2019.12.28
大きな失敗をした。
もう取り返しがつかない。
私の人生終わったも同然…。
生きていると、もうこれから生きていけないと思うほどに辛いことや苦しいことがある。
仕事で大きなミスをした時。
人間関係ががうまく行かない時。
恋人や大切な友人との別れが来た時。
「人生終わった」と本気で思っても、そこで人生がリセットされるわけではない。
人生終了の合図だけ鳴るくせに、まだまだ生きていかなければならない。
いっそのこと、本当に人生の終わりを迎えたい。
人生終わったのに、この先どうやって進んでいけばいい?
人生終わった私みたいな人間が、どうすれば幸せになれるの?
辛い時。苦しい時。
「人生終わった」と感じても、実際にその苦しみを誰かに伝えられるわけではない。
そうして、一人で悩んだ経験がある人はきっと多いはず。
でも、辛い時には「もう人生終わった」と泣いてもいいんだ。
まずはあなたの苦しい気持ちを認めてあげることが大切。
もう人生終わったと思うのは、悪いことじゃない。
これからを進んでいくために必要なことなんだ。
人生終わったと感じているあなたへ。
あなたのペースで進んでいくための力となれる記事を。
私たちには、生きているのに「もう人生終わった」と感じることがあります。
その気持ちは一体どのような瞬間で発生するのでしょうか。
ここでは、人生終わったと感じてしまうことがある5つの場面をご紹介します。
私たちが人生終わったと感じる瞬間の1つ目は、仕事で失敗を経験した時です。
仕事にミスはつきものであり、全く失敗をしない人は居ません。
しかし、もともとミスが少ない人が失敗をした時には、たとえ小さな失敗であってもひどく落ち込んでしまうことがあります。
また、普段はしないような大きなミスをした時にも、「もう人生終わった…。」と頭を抱えてしまうことがあるのです。
私たちが人生終わったと感じる瞬間の2つ目は、付き合っていた恋人との別れが辛い時です。
恋人は、他の誰よりも近くにいる存在と言えます。
たとえ物理的に一緒にいる時間が短かったとしても、お互いを思いあったり、ぶつかりあったりする経験は、他の関係性ではなかなか発生しないものです。
時には、まだ大好きなのに別れることとなる場合もあるでしょう。
恋人との別れによってこれから先の未来を思い描くことができず、「もう人生終わった。」と感じてしまうこともあります。
私たちが人生終わったと感じる瞬間の3つ目は、金銭的に生活が苦しくなった時です。
そう言われることもありますが、生活をするためには最低限のお金が必要となります。
現実的に自分の経済状況と向き合った時に、もうこれから先の生活が苦しい状況に追い込まれると、もう人生終わったと感じてしまうものです。
金銭的な問題を抱え、誰にも相談できずにただ苦しみだけが増していくと、「人生終わった」とより大きな苦しみに見舞われてしまいます。
私たちが人生終わったと感じる瞬間の4つ目は、大切な友人との喧嘩を経験した時です。
人と人が向かい合えば、うまくいかないことや価値観が合わないことは当然発生します。
全ての人と友達になれるというわけでもありません。
だからこそ、大切に思っている友人はこの先もずっと一緒に居たいと思うのです。
しかし、そんな友人と喧嘩をしたことが原因で不仲になってしまえば、心の喪失感はとても大きくなります。
私たちが人生終わったと感じる瞬間の5つ目は、大切な人との死別を経験した時です。
身近な人の死は、どんな形であれ私たちに大きな影響を与えます。
時間が経つことで解決できることもあるでしょう。
しかし、亡くなって間もない頃は特に心が苦しくなります。
どれだけ時間が経っても埋まらない喪失感を抱え続ける人も居ます。
大切な人がこの世から居なくなったことがきっかけで、自分の人生終わったと感じることもあるのです。
それでは、私たちが「人生終わった。」と苦しんでいる時、心の中にはどのような感情が渦巻いているのでしょうか。
苦しい時には、自分の心情を把握できず、ただひたすらに苦しみの中に飲み込まれてしまっている可能性もあります。
あなた自身の心の中を知ってあげましょう。
人生終わったと感じている時、私たちの心の中は「とにかく何をするのも辛いんだ」と叫んでいます。
人生終了とまで感じてしまうほどに辛い出来事があったのです。
「何も手に付かない」という状況に陥ってしまうのも、無理はありません。
その辛さをなんとか抑えこみ、我慢し続けようとしてしまい、余計に一人で抱え込む辛さが大きくなってしまうこともあります。
人生終わったと感じている時、私たちの心の中は同時に「何もかも失った」と感じています。
ある一つの出来事が辛いだけかもしれない。
一つのことに執着しすぎているのかもしれない。
でも、それは私にとって、たった一つなの。
ただ一つの、大切なものを失った。
大切な大切なものを失ってしまえば、他のものは目に入らなくなります。
その結果、人生全てが終わったと感じるのです。
人生終わったと感じている時、私たちはこの先どうすればいいのか分からなくなっています。
人生終わったと思うのは、ここまで歩いてきた人生の一歩先が見えないからです。
足を前に進めたい気持ちがあっても、どうすればその一歩が始められるのか分からないのです。
右?左?どっちに行けばいいの?
前はどっち?
私は今、どこを向いているの?
自分が今いる場所さえ分からなくなる。
それほどに苦しい気持ちを抱えているのです。
「人生終わりだ。」
その思っても、人生は簡単に終わってくれるわけじゃない。
それがまた辛い。
いっそ終わってくれればいいのに。
とにかく辛くて、苦しい時。
人生の終わりを感じて、もうどうすればいいか分からない時。
まずはその状況を、あなたの気持ちを、認めてあげよう。
人生終わったと思っても、これから先また進められる一歩は必ず見つかる。
ここからは、時間をかけてまた一歩先に進む方法を一緒に考えてみよう。
人生終わったと思ってるのに、ここからどうすればいいのか分からないよ…。
何をすれば、どうすれば、この状況を変えて行けるの?
人生終了だと感じても、これからまたあなただけの歩みを進められる方法はあります。
決して一人で抱え込まず、周りの人も頼りながら、徐々に歩いていきましょう。
ここでは、人生終わったと感じたあとに立ち直るための方法7選をご紹介します。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の1つ目は、自分が今置かれている状況を整理することです。
「私はもう人生終わった」と感じてしまうほど思い詰めている時。
頭の中が冷静で居られなくなっている可能性が高いと言えるでしょう。
そんな時こそ、一度落ち着いて物事を考え直してみるのがおすすめです。
頭の中が混乱した状態のままでは、何が問題で、何を解決すべきなのかも見失ってしまいます。
今の自分は、何が原因で辛いのか。
今自分に出来ないこと・苦しいことは何か。
何が解消されれば、今の状況を変えられるのか。
一つ一つ、順を追って考えてみましょう。
少しずつ頭の中がスッキリとしていくことでしょう。
自分の苦しみの根本的な原因や実態が分かってくると、何をすれば変わっていくのかも次第に見えるようになります。
どうしても辛さばかり感じてしまう場合には、自分の出来事を友人の出来事と置き換えてみてください。
「もし自分が、友人にアドバイスをするとしたら。」
そうやって状況を置き換えてみることで、客観的に自分の状況を判断できるようになります。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の2つ目は、身の回りを整理整頓することです。
辛い出来事、苦しい出来事があると、私たちは他の物事も手に付かなくなってしまいます。
気づいた時には、自分の部屋や生活習慣・身だしなみなど、あらゆるものが崩れていることも…。
そんな時には、身の回りを整理整頓してみるのがおすすめです。
私たちの気持ちは、生活する環境にも影響されます。
また、身の回りだけでなく、同時に頭の中の整理整頓をしてあげるのも、心を落ち着かせるために良い手段の一つです。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の3つ目は、周囲の人に積極的に頼ることです。
辛いことや苦しいことは、一人で抱えこむことによって余計に大きな苦しみをもたらしてしまいます。
こんなことで弱音を吐けない。
嫌われたらどうしよう。
面倒くさがられるかもしれない。
こうやって悩んで、なかなか人を頼れずにいる人もいることでしょう。
しかし、「人生終わり」から状況を変えていくのは、あなた一人の力だけでなくてもいいのです。
全部を一人で抱えないで。
人生終わりになる前に、周りの人に頼ってみよう。
人は一人で生きられない。
だからこそ、他人に頼ることにも練習が必要です。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の4つ目は、カウンセラーや相談員への相談窓口を利用することです。
周りの人に頼ろうと思っても、それがとてもハードルの高いことだと感じてしまう人もいるはず。
そんな時には、カウンセリングなどを利用するのがおすすめです。
自分と関わりがない人だからこそ話をしやすいこともある。
DariaMeでも、オンライン相談を受け付けています。
あなたの心が少しでも心地よく、穏やかになれるように。
活用できるものは、活用し尽くしましょう。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の5つ目は、「今自分にできること」に挑戦することです。
「もう人生終わった…。」と苦しんでしまっている時、実は「今この瞬間」には人生が終わっていない場合も多いのです。
ちょっと先の未来を想定して、「もう終わり」と考えてしまっている人がいるはず。
そんな時に大切なのが、今の自分にできることを見つけて、迷わずに挑戦してみることです。
もしかしたら、挑戦してみてもうまくいかないかもしれない。
結局失敗に終わるかもしれない。
でも、やらなければ何も変わることはないんだ。
未来はいつかやって来ます。
そして、どんなに悩んで苦しんで考えても、今この瞬間に「未来」には突入しません。
私たちが生きられるのは、「今」でしかない。
どんな時にも今の自分と向き合う習慣をつけてみましょう。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の6つ目は、自分が在りたい姿を探すことです。
「人生終わった」と苦しく感じている時、その出来事と深く向き合ってみると、実は自分にとってそんなに重要ではないこともあるもの。
これまでの価値観では欠かせなかったものが、ある日振り返ってみると「もうどうでもよくなってる…」なんて経験をしたことはありませんか?
そう、私たちは日々変化しているのです。
だから、自分にとっての幸せも、日々変わっていくのです。
今この瞬間は、確かに幸せを感じないかもしれない。
辛い出来事ばかりが際立って思い出されてしまうかもしれない。
でも、あなたにとっての「幸せ」は、ここ以外にもきっとある。
辛い時。苦しい時。
そんな時だからこそ、自分にとっての「幸せ」を今一度探してみるのもおすすめです。
人生終わったと感じた時に実践して欲しい方法の7つ目は、小さな目標の達成を繰り返すことです。
失敗は人生においてつきものです。失敗がない人なんて居ません。
だからと言って、人生において失敗ばかり繰り返されてしまうと、自分に対する自信を失ってしまいますよね。
そんな時には、小さな成功を繰り返し、成功体験を積み上げていくことが重要です。
どんなに小さな目標でも大丈夫。
他の人に宣言する必要もない。
失敗に終わっても良い。
自分の中で、小さな小さな目標の設定を意識的に行ってみましょう。
そして、成功したら思い切り自分を褒めてあげてください。
気づいていないだけで、きっとこれまでのあなたもたくさんの成功を繰り返してきているはずです。
「成功」を「成功」として認識してあげる。
それが、人生をちょっとずつ輝かせるために大切な一つ。
人生終わったと思った。
でも、本当に人生終わったわけじゃない。
まだまだこれからも続いていく。
そして、何かの終わりは、また新たな何かが始まる合図。
あなたが「人生終わった」と感じているのなら、あなたの人生は一つの区切りを迎えたのでしょう。
ここからまた、人生の新ステージがスタートするのでしょう。
まずは辛い気持ちを認めてあげる。
苦しさに耐えている自分を、優しく包み込んであげる。
そうして身も心も温まってきたら、また歩き出せるようになるから。
進んだ先が雑草の中でも。泥水の中でも。
その先に待っているあなただけに見える世界を、見に行こう。
人生なんて、辛いことばかり。苦しいことばかり。
本当は「人生終わった」と思っているこのまま、本当に終わってくれてもいい。
でも、人生って絶対にいつかは終わるものだ。
人生が終わらない人は居ない。
そう考えてみたら、今ここで人生終わったと感じている私は、ここからまた新しい人生がスタートするということ。
一度の人生なのに、二回目がやってくるということ。
どうせ生きるなら、自分の思うままに、やれるだけやってみるのも悪くない。
辛い気持ちが過ぎ去っていくまでは、思う存分休んでみても悪くない。
いつか本当に「人生終わった」と天寿をまっとうするその時がやってくるまで、もう少しだけ寄り道をしてみよう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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