2019.12.12

切ない恋愛・悲しい恋愛。胸が張り裂けそうな恋をしたことがありますか?

岡 あい

岡 あい

不器用でも必死で愛しているから。

「幸せな恋愛」なんて、本当に実在するの?

いつだって本当の愛を求めて、必死に生きてきた。

でもこの世界は、「愛されたい」と思うほど、幸せが遠ざかるシステムにできているようだ。

こんなに愛しているのに、どうして冷たくするの?

あんなに好きって言ってくれたのに、どうして去っていくの?

好きになっては傷ついて。そして、次の恋愛で傷口を埋めようとする。

応急処置を繰り返しても、心の傷が癒えることなんてなかった。

傷に傷を重ねた末に、愛すること自体が怖くなっていく。

誰かを好きになると同時に、失った時の絶望が脳裏を過るんだ。

挙句の果てには恐怖が勝って、誰かからの好意すら疑うようになってしまう。

ごめんね、本当は冷たくしたいわけじゃないんだ。

ただ、「切ない恋愛」や「悲しい恋愛」をどう乗り越えればいいのか、もう分からなくなっちゃったんだ。

恋愛って、幸せになるためにするものだと思っていた。

でも「幸せな恋愛」なんて本当に実在するの?

実は誰かが作った、都合のいい夢物語だったりしない?

 

胸が張り裂けそうな恋をしたことがありますか?

大恋愛をした時、「生きてて良かった」と心から確信することができる。

生きる意味を見出せない人ほど、運命的な恋愛をすることによって、存在意義を見出すきっかけになるんだ。

怖いくらい好きになって、全てを受け入れ合って、「この人と死ぬまで一緒に生きる」と誓う。

そして、「相手に自分の全てを委ねる」ことは、この上ない安心感を生む。

ここまで聞けばハッピーエンド。でも、幸せの絶頂ほど、突き落とされた時のショックが計り知れない。

失恋した時には、自分が砕けて無くなるような感覚になる。

「胸が張り裂けそう」とは、まさにこういうこと。

最愛の人に委ねた大事な感情が、いつまで経っても自分のもとに帰って来ない。

ねぇ、私の愛情、どこに行っちゃったのかな…?

 

切ない恋愛・悲しい恋愛は、ずっと心に残ってしまう?

「切ない恋愛」や「悲しい恋愛」は、時に心に癒えない傷を作る。

傷が治るまでは恋愛をしない。次傷ついたら、本当に壊れてしまう。もう私は人間ですらなくなってしまう。

そう思って、ひたすらに恋愛から逃げたくなる。でも、逃げたところで心の傷が消えるわけでもない。

この傷を治してしまえば、あの人への愛情も同時に否定することになるから…。

本気で愛した過去を簡単に否定するのは、何か違う気がする。

絶望的になるほどの深い愛情に、一生のうち何度出会えるのだろう。

どんなに傷ついても、過去に注がれた愛情無しでは、今の自分は生まれなかったはず。

痛みを完全に消せないのなら、いっそ受け止めてしまってもいい。

「忘れたい」と思い続けてきた今までを、「忘れない」という選択に変えみよう。

必死に過去の思い出を忘れようとしているうちは、無意識に元彼以上の男性を求めてしまうから。

元彼の代わりを求めて、元彼の作った傷を埋める相手を求めて、目の前の人に元彼を重ね合わせているんだ。

 

思い出に蓋をしなくていい。

愛していた人の代わりを探し求めているうちは、「切ない恋愛」の中を生き続けることになる。

恋愛の傷は恋愛で癒すもの。そう考え、恋愛を重ねていく…。

でも、これは「大切な思い出に蓋をしている」だけ。

辛い感情を消してしまいたいから、過去を無かったことにしているんだ。

ぽっかりと空いた心の穴は、誰にも埋めることができない。

だってその穴は、大好きだった人への「愛情」が住んでいた形跡なのだから。

あの人への愛情は、あの人でしか埋めることができない。

幸せだった思い出も辛い傷も、全てを受け止めることができた時、人は「本当の愛」に限りなく近づく。

「切ない恋愛」や「悲しい恋愛」で愛を痛感するからこそ、誰よりも人を愛せる可能性を手に入れるんだ。

 

想いは、伝えなければ後悔する。

恋愛する時、自分の気持ちに正直になった方が、後々の後悔がなくなる。

というのも私自身、別れ際に嘘をついてしまったことを、何年も後悔したから。

本当は全然平気じゃなかった。死ぬほど辛くて、毎日床に倒れて泣いていた。縋りつきたかった。

でも、あの人無しでも生きていける「強い女」に見せたくて、最後まで笑顔で見送ってしまった。

まさか、あの後あんなに泣いてたなんて、思ってもみないだろうな…。

最後に素直に想いを伝えられていれば、もう少し早く、心の傷が癒えたかもしれない。

強がってしまう性格が、2人の間に亀裂を作ってしまったのかもしれない。

思ったことは素直に伝えた方がいい。

嬉しいことも、悲しいことも、怒りも。全て分かち合ってこそ、幸せな恋愛ができる。

特に別れ際は、プライドや悲しみが邪魔をして、なかなか素直になれないもの。

でも、一番後悔が残るタイミングだからこそ、自分にも相手にも素直になった方がいい。

 

大丈夫。切ない恋愛だけが、恋愛の全てじゃない。

「切ない恋愛」や「悲しい恋愛」は、心に強烈な傷を残す。

もうこの先、「幸せな恋愛」なんてできないのではないか。恋愛しても傷つくだけではないか。

実際私も、「もう死ぬまで孤独に生きてやる」と意地を張っていた。

でも、恋愛に「同じ」はない。

「絶対この人は私を傷つける」と疑ったのに、底なしの愛情で包み込んでくれたり…。

怖がっている姿を見て、傷つけないように近づくのを我慢してくれたり…。

過去の傷を負ったままの私ごと、全部を愛してくれる人だっている。

こうした人たちと出会えたのは、「過去の恋愛の辛さ」を受け止めることができたから。

無理して空元気を出しているうちは、目の前の相手と本音で向き合ていなかったんだ。

 

前を向くのは、今じゃなくてもいい。ゆっくり進もう。

失恋した後でも、すぐに次の恋愛に進める人がいる。

そういう人と接すると、「私も立ち止まっていないで、次に進まないと」を焦りを感じることも…。

でも、人には人のタイミングがある。

大恋愛であるほど心の傷は計り知れないし、傷ついたまま衝動的に求めても、もっと傷を深くする。

そして、感受性が強い人は、ひとつの恋愛を受け入れるのに時間がかかるもの。

新しい恋愛に集中できていないのは、まだ時期ではないから。

自分の心の整理が追い付いた時に、自然と誰かを好きになれればいい。

たまには回り道したり、休憩したりして、好きな方向に進んでみるのも大切。

今思えば、恋愛の価値観を変えてくれる人との出会いは、いつだって偶然立ち寄った場所だったから。

ゆっくりでも歩みを続ければ、おのずと奇跡は連鎖していくんだ。

「綺麗ごとなんて信じられない」と思ってもいい。

「もう誰も信じない」と思ってもいい。

どうか、歩み続けることだけは止めないでほしい。

 

切ない恋も、悲しい恋も、幸せになるためのステップだった。

器用な人は、最初から「幸せな恋愛」を手に入れるのかもしれない。

でも、失敗したからといって、愛情そのものが否定されるのは違う。

不器用でも必死で愛しているから、「切ない恋愛」も「悲しい恋愛」も、一つとして無意味ではない。

今まで、たくさんの人を傷つけてきた。そして同時に、たくさん傷ついてきた。

そして、次の恋愛ではもっと相手を大切にできる気もする。

辛い経験があるからこそ、幸せは生まれる。辛い愛を知っているから、幸せな愛を実感できる。

「切ない恋愛」も「悲しい恋愛」も、幸せになるためには欠かせないんだ。

「幸せな恋愛が全て」なんて思わせる夢物語は、もういらない。

全ての過去を抱えたまま、自分の大切な一部として生きていこう。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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