2019.11.07
仕事は生きていくために必要なこと。やらなきゃいけないこと。
自分のためにも、仕事はするべき。
仕事したくない、なんて甘え。
そう思ってるけど。思っているのに。
もう仕事したくない。
その気持ちが溢れてきて、自分の気持ちに嘘をつけなくて、仕事が辛いのです。
仕事したくない、なんて社会人が言ってはいけないでしょう?
仕事辞めたいと思うのは、自分に甘いからでしょう?
もう仕事したくない時、どうやってその気持ちを対処すればいいのでしょうか…。
「もう仕事したくない。」
仕事をしている人の中には、こう感じたことがある人が多くいることでしょう。
仕事がやりたくない、仕事がめんどくさいと思うのは、ただの甘えなのでしょうか?
人それぞれ置かれている状況が異なるため、一概に全てを判断することはできません。
しかし、「仕事をやりたくない」と思うことで苦しんでいる場合、ただの甘えによってネガティブな感情が発生しているわけではありません。
ただの甘えによる「仕事やりたくない」であれば、自責の念に駆られることは少ないでしょう。
自分は甘えているのではないか。
こんなの許されることじゃない。
みんなだって頑張っているんだから。
このように、自分を責めてしまっている時点で、本当は仕事を頑張りたいという気持ちがあるのです。
自分の思うように仕事に対するモチベーションが管理できないからこそ、苦しんでいるのです。
それでは、実際に仕事したくないと感じるのはどのような場面・状況の時なのでしょうか。
ここでは、働く人々が仕事したくないと思う原因9選をご紹介します。
あなたがもし、今仕事に対して辛い感情があり、仕事したくないと苦しんでいるのであれば、自分に当てはまる原因があるかチェックしながら読み進めてください。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の1つ目は、職場の人間関係がストレスとなっていることです。
職場には様々な人間関係があり、複雑なこじれが生じたり、他人同士のトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
働くこと自体は嫌いじゃないのに、人間関係がストレスになってしまい、仕事をやりたくない・辞めたいと感じてしまうこともあるのです。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の2つ目は、仕事において発生する雑用をいつも押し付けられてしまうことです。
せっかく憧れの職場に入ることができたのに、新人だからと大きな仕事は任せてもらえない。
「あなたは優しいから」なんて言われて、都合よく雑用を押し付けられる。
本当にやりたい仕事、やるべき仕事が進まない…。
私って、なんのために働いているんだろう…。
こんな風に、日々の業務内容に辟易とし、仕事やりたくないと感じてしまう場合もあります。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の3つ目は、仕事内容に対して給与が見合わないことです。
新卒で入社した頃は低い給与でも納得していたけれど、実力がついて来ても給与をあげてもらえない。
自分は他の人より成果を発揮しているはずなのに。
このように、自分の実力を適正な額の給与で判断してもらうことができていないと感じる時にも、仕事したくないと感じることがあります。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の4つ目は、体調を崩していることです。
誰しも心身の調子が整っていない時には、仕事をすることが負担に感じるもの。
発熱や病気などによって体調を崩している時には、仕事したくないとネガティブな感情が生じて当たり前です。
しかし、自分の体調を把握することができていない人は、「どうしてこんなにやる気が出ないのだろうか」と自分を責めてしまうことがあります。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の5つ目は、仕事量が多すぎて対応が追いつかないからです。
仕事量が多いことで、残業が増えたり、労働時間が長くなってしまう場合もあります。そうなると、必然的に疲れを取る時間も減り、仕事が辛いと感じるようになるものです。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の6つ目は、プライベートで辛い出来事があったことです。
仕事とプライベートは別物、と考えている人でも、やはり辛いことがあった時には仕事に影響が出てしまうことだってあります。
「今日は会社に行くのすら辛いな」と感じてしまうこともあるのです。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の7つ目は、仕事に飽きたと感じていることです。
これまでずっと仕事は楽しかったのに、最近なんだかやりがいがない。
結果を出したいとか、こんなことがしたいとか、考えも特にない。
このように感じている場合には、仕事自体に飽きてしまっている可能性もあります。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の8つ目は、自分よりも先に同僚や後輩が先に出世をしてしまうことです。
会社の同期は、一緒に切磋琢磨しあえる関係のこともあります。しかし、年次を重ねるにつれてお互いの立場に差が生じることも少なくありません。
特に、自分よりも先に同期の出世が決まっていくと、劣等感を感じて仕事を辞めたいと感じてしまうこともあります。
ましてや後輩に先を越されたと感じることがあった時には、より大きな劣等感を感じてしまうことになります。
働く人々が仕事したくないと感じる原因の9つ目は、仕事でのミスが続いてしまったことです。
ミスは誰にでもあることですが、自分だけがミスを連発してしまったり、それを上司に叱責された時には、仕事やりたくないとマイナスな感情を抱いてしまうこともあります。
仕事したくないと感じる瞬間は誰にでもあるものですが、仕事が辛いと感じるようになった時は、どのように気分を変えていくのが良いのでしょうか。
ここでは、仕事をしたくない時にこそ気分を上げるための方法を9つご紹介します。
自分にあったやり方から挑戦していきましょう!
仕事したくない時に気分を上げる1つ目の方法は、社外の人に褒めてもらうことです。
仕事をしたくないと思ってしまう時、「周りから正当な評価をもらえていない」と感じていることがあります。
自分が頑張っている頑張りや出している成果を認めてもらえない時、それが不満となっているのです。
そんな時には、社外の人に褒めてもらう機会を意識的に作りましょう。
本来は社内の人から正当な評価をもらうのが一番ですが、それは言い出しにくかったり、ただ無条件に褒めて欲しいこともあります。
細かい条件や本質的な結果は一旦置いておいて、あなた自身を肯定してくれる人を社外に見つけておくだけで、心にゆとりが生まれます。
仕事したくない時に気分を上げる2つ目の方法は、休暇をとって旅行に行くことです。
長時間労働が続いていたり、なかなか休みを取ることができていないと、体だけではなく心も疲れてしまうもの。
飲み会などで発散するのもいいですが、たまにはじっくり休むための休暇をとって旅行に出かけてみましょう。
普段の生活と場所を変えることで、心も強制的にリフレッシュすることできます。
仕事したくない時に気分を上げる3つ目の方法は、作業する空間を自分の好みに合わせることです。
仕事の作業スペースとなる場所は、多くの時間を共に過ごす場所です。その空間が嫌いだったり、ストレスがあると、必然的に業務に対してのストレスが発生することにもなります。
自分だけのデスクがある人は、デスク周りを自分好みに整えてみましょう。
毎日作業場所が違う、自分の思うようにカスタマイズできない人は、自分のお気に入りアイテムを一つ身に着けるなどして、少しでもテンションが上がるように工夫してみましょう!
仕事したくない時に気分を上げる4つ目の方法は、仕事道具をアップデートすることです。
同じ仕事を続けている時間が長くなるほど、使っている道具が古くなったり。
新人だから、まだ良い道具が使えなかったり。
仕事道具が自分のお気に入りじゃない状況が発生すると、仕事がやりたくないものに変わってしまうこともあります。
自分が仕事で使うアイテムは、できる限りお気に入りのものを使いましょう。それが仕事自体に対するモチベーションとなってくれることもあります。
仕事したくない時に気分を上げる5つ目の方法は、毎日のランチタイムを工夫することです。
仕事をやりたくないと感じている人の中には、毎日が同じことの繰り返しになっていることが嫌だと感じている場合があります。
そんな時には、日々の中に少しの楽しみを作ることが大切です。
毎日食べる昼食をちょっとだけリッチにしてみたり、週に一度だけ贅沢をしてみてください。
ランチが楽しみ、という理由で仕事に行くのも良いことです。
仕事したくない時に気分を上げる6つ目の方法は、自分にとって原動力となる目標を立てることです。
私って、そもそもなんのために仕事しているんだっけ。
このまま仕事を続けていく意味あるんだろうか。
なんのためにこの会社にいるんだろう…。
このように、自分が仕事をしている意味を見失った時には、仕事に対する「やりたくない」という気持ちが強くなるものです。
自分にとっての目標は、どんなことでも構いません。
この会社で社長になりたい。
この会社を大きくするために貢献したい。
目の前のお客さまに笑顔を届けたい。
家族の生活を守りたい。
自分の趣味だけは譲りたくない。
あなた自身にとっての原動力となる理由を見つけましょう。
仕事したくない時に気分を上げる7つ目の方法は、新しい分野の仕事に挑戦してみることです。
色々検討しても、どうしても今の仕事内容に興味が持てなかったり、他にやってみたいことがある場合には、今までと違う分野で仕事をしてみるのも良い方法です。
新しいことに挑戦するのは勇気がいることですが、自分の気持ちに従って、新しい道を作っていきましょう。
仕事したくない時に気分を上げる8つ目の方法は、運動をすることです。
現代の生活において、特に座り仕事をしている人は体を動かす時間がとても少なくなっています。
適度な運動をしないと、心も体も疲れやすくなってしまうものです。
仕事がやりたくない時や、仕事で疲れた時こそ、運動をして発散してみましょう。
それが習慣となることで、一つのストレス発散方法が確立されます。
仕事したくない時に気分を上げる9つ目の方法は、職場に恋人を作ることです。
と言っても、本当に職場内で恋愛をする場合には、注意が必要です。
恋愛に発展することで人間関係のトラブルとなる可能性もあるため、むやみやたらに職場恋愛をしようとするのは避けましょう。
ですが、職場内に好きな人がいる場合には、アプローチしてみるのも一つの手。
もしくは、自分の中だけで「あの人が一番素敵だな〜」などと推しメンを作ってみると、その人に会うことが仕事に向かうモチベーションになってくれるものです。
仕事を辞めたいなどと思っている時には、モチベーションの低下で悩んでいる人も多いでしょう。
そもそも、仕事のモチベーションを常に高く持とうとすることはありません。
周りがモチベーションが高いのに、どうして私だけ…。
友達は好きなことを仕事にしているのに、私は自分の好きなことすらわからない…。
私は好きなことが仕事になっているのに辛いと感じてしまうのは贅沢だ…。
このように、モチベーションで悩まされる必要はないのです。
モチベーションには、波があって当然です。
まずは自分の心の波を否定せず、受け入れてあげることからスタートしましょう。
仕事のモチベーションには変化があって当たり前ですが、自分からわざわざやる気を下げてしまうことは避けたいものです。
ここでは、仕事のやる気を下げてしまうNG行動を7つご紹介します。
仕事のやる気を下げるNG行動1つ目は、ミスをした自分を責めることです。
ミスしたことを反省するのは必要ですが、それで自分を責めて苦しくなっても、良く作用することはありません。
一つのミスをずっと後悔していても、過去が変わることもありません。
ミスをしない人はいない。
だから、ミスした時は、反省して次に生かす。
必要以上に自分を責めない。
この意識を忘れないようにしましょう。
仕事のやる気を下げるNG行動2つ目は、仕事をころころと変えてしまうことです。
転職は良いことも当然ありますが、あまりにも頻度が多い転職は、もしかすると自分の中で仕事に対する軸が定まっていない可能性もあります。
「この軸が叶えられる仕事」と自分の中の基準を決めて、その基準を満たす職場で暫く働いてみるのがおすすめです。
仕事のやる気を下げるNG行動3つ目は、他人と比較をすることです。
社会の中で様々な人と出会う中で、自分より優れていると感じる他人を羨ましいと感じることがあります。
そして、その人と自分を比較し、劣等感を感じてしまうのです。
しかし、その人にはない良さをあなたは持っています。
自分に対する劣等感に苛まれた時には、意識的に自分の長所に目を向けましょう。
仕事のやる気を下げるNG行動4つ目は、不規則な生活リズムです。
生活リズムが一定でないと、心も体も不健康になりがちです。また、不規則なリズムによって、寝たい時になかなか寝付けなくなってしまうことにも繋がります。
眠れない日があると、それだけ私たちの脳も疲れてしまい、仕事に対するやる気も下がります。
平日であれ休日であれ、できる限り一定な生活リズムを心がけて生活しましょう。
仕事のやる気を下げるNG行動5つ目は、休憩しないで働くことです。
休憩を取らずになんとかその場が乗り切れたとしても、あとから疲れはやってきます。
自分では「疲れていない」と感じていたとしても、体は疲れていて、後々心まで疲れが回ってくることもあります。
長期間しっかり働いて成果を上げるためにも、休憩は必ず取って、疲れを癒す時間を設けましょう。
仕事のやる気を下げるNG行動6つ目は、頼まれた業務を全て引き受けることです。
誰かに仕事を頼まれた時、「できます!」と引き受けたら、相手から評価されたり感謝されると思うもの。
反対に、断れば迷惑がかかると思ってしまうものです。
しかし、そうやって全ての業務を引き受けて、自分の心がしんどくなったり、体力が持たなければ、元も子もありません。
自分にできないことまで無理をしない。
この意識を大切にしましょう。
仕事のやる気を下げるNG行動7つ目は、散らかったデスクで仕事をすることです。
仕事をする環境はやる気を上げるためにもとても重要な要素です。
デスクが散らかった状態では、心も乱れてしまいます。
朝の少しの時間を使って、こまめに整理整頓をしましょう。
仕事したくない、と感じた時、その思いが強くなると次第に「仕事を辞めたい」と感じることもあります。
その「辞めたい」と思うあなたの気持ちを否定する必要はありません。
それが今のあなたの心境なのだから、その気持ちも大切にしてあげましょう。
仕事を辞めたいと思っている自分がいる。
その上で、本当に辞めたいのか、一時的な疲れなのかを判断すれば良いのです。
日々の中の多くを費やす仕事。
辞めたいと思わないことの方が、むしろ不自然です。
自分の気持ちと向き合うことを大切にしてあげましょう。
「仕事したくない。」なんて、ただの甘え。
そんなネガティブな気持ち、人に言えない。
もしそう思って悩んでいるのであれば、自分に少しだけ優しくしてあげる意識を持ってください。
私たちは、甘えてもいいのです。
人に甘えることができなければ、自分に甘えてあげればいいのです。
一切甘えられない世界なんて、生きづらいにもほどがある。
だから、たまには自分を甘やかしてみませんか?
自分の心に素直になってみませんか?
そうして心を整理して、整頓していくことで、次第に心はスッキリしていきます。
自分の気持ちを知って、それを仕事にも生かしてみる。
その繰り返しで、あなたの仕事に対する気持ちも少しずつ変化していくでしょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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