2019.11.13

「心に穴が空いた…」空虚感の意味・類語とは?空虚感の原因と対処法!

「心に大きな穴が空いてしまった…」

心にポッカリと、大きな穴が空いてしまった。大切な感情が丸ごと、抜け落ちてしまった感覚がする。穴に埋まっているはずの「愛情」とか「幸福」は、あの日の記憶に忘れてきてしまったみたい。

「辛い」とか「絶望」を通り越して、ただただ空虚感が広がっている。涙だって枯れてしまった。

だって、嘆いても現状は何も変わらなかった…。

この穴の開いた心は、空虚感は、一生抱えて生きていくのかな?

 

空虚感に襲われるの。

突然襲ってくる空虚感。私には何もない。未来に希望なんてない。そんな、絶望を越えて達観したような感覚が、ふとした時に過るんだ。

「苦しい」とか「辛い」といった感情を、一歩引いた位置から眺めている自分がいる。空虚という名の壁を一枚隔てたような、不思議な世界が広がっている。

どこまでも枯渇していく心を、救ってくれる誰かがいたら…。そんな空想に浸ってしまう。

だってもう、自分の力ではどうしようもない段階まで来てしまった気がするんだ。

 

空虚感の意味・類語とは?

「空虚感」という言葉の意味とは?「空」は空っぽであること、「虚」は虚しい気持ちのことを表現する漢字。これらが組み合わさり、「大切な何かが抜け落ちた感覚」を空虚感と表現するのです。

空虚感の類語として、「欠落感」「喪失感」「寂しさ」などが挙げられます。いずれも空虚と同様、心の支えになる何かを失った時に味わう感情です。

空虚感を味わう時というのは、本来無くてはならない何かを喪失しています。

 

空虚感の原因とは

なぜ空虚感が沸き上がってしまうのか?この終わりの見えない感情には、何か原因があります。原因を見つけ出すことで、心に負った傷の正体を見つけ出すことが可能。

空虚感は「心が何を求めているのか」を示す、心のSOS信号ともいえます。空虚感を味わったら、心が無理をしている証拠。時々休みながら、ゆっくりと心の傷を癒しましょう。

空虚感を抱えたまま無理に生きると、人生そのものが空虚の色に染まってしまいます。

1.生きる意味を見出せなくなった

生きる意味を求めて、人は必死に何かを手に入れようと奮闘します。お金が欲しい、愛情が欲しい、地位が欲しい、名誉が欲しい…。「私はこれのために生きている」と思うことができると、安心できるのです。

そして、求めるものが手に入らなかった時、「生きる意味を見出せない」という感覚に陥ります。心の支えを失った末に空虚感が支配する…。でも、生きる意味が無くても、幸せに過ごすことは可能です。

2.何をしたらいいかわからなくなった

人生が手詰まりになった時、「何をしたらいいか分からない」と思い、心が追い立てられることがあります。

好きなことが見つからない。問題ばかり立ちはだかって、もう何をしてもダメに思える。このように考えるうちに、人生に価値が見いだせず、空虚感が沸き上がるのです。

本当に何をしたらいいのか分からなくなった時は、幼い時に興味のあったことを再開したり、とりあえず完璧でなくても行動してみることが大切。

3.大切な人がいなくなった

空虚感の類語として「喪失感」がありました。大切な人を失った時、心のダメージは計り知れません。家族や恋人、友人など、親しい人であったほど、空虚感は大きなものとなります。

大切な人を失う悲しみは、無理に乗り越えたり、抑え込む必要はありません。空虚感を否定すると、余計に深い心の傷を残します。辛いのは、それだけ愛した証拠。

少しずつ新しい出会いを繰り返して、いつか元気に過ごせる毎日に辿り着けば充分です。

4.大失恋してしまった

本気で人を好きになった時、この上ない幸福感に包まれます。ところが、その恋愛が大失恋に繋がってしまうことも…。愛情が強ければ強いほど、失恋のショックも大きくなり、大きな空虚感に襲われるのです。

人は「期待」したときに絶望を感じます。

絶対にこの恋を成就させたい。絶対にあの人と付き合いたい。

こうした期待が強すぎるあまり、自分自身すら傷つけてしまいます。また、後悔するほど空虚感は深刻になり、なかなか抜け出せなくなるのです。

 

空虚感に襲われた時の対処法

空虚感に襲われている時は、生きている心地がしません。できれば笑顔で過ごしたい。前を向いて歩きたい。でも、それが簡単にできないから苦しくなります。

ここからは、空虚感に襲われた時の対処法をご紹介。空虚感は自分の心と向き合うことが不可欠です。ですが、今の自分を責めることだけはしないでください。

悩んでいる自分も、かけがえのない心の一部です。辛い気持ちを肯定したうえで、次に進むための対処法を取り入れましょう。

1.孤独を感じるのは人の温かみを知っているから

空虚感を感じている時、一人で人生と向き合っているような「孤独」が胸の内にあります。大切な人を失った直後なら、なおさら孤独感は強いものに…。

ですが、孤独を感じるのは、人の温かみを知っているから。「失ったこと」に目を向けてしまいがちですが、「温かい記憶」もどこかに眠っているはずです。

その記憶はいつまでも心の奥深くに眠り、傍で寄り添ってくれます。全てが消えたわけではありません。

2.自分の心を大切にすること

空虚感を感じる時、心が無理を重ねてSOS信号を出しています。大切な支えを失ってもなお、必死に前進しようとしているのです。

この時、自分を責めたり、頑張りすぎるのは良くありません。ワクワクした気持ちになれるまで、エネルギーが満ち溢れるまで…。鞭打つことなく、自分の心を大切にしてください。

誰かの損得を基準に生きると辛くなります。自分の為に時間・労力・感情・お金を使い、自分主体に人生を考えることが重要です。

3.小さな目標を立てる

将来の夢や大きな人生目標は、生きがいを得るために必要なこと。ですが、それだけだと失敗した時に、空虚感を味わうことになります。

大きな目標だけでなく、小さな目標を立てるようにすることが大切。週2回のスポーツ継続とか、1週間自炊を続けるとか、毎日1駅前で降りてウォーキングするとか…。

ちょっとしたことでも達成できている自分を受け止め、褒めたり喜んだりする習慣が、空虚感を満たしてくれます。

4.完璧じゃなくてもいいことを知る

責任感や義務感は時に、自分すら苦しめてしまいます。空虚感が襲ってくるのは「絶対に達成したいこと」に敗れた時や、「不可欠なもの」を失った時。

「完璧」を求めれば求めるほどに、不完全な状態に目が行って、後悔や無力感を味わってしまうのです。

でも、何もかも完璧にこなせる人間などなく、世の中は曖昧なことで溢れかえっています。完璧じゃなくてもいい。そう思えることで、自分にも他人にも優しくなれます。

5.興味のあることに全てを捧げる

何か考えようとすると、なぜか空虚感に行きついてしまう。このような場合、空虚感を感じるように思考回路が固まっています。「忘れよう」「変えよう」と思うと逆効果になることも。

いっそ空虚感を感じる暇がないくらい、何かに没頭することをおすすめします。興味のあることを見つけ、全てを捧げて全力投球するのです。

一瞬でも忘れる瞬間ができると、心がスッと軽くなり、繰り返すうちに心の状態も良くなっていきます。

 

心の穴は少しずつ埋めていこう。

私の感じている空虚感。それは、あの日大切な人を失った経験が原因だった。

運命って本当に残酷で、どうしようもない現実が繰り広げられる中、私はかけがえのない存在を全員失ってしまった。

空虚感が沸き上がる時、心は悲鳴を上げている。

これ以上傷つけないで。

そんなメッセージを発しながら、絶望や悲しみすら麻痺した、虚しい気持ちを纏っているんだ。

傷ついた心はまず、自分の手で抱きしめて温めよう。無理に心の穴を埋めようとしなくていい。

ゆっくり、少しずつ埋めていこう。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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