2019.11.30
なんだか毎日が苦しく感じる私の人生。
自分に自信が持てず、生きたいのか死にたいのかもわからない日常。
親しい人も心を許せる人もいない人生。
薄っぺらな私の人生って生きている意味があるのだろうか。
そんなことを自問自答しては、次第に生きていくことが辛くなってくる。
頭の中にあるのは「もう死にたい」という素直な気持ち。
「もっと自分の人生を楽しんでみたい。」そうは思うのだけれど、生きることそのものに疲れてしまった。
「もう死にたい」気づけばそう口に出してしまう日々で、私はこれからどうやって生きていけばいいのだろう?
まともに生きることも死ぬことも許されない世界で、私がいる意味はなんなのだろう。
「死にたい」と、自分を消すことばかり考えていたけれど、もしかしたら自分はまだ生きたかったのかもしれない。
死にたいと思う気持ちの裏側には、生きることへの願望が込められていることがあります。
もっと幸せになりたい。もっと自分に自信を持ちたい。辛いこの世界から早く離れたい。
死にたいという言葉には、自分を生かすことへの願望が込めらているのです。
死にたいと思えば思うほど、本当は私は生きたいの。
嫌なことだらけの現実に、自分が生きている感覚なんてとっくにないけれど、もしもまだ、自分が幸せになれる方法が残っているのなら。
もしもこの辛い世界を変えることができるのなら。もう少し頑張ってみよう。そう思えるの。
これから続く自分の人生に希望を持てない。一寸先まで闇の中で、生きる気力なんて湧くわけがない。
毎朝起きるたびに憂鬱になって、通り過ぎる人々にイライラすら感じてしまう日々。自分が幸せじゃないことを感じれば感じるほど、生きることが辛くなってくる。
このような苦しみを抱えた時はどうしたらいい?
そんな時こそ原因を見つめることが大切です。次の章で6つの原因をご紹介します。
生きていく希望が持てない。毎日の生活がストレスだらけ。そんな不安を持つ原因は、家庭環境に問題があることもあります。
「家族同士の仲が悪い。両親とそりがあわない。」「家にいても安心することができず居場所がない。」「人にとって一番安心できる場所は家族なはずなのに、自分にはそれがない苦しみ。」
このような家庭環境の悩みから、生きる希望が持てず未来が憂鬱に感じていることがあるのです。
もし自分が生きることに興味がわかず、死にたいという気持ちを抱えている場合は、未来への不安や絶望に原因があります。
自分に自信が持てず、生きていく希望が湧かない。自分なんかが自分を幸せにできるとも思えないし、幸せになろうという意思も湧かない。
人が未来に絶望を抱えるのには様々な理由があります。なんらかの苦痛や悩みで明るい未来を希望できない時は、その障害を取り除く必要が出てくるのです。
「もう死にたい」そんな言葉が口癖の人は、自分と他人をよく比較してしまう傾向があります。
自分よりもあの子の方が好かれている。あの人の方が頭がいい。自分はそれに比べてなんてダメな人間なんだろう。隣の芝は青いとはよく言うけれど、他人と比べずにはいられない。
人は他人と自分を比較し、自分で自分に優劣をつけてしまいます。比較し自分を劣っていると責めすぎたあまり、人生に疲れ、死にたいと憂鬱を抱えるようになるのです。
金銭的な不自由さを抱えていることで、もう人生に疲れた、死にたい。と思ってしまう場合もあります。
お金がないと何もできない。好きな洋服を買うことも、会いたい人に会いに行くこともできない。金銭的に不自由さを抱えていると、鬱屈とした気持ちになり、生きていくことに楽しさを見出すことが難しくなります。
お金の問題を解決するのは、もしかしたら長期的な時間がかかるかもしれません。しかし、そんな苦しい時こそ助けを求めることが大切です。
毎日がなんとなく辛くて憂鬱になってしまう。
忙しくすぎる日々の中で、なんのために働いているのか、わからなくなってしまった。
生きたいとも死にたいとも思わない毎日。
そんな時は、仕事に原因がないか目を向けてみましょう。
当たり前のように遅くまで続く残業。帰ったらお風呂に入って寝るだけの毎日。休日は疲れて何もする気が起きないし、何にも心が動かない。
忙しい日々は、心を蝕み明るい気持ちを吸い取ってしまいます。もう死にたいと思うのは、毎日の仕事に忙殺され、心が悲鳴をあげていることがあるのです。
親しいと思っていた友人の突然の裏切り。自分がいないと楽しそうにする仲間だった人たち。恋人に浮気をされ突然別れを告げられた。
このような心を許しあっていた人からの裏切りは、自分の心や生活を壊してしまいます。何が悪かったのか、どうして裏切られたのか原因を探すけれど、もうどうしていいか分からない。
このような他者から傷つけられた思い出は、ジワジワと自分を追い詰め、死にたいという気持ちを掻き立てる要因になります。
嫌なことばかりで憂鬱になる日々。逃げることも戦うこともできず、辛い毎日を生き延びるのに精一杯。
「せっかくもらった命なんだから。」
そんなことは分かっているけれど、もう生きていくことは無理かもしれない。そんな死にたい気持ちに襲われる。
しかし、どんな困難にも解決策や受け止め方があります。
今すぐ解決することが難しく限界で心がいっぱいになっている時は、肩の力を抜くことで自分の気持ちを受け止めてみましょう。
もう生きたいと思えない。憂鬱な日々に死にたいと思ってしまう。そんな風に思う毎日だけど、でももうそんな風に落ち込むことにも疲れてしまったの。
「私はこれからどうやって生きたらいいの…?」このように、未来に向かって生きていくことに不安を感じた時は、前に進む絶好のタイミングかもしれません。
悩みや苦しみの渦中にいる時は、自分のことも未来のことも想像ができず辛いものですが、生き続けた先には必ず良いことが待っています。
そのためにも、今ある不安の原因を洗い出し対策を練りましょう。不安を取り除くことで生きたいという希望が湧いてくるのです。
不安を取り除くためには、自分のことをネガティブな気持ちにさせるものから遠ざかることが大切です。
それは家族かもしれないし友人や会社かもしれません。自分が大切に思っているものかもしれません。
しかし、どんなものにせよ、自分の命を断ちたいと思うほどの苦痛がある場所からはすぐに遠ざかりましょう。
最初は逃げていくような自分に罪悪感を感じるかもしれませんが、一番大切なのは自分です。時には逃げる勇気を持つことも大切なのです。
不安を取り除くためには、自分と他人を切り離して考えることも大切です。死にたいと憂鬱な気持ちになる場合のことを思い返してみましょう。
自分と他人を比べて落ち込んだり、キラキラ輝いている人と自分を比べて、自分には価値がないんだと思い込んではいないでしょうか?
他人と自分は同じ環境で育ったわけでもなければ、考え方も好みも感じ方も何もかもが違うのです。
周りの人と比べるのではなく、自分は自分と考えるようにしましょう。
不安を取り除くためには、生活リズムも大事な心の支えになってきます。死にたいと憂鬱な気持ちを感じた時は、まずは生活リズムを整えることに目を向けましょう。
生活リズムの乱れは思ったよりも心に大きな影響を与えるもの。整った生活ができないと、体に不調をきたすばかりで、心に余裕を持てない自分に、苛立つようになってしまいます。
死にたいと憂鬱なことを考え始めてしまった時は、まずは生活リズムを取り戻すことを心がけてみましょう。
不安を取り除くためには、過去に縛られず未来の自分を見つめる必要があります。
死にたいと憂鬱な気持ちになる時は、過去や現在の状況にがんじがらめになっている時。辛かった過去を思い出そうとするのは一旦やめにしてみましょう。
過去ばかり見ていては、物事は何も前に進んでくれません。
痛みに寄りかかって暗澹とした気持ちになるよりも「これからの未来は自分が作るんだ。」と前を向いて生きていきましょう。
不安を取り除くためには、不要な物や関係を全て断ち切ることが必要になっていきます。
好きでもない人と時間を共にすることを選んでいる自分。辛くなるとわかっているのに抜け出せない居場所。なんとなく続けている苦しい関係。
自分を苦しめている物や関係を一度断ち切り、自分が思うままに過ごせる環境を整えてみましょう。
最初は不安に感じるかもしれませんが、自分らしくいられる物や居場所を作り直してみることも大切です。
不安を取り除くためには、自分にしっかりとした休みをあげることが大切です。
自分が無理をしなければいけない環境にいることで、死にたいという気持ちが現れることもあります。
生きたいのに死にたいジレンマを抱えているのは、自分の生活が不自由だから。そんな時は、思い切り自分を休ませてあげましょう。
周囲を気にすることなく休むことで、死にたい気持ちに理由を見つけることができるはずです。
自分のありのままの気持ちを感じるのはとても大切なこと。
死にたいと思っている自分も生きたいと思っている自分も、どちらも同じ自分。
思ったよりも人の心は複雑で、消えたいと思っているのに幸せな未来を渇望してしまうものです。
自分の抱えている気持ちは複雑。だからこそその全てを自分で否定せずに受け止めることが大切なのです。
苦しさの真っ只中にいる時は、生き延びることだけで精一杯。
でも、生きたいと思うのも死にたいと思うのも、どちらも自分の本音で構わないのです。
自分の今ある感情を大切に噛み締めれば、きっと自由な未来が待っている。
今は、無理はしなくていい。ただ、ありのままの自分に流されてみましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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