2019.12.27

学校で起こるいじめの本当の怖さとは?いじめられた私が伝えたい解決策

「学校でいじめられています。」

毎朝起きて学校に行く。狭い教室で息を殺して、ひきつった笑顔を作る自分が大嫌い。

秘密の話が好きな同じグループのあの子たちも、こんな私が嫌いなんだ。遠くの方でアイコンタクトを取りながら、今日も楽しそうに笑い転げてる。

きっとまた私のことを馬鹿にしている。

胸が苦しいのに、学校の先生もクラスメイトたちも知らん顔で、誰も助けてくれない。面倒ごとに巻き込まれるのを恐れているから。

家族にも心配かけるだけだし、言えるわけない。「学校でいじめられている」なんて。

学校なんて大嫌い。学校なんか行きたくない。本当は学校が大好きだったのに。今はいじめられるためだけに通っているように思えて辛い。

誰かお願い。こんな私に気づいて。

 

せっかくの学生生活、いじめで台無しになった。

入学した時に誇らしい気持ちで歩いた学校への道も、今は地獄へ続いているようにしか思えない。楽しかった体育の授業も、誰が自分とペアを組んでくれるか不安になるから嫌いになった。

お昼は食べないで机に突っ伏して眠ることも多くなったし、文化祭の準備も理由をつけては逃げ出している。

ちょっと前まで、学校帰りに友達とカフェでお喋りしていたのに。そんな幸福な時間は、もしかしたら全部嘘だったのかもしれない。

いじめに遭ってから、学校にいるのが怖い。

最近は、ひとりぼっちで家まで帰る。

孤独のまま帰る惨めな姿を見られて、学校で噂になったらどうしよう。

そして、私はいつも下を向いて歩くようになった。

 

いじめが陰湿すぎて誰にも言えない…

私をいじめている子たちは、一見するとみんな良い子だ。明るくて元気で、学校のムードメーカー的存在。

学校の先生たちも、彼女たちには一目置いている感じで、その陰湿な手口に気づく者は少ない。

いじめのターゲットを一人決めては、時々それを変えて楽しんでいる。彼女たちにとっていじめは、つまらない学校生活の中の暇つぶしみたいなもの。

運悪くターゲットに選ばれた子は、何かしたわけではないのに、ある日急に素っ気なくされる。それと引き換えに、昨日までずっと避けられていた子がある朝学校に着くと、急に優しい笑顔を向けられた。

逃げ出せない学校という場所で、誰もがいじめられないよう、細心の注意を払って生活している。

「この状況が良い」なんて誰一人思っていないのに、誰も声を上げることなく見て見ぬ振りをして、いつまでもいじめはなくならないんだ。

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【体験談】実際にこんな辛いいじめを受けている

学校生活のほんの些細な出来事に隠れた、胸をちくりと刺すような悪意。時には学校に行けなくなるほど壮絶なものまで、いじめの形はたくさんあります。

その大小に限らず、いじめはいじめられる側にとって、非常に辛く苦しいもの。特に、学校という閉鎖された環境で思春期に受けたいじめの傷は、心に深く大きな影を落とします。

そんないじめに関する体験談を、ここでいくつか見ていきます。

1.周りにバレないいじめを受け続ける

学校で会話をしていたら、自分が話す内容にだけみんなの反応が薄い。誰かと同じ発言をしても、自分のときだけ揚げ足を取られ、突っかかってくるようになった友達。

学校で同じグループの子たちに、そんないじめをされた経験があります。

グループで仲が良さそうにしているので、周囲の人はそこで陰湿な嫌がらせが繰り返されていることに気づきませんでした。そうやってじわじわと追い詰められ、私は学校へ行けなくなりました。

 

 

2.グループの中で自分だけ知らない話題が多い

学校の仲良しグループで自分だけが知らない話題や冗談が飛び交うことがありました。それがあまりに多く続き、自分だけ置いてきぼりのまま会話が進んでいくと、その輪の中にいることすら辛くなっていきました。

学校に行くのもつまらなく感じ、疎外感と寂しさだけが募っていく。

学校にいる間は、作り物の笑顔で相槌を打つことしかできませんでした。些細なことも毎日積み重なれば、想像もつかないほどの苦痛に変わります。

3.休みの日に自分以外のメンバーが遊んでいた

学校が休みの時にたまたま開いたSNSで、同じグループのメンバーが自分抜きで遊んでいるのを見ました。翌日、どうやって学校で顔を合わせればいいのかわからなくなりました。

仲間外れにされた本人が見るのを知っていてわざとその写真をアップしたのだとすれば、非常に悪意があります。学校では同じグループなのに、本当の仲間ではないと思い知らされる。

その後、グループ内で私は孤立していきました。

4.SNSで自分だけいないグループを作られる

いつものメンバーで学校のことを話していると、すれ違うことが増えた。

学校の選択制クラスも、口裏を合わせたようにみんな同じものを選んでいたのに、自分一人だけが別のクラスを選択していました。何かおかしいと思ったら、私を除いたもう一つのグループトークで、メンバーたちが会話をしていたようです。

最近は学校によって、個人を中傷する裏サイトも存在していることも…。

5.根拠のないデマを流される

学校に着くとクラスメイトがよそよそしい。

それは、私が親友のAをいじめているという根も葉もない噂が原因でした。恐ろしいことにその噂を流したのは、親友A本人。人望のあるAの噂話は効力が強く、その話は学校中に広まっていました。Aを信じている人からすれば、私が悪者です。

根拠のないデマに苦しめられていた当時、学校に行くだけで涙がこぼれるようになりました。

 

いじめられたのは自分のせいじゃない。

世間では、いじめられる側にも原因があるなんてことを言う人がいます。でも、それは違います。誰かの心を勝手に傷つけていい人など、この世に一人もいないからです。

いじめをする人は、学校で自分よりも秀でている人を見つけては妬み、八つ当たりのようにして悪意ある意地悪を仕掛けてきます。

だから、自分のせいでいじめられたなんて、思わないでください。

人を傷つけることをしない優しい心を持つ人ほど、ぐっと歯を食いしばって学校に行き、何もやり返さずに耐え忍ぶ。その優しさに漬け込むようにいじめはエスカレートしていく…。

本当に強くて優しい人は、卑劣ないじめはしません。学校、職場、どこにでもそんな優しい人を狙う心の弱い人がいます。

学校に居づらくなったのは、あなたのせいではないのです。

 

いじめられたことは生涯忘れない…

学校でいじめられた辛い経験は、記憶の中に染み付いて生涯忘れることなんかできない。

でも、その辛い経験がこれからの未来に残してくれるものがある。

それは、誰かの悪意に負けず毎日を生きようとする強い心と、傷ついた人を思いやることのできる優しさです。

この辛い出来事は、なかったことにしたい。なんで私ばかり辛い思いをしなければならないのか。人生の全てを恨んだこともある。

でも、辛い経験でさえ人生を作り上げる一つの要素であり、無駄になることはない。

暗い過去も、いつかきっと「こんなこともあった」と思い出にできる日がくる。

だから、学校で息を殺したり、猫背になったりする必要はない。

私は、自分らしく生きていくことを決して諦めたくない。

 

 

いじめられたらどうする?今すぐしてほしい11の解決策

学校で辛いいじめに耐えていたり、いじめが原因で学校を休んでいたら、知ってほしいことがあります。

まずは、十分すぎるほど一人で戦ってきた自分を認めてあげましょう。そして、これから示す11個の解決策から少しでも良いと思えるものを参考にしてみてください。

いじめられて負った苦しい気持ちを、少しでも楽にする方法です。おまじないだと思って、最後まで読んでみてください。

1.無理にそのグループに属さない

学校はとても小さなコミュニティーです。一度属したグループでも、自分を偽って苦しむくらいなら、無理に居続ける必要はありません。

どのグループにも属さない一匹狼だってたくさんいます。話してみたらもっと気の合う人が同じ学校にいる場合もあるし、別の学校で友達を作ることもできます。

グループを抜けるのは勇気のいることですが、周囲の目より自分の居心地を重視しましょう。学校にいる時間は長く、小さな世界なのに大きな世界のように錯覚してしまいますが、そこが世界の中心ではないのです。

2.原因は自分だと信じ込まない

学校で周りの子たちに嫌がらせをされたり、無視されたりするのは、自分が悪いからだと思っていませんか?

原因は、いじめる側にあることがほとんどです。いじめられる原因を自分の中に探しても、答えは見つかりません。

いじめられた経験から、自己評価を低くしてしまっているだけで、周囲の目を気にして学校で怯えている自分は、本来の姿ではないはずです。原因は自分にあると決めつけず、一度冷静になってください。

3.どうしても無理なら学校を変えることを考える

その学校にいじめをするような心の弱い人ばかりが集まっていたら、転校も視野に入れましょう。

一生に一度しかない学校生活を、辛い思いで過ごすのはもったいないです。もっと楽しい学校生活を送れるような、素敵な学校は他にもたくさんあります。

本来、何も悪いことをしていない人が転校する必要はありません。でも、心を守るため、あえて自分から場所を移しましょう。何も悪くないからこそ、これ以上我慢し続ける必要はないのです。

4.親や信頼できる人に相談する

学校を休み、自分がいじめられていることを親が知れば、大ごとになってしまう。そうなれば、学校で噂になるかもしれない…。

そんな不安から、一人で悩みを抱えこんでしまう。嵐が過ぎ去るのを、ただひたすらに待ち続けることをやめてください。

信頼できる人ならあなたの気持ちを最優先に考え、行動してくれます。もし身近な人に言いにくければ、親戚のお姉さんでも、バイト先の店長でもいい。誰かに話すことで自分の感情や状況を整理することができ、解決の糸口が見えてきます。

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5.教員や学校が理不尽な対応でも屈しない

教員がクラスのいじめを助長し、学校側が事実を隠蔽するなど、信じていたことから理不尽に裏切られる可能性があります。学校が世界の全てではありません。不完全で、間違っていることも大いにあります。

まずは学校でいじめに遭ったという事実を、学校側にはっきり伝えましょう。毅然とした態度で主張を貫くことが大切です。

6.「キモい」「死ね」という言葉を軽々しく使う人間の人格を疑う

人を傷つける言葉を平気で口にする人がいます。

人間には様々な個性があります。それを主観でしか見ることができず、自分と異なるものに対して「キモい」などという言葉を浴びせてくる人は、心に余裕がないのでしょう。

また、命ほど尊いものはありません。それなのに、他人に軽々しく「死ね」と言える権利が誰にあるのでしょうか。

言葉の重みのわからない人の発することに対しては、受け取る側も重く考える必要はありません。

7.辛くても証拠を残しておく

学校で浴びせられた暴言や暴力の数々。いじめの記憶は全てノートに記しておきましょう。いつかそれが証拠となって自分の身を守ります。学校の監視カメラに収められていない瞬間も、全て記録しておいてください。

思い出すだけで胸が痛むかもしれませんが、この証拠は、後々大きな味方になってくれます。

最近では、SNSの動画が発端となって、学校内の暴力が発覚するケースも増えています。

 

 

8.やり返さないで無視し続ける

学校でよくふざけている仲間が、反応を面白がってからかい、いじめにエスカレートしていくケースもあります。それを防ぐためにも、ひどい冗談を言われても無視しましょう。

学校内の行き過ぎたちょっかいは、周囲のクラスメイト達も目撃するので、証人になってくれます。反撃せずに冷静に振る舞っていれば、教師が駆けつけた時にどちらに非があるか一目瞭然です。

学校という組織は狭く閉鎖的です。それを逆手に取りましょう。

9.命令には絶対屈しない

金銭を求められたり、命令をされても絶対に屈してはいけません。一度でも聞いてしまうと、相手の要求はどんどんエスカレートしていってしまいます。

同じ学校の場合、なんでも言うことを聞いてくれると思われれば、何かある度に呼び出されてしまいます。静かに断り、直ちにその場を離れましょう。

相手にとって都合のいい人にならないよう、「命令には絶対に屈しない」という態度を貫いてください。

10.見た目でいじめられるなら、変わるのも手

学校で外見を馬鹿にされて辛いという人は、思い切って外見を変えてみるのも手です。

他人を変えることは、そう簡単なことではありません。それならいっそ、自分が指摘されている要素を無くしてしまう。イメチェンで自らを変えてしまうのです。

外見を変えようと努力をすれば自信がつき、それがきっかけとなり学校内で新しい友人も増えるという好循環も期待できます。

11.内申を気にして泣き寝入りはNG

自らを追いこんでしまう行為は、平気なフリをすることです。

顔は笑っていても心が泣いている状態が続けば、メンタルに不調をきたしかねません。

学校を卒業するまでは耐えよう。部活を引退するまで我慢しよう。学校の推薦をもらうために休まず登校しよう。

そんな風に無理をし続けるのは危険です。

本当に辛い時は、自分が最も楽になる方法をとりましょう

学校は休んでいいのです。内申点より、自分の心を守ることの方が何倍も大事です。

 

いじめてる張本人だけが、悪い。

学校に潜むいじめ問題。どう考えてもいじめる側に問題があります。

どんな理由があろうとも、本来なら楽しいはずの学校のムードを壊し、クラスメイトを巻き込んで不快な思いをさせるのは許されることではありません。

いじめをしている張本人は、自分がどれだけ周りの人に迷惑をかけているのか気づいていません。

感情のコントロールが出来ず、思いやりなく周囲の人に八つ当たりをしている。

いじめてる張本人は、自分が満たされることだけを考え、周囲の人の気持ちを考えることができないのです。

 

いじめを見てみぬふりした人も立派な加害者。

いじめを黙って見ている人も加害者です。

同じ学校にいて、日常的に繰り返されるいじめを知っていながら助けることをしない。

手を差し伸べる人が数人でもいれば、いじめを終わらせることができるのに。

傍観者とは加害者のことです。

学校内での自分の立ち位置ばかり気にして、関わらないように振る舞っている。なかには風向き次第で意見が変わる風見鶏のような人も多く、信頼に足る存在にはなりません。

学校の面倒ごとには知らんふり。その残酷な無関心が、いじめを増長しています。

学校を卒業すれば一生関わることのない人たちなので、放っておきましょう。

学校では通用しても社会に出たとき、自分の意見がない人は非常に苦労します。

 

「自分を守ってあげること」を一番に考えて。

学校でいじめられた時、忘れないでほしいことがあります。

それは、いじめられるあなたに非はないし、いじめが一生続くことはないということです。

辛くて悲しくて、今は誰も信じることが出来ないかもしれませんが、学校を卒業した後も人生は続き、いつか必ずあなたを大切にしてくれる人と出会えます。

今は、自分自身を愛してあげましょう。

逃げることは恥なんかではありません。楽になるなら、学校に行かなくてもいい。

自分を守ってあげられるのは自分だけだから。

誰かの冷たい言葉より、自分の心に耳を傾けて。自分の価値は自分で決めればいいんです。

生きていたいと願う限り、希望は生まれ続けるから。

いつか笑える日がくるまで、自分の未来を信じてみよう。

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※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。

今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。 

 

KABU
KABU
人にやさしい言葉を

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