2019.12.30
誰かを好きになって恋に落ちると、次第に「両想いかどうか」が気になってくる。
好きになるほどに、心を通わせ合うほどに、「どうか両想いであってほしい」と願ってしまうんだ。
一緒にいる時、お互い意識してることが雰囲気で伝わる。
両想いかもしれないって、なんとなくわかる。
でも、私自信が両想いを望んでいるから、「実は勘違いだったりしないかな」って確信が持てない…。
付き合う前はいつだって好意の探り合いで、最初はワクワクするけど、段々もどかしくなってくる。
素直に「好き」って言えたら楽になれるのに。でも、両想いの確信が無いと行動できないんだ。
私たちって、両想いなのに片思いしてる「両片思い」の状態?
それともただの私の片思いなの?
付き合う前の段階では、お互いの好意を探り合うことがほとんど。「両想い」を確信しないと、次のステップに進めません。なぜなら、「告白が失敗した時のリスク」が大きいから。
好きになればなるほど、フラれた時のショックも大きくなります。
慎重になりすぎて告白できないのは、「絶対に告白を成功させたい」という真剣度の表れともいえるのです。
2人ともが同じ心理を抱え、お互いに見合った状態が続くと、恋愛が進まなくなることも…。
こうした状況を解決するためには、「雰囲気の読み合い」から「両想いになるためのアプローチ」に、関わり方を変えていくことが重要です。
そこで今回は、「両片思いの時の雰囲気」や「両想いに発展させる方法」をご紹介していきます。
両想いなのに付き合わず、お互いに片思いの状態にある「両片思い」。
お互いになんとなく雰囲気で「いい感じ」であることを読み取っていますが、両想いの確信が持てない中途半端な段階といえます。
まずは、両片思いになるカップルにはどんな特徴があるのか、ひとつずつチェックしていきましょう。
当てはまっている項目が多い場合、お互いに好意を寄せている可能性が高いです。自分が両片思いになっているか判断するための、参考にしてみてください。
好きな人からのLINEは嬉しいし、積極的に返信したくなるもの。なぜなら、両片思い中は相手の優先度が何よりも高いから。
特に男性は、好きな女性に対して返信速度が速くなります。
外出中などでも時間を作ってマメに返してくれ、女性に寂しい思いをさせません。
また、返信が早い場合も、「しっかりと女性の気持ちを汲み取った内容になっている」のが大きな特徴といえます。頻度が上がっても、メッセージの内容は丁寧なままのです。
男性が「デートに誘う」のは、脈ありサインの定番です。
よく2人きりで出かけるのなら、彼が想いを寄せている可能性は高いといえます。
また、オシャレなカフェや遊園地などのデートスポットや、女性の関心がある場所へ連れて行ってくれる場合も、女性のことが好きだから。
女性の気持ちを考えたデート先を選ぶのは、「好きな人に喜んでほしい」という思考の表れです。温かい思いやりは、両片思いの雰囲気を存分に感じさせるはず。
恋愛において「特別感」を出す時は、好意を寄せている可能性が高いです。「彼が他の女性よりも優しくしてくれる」なら、恐らくそれは、あなたに良い印象を抱いているから。
誰にでも優しくする男性は、好意が無いにも関わらず、女性に期待を抱かせてモテます。好意があるかどうか見極めるためには「他の女性よりも」という「特別感」が重要なのです。
しっかり話を聞いて共感してくれたり、親身に相談に乗って支えてくれるのも、好意からの優しさと考えられます。
恋愛感情が伴う信頼関係はとても深いです。
特に男性は、好きな女性に対して「幸せにしたい」「守りたい」と感じるもの。
「ただの友人には感じない信頼関係」が生まれます。
誰かを好きになる時、相手を信じたり思いやることが不可欠です。無償の愛を注いでくれる男性がいるのなら、それだけ愛情が深いということ。
何となく雰囲気から感じ取る「安心感」や「居心地の良さ」は、彼の思いやりがあるからこそ生まれていると推測できます。
好きではない人相手だと、一緒に遊んだり会話したとしても、いい雰囲気になることはありません。両片思いの状態だと、何となく男女のいい雰囲気を感じる場面があるものです。
ただの男友達や知人と関わる時とはどこか違う、「幸せな感じ」「安心できる沈黙」「近い距離感」「見つめ合う瞬間」「心を通わせ合う喜び」があったなら、お互いが意識している証拠。
また、いい雰囲気の時ほど「これって両想いなのかな?」とお互いに探り合っています。
相手の好意が感じられると、最初はワクワクドキドキして高揚感に包まれます。ところが、この両片思いの状態が長く続くと、むしろ「しんどい」と感じるように…。
好きな人とは「付き合いたい」と思うようになるもの。可能性が見えるのにいつまでも付き合えないと、叶わない夢を追いかけている感覚になります。
両想いの可能性が高いのであれば、早く終わらせて「幸せ」を手に入れるべき。
両片思いを続けている間に、他の恋のライバルが登場したり、彼が恋愛に集中できない状況になることもあります。
「あの時行動すれば」と後悔しないためにも、両片思いの雰囲気を感じ取っているなら、両想いへと発展させましょう。
ちょっとした行動の積み重ねで、恋愛は一気に進み始めます。
両片思いから両想いに発展させたい。
このように思っても実践できない時、そもそも「どうアプローチしたらいいのか分からない」「女性からガツガツしたくない」といった心理が原因となっています。
両想いになるためには、駆け引きや積極的なアプローチは不要です。
素直な気持ちで接して、彼の心を動かすことが最も重要。
ここからは具体的に、両想いに発展させるための6つの方法をご紹介していきます。今の関係性を変えるヒントとして、取り入れてみましょう。
恋愛では「確信的な好意を伝えない」ことが適切といわれる傾向にあります。でもこれはあくまで、一方的に片思いしている時の考え方。
両片思いは「どちらが先に好意を示すか」を探り合っている状態です。そのため、好きな気持ちを素直に伝えることが成就の近道といえます。
告白までは行かなくても、「一緒に居ると落ち着くから好き」「優しい性格が好き」「笑った顔が好き」などの形で好意を伝えられればOK。男性は両想いを実感してくれます。
男性によっては、告白無しに「付き合っていると思っていた」なんてこともあります。また、告白のタイミングを逃して、うやむやになっている場合も…。
そこで、素直に2人の関係を聞いてみましょう。手を繋いだり、ハグしたり、キスしたりといったスキンシップがある関係性なら、この方法が特に効果的です。
彼に関係を聞く時は、良い雰囲気が漂っているタイミングがおすすめ。
両想いを確信できる状況なら、彼も勇気を出して告白しやすくなります。
「2人の未来」について話をすることで、「これからも一緒に寄り添いたい」「恋人として関わりたい」と強く思うきっかけになります。
お互いに学生で卒業が近づいている時や、仕事の繁忙期や転勤が控えている時は、こうしたやり取りが大切。「両片思いのまま終わりたくない」と、現実を見据えた思考に戻ることができるのです。
両片思いになる原因として、「両想いでなくても永遠に続く関係性」であることが挙げられます。付き合った場合の未来に意識を向けさせましょう。
彼が辛い時、誰よりも彼のことを思いやり、心の支えになることが大切です。男性は「自分にはこの女性が必要だ」と考えると、「告白したい」「彼女として寄り添ってほしい」と感じます。
両片思いを続けた2人が、絆の力で困難を乗り越えた結果、さらに深い信頼関係で結ばれるように…。また、彼の心が弱った時は、恋愛が破綻する可能性も高まるため、支えになることが不可欠といえます。
両想いになった2人の未来を掴み取るために、彼の心を理解して寄り添いましょう。
両片思いが長くなると「両想いになれなくて辛い」という気持ちが占領することも。ですが、彼の前で暗い表情を見せると逆効果といえます。むしろ、幸せそうな笑顔を浮かべることが重要です。
いつも彼の前では笑顔でいるようにしましょう。合わせて「一緒に居ると幸せ」「2人でいるととても楽しい」という言葉を添えるのもおすすめ。
常に笑顔の女性を見ていると、「ずっと隣で笑顔を見ていたい」と感じて、恋人になった未来を想像します。
脈ありの時のサインとして「特別感」を前述しました。両想いに発展したい時も、この考え方は重要です。
彼と2人きりになった時は、積極的に甘えることで「特別感」を演出しましょう。
笑顔が増えたり、スキンシップが多かったり、楽しそうだったり、素を出してくれたり…。
こうした自分にしか見せない一面を知れば知るほど、男性は特別な関係性であることに気付きます。
そして、両片思いを越えて、両想いになる勇気がもらえるのです。
雰囲気などから両想いを確信したとしても、行動次第で恋愛がダメになるケースもあります。実際に付き合って恋人になるためには、NG行動やその理由を理解することが重要なのです。
ここからは両想いを確信しても「してはいけない4つのこと」をご紹介していきます。
恋愛に焦りや一方的なコミュニケーションは大敵。両片思いが長くなるほどに、モヤモヤとした気持ちが強くなってしまいますが、自分を見失わないようにしましょう。
両想いの恋愛で「駆け引き」すると、男性からの信頼を失う原因になります。
他の男性の存在を匂わせて嫉妬を煽る。わざと怒って不安にさせる。急に冷たくして追わせる。
こうした彼を試すような行動は、彼の一途な愛情をどこまでも傷つけるだけです。
恋愛を進展させるためには、「両想いである実感」や「女性からの愛情」を認識させることが大切。不用意に相手の心を揺さぶって、意図的にコントロールする必要はないのです。
両想いのはずなのになかなか告白されないと、「早く告白してほしい」「ためらう理由なんてないのに」と、モヤモヤした気持ちになってしまいます。
ところが、すぐに告白に至らないのには「彼なりの理由がある」ため、答えを急がせるのはNG。中途半端な段階で結論を出すと、結局「ずっと付き合わない」という考えに至ることも…。
両想いの状態から恋人になるためには、「焦り」や「プレッシャー」は禁物です。彼が安心して恋愛に向き合えるようにしましょう。
相手を動かしたいと思った時、「相手が行動しない理由は何なのか」を冷静に分析して、パズルにピースを埋めるようなアプローチが最も効果的です。
「自分がどう思うのか」を第一に気持ちを押し付けると、彼の求めているピースと合わない可能性が高いです。
こうした時、どれだけ力業で押し切ろうとしても、人の心は変わりません。
彼の心理が分からない中で「強い感情をぶつける」ことはリスクが高いです。優しく慎重に、自分の気持ちは表現するようにしましょう。
恋愛を進める時、「外堀を固める」という考え方があります。これは、彼の周囲の人間関係から取り込んで、環境を自分の味方につける手法です。
ところが、この方法がおすすめなのは「短期決戦型の恋愛」のみ。そもそも両想いの状態の相手に使うと、逃げ場を無くしてプレッシャーを与えることに繋がります。
では、なぜプレッシャーがNGなのか?
それは、「自分の意志で決断した」と感じないと人は納得しないという心理があるからです。
最初は雰囲気の探り合いから始まり、次第に両想いを確信できるようになっていく…。この段階まで行きついたら、恋愛の機会を逃さないためにも、行動することが大切です。
時には「気恥ずかしさ」や「失敗への恐れ」が行動を制限してしまうことも。
確かに恋愛に慎重さは必要です。
でも、それと同じくらい、タイミングや勇気も必要といえます。
両想いだと分かったら、まずは自分の気持ちに素直になりましょう。そして、素直な気持ちで彼と接することができると、彼にありのままの愛情が伝わります。
こうして伝わる愛情は、何となく雰囲気で感じる両想いよりも、確信的で温かいものになるはずです。
「素直になる」という少しの勇気の積み重ねで、両片思いが両想いへと近づいていきます。
両片思いになれるだけでも、奇跡的で幸せなこと。でも、ずっと両片思いを続けると、幸せよりも不安が勝ってしまう。
不安で胸がいっぱいになった今、両片思いから抜け出すタイミングなのだと感じる。
このもどかしい距離感を突破したい。
恋人としての姿を見せてほしい。
そのためには、私からも勇気を出して行動することが大切なんだ。
もちろん、行動した結果、傷ついてしまうことは本当に怖い。
でも、弱みや恐れすら曝け出すことで、本当の恋愛に近づく気もしているから…。
少しずつでいい。私たちのペースでいい。この両思いを決して無駄にすることがないように。
恐れや不安を感じて逃げてきた「今まで」を変えたい。
胸の中に育ったこの温かい愛情は、あなただけのものだから。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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