2019.11.18

「私の人生ってなんか虚しい…」虚しい時の心理&立ち直るための対処法

「私の人生ってなんか虚しい…」

私の人生には何もない。何も持ってないし持てない。

ここにあるのはただの体。歩く抜け殻。

心も魂もない。いつだかできた穴から落ちてどこかへ行ってしまった。

仕事も、勉強も、恋愛も、人間関係も全部頑張ってきた。本当に全力で頑張ってきた。でも、報われなかった。

あんなに頑張ったのに、全て捧げてきたのに。何も返ってこなかった。何も残らなかった。だから私の人生には何もない。

もはや「頑張ることに疲れた」とかじゃない。疲れも感じない。悲しいとか寂しいとかじゃない。

そこまで感じることすらもうしばらくしていないんだ。

この何にもない感覚を表すのに一番適した言葉。それは「虚しい」だ。

 

虚しい気持ちが消えてくれない。

いつからなのかはっきり覚えていないけれど、私は虚しさと一緒に過ごしていた。それが当たり前になっていた。

「何を間違えてこんなに虚しいんだろう?」

「どうやったらこの気持ちは満たされるんだろう?」

「どうやったらまた頑張ろうって前向きになれるんだろう?」

そうやって考えて試してみたものの消える気配はない。

こんなにたくさん考えているのに。こんなにたくさんもがいているのに。こんな気持ちもう抱えていたくないのに…。

もしあなたがこんな空っぽな気持ちを抱えているなら、虚しさが生じている原因やその時の心理状態を整理し、立ち直るための方法を実践してみてください。

虚しさを手放すために、まず「虚しい気持ち」を理解し受け入れることから始めていきましょう。

 

自分が虚しいと感じる理由は?

自分が虚しいと感じてしまう人には共通点があります。

仕事、恋愛、友人関係などさまざまなシーンで頑張っているのに、「自分に何も返ってこない」「何も残らない」という空っぽの気持ちを抱えてしまう。

ここでは、そんな風に自分が虚しいと感じる理由を5つご紹介します。あなたが抱えている気持ちの理由が明確になれば、そこから立ち直る方法も見えてきます。

1.友達や頼れる人がいない

1つ目の理由は、友人や信頼できる人がいないということです。

「会社の同僚や学生時代から繋がってる人がたくさんいる」と安心している人がいます。

しかし、”数”ではなく、本当にあなたが困ったときに助けを求められるか、本音をぶつけ合える仲か、「あなたはあなただ」と、どんな自分でも認めてくれるかどうかが大切。虚無感・虚脱感を感じる人は、そういった心から頼れる人がいないのです。

2.何を頑張っても成功しない

自分が虚しいと感じる2つ目の理由は、何を頑張っても成功しないということ。仕事、恋愛、趣味など色々なことを頑張っても、これといった成果が挙げられないためです。

人は成功体験を積み重ねることで自信をつけ、「次はこんな風に頑張ってみよう」「次はこんなことに挑戦したい」と意欲的になれます。

しかし、大小問わず成功した経験が得られないと自分に期待することもなくなり、「自分は何をやってもだめだ」と虚無感を得てしまうのです。

3.誰も認めてくれない・褒めてくれない

3つ目の理由は、誰も認めてくれない・褒めてくれないことです。私たちは誰しも承認欲求を持っています。

子どもがお手伝いをして親から褒められて喜ぶように、大人も会社での評価や友人から「すごい」と認められたいと思うのです。

空っぽな気持ちを抱えている人は成功経験が少ないことも影響し、他者から認められたり褒められることがありません。こういった経験を重ねていくと、「頑張っても良いことなんてない」と虚しくなってしまうのです。

4.生活や環境が安定しない

生活や環境が安定しないことも、空っぽな気持ちを感じさせる理由になります。仕事が変わる頻度が高い人や、引っ越しが多い人は自分の中で揺らがずに持っていられるものが少ないので、安心感を得られにくくなってしまいます。

「人との関係」や「物事の実績」が積み上がらず低いままのため、自分の中でステップアップするための階段にすることができません。そして、経験を次に上手く活かせないことを感じると「自分の人生にはなにもない」と感じてしまうのです。

5.何度も失恋してしまう

5つ目の自分が虚しく感じる理由は、何度も失恋してしまうことです。これは片想いの場合と両想い(恋人関係)の両方に当てはまります。

人は恋をしているとき、容姿を磨き、勉強や仕事に励んだりとたくさんの努力をします。

努力をしてきた過程がある中で、告白してふられたときに「全部意味がなかった」と感じてしまいます。また、恋人同士という強い繋がりで結ばれていたのにフラれたとき、「あんなに頑張ったのに」と虚しい気持ちを抱えるのです。

 

 

「なんで虚しいの?」虚しい時の心理状態

ここまで虚しい気持ちを感じる理由をご紹介してきました。何を感じ、何を思い、何を求め、何のために自分は行動するのか。また、自身がどういう人なのかを把握・理解できていないと、確かな足取りで進めないので結果も付いてきません。

そしてついには人生を虚しく感じてしまいます。そう感じる人はどんな心理状態にあるのでしょうか?共通する心理状態を5つご紹介します。

1.全部から解放されたい

自分が虚しいと感じている人は、全てから解放されたいという心理状態にあります。

仕事や家事、趣味など様々なことを頑張っても結果を出せない、周囲から認めてもらえない・褒めてもらえない、何回も挫折するなどの経験を繰り返していると、自分に関わる全てのことから解放されたいと感じるようになります。

「自分なりに頑張っているのに報われない。」そんな思いが蓄積すると自分の人生には何もないと虚しさを感じてしまうのです。

2.人生は何も意味がない

次に挙げられる共通する心理状態は、人生には何も意味がないと感じている状態です。色々なことにチャレンジし頑張ってきましたが、心が満たされるほどの成功体験がなかった。

そのため、「これまでみたいに、きっとこれからもこんな日々が続くんだ」と信じている状態です。

ただ時間が過ぎ、歳を重ねるだけ。特別なことは何も起こらないし、自分には何も残らない。そんな気持ちで心がいっぱいになってしまいます。

3.無気力で頑張りたくない

「どうせ頑張ったって報われない」と無気力になり、頑張ることを放棄しているということも共通する心理状態の一つです。何かを手に入れようとしたり、目標を達成しようとして頑張るということにはたくさんのエネルギーを使います。

心身が疲れ果てるくらい頑張っても何も得られなかった人は、「頑張っても意味がない。ただ心身が摩耗していくだけ。」と虚しさを感じ、気力すら持てなくなってしますのです。

4.自分は必要とされていない

虚脱感を抱えている人は、自分は誰からも必要とされていないという心理状態にあります。「頑張った分だけ報われた」という経験に乏しいため、自己効力感が低くなってしまっています。

自己効力感とは「自分は頑張ったことに対して結果を出せる」という自信のこと。虚しいと感じている人は、「自分は結果を出せないし、誰かの役に立てるとも思えない」と自己効力感が低くなっています。そのため、自分は必要とされていないと感じてしまうのです。

5.自分は誰からも好かれない

虚しいと感じている人に共通する心理状態の5つ目は、自分は誰からも好かれないと感じているということ。「誰からも必要とされていない」と感じるのと同時に「こんな自分は誰からも好かれない」と感じています。

自分の頑張りが報われない世界に悲観的になり、自分にも自分の人生にも期待ができなくなっている。無気力で、結果を出せないことから自己効力感が低くなっている。

そんな自分は誰からも好かれないという心理状態です。

 

虚しい時に立ち直るための対処法6選

どんな理由で自分が虚しいと感じるようになったのか、そして虚しさを抱えているときの心理状態をご紹介してきました。

精神的に大きな衝撃を一つ受けることで虚しいと感じる人もいれば、様々なことが積み重なって感じるようになった人もいます。虚しさが心身や日々の生活に与える影響も人それぞれ。

ここからご紹介する6つのことは、虚しさから立ち直るための対処法です。あなたが取り掛かりやすいと思ったものからぜひ試してみてください。

1.肩の力を抜いてみる

1つ目の対処法は肩の力を抜いてみること。虚しいと感じる人は真面目で努力家で、全力で物事に取り組みます。それに対して期待する結果が得られないので虚しくなってしまうのです。

一度深呼吸をしてふっと肩から力を抜いてみましょう。気合いを入れすぎるのは緊張状態にあるのと同じ。心に余裕がなくなってしまってしまいます。肩の力を抜いて、自分の歩幅で、自分に優しくできるペースで頑張れば良いのです。

 

 

2.幸福感度を上げる

虚しい気持ちへの対処法2つ目は幸福感度を上げることです。この気持ちを抱えている人は外の世界に期待ができず、心の目も内側に向いてしまっています。

「空しい」という漢字に置き換えられるように心が空っぽの状態。それを埋めてくれるポジティブな感情は自分の外から吸収してみるようにしてください。

すれ違った同僚が挨拶してくれた。新発売のプリンが美味しかった。など、どんな些細なことでも大丈夫。小さな幸せ、小さな喜びに目を向けてみましょう。

3.小さな目標を掲げる

3つ目の虚しい気持ちへの対処法は、小さな目標を掲げること。虚しいと感じる人は、「たくさん努力したのに報われなかった」という心が折れた経験が影響しています。

その挫折の原因の一つが目標が大きすぎたこと。小さな目標をいくつも作り、人生の中で小さな成功体験を積み重ねていくことが対処法になるのです。

例えば資格取得を目標としたとき。資格合格だけを目標とするのではなく「仕事終わりに一時間勉強の時間を作れた」「勉強を一週間続けられた」といったことを目標達成とするのです。

4.意味がないことは一つもないと知る

虚しさから立ち直るために、意味がないことは一つもないということを知ることが大切です。目標達成の過程で必ず何かを学び、感じ、得ています。昨日よりも今日のあなたは間違いなく成長しているのです。

例えば、英検1級取得を目標とし、毎日勉強を頑張ったにも関わらず落ちたとします。勉強を始めた日より今日のあなたの方が明らかに多くの単語数を覚え、英語を聞く力が付き、英語そのものに慣れています。目標達成だけがあなたが頑張った意味には成り得ないのです。

5.自分で自分を褒めてあげる

対処法5つ目は、自分で自分を褒めてあげることです。自分が虚しいと感じる人は、自己評価を他者に委ねています。周りが認めてくれたり、褒めてくれると嬉しくなる。そうではなく、自分自身で自分のことを認め、褒めてあげてください。

まず自分の言葉や行動を客観的に見ます。「意味のないことは一つもない」と信じながら。

そして、頑張った自分も、怠けてしまった自分も、全てを受け止めてください。そして、褒めてあげましょう。

6.自分のために生きてみる

虚しい気持ちがある人の中には、誰かの幸せのために頑張り、結果報われずに虚脱感に苛まれる人がいます。そういう人は、自分よりも他人に頑張る意味や目的、評価を任せています。

自分と自分の幸せに目を向けてみましょう。自分が望むものを把握し、選択し、行動しましょう。全てあなたのために頑張るのです。そうすれば仮に結果が得られなくても、反省し、次に繋げることができます。

人生の中で「意味がないことだった」と感じることがありません。

 

虚しい人生なんて、もう卒業したい。

虚しいという感情は、人を無気力にさせ、人生を悲観的にして、周りを信じられなくさせます。

心の目は内側ばかりを向き、自分の世界はどんどん狭くなり、いつしかとても寂しく悲しいものになってしまいます。

心がぽっかり空いたような感じがあるのは、あなたが何かに向かって熱を注ぎ頑張った証。何かを得ようと努力し、壁に挑み、頑張った結果に受けた心のダメージです。

でも、その心の穴は、これから少しずつ埋めていけるのでどうか安心してください。

なぜなら、この記事を読んでいる時点であなたは「虚しい人生なんてもう卒業したい」ときちんと思えているのだから。

 

虚しい人生から、実りのある人生に…

虚しさから解放されるために、何より一番大切なことは自分自身に優しくなること。

前向きなあなたも、誰かと比較して落ち込んでいるあなたも、無気力なあなたも。どのあなたも認めて受け止めてあげましょう。

虚しさを抱えている今、「まだ頑張れない」と思うならまだ心に休息が必要です。「もうこんな虚しさは捨ててしまいたい」と思えたときに、もう一度頑張ってみましょう。

今度は誰のためでもない、自分自身のために。

あなたがあなたの心で決めた道へ一歩踏み出すところから、実りのある人生は始まっていきます。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

おいも
おいも
猫とプリンを愛してやまないライター。「どうやったら生きやすくなるか」を日々探求しています。

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