2020.01.12
努力することは、どうしたって難しい。努力が何なのか一向に分からないんだ。
飽き性で、何を始めてもすぐに諦めてしまう。興味がなくなってしまうんです。
いつだって、努力したい気持ちはあるけれど、どうも苦手なみたいだ。
いつも三日程度で飽きてしまって、次のことに目がいってしまう。
「自分が努力できない人間じゃなかったら…。」「何か一つのことをやり遂げることができたら…。」「見える世界はもう少し色鮮やかなものだったのではないか…。」
そんなことを考えてしまうんです。
努力って、何をもって努力というのだろうか。
みんなが言う「努力してる」って、本当に努力なんだろうか。
「努力は必ず報われる」なんて言うけれど、本当に努力って必ず報われるのだろうか。
正直、努力することが正義なんておかしいと思う。誰でも努力できるというのは、違うと思うんだ。
努力とは、そもそも何なのか。自分の自己満足の世界の話なのか。そんな疑問が生まれてしまう。
本当は側から見たら努力できているのかもしれない。それでも、自分では納得いっていない。
誰でも努力することはできる。努力とは、その人自身が出来ているかどうかを見極めるもの。
自分が目標実現のために全力を尽くしていると思えたら、それは立派な努力なのです。
最後までやり遂げられたかとか、結果がどうだったとか、そんなことは関係ありません。
「結果が出なければ努力じゃない」なんて言う人もいます。
ですが、それはその人のエゴであって、自分もそうやって捉える必要なんてどこにもない。
結局、努力とは自分の捉え方次第で、正解なんてどこにもないのです。
自分が「努力の仕方が分からない」と思って頑張ろうと思えたきっかけは、どこにありますか?
前に進もうと思えることも、立派な努力。目標を達成するために思考したことも、立派な努力。
努力とは、周りが評価するものだけでなく、自分自身の捉え方や受け止め方次第でもあるのです。
自分は努力できないと思ったことには、原因があります。全ての物事には原因があります。
自分が「努力できないな」と感じた原因を知ることで、対策を立てたり、今度どうやって向き合っていけばいいのか見直すことができます。
ここからは、努力できないと感じる5つの原因についてご紹介。自分に当てはまるものを見つけましょう。
勉強・仕事・趣味など、何か一つのことを最後まで成し遂げようと思った時に、途中で諦めた経験があると、「自分は努力できない人なんだ」と思ってしまうことがあります。
小さなゴールをたくさん作っておくと、最後まで成し遂げることに対するハードルも低くなります。ですが、最後まで常に努力していこうと思うと、途中で心が折れやすくなってしまうのです。
幼少期の体験や経験、思ったことは成長した後も残りやすくなってしまいます。
小さな頃から勉強することが苦手で、長時間机に向かっていることを苦痛に思ったり、どの教科に対しても成績を上げたいと思うものの「どうすればいいのか分からない」と感じた経験はありませんか?
興味のあることや好きなことに対しては没頭できるけれど、苦手なことは頑張れない。
それは、自分が悪いわけではありません。勉強する努力ができなかったことで悲観的にならなくてもいいのです。
全てのことに興味関心が薄く、没頭できるものに出会ったことがない場合、自分のモチベーションがいつまでも上がらずに、継続することが難しくなってしまうことがあります。
それによって、「自分は努力できない人なんだ」と感じてしまうことも…。
元々の性格上、あまり物事に興味を持ったり、情熱を注がない人もいるので、「自分は努力できない人間なんだ」と悲観的に捉えなくていいのです。
例えば、受験期間にどんどん周りの友人たちの成績が上がり、周りの友人たちの偏差値が上がっていくと、「自分は努力が足りないのではないか」と思ってしまうことがあります。
ですが、成長速度や要領の良さは、人によって違うものです。自分が努力していないこととは直結しません。
自分なりに全力で行うことが大切。周囲と比べる必要はないのです。
努力って思ったより難しくて、自分はダメな人間なんじゃないかって、思ってしまう。
自己嫌悪に陥っては、いつものネガティブな自分に戻ってしまう。
行動に移すことが苦手だったり、努力できないことで辛い思いをしてしまうことも…。
人は生きていく中で、頑張ることを無理強いされることもある。
それによって、頑張ることや努力することに対して、苦痛を覚えてしまうことがあるのです。
努力って、人を強くする素敵なものだと思っていた。
でも、「努力しよう」が「努力しなければならない」になった瞬間、辛くてたまらないんだ。自己嫌悪に陥ってしまうこともある。
努力の仕方さえ分かれば、変わるかもしれないのに…。
誰でも継続的に努力することができる、たった5つの方法についてご紹介します。
今まで努力できなかったからって、諦める必要はどこにもありません。自分のペースで無理なく、一つずつ挑戦してみませんか?
自分の努力と他人の努力を比べないようにしましょう。
「同僚の方が業務時間が長くて努力してるから、自分は努力できていないかもしれない」「同僚の方が結果を出しているから、同僚の方が努力できる人間で、僕はそうじゃないんだ」
そのように考える必要はどこにもありません。人にはそれぞれキャパシティがあります。無理に努力してしまう方が、自分の心を壊してしまう原因になります。
いきなり無謀な目標を立ててしまうと、途中で諦めたくなってしまったり、途中でやめたくなってしまいます。
どんなに好きなことを続けていても、ずっと同じことをしていると、「自分が何のために頑張っているのか」「自分が何のために努力しているのか」とネガティブな感情が頭の中に浮かんでしまうのです。
常に高みを目指すだけが正解ではありません。小さなゴールをたくさん作ってあげましょう。
自分のモチベーションは自分で上げてあげるのです。
努力している自分をきちんと評価できるのは、努力を一番近くで感じている自分自身だけなのです。
環境によっては、自分の精一杯の努力を認めてもらえないこともあります。ですが、そんな時に自分も自分を責めてしまうと、自分には味方がいなくなってしまうのです。
常に自分だけは自分の味方でいてあげましょう。
無理せずに、思い切って休みましょう。無理に努力することを続けてしまうと、自分のメンタルが折れてしまったり、自分が頑張れなくなってしまいます。
継続的に努力したい場合、しっかり休息をとることも大切。
常に全力で頑張り続けることだけが、努力でもないのです。
精神疾患などが原因で、継続することが苦手だったり、努力することができない場合もあります。そんな時は、専門医の力を借りるようにしましょう。
心理カウンセラーさんに相談してみたり、メンタルクリニックに足を運ぶことで、継続することが難しい理由と、向き合うことができます。
変わろうと思うのかは、いつだって自分次第。
これは、「無理に頑張れ!」「努力しろ!」ということではなく、捉え方を変えてみようということ。
自分が「努力できていない」と捉えていたことも、実は小さな努力の積み重ねだった場合もあります。
今普通に生活しているこの環境も、自分の努力で手に入れたものです。
何事も、捉え方次第ということを頭の片隅に置いておきましょう。
「努力できない」のではなく、「努力している自分に気づいていなかった」ということもあります。
自分の中で、全てをポジティブに捉えることは難しいですが、全てをネガティブに捉えなくてもいいのです。
新しい自分に出会うということは、自分自身を無理やり理想的な姿に変えることではありません。
今の自分の長所や、人にはない良い部分を残したまま、自分が生きやすい形に捉え方を変えていこうということなのです。
自分らしく生きるということは、一見難しいようで簡単なこと。
辛いことも苦しいことも、今までできないと悩んでいたことも、捉え方一つで変わるのです。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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