2019.12.20
社会人になってみると、せっかく働くのなら”仕事ができる人”になりたいと思うもの。
同じ”働く”という行為でも、仕事ができる人とできない人がいます。
「仕事ができるかっこいい人になりたい」「バリバリ働いて出世したい」「誰かの役に立つ仕事がしたい」「人に影響を与えたい」
仕事ができる人は、このように思い描いた理想の姿を、着実な努力で叶えていきます。
“仕事ができない人”で終わってしまう人生なんて、面白くない。
いい仕事をして価値を生み出し、世の中に何かを残してみたい。
人から認められたい。
そこで今回は「仕事ができるようになりたい」という強い気持ちでモチベーションを上げ、できる人の特徴や”仕事ができる”とは何かを徹底解説。さらに、仕事ができる人になる方法をご紹介します。
仕事ができるとはどういった状態を指しているのでしょうか。
いい仕事をするには、何でもがむしゃらにやればいいという訳ではありません。人を苦しめてでも、たくさんのお金を巻き取ればいいという訳でもありません。
どんな仕事でも、向こう側にいるのは結局”人”です。
仕事の先に誰がいるのかを見ていくと、そこには同僚・上司・取引先・お客さんと、沢山の人たちが浮かび上がってきます。
つまり「人に対して価値を提供できる」ことが「仕事ができる」ということになるのです。
ただし自分を犠牲にして不幸になってしまっては、仕事ができるとはいえません。
自らの意思を持って前向きに仕事をし、結果を残してこそ「仕事ができる」といえます。
ここからは、仕事ができるようになりたい社会人必見の「仕事ができる人7つの特徴」を解説します。
できる人たちに共通する特徴を見ていくと、どんな人も”ポジティブに仕事と向き合う気持ち・しっかりと結果を残す姿勢”を持っていました。
仕事ができる人の特徴を知り、実際に自分にも取り入れて、仕事ができる人になっていきましょう。
仕事ができる人は、人から言われたからではなく、自分から行動する姿勢を持っています。
言われたことだけをやるのは、自分の頭で考える必要がなく気楽なもの。でも、仕事ができる人は常に考えることをやめません。「この仕事は何のためにやるんだろう?」「このやり方のほうが、うまくいくんじゃないか」など、仕事の意味を考えた上で自分から行動します。
そのため、成功しても失敗しても得るものがあり、人より早く成長できるのです。
自分の業務をうまく整理することも、できる人にとっては重要です。
進めていく仕事の全体像や、いつまでに何を仕上げればいいのか、今日一日でどこまで終わらせるのか。しっかりと業務内容を把握して、スケジューリングまで行います。
仕事ができる人は、うまく業務の調整ができているため、だらだらと先延ばしにしたり無理に仕事を詰め込んだりと、自分のペースを崩すような働き方はしません。
新しい仕事や案件が入ってきても調整がしやすく、チャンスを逃しにくいのも特徴です。
仕事ができる人は、自分を追い込んで必要以上に長時間働くようなことはしません。
無理をして働くことが仕事のパフォーマンスを下げ、いい結果に繋がらないと知っているからです。
疲れきった体と頭でダラダラと仕事を続けていても、それなりの仕事しかできません。体調もよく頭がすっきりとした状態でこそ、最大限の仕事ができるのです。
できる人は理想の仕事をするために、ゆっくり休む時間も大切にしています。
できる人は、一度「この時間までにここまでやる」と決めたら、必ずやり切ってしまいます。
このやり切る力と帳尻を合わせる力が、できる人にとっては欠かせません。とにかく集中して、多少雑な仕上がりでも仕事を終わらせるのです。
綺麗に整えることは、後からでも簡単にできます。
まずは決められた時間の中で仕事を終わらせる。これが、仕事ができる人の特徴です。
仕事ができる人は、常に成長したいという意欲を持っていることが特徴です。
「成長したい」という気持ちは、社会人として働く上で強い原動力になります。この気持ちを失うと、途端に人はやる気がなくなってしまうもの。
変わりたくないという恐怖心によって、停滞どころかどんどん状況が悪くなってしまうことを理解しています。成長意欲を強みに新たな経験や挑戦をし、次のステージへと進んでいけるのです。
仕事ができる人は、仕事が好きな人です。
前提として「仕事をやりたくてやっている」という前向きな姿勢があります。嫌々やっている人よりも積極的に仕事ができ、アイディアが湧きやすいのは当然のこと。
好きだからこそ「現状をもっと良くしたい」「これがやりたい」と、内側から湧いてくるエネルギーがあります。
できる人にとって、仕事は”好きなもの”であり、”楽しいこと”でもあるのです。
仕事ができる人は、しっかりと実績を残していることも特徴です。
人一倍頑張ったところで、結果が出なければ「いい仕事をした」とはいえません。
間違った方向に努力してしまったり、誰も喜んでくれる人がいなかったり。それではせっかく仕事をしていても、何の意味があるのか分からなくなってしまいます。
分かりやすい実績があると、人から信頼されやすくなります。
人から認めてもらえるような実績を残し、さらに良い仕事を獲得するのが、できる人なのです。
仕事ができる人の特徴が分かったら、次は「仕事ができない人」の特徴を知りましょう。自分に当てはまる特徴がないか、一つずつ照らし合わせてみてください。
意識して改善していけば「仕事ができない人」から脱して「仕事ができる人」に一歩近付きます。
まずは少しずつ変わること。そうしていくうちに、仕事がうまくいく実感を得られるようになります。
仕事ができない人には、人から言われないと行動しないという特徴があります。
上司や同僚から、頼まれるままに仕事をする。周りの人に言われてから行動に移すことが多い。
新しいことには手を出さない。自分の意見を周りに伝えない。
これでは成長の機会が減ってしまい、仕事ができる人から遠のいてしまいます。また、言われないと行動しない人は代わりがきく人でもあります。そのため仕事が評価されず、できない人だと思われてしまうのです。
定時を過ぎても長く残業しているのは、仕事ができない人の特徴です。できない人は自分の業務を整理して計画を立てたり、周りに頼ったりといった業務調整が苦手。
長く残業をしていると、結果として仕事の質が下がり、進み具合も悪くなってしまいます。
なかなか進まないから、次の日もまた残業する。この悪循環にはまっているのです。
どんなに長い時間仕事に取り組んでも、質を落としてしまっては評価は得られません。
夜遅くまでお酒を飲んでいる。規則正しい生活をしていない。健康的な食事をしていない。こういった生活習慣の悪さが「仕事ができない」理由に繋がることがあります。
自己管理ができずに体調を崩してしまう人や、頭がきちんと働かないまま仕事に向かってしまう人は「仕事ができない」と言われてしまうでしょう。
生活習慣さえ違っていれば、もっといいパフォーマンスを発揮できるという勿体ない人もいるのです。
働く上で、仕事への意欲を持っていなければ「仕事ができる人」にはなれません。
できることなら働きたくない。仕事は時間つぶしだ。無難に一日を終えたい。
このように仕事に対する意欲がなく、後ろ向きな気持ちを抱えたまま「仕事ができる人になりたい」と願うだけでは、実現は難しいもの。意欲を持って仕事に取り組んでいる人との間に、行動量・努力量で大きく差がついてしまっているためです。
意欲がなければそれなりの成果しか出せず、人から認められたり出世することは難しいでしょう。
一度注意されたことを、また言われてしまう。何度も同じことを言われている。
仕事ができない人は学習意欲が低く、言われたことを重く受け止めていない傾向があります。
仕事ができる人は、言われたことを繰り返さないために「注意しよう」「改善しよう」と次に活かす努力をします。その一方で、できない人は言われたことを自分の頭で考えて理解したり、メモを取ったりといった努力をしません。
その結果、話を聞かない人・理解できない人だと思われ、人から諦められてしまうことに繋がってしまっているのです。
仕事ができない人には”集中力がない”という特徴があります。
頭では「何時までに仕上げよう」と思っても、集中力がなく実現できません。なんとなく気が向かなくなって、お喋りをしてみたり、SNSを開いてみたり。結局いつまでたっても仕事が進まないのです。
集中すると決めたらとことんやる「仕事ができる人」とは、スピード感が異なります。そのため、成長の早さや実績においても差がついてしまうのです。
仕事ができない人の特徴として、要領が悪いということが挙げられます。頑張ってはいるけれど、結果が出ないというタイプです。
仕事をするにあたっては、常に見直しや改善を行うのも大切なこと。「どうして結果が出ないのだろう?」「反応が悪いのはなぜだろう?」うまくいかなかった時は、その理由を探って直していくことも必要です。
効率を無視してがむしゃらに頑張っていても、仕事ができる人にはなれません。
仕事ができる人は、総じてプライペートも充実しています。
楽しんで仕事をしているから、毎日が充実する。
結果を出して評価されているから、もっと仕事が好きになる。
ダラダラと仕事をせず、業務の整理ができているから、プライベートの時間も取れる。
疲れを残さず、遊びも趣味も全力で楽しめる。
仕事ができる人にはこのような良い循環が巡っているのです。
充実したプライベートを過ごし、リフレッシュすると、それがまた仕事を頑張る活力になります。
人から言われて仕事をするのではなく、自分の力でしっかりコントロールする。仕事に対して自発的になるということは、すなわち人生に対しても積極的になるということです。
「これからは仕事ができる人になりたい!」と決意したら、どのような行動を取っていけばいいでしょうか。
ここでは仕事ができるようになる7つの方法を紹介します。“仕事ができる人”が、仕事ができるようになるまでやっていたこと、そして今も変わらず続けている大切なことです。
社会人として結果を出したいのなら、自分から行動することは欠かせません。一つずつ実践して、着実に仕事ができる人になっていきましょう。
仕事ができる人は、分からないことは分からないと正直に言えます。分からないことをいつまでも一人で悩んでいても、時間の無駄になるからです。
ただし、何でも初めから質問するのではなく、自分で調べられそうなことや解決できそうなことがないか確認すること。その上で質問ができれば、「ここが分からない」とはっきり伝えられます。
分からないと言えるようになると、”知ったかぶりや曖昧な仕事による大きなミス”を事前に防ぎ、仕事ができない人から脱せるのです。
実際に仕事ができる人の下につくと、仕事ができる人がどのような思考を持っていて、どういった行動を取っているのかを近くで見ることができます。
スピード感を持って成長するためには、仕事ができる人の真似をすることが手っ取り早い方法です。何でも真似するのではなく、「凄い」と思ったところを自分なりに取り入れていけると、オリジナリティある”良さ”を出せるようになります。
自分が尊敬できる人と一緒に仕事をする機会があるなら、積極的にチャンスを掴んでいきましょう。
「仕事ができる人になりたいけど、いざ仕事に向かうと集中できない」という場合は、集中力・成長意欲を向上する努力をしましょう。
大切なのは、集中できない原因が何なのかを探り、その問題を解決すること。
例えば「メールやLINEの返信が気になる」のなら、通知を切ってみる。「眠たくてウトウトしてしまう」のなら、生活リズムを見直してみる、などです。
集中力がつくと仕事の質が上がり、「もっと成長したい」という意欲が自ずと湧いてくるでしょう。成長を求める気持ちは、仕事を楽しむ原動力になります。
仕事で思わぬ失敗をしてしまったり、うっかりミスをして怒られてしまったり…。どんなにうまくいかない時でも、メンタルを強く持ち、再び立ち上がる力のある人は「仕事ができる」ようになっていきます。
メンタルが弱いと、少しの変化でも心が辛くなり、耐えることができません。何かあるたびに立ち止まっていると、そのぶん仕事が進むスピードが遅くなってしまいます。
自分にとっての”励ましの言葉や人”を作ってもいいですし、「失敗は成功のもと」と失敗を前向きに受け入れるようにするのもいい方法です。
視座が高い人と接点を持つと、自然と自分の視座も高められます。
仕事ができる人は、今置かれている立場よりも一つ上の視点で、物事を見ているのが特徴です。
そうすることで”自分の仕事には何が求められているのか”を考えられるようになり、人から喜ばれる働き方ができます。
視座が高い人と接点を持つには、今仕事で関わっている人はもちろん、興味のあるセミナーへの参加やSNSでの繋がりを作ってもいいでしょう。視座が高い人とは直接会話をする以外にも、その人の本を読んで考え方を知ることもいい学びになります。
インプットをしたら、必ずアウトプットをする。この積み重ねで「仕事ができる人」になれます。
どんなにいい情報や仕事のやり方を学んだところで、アウトプットをしなければ”ただの知識”で終わってしまいます。知識は、持っているだけでは何の意味もありません。活用してこそ、初めて意味を持つのです。
何かを学んだら、実際に行動してみましょう。そうすることで、得たものが”自分のもの”に変わります。
仕事ができる人は、いいものを自分の中だけにしまっておくことはしません。行動をしたり、周りの人に提供したりすることで、価値を生み出しているのです。
仕事ができる人は、「こうなりたい」という明確な目標を持って動いています。
目標があると、今どうしたらいいのか・どこに向かっているのかがはっきり見え、自信を持って行動できるのです。
“とりあえず頑張っているけど、何の目標もない”という状態では、現状維持に留まってしまいます。仕事ができる人になるためには、常に成長していくことは欠かせません。
どんな小さなことでもいいので、自分なりのゴールを作ってみてください。
「仕事ができる人になりたい!」と前向きな思いを持てるのは、とても素敵なこと。
その気持ちを胸に一歩ずつ着実に進んでいけば、”仕事ができる人”になれるでしょう。
考えているだけでは何も変わりません。変われるのは、実際に行動した人だけです。
今自分の周りにいる仕事ができる人や尊敬している人たちも、初めから何でもできたわけではありません。
地道に努力を積み重ねてきたからこそ、今の姿があるのです。
100パーセント自分の思い通りに進んでいる人なんて、いないに等しいでしょう。
たくさん行動して、失敗するたびに「何がいけなかったのか」を考えて、次に活かしていく。そうやって、どんどん仕事ができる人になっていくのです。
同僚に遠慮して、足並みを揃えなくても大丈夫。全く同じ行動をしていても、似たような結果しか出せません。
本当に仕事ができる人になりたいのなら、上を見て進むこと。
気にするべきは、隣にいる同僚じゃない。常に、仕事の先にいる「誰か」を想った行動を取ろう。
進んで自分から行動できる人になったとき、未来には”仕事ができる自分”が待っています。
仕事ができると、自分のことを今よりもっと好きになれる。
仕事ができる人には、いい仕事・いい人が集まってくる。
仕事ができるようになれば、自分にも他人にも幸せを与えられるようになります。
そんな素晴らしい自分を手に入れるために、今日から行動していきましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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