2019.11.04
つい先日、大きな失敗をしてしまった。どう頑張っても取り返しが付かない気がする。
今まで一生懸命取り組んできたことだからこそ、この失敗は絶望的…。これが「人生詰んだ」ってこと?
自分一人では解決の糸口が見つからない。どんな打開策があるかすら分からない。
あらゆる希望を絶たれた今、私はどうやって生きていけばいいの?
嫌だ、こんなところで終わりたくない。
今までの努力が報われなくても、人生に敗れてしまったとしても、ここで諦めてしまうのはまだ早い。
まだ心の奥底に、煮え切らない感情を抱えている。
私は人生を詰んだ。でも、人生が終わったなんて、受け入れたくない。
詰んだ人生をどう変えていけばいいのか?その方法を探してみよう。
打開策が無い、絶望的な状況を「人生詰んだ」と表現します。
「詰んだ」という言葉は、将棋の「打つ手が無くなった」という状況から由来。八方ふさがりで実質的に負けてしまった、という意味です。
人生が破綻してしまった、人生が台無しになってしまった…。このようなニュアンスで使われます。
「人生詰んだ」と感じる時は、自力で解決できないと認識しています。ですが、本当に打つ手がない状況とは限りません。
現状を変えられないと思うくらい、疲れ切ってしまっているのです。
そのため、「人生詰んだ」と感じる時は、一旦休んでみたり、今までとは違った考え方を取り込むことが大切。
乗り越える手段を知らないからこそ、何をやってもダメな感覚になってしまうことがあるのです。
固定概念から外れてしまった時、「人生詰んだ」と感じます。
世間一般でいわれている理想の人生。自分が思い描いていた理想の人生。
こうした「人生はこうあるべき」という考えが強いと、思ったとおりにならなかった時のショックが強くなるのです。
周囲から後ろ指をさされたくない。出来が悪いと言われたくない。
こうした「批判への恐怖心」がレールから外れることを許しません。
特に日本は同調意識が強い文化。「出る杭は打たれる」という言葉のとおり、決められた枠の中を生きないと社会から見放された気分になることも…。
では、実際にレールから外れた後、本当に人生は終わってしまうのか?実は案外、取り返しがつくことの方が多いのです。
世間や他人の意見を気にして生きているうちは、自分の人生を歩んでいるとは、言えません。
他人が決めたレールに従って、「他人の人生」を生きています。そして、自分自身が他人の決めた人生を生きる選択をしているのです。
他人の人生を生きてしまうと、自分の存在価値を他人に評価されます。
どれだけ自分が素敵だと思う人生を歩んでも、他人にダメと言われれば価値が無くなってしまう…。
これが「人生詰んだ」と感じて絶望する心理の正体です。
自分の人生は、自分次第でどんな風にも変えられます。他人からの評価を気にするのではなく、「自分は何をしたいか」と基準に生きれば、例え失敗したとしても後悔がありません。次の方法を探そうと立ち上がることができるのです。
「人生詰んだ」と感じた時、絶望的な気持ちに飲まれてしまうと、残された可能性を見失うことがあります。本来開けるはずの突破口さえ、見えなくなってしまうのです。結論を出す前に、今できる些細なことから試していくのも重要。
ここからは「人生詰んだ」と感じた人に伝えたい、13のことをご紹介していきます。
ショックな出来事に見舞われ、どのような対応をすればいいのか分からなくなった時、今回ご紹介する方法を一つずつ試してみてください。
「人生詰んだ」と感じた時、「人生が終わった」という意味合いが隠れています。でも、その背景を深く辿ると、本当に人生が終わったのではなく、人生を諦めただけです。
もう望んでいた生き方はできない。もう私の力では解決できない。そう考え、人生から目を背けてしまった状態で「人生を詰んでる」と感じるのです。ですが、今までどおりで上手く行かないのなら、手法や考え方を変えるタイミングとも考えられます。
人生を諦めたくなるほどに辛い状況を、挽回できると信じて乗り切るかは、自分次第なのです。
窮地に立たされて「詰んだ」と思った時、何から手を付ければいいのか分からなくなることも…。
問題が大きければ大きいほど、「何をやったってダメじゃないか」と考え込んでしまいます。
ですが、こうした時ほど、少しずつできることから始めるのが大切。一つの行動で全てを変えることは難しくても、何か始めるうちに心に余裕が生まれ、打開策が見えてきます。
また、取り組むことで「徐々に不安感が減る」というメリットもあり、判断力を取り戻すのに有効です。
無理を重ねていると、本来のパフォーマンスが出せなくなります。また、焦りに身を任せれば、間違った判断をすることも。詰んだと思うとさらに焦りが増すため、少しだけ休む時間を作ってみると、気持ちが楽になります。
「人生詰んだ」と絶望的になる状況というのは、心身ともに疲労がピークに達している場合がほとんど。無理を重ねる頑張り屋さんほど、休むことに罪悪感を感じることも…。でも、ネガティブな感情でいっぱいになった時ほど、休息が必要です。
他人の価値観や固定概念に従うことで、「人生詰んだ」と感じると前述しました。他人からの評価を生きる軸にしていると、様々な言葉に惑わされます。
他人は誰かの人生となると、無責任な発言をするもの。それに従って辛い思いをしたとしても、必ずしもアフターフォローは得られません。そして、困ったときに周囲から突き放された経験は「詰んだ」と感じさせます。
自分の人生なのだから、自分が納得できると思えればそれでいい。他人に認められて自分が納得できないより、自分が心から納得できた方が、心から楽しい人生を送ることができます。
人生が行き詰った原因が環境の場合、思い切って環境ごと変えることで、再スタートを切ることができます。そもそも身を置いている環境が、自分の得意分野や価値観に一致していない可能性だってあるのです。
自分の個性に合った環境を選びなおすと、案外自然体でも楽に生きられます。
諦めて自分の人生を犠牲にするくらいなら、一か八か、環境をリセットしてもいいです。問題から逃げても、負けではありません。一番大切なのは、自分自身です。
積み重なった問題の全体像を見ると、パニックになって「詰んだ」と思ってしまうもの。でも、人生には様々な荷物がつきものです。
荷物を背負いすぎて疲れてしまったら、どうすればいいのか?それは、一つ一つ荷物を降ろして、必要な物を取捨選択することです。
同じように、現在抱えている問題や状況を一つずつ整理すると、物事の本質や要点が見えてきます。自分の人生で本当に必要なものは何か。要らなくなった洋服を断捨離するように、客観的に物事を整理して自分自身を楽にするのです。
悩みの原因が人間関係だった場合、それは人間関係をリセットするタイミングの可能性があります。人は波長の合う者同士で集まるもの。「どちらかが悪い」のではなく「単に波長が合わない」だけでも、人間関係のトラブルは生じるのです。
人生において人間関係はとても大切。誰と日常を過ごしたかによって、人生の充実度は大きく変わります。
もし周囲に、あなたを否定したり、嫌味を言ったり、意見を押し付けたり、見下す人がいるなら、一度人間関係をリセットすることがおすすめです。
「人生詰んだ」と思って諦めれば、自分の可能性を信じることも諦めてしまいます。他人に何を言われても、自分の人生を決めるのは自分。絶対的な味方になれるのも自分です。
人は可能性のある人物を恐れて、否定したくなるもの。出る杭を打つことで、固定概念に縋って安心するもの。何かを成し遂げた人の多くは、過去に否定された経験を持ちながら、自分の人生を信じて貫き通しました。否定されたからといって、詰んだとは限らないのです。
今の自分が辛くても、自分が正しいと思う人生なら諦める必要はありません。
頑張り屋さんほど、無理を重ねてパンクしてしまいがち。
ですが、どんな人でもずっと頑張り続けることはできません。詰んだと感じたなら、適度な休息や回り道をして、少しずつ前進できればいいのです。
また、頑張る理由は何なのかも重要。「頑張ることで存在意義を満たしたい」という考えが根本にあると、他人の意見に合わせてどこまでも自分を変えてしまいます。そして、いずれ壁にぶつかり「人生詰んだ」と感じるのです。時には自分の為に休む選択も重要といえます。
人生を諦めたいのは、苦しみと向き合うことの方が辛いから。では、自分を苦しめているものは、本当に必要なのか?なぜ背を向けることをためらうのか?考えてみましょう。
辛い原因をいつまでも背負うくらいなら、いっそ手放した方が、自分らしい人生を生きられます。新しいものを得るためには、何かを手放す必要がある。詰んだ現状が辛いのは、新しい幸せを得るタイミングとも考えられます。
「これを手放したら人生が終わる」ことはありません。人間関係・家族・恋人・仕事・お金、全てがもう一度手に入れられます。
手放すことへの恐怖が「人生詰んだ」という感覚へと導きます。「これがないとダメ」「これが唯一の生きがい」と思うと、失敗した時に絶望的になるのです。
どんな逆境でも平常心でいられる人は、「問題が起きれば方針転換すればいい」くらいに思っています。自分の力を信じていて、物事がうまく行くかどうかに囚われていません。
大切なのは自分が決めた人生だったかどうか。後悔のない人生を生きていれば、失敗と挑戦を繰り返しても苦に感じないのです。
「今すぐ何とかしないと」「すぐ対応しないと」と考えると、焦りに支配されてしまいます。焦って解決の糸口を見失うことも。問題にとりかかるのは、現状を一つずつ整理して、休息してからで大丈夫です。そして、できることからゆっくり変わっていければ十分。
頑張り屋さんな人ほど、早く結果を出そう奮闘します。今までその傾向があったなら、今回はゆっくり自分のペースで進めてみてください。一度「焦らなくても大丈夫だった」と思えれば、次から楽に物事を考えられるようになります。
辛い過去に縛られて人生を生きると、今や未来へ全力で向き合えなくなります。成長するために過去を振り返ることは大切。でも、何度も振り返って悲しみに浸るのは一旦やめましょう。
本当に大切なのは悲しむことではなく、幸せな未来に近づくこと。今するべきことは、未来のために何ができるかを見つけ、少しずつ継続すること。
「詰んだ」と感じたほどのショックはしっかりと受け止め、再び未来を見据えて歩き始めるのです。
「人生を詰んでる」と感じるような瞬間があっても、人生そのものの価値が揺らぐことはありません。
「詰んだ」と思っても、もう一度やり直すことができます。
人生は山あり谷あり。平たんじゃないからこそ、成功した時の喜びが大きくなります。
失敗して詰んだ自分に寛容になることで、少しずつ人生は前へと進みます。人生を詰む瞬間があってもいい。今できることは何なのか冷静に考え、実行していれば道は開けてくるものです。
「詰んだ現状を何とかしたい」という気持ちが強ければ強いほど、思っていたのと違う現状に焦りを抱きます。
まずは今できることから一つずつ解決して、努力している自分を褒める。そして、適度な休息も忘れない。
この繰り返しで、いつか辛い時期を乗り越えられます。
人生をひたむきに努力することは素敵。だけど、頑張りすぎると知らず知らずのうちに、自分を追い込んでしまうこともある。
絶対に思い描いた人生を叶えたい。誇れる人間でありたい。こういった信念は時に、自分自身に牙をむく。
人生の窮地に立たされた時、意思を曲げたり助けを求めるのは、決して悪いことではない。
正解ではないルートだったとしても、少しずつ前進できれば、いずれ自分の通った道が正解になる。
「人生詰む」という経験を乗り越えるには、「がむしゃらに頑張る」以外の方法が必要。
力を取り戻すために休んだり、人生の意味を再確認したり、思い切って問題を避けてみたり…。
無理せず、今までとは違った選択もしてみよう。そうすればきっと新しい世界が開ける。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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