされるたびに、むしろ逃げたくなるくらい。
恋愛しないといけない。彼女を作らないと、周囲の人たちと比べて出遅れてしまう。
こうしたプレッシャーを感じて頑張ってた時期もある。
でも、彼女を作ろうとすればするほど、嫌な経験ばかりしてもう諦めた。
自分にとって恋愛は「楽しみ」じゃなくて「義務感」になるんだ。
常に彼女を楽しませて、彼女のご機嫌取って、そこまでして得られるメリットが分からない。
彼女を作ることを諦めたって幸せだし。恋愛を諦めたって自分は自分だし。
彼女を諦めたところで、別に問題ないよね?
彼女を作ることを諦めた「彼女諦め男子」には、その考えに至るまでの理由があります。恋愛することへの足かせがあったり、恋愛することで生じるデメリットがあるから、積極的になれないのです。
彼らが彼女を諦めたきっかけは何だったのか?どんな障害が「諦めた」という結論へ導いたのか?
諦めた理由を探ることで、「男子の本音」を探る手がかりになります。彼女を諦めた男子自身のマインドの整理、彼女を諦めた男子との接し方の参考に、5つの実態を見ていきましょう。
彼女を諦めた男子は、そもそもコミュニケーションを取ることが苦手という可能性があります。
恋愛する時、「男性が女性をリードする」という風潮があり、コミュニケーションに苦手意識があると、かなりのストレスになるのです。
会話やデート内容が楽しいか。適切な振る舞いができているか。
一つ一つ見て評価されている感覚が耐えられない…。
これが彼女を諦めた男子が抱える本音。こうして、自分の苦手意識が浮き彫りになる恋愛を避けるようになります。
恋愛する時、誰しも「自分を良く見せたい」「欠点を見せたくない」と思うもの。彼女を諦めた男子は、自分に自信がないケースが多く、必要以上にこの感覚に蝕まれます。
自分を良く見せたいけど、全く自信が無くて逆に落ち込む。
欠点を見せたくないけど、欠点だらけでそもそも会いたくなくなる。
恋愛すると自分の悪い所ばかり目がいって、「自分に恋愛なんて無理」と考えてしまうのです。つまり「彼女を諦めた」のは「自信の無さに振り回される状況を避けた」という意味。
趣味など「楽しい」と思える何かを持っていると、「彼女は必要ない」と感じることも。
こうした男子は、「恋愛=楽しみの一つ」として捉えています。深い恋愛をした経験はなく、あくまで趣味と同じ並びで考えているのです。
とはいえ、毎日が充実しているのは素敵なこと。何かに夢中になっていると、恋愛する暇すら無くなります。
親友や兄弟のカップル談を聞いたり、結婚話を聞くことで、恋愛するとどんな幸せが得られるのか実感していくタイプです。
彼女を諦めた男子は、恋愛経験が少ないケースも多いです。恋愛経験の少なさがプレッシャーになったり、最初から嫌な経験をしてしまったり…。
人は「未知」に対して不安を抱くもの。
得体の知れない事柄ほど、「怖い」「避けよう」と感じるのです。
そして、一度でもネガティブイメージを持つと、必死に避けようとする傾向もあります。
女性経験が少ないと、こうした人の心理が働きやすい状況が揃うことに。その結果、「もう諦めた」という結論に至るのです。
過去の経験から、女性にトラウマを抱えているケースも。女性不信に陥ると、「また傷つきたくない」「自分を守らないと」といった防衛本能が働き、恋愛から逃げてしまいます。
トラウマによる女性不信で「恋愛したいけど無理」という思考を繰り返すと、次第に「もう諦めた」と考えるように…。
この状態からは「トラウマに振り回される恋愛を諦めた」というニュアンスが読み取れます。トラウマを乗り越えた先に、本来の男子の姿があるのです。
彼女を諦めた男子の理由を知ると、「障害があるから恋愛を諦めた」というきっかけがうかがえます。
もしその障害が無いとしても、本当に諦めるか?
ネガティブな要因が解決したとしても、本当に諦めるか?
プレッシャーやストレスの無い状態で恋愛と向き合ってみると、少しだけ恋愛への苦手意識が変わってきます。
そして、恋愛と向き合うのに「自分の欠点を完全に無くす必要」はありません。男性と同じように、女性も何かしらの欠点を持っているものです。
「彼女を諦めた」と思っていたけど、近頃彼女が欲しくなってきた…。
そんな時、恋愛を避けてきた過去があると、どう恋愛を進めればいいのか分からなくなることも。苦手意識を乗り越えるためには、上手に恋愛するための「コツを身に着けること」が近道です。
ここからは、彼女が欲しい男子に向けて、苦手な女性の攻略法を解説していきます。苦手意識を突破して素敵な彼女と付き合うため、少しずつ取り入れてみましょう。
自分に自信を持てると、自然と女性とコミュニケーションが取りやすくなります。そのため、自信をつけるための努力を始めましょう。
オシャレな友達を頼ったり、男性向けのメディア・動画を参考にして、ファッションを磨く。
自分に合ったヘアスタイルにしたり、ヘアセット方法を身に着ける。
筋トレやスポーツに力を継続して、筋肉とメンタルの両方を強化する。
具体的に行動に移して、何かしらの結果を実感できると、後から自信が伴うようになります。
「女性と話す」という状況自体に緊張して、いつもの自分を出せない…。そんな時は、共通の趣味を持つ女性と仲良くなると、ハードルが下がります。
自分の好きなことであれば、安心感があるしスラスラと言葉が出るもの。一緒に取り組めるタイプの趣味なら、会話無しで距離を縮めることも可能です。
「素敵な男性に見せよう」と思うよりも、「一緒に楽しもう」という思考になると、お互いに身構えず恋愛できるようになります。
女性に対して苦手意識がある状態で、いきなり恋愛を目標にすると、失敗して「もう恋愛は諦めた」となってしまいがち。「女性と接点を持つ=付き合う」と思うだけでハードルが上がるのです。
まずは「一緒にいて楽しい時間を過ごす」ことを目標にしてみましょう。
共通の趣味を楽しんだり、何気ない会話で笑い合ったり…。最初から恋愛モードにならなくても大丈夫。少しずつ温まっていく、おだやかな恋愛感情もあります。
人の心を開くには「褒めること」が重要。会話の面白さやカッコ良さより、「自分のことを褒めてくれる男性の方が好き」という女性も少なくありません。
まずは、女性のいい所を褒める習慣を身につけましょう。
女性側も打ち解けた状態になり、自然といい雰囲気に繋がります。
褒める時はあくまで「さりげなく」がベスト。生まれつきの見た目などではなく、「今日の服オシャレですね」「ネイル綺麗ですね」「仕事熱心で素敵ですね」など、努力を褒めましょう。
「彼女を作る」ことに囚われていた自分は、その前の「女性とのやり取り」に重きを置いていなかった。
彼女を作るのは、周囲が恋愛モードだから。
彼女を作るのは、男としての魅力を示すため。
彼女を作るのは、恋愛をして日常を充実させるため。
コミュニケーションのゴールを「彼女を作ること」に置いて、その過程で生まれる感情を見逃していたのかもしれない。
一緒にいて心から楽しいと思える女性と、彼氏・彼女になればいい。
同じ価値観で笑える女性と、彼氏・彼女になればいい。
「彼女を作ること」の前に、「異性と楽しい時間を過ごすこと」があるのを忘れていた。
自分のペースで少しずつ恋愛と向き合ってみよう。
心の拠り所になるような、素敵な彼女ができるといいな。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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