2019.11.10
毎日の生活が嫌なわけではないはずなのに。一生懸命生きていこうと思っているはずなのに。
どうしてだろう、 無気力な自分から抜け出せない。
無気力が続いてしまって、何もできない毎日。
何もできないわけではないのかもしれない。毎日何かしら行動しているはず。
でも、自分が何もしていないように思えてどうしようもない。
何もできない自分が嫌で、日々の生活が苦しく感じる。
みんなは頑張っているのに、どうして私はこんなに無気力なの?
いつの間にこんなにも無気力で何もできない状態になってしまったの…?
日々を生きている中で、「自分は無気力で何もできない人間だ」と思い悩んでいる人がいます。
どうして無能な自分から卒業できないのだろう。
私は何もできる気がしない。
このまま生きていても、何か価値を見いだせるようになるのかな…。
このように、無能で無気力な自分に対して、ネガティブな感情を抱いてしまうのです。
自分のことを無気力だと強く感じてしまう時、あなたの心はきっと疲れている状態です。
今この瞬間が、人生の中でどん底に感じられる。
そう、今この瞬間、たまたまどん底に居るだけなのです。
この記事では、無気力な自分に対して何もできないと感じて悩んでいる人に向けて、無気力に陥る時の特徴や原因、オススメの過ごし方をご紹介します。
少しでもあなたの心がゆとりを持って過ごせるように。
無気力な自分の原因を知って、過ごしやすい方法を探していきましょう!
「自分は何もできないんだ」と無気力を強く感じてしまう時には、いくつかの特徴があります。
無気力を感じている時、私たちにはどのような変化が訪れているのでしょうか。
ここでは、無気力を強く感じている時に生じる11の特徴をご紹介します。
今のあなたに当てはまる特徴があるか、チェックしながら読み進めてみてください。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の1つ目の特徴は、集中力が続かなくなることです。
これまでは普通に、当たり前に出来ていたことが、突然集中力の低下によって出来なくなってしまうことがあります。
例えば、大好きで続けていた趣味や、仕事でパソコンと向き合っていることなど、集中力が続かなくなってしまうことは様々です。
集中力が続かないことで余計に自分が無力であると感じてしまい、悪循環が続いてしまうこともあります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の2つ目の特徴は、基本的な社会生活を送る上で支障が生じることです。
例えば、朝起きることが出来なくなった。
夜寝付けなくなってしまい、睡眠時間が確保出来なくなった。
会社に居るととてつもなく大きな疲れやストレスを感じてしまう。
このように、「これまでは出来ていたのに…」というような、日常生活における支障を感じることがある時には、あなた自身が無気力になっている可能性あります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の3つ目の特徴は、人間関係をしんどいと感じるようになることです。
社会生活の中では、誰しも他人との関わりあいの中に晒されています。
それが好きな人もいれば、人間関係の構築が苦手だと感じる人もいるものです。
自分が無気力に陥っている時には、人間関係でのストレスがこれまでと比較にならないほど大きくなってしまうことがあります。
その結果、人との関わりが生じる場所に行くことに対する抵抗感が大きくなってしまいます。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の4つ目の特徴は、気持ちがずっと沈んでいる状態になることです。
私たちの感情には、波があって当たり前です。
毎日の中で、辛い瞬間もありますが、楽しく笑える時間もあるもの。
しかし、これまでは「楽しい!」と感じられていたようなことが、無気力に陥っていると「何も楽しくない」、「何の感情も湧かない」という状態になってしまうことがあります。
気持ちが常に落ち込んでいて、「楽しいなあ」と思える瞬間がなくなってしまった時には、無気力に陥っている場合もあるのです。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の5つ目の特徴は、眠りが浅くなってしまうことです。
睡眠は私たちの精神状態にも大きな関係があります。
「これまではよく眠れていたのに、最近はよく眠れない」
「いつも寝ている時間に眠れない」
「睡眠時間が短いのに、寝つきが悪い」
このように、寝つきが悪くなっている場合には、無気力に陥ってしまい自分が何もできないとネガティブな思考になっている可能性があります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の6つ目の特徴は、肩や首がいつも緊張していることです。
私たちの心の状態は、身体にも現れることがよくあります。
肩や首にいつも力が入ってしまい、緊張状態に陥っている時には、心も緊張状態になっている可能性があります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の7つ目の特徴は、食事が美味しいと感じられなくなってしまうことです。
もともと食に興味がある人でも、無気力状態になってしまうと、食事を楽しめなくなってしまうことがあります。
また、「美味しい」かどうかもよく分からず、「食事をしても味が分からない」などという状態に陥ってしまうこともあります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の8つ目の特徴は、テレビを見ても笑えなくなってしまうことです。
面白いテレビ番組や、自分の好きなコメディ番組を見た時には、自然と笑いが出たり、微笑んでいたりするものです。
しかし、「自分は何もできない」と感じるほどの無気力状態になってしまうと、普段なら面白いと感じることも面白いと思えなくなってしまうことがあります。
それほどまでに心にゆとりがなくなり、追い詰められてしまっているのです。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の9つ目の特徴は、将来のことを悲観的に考えてしまうことです。
将来に対する不安は、誰しも抱いているものですよね。
しかし、無気力状態に陥ってしまうと、その不安感が自分を苦しめる原因となるほどに大きくなってしまうこともあります。
「この先どうしよう」と将来のことが不安で行動できなくなっている場合には、無気力な自分になっている可能性があります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の10個目の特徴は、音楽や映画などを観ても感動することが少なくなることです。
もともと感動することが多い人、少ない人など、物事に対する感受性は人によって様々です。
しかし、無気力になっている時には、普段の自分と比べて、物事に対して抱く感動が薄くなってしまうことがあります。
「自分は何もできないんだ」と無気力を感じる時の11個目の特徴は、生きていても心から笑えなくなってしまうことです。
人にはそれぞれ、楽しいと感じること、面白いと感じること、ワクワクすることなどの軸があります。
「自分にとって面白いこと」や「自分にとって楽しいこと」のはずなのに、心から楽しむことができなくなっている場合には、無気力状態になっている可能性あリます。
自分が本来なら笑って楽しめるはずのことを楽しめる余裕を失ってしまっているのです。
そう感じてしまっている人は、周囲の人から見ても「最近変わったかな?」と感じる場合もあります。
仕事で何か依頼された時には、「自信がないです…。」
趣味の活動で頑張っていたことに対しても、「できる気がしないんだ…。」
実際にこのような発言をしていない人でも、心の中では「できる気がしない」と叫んでいる場合もあります。
それは、あなたが出しているSOSのサインかもしれません。
私は今、疲れてしまっている。
今の私には、休ませてもらう時間が必要なんです。
お願い。誰か、助けて…。
もし、周りの人が無気力な人からのサインに気づいたなら、手を差し伸べてあげてください。
もし、自分自身が自分に向けてサインを出していたなら、自分の叫びを受け止めてあげてください。
日常生活の中で苦しい気持ちがある時には、まずは休むことが大切です。
それでは、無気力に陥ってしまう人はどのようなことが原因となって無気力状態になってしまうのでしょうか?
ここでは、無気力になってしまう原因を5つご紹介します。
あなた自身の無気力に当てはまるものはあるでしょうか?
一つ一つ読み進めてみましょう。
「自分は何もできない」と無気力になってしまう原因の1つ目は、うつなどの精神疾患による症状です。
現代の日本では、うつ病などの精神疾患にかかる人が非常に多く、誰がなってもおかしくないと言われています。
「自分がうつになるわけない」などと思っている人でも、実は無気力の原因がうつによるものであることもあります。
うつ病であること、うつ症状に陥っている人が、自覚を持てていないことも多くあるのです。
「自分は何もできない」と無気力になってしまう原因の2つ目は、自己肯定感が低いことです。
そもそもの自己肯定感が低い人は、常に自分に対して否定感を抱いていたり、自己嫌悪を感じている場合があります。
そのため、いつも「自分は何もできないから」、「自分には能力がない」、などと自分に対してネガティブな思考を持っていることも。
自己肯定感の低さが無気力の原因に繋がっている可能性もあるのです。
「自分は何もできない」と無気力になってしまう原因の3つ目は、家族や親友、恋人など、大切な人を失ったことです。
大切な人との別れは、私たちの心に大きな影響を及ぼします。
どんな理由であれ、大切な人との別れによって無気力に陥ってしまうことがあるのです。
「自分は何もできない」と無気力になってしまう原因の4つ目は、自分のことが嫌いだという感情です。
そもそも自己嫌悪の気持ちを強く持っている人は、自分がどんなにできることが増えても、人から褒められても、自分自身を認めることができない傾向にあります。
そのため、「何をしても自分は何もできないし、いつでも無能な人間だ」と無条件で判断してしまうのです。
「自分は何もできない」と無気力になってしまう原因の5つ目は、他人から自分のことを全否定された経験です。
いつでも自分に自信を持てている人は、周囲からの意見や批判を気にすることなく、自分だけの生きる道を貫くことができます。
しかし、多くの人は他人からの意見に左右されながら生きています。
そんな中で他人から自分の全てを否定されると、その経験がトラウマとして残ってしまいます。
その結果、自分は何もできないのだと感じてしまうようになるのです。
「自分は何もできない」
そう思うこと自体は悪いことではありません。
だって、今のあなたがそう感じているのだから。
何も出来ない自分。
まずは、この自分を否定せずに受け入れてあげることからスタートしよう。
自分が自分を否定してしまったら、気持ちはますます苦しくなってしまう。
自分を自分で労ってあげよう。
そして少しずつ、なりたい自分に近づいて行ければ大丈夫。
実際に無気力感に襲われてしまった時には、どのように過ごすのがいいのでしょうか?
ここでは、無気力に襲われた時にオススメの過ごし方7選をご紹介します。
あなたにあった方法を選んで、自分を労ってあげましょう!
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方1つ目は、今進めている全てをストップさせて、とにかく休むことです。
例えば、今仕事が忙しくて、仕事のことで生きることが苦しいなら、仕事をストップしてお休みしましょう。
例えば、人間関係が辛くて、ある友達と会うのが辛いなら、その友人との付き合いをストップしてお休みしましょう。
このように、自分にとって辛いと感じることを全てストップしてお休みするのも一つの方法です。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方2つ目は、休むことに決めた自分を責めないことです。
私たちの暮らしの中で、全てをストップして休むというのはとても勇気がいることです。
周りの人は毎日働いている。頑張っている。いろんなコミュニティに参加している。
それなのに、自分は何も出来ずに休んでいる。
このままでいいのだろうか…。
そう感じて辛くもなり、休むこと自体を否定してしまうこともあります。
しかし、休むことをせずにそのまま走り続けていても、いつか心も体も限界が訪れます。
今の自分には休みが必要であることを自覚し、休むのは悪いことじゃないと言い聞かせてみましょう。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方3つ目は、他人からのアドバイスを受け入れないことです。
私たちにとって、他人からもらうアドバイスが有難いものであったり、他人からの言葉に心を動かされる瞬間があるのも一つの事実です。
一方で、自分の心にゆとりがなくなっていたり、「自分は何もできない」と否定的な姿勢になっている時には、他人からの言葉が強すぎる刺激となってしまう場合もあります。
心に余裕がなく、疲れている時には、他人からの言葉をシャットダウンしてみましょう。
まずは自分の心の声に耳を傾けてあげることが大切です。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方4つ目は、人との距離感を適度に持つことです。
人間同士は、お互いに近い存在になると、それだけ嫌な一面に出会うこともあります。
だからこそ深く関わることができたり、大切な存在に出会うことができるものです。
しかし、心にゆとりがない時に、他人と近づきすぎると、ますます自分の気持ちを優先させることができなくなってしまいます。
人と関わる時に、一歩下がった所に立っているイメージを持ってみるのがオススメです。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方5つ目は、完璧主義な側面を減らしていくことです。
自分は何もできないと感じている人の中には、常に完璧主義的で、全部できるようにならないと自分を認めてあげられない人がいます。
そのような場合には、完璧主義を取り除く意識を持つことがオススメです。
いきなり全てをなくす必要はありません。もちろん完璧主義だからこその良い部分もたくさんあります。
しかし、完璧主義が原因で辛い場合には、完璧ではなくても大丈夫と自分の中で意識を持つのがオススメです。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方6つ目は、大きな目標から一度離れることです。
大きな目標を持って生きていくことは、とても素敵なことです。
その目標に向かって努力をすることも、良いことです。
しかし、大きすぎる目標に対する自分とのギャップや、努力を続けることに少し疲れてしまった時には、その目標から離れてみる時間を設けることも重要です。
大きな目標は、もちろん短期的に簡単に叶えられるものではありません。
大きいからこそ、時間もかかる。忍耐力も必要になる。努力だって必要。
だからこそ、時には離れるのです。
長い時間をその目標と共に過ごすからこそ、目標から離れて自分の時間を持つことも大切にしましょう。
無気力に襲われた時にオススメの過ごし方7つ目は、旅行などで非日常的な環境に身を置くことです。
私たちの毎日は、「日常」として当たり前にあります。
他人からしてみれば当たり前ではないことでも、自分にとっては当たり前になっていることは実はたくさんあるのです。
反対に、自分にとってみたら当たり前だと凝り固まって考えていたことが、全然違う価値観を持っている人もいるということ。
時には環境を変えることで、自分が普段触れている価値観とは違う考えや環境に触れてみましょう。
それにより、新しい価値観に出会えたり、新たなインスピレーションが生まれてくることもあります。
自分は何もできないと感じてしまう時には、別に何もしなくてもいい。
「何かできる自分」じゃないといけないの?
そもそも、本当に「何もできない」の?
何もできないと感じて、疲れてしまう時には、ちゃんと「何もしない」ことを覚えよう。
そうやって自分の心と向き合う時間を作ることで、また新たな自分が形成されていく。
ゆっくりでいい。
「何もしない」ができる自分になってみよう!
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何もできなくて大丈夫。自分を労って、しっかり休もう。