2019.11.23
学校に行くのも、会社に行くのも、朝。
何だか慌ただしくて忙しない朝の時間からスタートする毎日。
朝を乗り切るだけで、一日分の力を使い果たしてしまいます。
朝起きられないと、毎日困ることばかり。だからスッキリと目覚めたい気持ちはある。
でも、どうしても朝が苦手で、朝起きられないのです。
一度起きても、何度も繰り返し寝てしまう。
一応体を起こしてソファまで移動したのに、今度はソファで寝てしまう。
起きたくないわけじゃない。起きられないのです。
朝が苦手で仕方ない人でも、スッキリと朝起きる方法はあるの?
朝の眠気対策になるものは?
朝起きられないストレスから一刻も早く解放されたい…!
この悩みを抱えている人は、きっとたくさんいることでしょう。
朝が苦手に感じている人はたくさんいます。
体質的に朝が苦手な人もいれば、そもそも睡眠時間が足りていないために朝起きられない人もいます。
睡眠時間が確保できていても、睡眠の質が悪く熟睡できていないから朝起きられない人もいるでしょう。
多くの人が朝起きられない悩みを抱えているのには、様々な原因があるのです。
しかし、朝早く起きる生活リズムを求められている人が多いのも、現代人の生活の現状ですよね。
この記事では、朝起きられない人に向けて、朝が苦手な原因や朝起きるための対策をご紹介します。
朝の目覚めが悪ければ、一日頑張れない・力が入らないのも当然です。
苦手な朝を克服して、気持ちの良い一日をスタートさせましょう!
朝起きられない人は、「起きたい」と思っていても起きられないことがあります。
朝が苦手な人は、なぜ朝起きられないのでしょうか。
ここでは、朝起きられない理由と原因を8つご紹介します。
あなた自身に当てはまるものがあるかチェックしながら読み進めてください。
朝起きられない原因の1つ目は、夜遅くまで起きてしまうことです。
「早寝早起き」の言葉に全てが含まれているように、私たちが朝早く起きる対策には早寝の習慣もとても重要となります。
夜中遅くまで起きているのに、朝だけ早く起きようとしても、身体がついてこないのは当然のことです。
朝起きられない原因の2つ目は、寝る直前までスマホやPCなどの画面を見ていることです。
夜になってもスマホなどの画面からブルーライトを見続けていると、私たちの睡眠リズムに悪影響が生じると言われています。
無意識のうちに就寝直前までスマホをいじってしまうことが、睡眠の質を下げる原因になっている可能性もあるのです。
朝起きられない原因の3つ目は、睡眠時間が不足していることです。
睡眠時間が不足してしまうと、心身ともに調子を崩すことにも繋がり、当然朝は眠い状態が続きます。眠気が強いのに、朝からスッキリ目覚められる人なんて居ませんよね。
人によって必要とする睡眠時間も異なるため、あなたにとって十分な睡眠時間が確保できていない時には、朝起きられない原因となっているでしょう。
朝起きられない原因の4つ目は、熟睡できていないことです。
どんなに睡眠時間を確保していたとしても、睡眠の最中に何度も目を覚ましたり、浅い睡眠しか取れていなかったら、疲れは取れません。
睡眠時間だけでなく、睡眠の質が良いことも重要になってくるのです。
朝起きられない原因の5つ目は、自律神経の乱れによるものです。
自律神経が乱れると、私たちの身体には様々な不調が生じます。その中の一つとして、朝起きられなくなってしまうこともあります。
朝起きられない原因の6つ目は、貧血によるものです。
貧血症状を抱えている人は、朝起きられなくなってしまうことが多くあります。
貧血の疑いがある時にはきちんと病院で検査をしてもらい、適切な治療を受けることが大切です。
自己判断で終わらせることなく、しっかりと対処するよう注意しましょう。
朝起きられない原因の7つ目は、ストレスが溜まっていることです。
私たちの生活には、たくさんのストレス要因が転がっています。
「ストレスが溜まるなあ」くらいに甘く見ていることが、想像以上にあなた自身を苦しめている可能性もあります。
ストレスが原因となって、朝起きることができなくなってしまう人もいるのです。
朝起きられない原因の8つ目は、お酒の飲み過ぎです。
いわゆる2日酔いによって朝起きられなくなってしまった経験がある人もいるでしょう。
過剰な飲酒は私たちの身体に大きな負担を与えます。当然、睡眠にも影響を及ぼすため、お酒が原因となって朝起きられない人もいます。
朝起きられない人の中には、慢性的な眠気を抱えている人が多くいることでしょう。
寝ても寝ても眠い。
毎日眠い。ずっと眠い。永遠に眠い。
朝が来てもずっと寝ていたい。
休日は眠すぎて何もできず、結局寝て終わる。
寝ることだけで毎日が終わってしまう。
寝る以外にも、やりたいことあるのになあ。
趣味の時間を持ちたいなんて思ってるけど、そんなの今のままでは絶対に無理。
眠気から解放されたい。
朝起きられるようになるためには、自分の睡眠と向き合うことが重要になってきます。
今の睡眠で改善できるところがないか。一緒に考えていきましょう。
ここからは、実際に早起きできるようになるための対策法を見ていきましょう。
朝スッキリ起きられると、一日を気持ちよくスタートさせることができます。
まずはあなたにできることから、少しずつ始めていきましょう。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法1つ目は、早寝の習慣をつけることです。
これは無理がある願いです。あなたの身体が悲鳴をあげてしまいます。
早起きするためには、早寝をしましょう。
早寝と言っても、いきなり2時間も3時間も睡眠時間を早める必要はありません。
まずは、「なんとなく起きている寝る前の30分」をなくすことから始めましょう。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法2つ目は、陽の光を浴びて起きることです。
私たちの身体は、太陽の光を浴びることで目覚めるため、自然と目覚めがよくなります。
夜寝る前に、少しだけカーテンを開けて寝てみるだけでも、朝の日差しが差し込んできます。
また、起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びるのもおすすめです。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法3つ目は、就寝直前までスマホを触らないことです。
スマホを夜遅くまでいじっていると、目が冴えてしまってなかなか寝付けない原因になってしまいます。
また、SNSなどで友達とやりとりをしていると、なかなか寝れなくなってしまうこともあります。
寝る時間になったら、スマホを置いて寝ることに集中しましょう。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法4つ目は、お風呂に入ってから寝ることです。
寝る前にお風呂に入ることで、就寝時に身体の深部体温が下がり、寝付きやすくすることができます。
できれば寝る2,3時間前にお風呂に入ってから寝ましょう。
理想は湯船に肩まで浸かるといいのですが、難しい場合にはシャワーだけでも身体がきちんと温まるようにしてみましょう。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法5つ目は、睡眠時間を固定することです。
毎日の睡眠時間が決まっていない。
今日は疲れたから早めに寝よう。
今日はちょっとだけ夜更かししちゃおう。
明日休みだから、今日は夜中まで好きなことをしよう。
このように、睡眠時間が毎日決まっていない人は、早起きが苦手な原因を自分で作っています。
睡眠時間を毎日固定することで、身体が習慣として起きる時間を覚えてくれます。
反対に、睡眠時間が固定されていないと、あなたの身体は「いつ起きればいいの?」と毎日疑問を抱えてしまいます。
平日でも休日でも変わりなく、一定の睡眠リズムを大切にしましょう。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法6つ目は、ストレスを溜めすぎないことです。
ストレスは、私たちの心も体も不調にしてしまうもの。ストレスが溜まりつづければ、それだけ私たちの心身は疲れてしまいます。
ストレスが溜まることを完全になくすのは難しいですよね。人との関わりや社会での生活・立場があれば、ストレス要因に晒される機会もそれだけ増えます。
だからこそ、溜まったストレスを解消する方法を意識的に持っておきましょう。
どうすれば自分のストレスが解消できるのかを知っておくことは、睡眠や早起きのためだけでなく、日々の生活全てに良い影響を及ぼしてくれます。
朝起きられない人が早起きのためにできる方法7つ目は、習慣的に運動することです。
毎日仕事や家事、育児などで忙しくしていると、気づかないうちに運動する機会は減ってしまいます。
適度な運動は、私たちの睡眠の質を高めてくれるものです。
たくさん運動する必要はありません。あなたの生活の中でできる範囲の運動をしていきましょう。
大切なのは、一度にたくさんやろうとするのではなく、習慣的に繰り返し行うことです。
睡眠と同じように、運動も習慣が大事です。
生活の中に運動を取り入れていきましょう!
早起きのためにやってはいけない行動も実はたくさんあるのです。
早起きのために頑張って対策していても、良くない習慣を断ち切っていないと、早起きは難しい…。
ここでは、朝の目覚めをよくしたい時にやってはいけない4つの行動をチェックしていきましょう。
ここから紹介する中に、あなたが無意識のうちに習慣にしていることは、いくつありますか?
スッキリと朝起きられない自分から卒業するためには、夜遅くにご飯を食べるのは控えましょう。
仕事が遅くなってしまって、夕飯の時間がいつも遅い。
なんだか夜になってお腹が空いてきて、夜食を食べてしまう。
このように、夜遅くにご飯を食べてしまう人は多いものです。
しかし、夜遅くにご飯を食べると、ベッドに入る時間も遅くなってしまいます。睡眠だけでなく、食生活にも悪影響ですよね。
夜が遅くなれば、結果的に朝起きられない要因となります。
仕事が遅い時には、いっそ早く寝てしまって、しっかりと朝ごはんを食べましょう。
夜にお腹が空いてしまったら、早く寝て朝ごはんをいつもより少しだけ豪華にしてみましょう。
夜のご飯ではなく、朝の食事を楽しみにすることで、朝起きれない悪循環の改善になります。
夜更かしを続けてしまうことも、朝の目覚めが悪いことに繋がってしまいます。
夜遅くまで起きているのに、朝早く目覚めたいというのは、あなた自身の身体にとって辛いものです。
身体的に不調となれば、心にも負担が来ます。結果的に心身ともに疲れが来て、余計に朝起きられないようにもなってしまいます。
この意識を持つことで、少しずつ改善されていきます。そして早寝をする習慣をつけることが大切。
朝の目覚めを良くするためには、自分の意識を変えることからスタートしましょう。
夜寝付けないのに布団にいるのも、朝起きられないことを改善するためには、あまりおすすめできません。
もう寝たいのになかなか寝れない夜を過ごしたことがある人はたくさんいることでしょう。
そんな時には、布団の中でずっと「寝れないなあ」と考えるのはやめましょう。
一度布団から出て、本を読んだり、温かい飲み物を飲んだりと、他の行動をするのがおすすめです。
寝れないのに寝ようとすると、焦りが生じて余計に寝付けない原因になります。
寝付きが悪く就寝時間が遅くなってしまえば、必然的にスッキリと朝目覚めることができなくなってしまいます。
寝付けない時には、一度起き上がって、読書やストレッチなど気分転換をしましょう。
ただし、その際スマホをいじるのは良くない行動です。明るい画面を見ずにできることをしましょう。
朝起きられない自分から卒業するためには、寝るために飲むお酒の習慣もおすすめできません。
お酒を飲むと眠くなるから、寝るためにお酒を飲んでしまう人もいるでしょう。
しかし、お酒で寝ることができても、睡眠の質は悪くなってしまいます。また、目覚めも悪くなってしまうので、朝起きられない原因にもなりかねません。
寝る前に飲むなら、お酒ではなく暖かいお茶などを選びましょう。
朝が苦手で朝起きられない悩みを抱えている人はたくさんいます。
体質的に朝起きることができず、睡眠時間を確保することが難しいと感じていても、できる対策は意外とたくさんあるものです。
この一言で片付けてしまうのではなく、まずは「朝からしっかり目覚めよう」と意識を持ち続けることが大切です。
意識的に行動を習慣づけることで、朝の時間は少しずつ変わっていきます。
夜に行動してしまうことが多く、朝起きれないことに悩んでいるのなら、まずはあなた自身の行動と習慣が必要です。
無理のない範囲で良い習慣と対策を取り入れ、朝スッキリと目覚められるような行動を続けていきましょう。
昔から「早起きは三文の徳」と言われているように、朝早く起きることで、毎日に小さな変化が訪れます。
夜更かしすることは、小さな悪さをしているみたいで、素敵な時間を過ごすことができます。
ですが、朝早く起きることにも大きな魅力がいくつもあるのです。
少しだけ朝早く起きて、好きな音楽を聴いてみる。
少しだけ朝早く起きて、出かける前に一呼吸ついてみる。
少しだけ朝早く起きて、美味しいコーヒーを味わってみる。
朝の時間を上手に使えるようになると、ただ忙しないだけで大嫌いだった朝がまた違った色を見せてくれます。
早起きすることの難しさを感じていた人も、早起きを習慣化させることでできる、朝のちょっとした贅沢な時間。
そんな時間を実現するためにも、この記事でご紹介した朝起きるための方法を実践してみてください。
あなたにとって、朝の時間がよりいっそう心地よくなりますように。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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