2019.11.22
いつも笑顔で何の悩みもなさそうな人がいます。自分が悩んでいる時にそういう人を見ると、羨ましささえ感じます。
ですが、彼らにも辛いことや悲しいことはあるのです。
ただ、彼らには辛さや悲しみを必要以上に深刻にしない方法があります。その方法の一つがプラス思考です。
また、プラス思考は、周りの人の気持ちにも影響していきます。周りの人が幸せになれば、自分の幸せも増す。プラス思考はそんな素敵な循環を起こし、生きやすさを与えてくれるのです。
日常には様々な失敗や困難、また、そこから起こるマイナスの感情があります。プラス思考とは、それらを次への教訓として前向きに捉える考え方です。
また、プラス思考を持つ人は「失敗した私も、後悔した私もOK」と、どんな状況や感情も否定せずに受け止めて、肯定します。
もちろん、悲しいことや辛いことがない訳ではありません。ですが、悲しみや辛さをも力に変えて、前を向いて進んでいける力をプラス思考の人は持っているのです。
いつも幸せそうに過ごしているプラス思考の人を見ていると、自分もあんな風に軽やかに生きてみたいと感じることがあります。でも、そう思ってもどうすればなれるのかが意外とわからないのも、マイナス思考の人の特徴です。
ここではプラス思考、ポジティブ思考の人の特徴を紹介します。彼らが物事をどう捉えているのか、その一端に触れてみてください。そして、できそうなところから真似してみましょう。
物事の良い側面を見つけて発言したり、自分にとって辛く面倒に感じる事柄もプラスな言葉で言い換えたりと、プラス思考の人は、使う言葉も明るく前向きです。
言葉には思考の向きを動かす力があります。つまり、ポジティブな考え方だから前向きな発言をするだけでなく、明るい言葉を使っているからプラス思考になっていく側面もあるのです。
また、明るい発言の多い人は、「話を聞いていると元気になる」など、周りからも元気で前向きな印象を持たれます。
落ち込んでいる人を励ましたり、改善策を提示したりするのが得意なのも、プラス思考の人の特徴です。
また、発言だけでなく、表情や立ち振る舞いも屈託がなく前向きです。そのため、プラス思考の人がそこにいるだけで、周りの人は明るく前向きな気持ちになります。
でもそれは、ポジティブな思考の人が悲しみや辛さを感じないのではありません。彼らはその悲しみや辛さに取り込まれない強さを持っているのです。その強さも、人を惹きつけ、幸せな気持ちにする理由なのです。
誰だって、悩むことはあります。それはポジティブな思考を持つ人も例外ではありません。
しかし、彼らはその悩みを客観的に捉えることができます。
これはなぜ起こったのか。どうすれば、次に繋げられるか。プラス思考の人は、悩みを抱え込みすぎることなく、未来への糧にしていく視点を持っているのです。
また、ポジティブ思考の人は悩み落ち込む自分を許すことができます。「悩んでる私もOK」そんな風に自分を肯定する力を彼らは持っているのです。
誰にでも日々何らかの悩みは起こります。しかし、ポジティブ思考の人は、悩みを悩みとして捉えることをしません。
「こういうこともあるよね」と受け止めたり、悩むのではなく、解決に向けて考えるようにしています。
また、小さな悩みを持つと「こんなことで悩む私って、器が小さい」とさらに悪循環に入ることもありますが、プラス思考の人は「悩み落ち込む私」にもOKを出すことができます。
そして、悩んでぐずぐずしている時間があるのなら、行動を起こし前に進むことを選ぶのです。
プラス思考の人は、ありのままの自分を受け入れ、尊重することができます。
「ありのままの自分」とは、これを持っている自分、あれができる自分などではなく、今ここで生きているそのままの自分のこと。
他人軸で自己評価をすると、どうしても恐れや不安から逃れられません。しかし、自分軸で自分の価値を認めることができれば、感情が安定し、前向きに生きることができます。
この自己肯定感の高さが、ポジティブ思考の人の根本的な強さを支えているのです。
大人になってから、物事の捉え方を変えるのは不安が募ります。それが自分を楽にしてくれるものだと分かってもやはり怖いものです。また、プラス思考の人は一見すると、楽観的過ぎて能天気に見えてしまうこともあります。
ここでは、プラス思考、ポジティブ思考で考えることのメリットを紹介します。プラス思考、ポジティブ思考であることでどのような結果を得られるのかを知り、考え方を変化させるきっかけにしてみましょう。
ポジティブ思考の人は身近にある小さな幸せを見つけるのが得意です。小さな幸せに敏感でいると、いい気が芋づる式に巡ってくるようになり、さらに幸せが増していきます。
笑顔でいること、前向きな言葉を使うこと。それらを心がけるだけでも、あなたの纏う空気は明るく変化し、小さな幸せも日々増えていきます。
いい気が回ってくるというのは理屈ではありません。日々を過ごすちょっとしたコツを実践する中で、引き寄せることができるものなのです。
「類は友を呼ぶ」と言うように、プラス思考の人は、同じくプラス思考の人を引き付けます。
また、周りの人がプラス思考の人の明るさに感化されることで、前向きな人がさらに増えていく傾向にあるのです。
ポジティブな思考を持つ人の周りに、明るく前向きな考え方の人がどんどん集まる。そうして円滑な人間関係の輪がどんどん広がり、また、それが仕事を進めていく上でもより大きな力となっていきます。
前向きな明るい発言ばかりだからといって、辛いことがない訳ではありません。後ろ向きになることもあります。ですが、プラス思考の人は、辛さのあまり後ろ向きな気持ちになっても、この辛さを次にどう繋げるかを考えるのです。
また、ポジティブ思考の人は、今がどれほど辛くても私なら乗り越えられると自分を強く信じています。
マイナス思考に陥った自分も許容した上で、前を向く力を持っている。だからこそ、辛いことも乗り越えていけるのです。
考えることは悪いことではありません。でも、考え込み過ぎてしまうと、失敗するのではないかと不安が頭を擡げ、動けなくなってしまうこともあります。
ポジティブ思考の人は、考えるより前にまず行動します。やらない後悔よりやる後悔の方がマシであると知っているので、行動しながら考えるのです。
もちろん、失敗することもあります。ですが、彼らにとって『失敗とは自分の糧になる』ため、前向きな思考の人は失敗を怖がらないのです。
プラス思考の方が良いといって、マイナスな捉え方をする自分を責めたり否定したりしないで。
そんな自分も許容することが、プラス思考への第一歩になります。
また、マイナス思考が顔を出してきた時、ノートを書くのも良い方法。誰にも見せないノートに遠慮なく書くことで、様々なことを発見し、プラスの捉え方に変えることができます。
この作業を続けていけば、プラス思考は自然と身についていくでしょう。
物事を前向きに捉えるか、後ろ向きに捉えるかは、自分次第で変えることができます。
つまり、プラス思考は自分の見方次第。意外と簡単に手に入れられるのです。
全部の出来事でなくても、毎日のちょっとした出来事をプラス思考に変えてみましょう。それだけで人生の明るさは増していきます。
一度きりの人生。物の見方一つで楽しいものに変化させることができる。
今すぐじゃなくていい。今から少しずつ、プラス思考に変えてみませんか?
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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