2020.01.05
いつも周りの空気や、人の意見に流されてしまう。
自分の意見がないわけではないけれど、強く主張することにためらいを覚えてしまう。
そんな時いつも「自分の信念がない」と落ち込んでしまうの。
自分の信念を貫く人や、自分らしく颯爽と行動している人をみると羨ましく、また、憧れさえ抱いてしまうのです。
どうすれば、あんな風に自分の信念に従って、自分の気持ちに素直に生きることができるの?
自分の信念すら持てないでいる状況では、信念を持って生きることはとても難しく感じられます。
信念を貫く人生を送ることが、後悔を少なくすることはわかっていても、それを自分の人生に応用するのは非現実的なことのようにも思えるのです。
「信念」とは、「正しいと信じる自分の考え」のことをいいます。
信念は、行動や判断をする時の基準になるものです。人は、信念を持つからこそ、揺るがずに判断したり主張したりできます。
また、信念があるからこそ、自分らしく生きることができるのです。
時には、周りと衝突することもあるでしょう。なかなか理解されないこともあるでしょう。ですが、信念を持って行動していけば、応援してくれる人が必ず出てきます。
また、信念は現在から未来へ向かうための道標です。これから先、どんな自分でどんな生き方をするのか。
そういった未来の自分の姿や目標をしっかりと見据えられた時、その目標へ導いてくれるのが信念なのです。
確固とした信念を持つことさえ困難なのに、信念を貫くなんて今の自分には到底できないと思ってしまう。
信念を持って生きたいと思っていても、それを他の人に対して表明する勇気がなかなか出ない。
「否定されたらどうしよう。笑われたら、嫌われたら嫌だ。」そんな思いが頭をかすめて、今日も自分の気持ちは心の奥にしまい、周りに合わせてしまう。
んな風に日々を送り続ければ、きっと後悔するだろうと思ってる。でも、自分らしい人生を送るためには信念を貫くことが必要であることも理解してる。
強い意志で、信念を貫く人生を送るためにはどうしたらいいのでしょうか?
信念を貫く人になろうと思う時、彼らの特徴を良く知り、できるところから少しずつ取り入れていくのが一番の近道です。
信念が強い人の特徴を7つ挙げます。その7つの特徴は決して特別な才能ではなく、誰もが胸の奥に持っているものばかり。
ですが、それらを探し出すためには、自分としっかりと向き合う必要があります。勇気を出して、それらを自分の中から探し出し、信念を貫く人になるための第一歩を踏み出してみて。
信念が強い人は、自分の芯を持っています。自分の芯とは、行動や判断をする時の基準となるものです。
これは言葉に表し、自覚することで自分の芯となります。そうして、揺らぐことなく信念を貫くことが可能になるのです。
自分の芯を自覚するには、日常の中で選択をする時、譲れない条件は何かを言葉にしてみます。どんな小さな選択でも構いません。それを幾つも並べて共通部分を見つけます。その共通部分が、自分の芯となるのです。
信念が強い人は、目指す目標がはっきりしています。その目標から逆算すれば、今やるべき行動や判断が明確になり、自分の信念を貫くことができるのです。
しかし、目標は大人になると、なかなか抱けないものです。そんな時は、来年の今どんな自分でいたいかを想像します。
なりたい自分や在りたい自分をイメージし、それを目標に据えるのです。軌道修正しながら、少しずつ目指すべき確固とした目標を定めていきましょう。
信念を貫く人は、やりたいことがあります。
やりたいことを完遂するために必要なことは、何かを常に考えながら行動すること。周りの様子に流されずにいることが大切なのです。
やりたいことがあっても、現状を考えるとなかなか、そこへ踏み出せない時もある。
ですが、やった後悔よりも、やらない後悔の方が大きいものです。やりたいと思ったことは、まずは一歩を軽い気持ちで踏み出してみる。それを継続することで、信念を貫く自分らしい人生へと歩み出せるのです。
信念が強い人は、周りの意見や空気に流されません。確固たる目標を持ち、やりたいことが明確なので、主張を貫くことに迷いがないのです。
勿論、時には周りの意見に合わせることも必要でしょう。しかし、そればかりになって、自分の意見を持てなくなったり、伝えられなくなったりするのは、とても残念なことです。遠慮せずに自分の気持ちや意見を伝えてみることで、新たな自分に出会うことができます。
初めは怖いかもしれませんが、やってみると案外容易に通るものです。
信念を貫く人は、とても我慢強く努力家な一面もあるのです。
目標ややりたいことが困難であればあるほど、その過程で我慢を強いられたり、非常な努力が必要とされます。ですが、信念の強い人はそれらを受け入れ、一つずつ成し遂げていくことができるのです。
信念を貫く人は、むしろ、それらの我慢や努力を楽しんでいるところもあります。
目標達成までの過程を全て肯定的に楽しむことができるのも、信念を貫く人の特徴です。
信念の強い人は、自分のアイデンティティがあります。
アイデンティティとは「自己同一性」で、端的に言えば、どんな時にも「これが私だ」と自信を持てることです。
信念が強い人は、自分の価値観や主張をはっきり理解しているので揺るがない自分、つまり、アイデンティティを持っています。
アイデンティティは自覚していないだけで、誰もが持っているものです。自分と向き合い、譲れないものは何かを考えることがその手がかりになります。
信念を貫く人には、余裕があります。目指すべきゴールを見定め、目の前の事象はゴールを達成するための過程だと肯定的に捉えることができるからです。
信念が強い人は、回り道のように思えることも、今の自分に不可欠なものだと捉え、どうするべきかを考えます。ですから、何があろうと慌てず、余裕を持って対処することができるのです。
また、余裕があれば視野を広く持つことができ、過程を楽しむこともできます。
信念を貫くことは、思っているほど困難ではありません。少し勇気を出せば、誰にもできることなのです。
周りに合わせることに慣れていると、また、その心地よさを強く知っていると、勇気はなかなか出せないかもしれません。
ですが、勇気を出して一歩を踏み出しさえすれば、信念を貫く自分らしい人生を踏み出すことができるのです。
自分の信念を貫くことで、今までとは全く違った視野を持つことができますし、新たな出会いにもたくさん恵まれます。
何より自分らしく生きることができるようになるのです。
「信念が強い人になりたい」と思ったら、あとは一歩を踏み出すだけ。小さなことからで構いません。できるところから行動して、自分らしく信念を貫いてみて。
信念を曲げない生き方は、そこへ向けて歩み出す勇気があれば誰もができるものです。
勿論、容易ではありません。まず、自分の内面を見つめ直し、自分の芯になるものを自覚することから始めなくてはなりません。ですから、時間のかかることもあるでしょう。
しかし、それだけ真剣に自分の内面と向き合えたら、もう既に強い信念を手に入れているも同然です。
信念を貫く方法を6つ紹介します。これならと思うものから、一つずつ無理のない程度に試してみてください。
信念を貫くためには、自分の譲れないものを見つけることが第一歩です。どれほど小さくても構いません。
たとえば、「紅茶の銘柄はこれでないと絶対に嫌」でもいいのです。そんな風に譲れないものを並べていきます。
次に、なぜそれでなければならないのかを考えます。理由を考えるうちに「これは実は譲れないものではなかった」という気付きも出てくるでしょう。
それらを削っていった残りが自分にとって絶対に譲れないものなのです。
信念が強い人になるためには自分をよく知る必要があります。そのために、まず自分の長所と短所を書き出してみましょう。
短所はたくさん出てくるのに、長所が全く思い浮かばない人もいます。
そんな時は並べた短所をひっくり返して考えることがコツです。
たとえば、意見を主張できない短所ならば、人の意見を尊重するという長所になります。また、幼い頃を思い出して、褒められたところやその言葉長所として書くこともおすすめです。
信念の強い人であるために、自分の意思を持ちます。
最初は自分の意思を持つだけで大丈夫です。その代わり、どんな小さなことでも自分の意思を持ち、自分一人の時はそれを優先する。まずはそこから始めます。
自分の意思を持つことに慣れてきたら、あまり重要でない場面で人に伝えてみましょう。自分の意見を主張する練習です。そこで否定されても落ち込まず、伝えた自分を褒めます。そういった経験を積み重ねることが大切なのです。
信念を貫くには、人の意見で揺らがないことが大切です。
周りに合わせることも時には必要ですが、自分の意見を言わずに済ませることが習慣になると、自分の意思が見えづらくなり、自分の意見に自信が持てなくなります。
小さなことでも、自信がなくても大丈夫です。「このことについて、私はこう思う」と意見を持てたら、それを大切にしましょう。
人の意見も否定するのではなく受け入れた上で、「私はこう思う」と主張してみるのです。
信念を貫くには、小さな努力を積み重ねることも必要です。
やりたいことや、なりたい自分といった目標は、願うだけでは達成できません。やはり、行動することが大切です。
行動といっても、大きなことをいきなり成し遂げる必要はありません。日常的に無理なく続けられる努力を積み上げていくのです。
千里の道も一歩からと言います。どれほど小さなことであろうとも、まずは始めること。そして、続けることが重要なのです。
信念を貫く時、意見を突き通す場面もあります。そんな時、一人になることや、嫌われることを恐れないでください。
勿論、嫌われることも一人になることは、誰だって怖いのです。ですが、自分の人生の主人公は自分しかいません。
人に嫌われない行動をし続けた結果、人生を振り返った時に後悔することは避けましょう。
どんな主張であろうと信念を貫くものであれば必ず味方はいます。ですから、一人になることや嫌われることを恐れないでください。
「信念を貫く」という言葉はとても重く聞こえますし、特別な人だけが成し遂げられるように思いがちです。
ですが、信念の基になるものは誰しも持っていますし、それを見つけて行動を始めるだけで、誰もが信念を貫く生き方に踏み出すことができます。
信念を貫くことは、想像しているよりも容易なのです。むしろ、想像に留まるからこそ難しく感じる面もあります。
振り返った時、自分の気持ちや意思に素直に従い、自分らしく生きた人生の方が後悔のない人生を歩むことができるのです。
そんな人生を手に入れるために、信念を貫く生き方を選んでみませんか?
ほんの少しの勇気を出して、一歩を踏み出してみてください。きっと見える風景が変化していくでしょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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