2019.12.22
よく言われる自分らしいという言葉。
将来の自分の進路や生き方を決めるためには欠かせない考えだけれど、改めて問いかけると自分らしさってわからない。
「私には何も軸がない。」「何も得意なことがない私に自分らしさなんて…。」
自分らしさという言葉は、時に私たちを苦しめる言葉にもなるものです。
自分というよく分からないものを求め続けて苦しくなる日々。正解も分からないまま、いつしか自分らしさという言葉にがんじがらめになっている自分。
自分らしさがない。そう思い込んでしまうと、なかなかその悩みから抜け出すことは難しくなります。
一体自分らしさってなんだろう?
自分探しをするためには、一人の時間が欠かせません。
一人で自分の心と向き合い、好きなことをする。そんな時間、喉から手が出るほど欲しい。
でも、自分の生活を振り返れば、仕事ややるべきことに追われて忙殺されている毎日。
自分探しなんて考えることもできず、ただ早く時間が過ぎるのを待っている日々。
仕事が忙しくて、とても自分探しをする余裕なんてないの。
忙しさを言い訳になかなか行動することができない。新たな一歩を踏み出すのは怖い。
でも、今の自分のままで生きていくのは嫌。
そんな気持ちを抱いた時は、思い切ってもっと自分らしい自分に会うために、自分探しの旅へ出かけてみましょう。
自分探しの旅は、遠くに一人旅することだけを意味するのではありません。
余裕のある心で小さなことに目を向け続ければ、毎日の生活の中で新たな自分を発見することができます。
自分らしさを探す旅に出てみましょう。
「自分探しの旅なんて今更恥ずかしい。」「自分探しなんてもう遅いかも…。」
そう思う人もいるでしょう。しかし、自分らしさを見つけるのに遅すぎるということはありません。
人は自分らしくあれる場所を探すために生きています。人生そのものが自分探しの旅なのです。
では一体具体的に自分探しとはどのような方法があるのでしょうか?次の章でご紹介していきます。
自分探しといって、まず最初に思い浮かぶのはやはり旅行。
一人旅のような大きなチャレンジをしてみるのもよし。友人や恋人と楽しく異国へ出かけるのもまたよし。
時間をつくって今まで行ったことのない世界へ旅に出て、自分探しに乗り込んでみましょう。
大切なのは今いる自分の環境を変えてみること。外の世界や文化など、新しい世界に触れることは自分をアップデートすることができる大きな刺激になります。
自分探しの旅に出かけてみるのがおすすめです。
いつも仕事が忙しいからと言ってできていなかったこと。もうこんなことやってる場合じゃないんだ、自分の欲望に蓋をしてきたこと。
そんなやりたいことやチャレンジできてこなかったことを、思い切って実行してみましょう。
自分探しの旅をするには、何も海外に出かけなければいけないということではありません。
日常生活の中で「やってみたい」という自分の感情に蓋をすることをやめてみる。それだけで自分探しの旅に乗り出すことができます。
仕事が忙しくて何もできない。自分探しの旅なんてそれすら贅沢。そんな時は、仕事に距離を置いてみましょう。ただ、急に生活を変えるのは難しいはず。
そんな時は、いつも仕事にばかり集中している自分の意識を、やりたいことにほんの少しだけ傾けてあげましょう。
家に帰っても仕事ばかりしてしまう。ついつい成果を求めて残業時間を伸ばしてしまう。
そう仕事にばかり手をかけるのではなく、ほんの少しの時間を自分のために使ってあげることが大切です。
自分探しの旅では、意識するべきいくつかのポイントがあります。
自分探しの中で、大切な感情や出来事を逃さずキャッチするには無理のない方法で決まりを作ることが大切です。
せっかくの自分探しの旅なのだから、今まで会ったことのない自分に会いたいもの。しかし、それは時に大きなハードルにもなるものです。
自分の人生を幸せなものにするために、自分探しをする時に意識するべきポイントを次の章でご紹介します。
自分探しの旅をする場合は、必ず自然体で過ごすようにしましょう。せっかく好きなことをやる時間が取れても、肩肘を張ってしまう。
緊張から、つい虚勢を張ってしまう。そんな風に無理した自分で過ごすことは、自分らしさにはほど遠い…。
新しいことにチャレンジしたり、好きなことを改めてやるというのは、なんだか緊張してしまうもの。
それでも恥ずかしがったりやせ我慢をするのではなく、自然体で素直な自分の気持ちを感じながら自分探しの旅を続けてみましょう。
いざ自分探しの旅をしよう!
と心に決めると、急に「あれ?自分って何がしたかったんだっけ?」と忘れてしまうことがあるものです。
いざやる時間ができた時に迷うことがないよう、仕事中や他のことに忙しい時に、心にふと浮かんだやりたいことを、その都度メモするようにしましょう。
その時の感情はその時しか出てこない貴重なもの。
やってみたいなと思った時はすぐにメモし、やりたいことリストを作ることがおすすめです。
自分探しの旅に出かけるためには、心と時間に余裕を持つことが何よりも大切です。
今ある自分の生活で削れることはないか探し、自分のために使える時間を確保しましょう。
忙しすぎる現代では、息をするのもやっとの毎日。
しかし、そんな忙しない現実だからこそ、自分にかける時間を見つけてあげなければ、いつしか心に限界を迎えてしまいます。
やりたいことへの欲求と忙しさの板挟みになる前に、心と時間に余裕を持てる暮らしを作りましょう。
自分探しのする時には、ぜひテーマを決めてみてください。
自分はなぜ自分らしさを意識するようになったのか。
就職をするため。家族や自分を大切にしたいから。
自分探しをしようと思ったきっかけを思い出し、達成したい目標を見つけてみることが大切。
また、自分探しの旅をする上で、自分の生きる意味を探してみるのも良いでしょう。
生きる意味なんて簡単に見つからない。そう思うことがあっても、それを意識しているかしていないかで、人は大きく変わることができます。
自分探しのやり方やポイントを見てきましたが、逆に自分探しの旅でNGなポイントもあります。
せっかく始めた自分探しの旅。憂鬱としていた自分とは別れを告げて、新しい自分を探し続ける。
そう心に決めたはいいものの、なぜかうまくいかない。
緊張したり億劫になったり、自分を変えることは難しい。
誰しも変わる時は緊張したり逃げ出したくなったりするものです。次の章では自分探しにつまづかないよう、NG行動についてみていきましょう。
自分探しをするんだ!そう決めてもなんだかフワフワしている。目標も決まらず、やりたいこともない。好きなことだけやってダラダラしてしまう。
せっかく変わると決めたのに、ダメな自分…。
どうせ楽しむのなら、作り出した時間を有効に使ってみることが大切です。ただ今ある現実が嫌だと、そこから目をそらすのは自分探しとは言えません。
今ある自分を成長させる。そのために時間を使うようにしましょう。
自分探しの方法は人によって様々です。一見何もしていないように見えても、その時間がその人にとってはとても大切だったりします。
また、自分探しの時間を作ることに、罪悪感を持つ必要はありません。
自分らしさを探している間は、ひどく孤独感を感じたり不安を感じることでしょう。しかし、自分らしく生きるには、今の自分の心と向き合う時間がとても大切になってきます。
自分の内面と向き合って得た発見は、決して無駄にはなりません。
自分探しの旅をする上で一番NGな行動は、終始自分を否定することです。
「自分は何をやってもどうせダメ」「自分なんかにこんな時間をかけるのはもったいない」
自分を否定する言葉は、必ずしも自分の本当に思っていることとは限りません。意地悪な声に押しつぶされそうになった時は、これは自分の言葉ではないとはっきり自覚することが大切です。
自分探しの旅をしている間だけでも自分を卑下することを一度やめてみましょう。
自分探しの旅に終わりはありません。自分の人生こそが自分探しの旅であるといえます。
だから、自分のしていることやチャレンジしたいという気持ちに嘘をつけばつくほど、本来の自分の歩みたい人生からは遠ざかっていってしまうのです。
自分探しとはつまり、なりたい自分を探すこと。
どんなに成功しているように見える人も、人から好かれ人気者のあの人も、一番なりたいものは自分自身なのです。
自分探しの旅をする時に一番の障害となっているのは、自分自身であるといえます。
「こんな自分似合わない」「こんなことやっても意味がない」そう自分を偽るのは、もうやめにしましょう…
終わりのない旅でも、自分の直感を信じて、自分に嘘をつかなくてもいい人生を歩んでいこう。
自分のなりたいものもわからない。やりたいこともわからない。そんな状態の中で自分を探し続けることは辛いものです。
しかし、どんな人にもなりたい理想像や、やりたいことは必ず存在します。
かつて、隠してしまった自分の気持ちを見つけることが自分探しです。
蓋をしてしまった自分を見つければ見つけるほど、もっと自分のことを好きになることができるでしょう。
今の自分に諦めをつけず、自分らしさを求めていけば、いつか必ず自分の好きな自分に出会うことができます。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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