2019.12.13

やられたらやり返す⁉︎復讐心は脱ぎ捨てて!仕返しは「最も無駄な時間」

「やられたらやり返す」復讐心でイラつく。

あなたに受けた酷い仕打ち、とてもじゃないけど許せない。ねぇ、なんでそんなことするの?

私が傷つくのを分かっててやってるでしょ。あなたも一度、同じ気分を味わってみたら?

「やられたらやり返す」が私の考え方だった。

息を吐くように嫌なことをする人には、同じだけの痛みを味わってもらわないと気が済まない。

でも、なぜだろう。仕返しした後もやっぱりあなたのこと、憎くて仕方ないんだ。

全然スッキリしない。憎悪がこびりついて剥がれない。

嫌いだと思えば思うほど、復讐心にイライラしてくる。

嫌いなあなたのことで頭がいっぱい。なんでこんなに嫌いな人のことばかり考えないといけないの。

やられたらやり返すことで、傷ついた私を助けることができる。この考え方、間違ってる?

 

復讐心で、何も手につかない…

誰かにいじめられたり、嫌がらせをされた時、自分という人格を否定されたような気分になります。

まるで、生きる尊厳や存在価値をぺしゃんこに潰されたような感覚。

やがて、潰された自尊心を取り返すため、「やられたらやり返す」という復讐心が芽生えるように…。

復讐は「傷ついた自分自身を救済するための手段」として導き出した方法なのです。

「傷ついた自分と同じくらい、相手も傷ついてほしい。」「いや、それ以上に苦しんでほしい。」

このように復讐心は次々とエスカレートし、どれだけ復讐を重ねてもネガティブな感情が収まることはありません。

仕返しを重ねるごとに、相手を傷つけることに執着が芽生え、復讐することで頭がいっぱいになってしまいます。

 

あなたが復讐心に囚われる理由とは?

復讐心が芽生えるのは「傷ついた自分」がどこかにいるから。

許容できるレベルを超えて苦しい思いをした結果、やり場のない感情を復讐で発散しようと、仕返しするのです。

まずは「なぜ復讐心を持つようになったのか」を見つめることで、自分の中で暴れるネガティブな感情と向き合う「土台」ができます。

「やられたらやり返す」という精神は、一体どんな経験をきっかけに育ってしまうのか。その代表的な理由を見ながら、自分の中の復讐心の原因を探ってみましょう。

1.いじめられた

集団生活の中で「いじめ」に直面してしまうことがあります。

どんな理由があっても、いじめは肯定される行為ではありません

いじめられれば、必ず心に傷ができてしまいます。

でも、人は集団の結束力を増すために、「誰か一人を集団でいじめる悲しい性質」を持っているのです…。

いじめを後付けで正当化する人もいますが、多くの場合、大した理由はありません。

ただ何となく、ターゲットにされてしまっただけ。そして、ありのままの自分を否定された辛い経験が残ります。

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2.嫌がらせを受けた

嫌がらせも、相手のアイデンティティを傷つける行為です。

学校・職場・家庭など、逃げられない環境で受ける嫌がらせは特に、心に深い傷を残します。

「相手の行動に問題があるから」などの理由をつけて嫌がらせをする人がいますが、嫌がらせをしても、お互いにとって一切プラスにはなりません。

誰かを改心させたいのなら、信頼関係を築いて正しい振る舞いを教えればいい。嫌がらせは、他人の苦しむ姿を見て優越感に浸るだけの行為です。

3.彼氏が浮気した

大切な人からの裏切りも、深く傷つく経験の一つです。

恋愛は信頼関係があってこそ成立します。裏切られる前提でないからこそ、裏切られた時に心を守る術が無いのです。

「彼氏が浮気した」ことについて、性欲や男性的な性質を理由にする言い訳がありますが、相手を裏切ったことには変わりありません。

心に癒えることのない傷を負った結果、次の恋愛すらできなくなってしまうことも…。

たった一回の過ちでも、彼女の心を粉々に破壊してしまうのです。

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4.裏切られた

信頼していた人に裏切られる経験は、心に大きな傷を残し、人間不信を招きます。

相談していた内容を勝手にバラされた。裏で悪口を言われた。間違いを擦り付けられた。

様々なことがきっかけで、人は「裏切られた」という感覚を味わうことになります。

また、相手への期待が強すぎるあまり、必要以上に傷ついてしまうことも。

「裏切り」と「期待」が組み合わさった時、心は大きなダメージを負うのです。そして、次第に誰にも期待しないようになります。

 

復讐する意味とは?人生の無駄になる自分の◯◯

犠牲になった自分を助けるために、「復讐しよう」と考えるようになると前述しました。

しかし実際には、復讐をしても自分の「大切なもの」をたくさん無駄にすることになります。

復讐は何も生まないのです。「やられたらやり返す」という行為は、苦しみを清算することにすら繋がらず、自分に悪影響を及ぼす結末へ導きます。

それでは、復讐することで何が無駄になるのか、一つずつ見ていきましょう。

1.人生の時間が無駄

ひとつの復讐に至るまで、多くの自分の人生の時間を無駄にすることになります。

嫌な経験を思い出す時間。嫌な相手のことを思う時間。復讐を計画する時間。復讐実行のチャンスを伺う時間。復讐した直後の過度に興奮する時間。

そして、復讐した後も実際に心が晴れることは無く、結局嫌な相手のことばかり考えるようになるのです。

この時間を自分を癒すために使う方が、人生の時間を無駄にしていないと考えることができます。

2.怒りの感情が無駄

「怒り」の感情は、人の心に悪い影響を及ぼします。

怒りだけで物事が解決することはなく、怒っている本人は相当なストレスを抱え込むことに…。

誰かからの仕打ちで傷ついた上に、さらにストレスを抱え込んでしまうのです。

また、怒りは許容範囲を超えた問題を、無理矢理ねじ伏せようとする反応。根本にある「傷ついた自分」が癒されることはありません。

本当に必要なのは、「傷ついた自分」をいち早くケアして、穏やかな心を手に入れることです。

3.復讐を考える労力が無駄

「やられたらやり返す」と簡単にはいっても、復讐は簡単に実行できるものではありません。

相手の感情を把握して、「どうしたら一番傷つくのか」を考える。そして、どんな状況・タイミングで実施すると効果的か念入りに作戦を練る…。

この「復讐を考える労力」は、本来自分が幸せになるために使うべきものです。

嫌な相手のことをここまで考え、「怒り」に囚われてストレスを抱え込んでいるうちは、自分を犠牲にしています。

 

復讐心に使うエネルギー、他に使ってみよう。

復讐心について紐解いていくと、「復讐する」という一つの行為には、大きなエネルギーが必要であることが分かります。

復讐したくなるほどに嫌な相手に対して、労力を割いてもいいことはありません。

むしろ、怒りに飲まれている姿を見せるのは、相手の思うつぼです。

では、なぜ人は「復讐したい」と思うのか?自分の中の痛みが上手に処理しきれず、誰かが自分の代わりに痛みを背負ってほしいからです。

自分が傷ついた分だけ、誰かが傷ついてほしい。

これでは、辛い経験に囚われて、自分も他人を傷つける側に回るだけ。

あなたの人生は、本来このようなことに使うべきではないはず。

みじめな気持ち、悔しい気持ちはバネになります。大きな負のエネルギーを他の分野で使って、自分の糧にしましょう。

 

復讐心を捨てると、案外生きやすくなるから。

復讐は連鎖する。私があの人に復讐すれば、あの人が傷つく。そして、傷ついたあの人は私に復讐する。

次第にお互いの復讐劇がエスカレートして、2人で過酷な状況にハマっていくんだ。

そして、復讐を実行しなかったとしても、「復讐したい」という気持ちを抱えながら生きるのは苦痛。ネガティブな思考に支配されている間、私の人生が犠牲になっているから。

それよりも、大切な人と過ごしたり、自分を幸せにするために、私の人生を使いたい。

劣等感やコンプレックスを抱える人は、それを埋めるために人一倍努力して、成功を掴み取る。

傷ついた心をバネにすれば、大きな可能性を手に入れられるんだ。

復讐心を手放すのは負けではない。自分が生きやすくなるための、重要な一歩になるから。

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※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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