2019.11.04

自己肯定感が低いとは悪いこと?【自己肯定が低い人11個の特徴と原因】

私、自己肯定感が低いみたい

なぜか漠然と、自分のことが嫌だと感じる。

「もっと自信を持ちなよ?」「君だったらできるはずだから」「いつも頑張り屋さんだよね」

と言われても、それが本当なのかいまいちピンと来ない。

自分一人の力で手に入れた成果は何一つ無くて、いつも上手く行っているのは偶然だし、誰かが助けてくれるから大丈夫なだけ。

「実際の自分に能力なんてないから、誰よりも頑張って追い付かないと…。」そう考えて今まで生きてきた。

だけど最近、気になる言葉を聞いた。私の考え方って「自己肯定感が低い人」の特徴らしい。

自分を素直に信用できないのは、実は様々な原因が隠れている。

正直、「あの人みたいにキラキラした人生を謳歌したい」と羨んだことは何度もある。どうしたら、辛い今が生きやすくなるのだろう?

 

自己肯定感とは?

「自己肯定感」の意味は、存在価値を自分自身で認めて満足する感覚のことです。さらに、自己肯定感の高さは人によって違います。

「自信を持つ」という思考すら、自己肯定感が低いと難しく感じます。行動ひとつひとつに不安が付きまとうのが、自己肯定感が低い人の特徴です。これは大人になってからも生きづらさを感じる原因に。

自己肯定感が高く育つかどうかは、過去にありのままの自分を認めてもらえた経験が分岐点になります。

 

自己肯定力とは?

「自己肯定力」とは、自己肯定をする力のこと。自己肯定力が高いと、自分の力で存在価値を肯定できます。

逆に自己肯定力が低いと、自分の力で肯定できず「他人から評価や承認」で補おうとします。

他人から意見される人生だと、様々な考えに振り回され、安心感を掴み取ることは困難です。

限界まで迷走して、疲れ果てた末に「自分が何者なのか分からない」感覚に苛まれ、人生の意味を見出せなくなります。

 

自己肯定が低い人5つの特徴

自己肯定感が低い人は共通点を持っています。どの特徴も心の安定を遠ざける原因。そのままだと辛い毎日を送ることに…。今回は中でも代表的な5つの特徴をご紹介します。

もし、日ごろから「不安が消えない」「疲労感が取れない」といった悩みを抱えているなら、この特徴に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

そして、後半でご紹介する原因を知り、自分本来の姿を取り戻してください。自己肯定感は今から変えることができます。

1.他人と比較してしまう

「あの人はいつも褒められて羨ましい」「あの人は綺麗な顔立ちでいいな」「なぜこんなことさえできないの?」

自分以外の誰かとついつい比較する。これは、自己肯定感が低い人の最大の特徴です。では、比較するのはなぜか?自分の存在価値がどれくらいか知って安心したいからです。

でも、人には長所短所があります。常に自分が勝っているとは限りません。自己肯定感が低い人は、欠点の無い自分を作りたい衝動に駆られているのです。

「他人は他人、自分は自分」と線引きをして、羨む気持ちとお別れした方が、自分が傷つく原因が無くなります。

2.承認欲求が強い

「私を見てほしい」「いいねがほしい」「他の人なんて見ないで」

自己肯定が無くなると、空っぽな心がズキズキと痛みます。心の穴を他人からの承認で満たそう。このように考え、大きな承認欲求を抱えることに。

ところが、自己肯定感と他人からの承認には「満足感の持続」が大きく違います。

いくら他人に承認されても、ずっと満足することは無いのです。穴の開いた容器に水を流し込むように、永遠に満たされないのです。一方で自己肯定感があれば、半永続的に満足感が続きます。

3.褒められても素直に受け取れない

誰かに褒められた時の受け答えにも差が出ます。自己肯定感が低い人は「皆のお陰ですよ」「そんなことは無いです」と、褒められた事柄を否定してしまうのです。

一見すると謙虚にも見えますが、心の底から「自分は誰かに褒められるべきではない」と認識していて、自惚れることはまずありません。

「褒められる」という感覚は本来、豊かな心を育てるために不可欠です。それを受け取らないでいれば、いずれ生きづらさを抱えることになります。

4.常に弱気

「合っているのかな?」「間違っていないかな?」「失敗しないかな?」

自分に自信が持てないため、あらゆる場面で弱気な考えが巡ります。もし自己肯定感が高ければ、「自分なら大丈夫」と不安を断ち切って、目の前のことに集中できるのです。

そのため、自己肯定感を上げられれば、四六時中まとわりつく不安から逃れられ、本来のパフォーマンスが発揮できます。

5.自分のことが嫌い

「弱虫な自分が嫌い」「あの子より劣ってる自分が嫌い」「自分を到底好きになれない」

低い自己肯定感が悪化すると、自己否定に陥ることになります。自己肯定感はどう他人と関わるかで変化するとご紹介しました。同様に、自己否定は他者から否定されることが主な原因。

自分を認める力が弱い人が否定されると、次第に自己否定を始めていきます。つまり、自己否定は望んだ自分の姿ではありません。本当に求めているのは、傷ついた心を癒してくれる存在なのです。

 

自己肯定感が低くなってしまう6つの原因

「なぜ私はこうなってしまったのだろう?」「どこから歯車が狂ったのだろう?」

自己肯定感が低いと、直すきっかけを見つけ出すことすら困難に感じることも…。ここからは、自己肯定感が低くなる原因を確認しましょう。

いずれかに該当する場合、必ず心のどこかで傷ついた自分がうずくまっているので、自分の手で慰めて癒してあげてください。そっと抱きしめて「大丈夫だよ」と声をかけるイメージを思い浮かべましょう。

1.幼少期のトラウマ

幼少期のトラウマ体験は大きな影響を与えます。思い出すのが辛い場合は、無理せず少しずつ向き合いましょう。

大人からの虐待、厳しい教育、過干渉、学校でのいじめ、不慮の事故、犯罪…。こうした心の傷が癒えないまま大人になった結果、低い自己肯定感を作り上げてしまうのです。

今もなお影響があるなら、心のどこかで過去の悲しみや痛みを背負って、生きています。

「この人と居れば安心できる。」「この人は絶対に味方になってくれる。」そんな人間関係や、落ち着ける居場所が必要です。

2.人に悪口を言われた経験

人に悪口を言われる経験はショッキングです。「ありのままの自分じゃ受け入れてもらえない」「この世界には私の居場所が無い」といった感覚を味わいます。

あの辛かった経験を受け入れたくない。逃げ出したい。そう考えるうちに、否定を打ち消そうと承認欲求が必要以上に強まることも…。

実は、「自己肯定感が低いと悪口を言う」心理があります。他人を否定して、必死で自分が上位だと思い込もうとするのです。そのため、悪口の原因を辿ると「言われる側に欠点がある」というより「言う側の心が弱っている」場合がほとんどだったりします。

3.モラハラされた経験

モラルハラスメントとは、言動による暴力や嫌がらせのこと。あからさまな虐待・いじめ・パワハラでなくても、心が傷つく原因はたくさんあります。

モラルハラスメントする側は「悪いことをした」という認識がなく、被害者が悪いかのように押し付けられることも多々あります。そして、周りからの助けが無いと「自分に問題があるのかも…」と思い悩み、自己肯定感すら失われるのです。

「自分が悪い」と考えしまう前に、友達や家族・恋人に相談することが大切。早い段階でモラルハラスメントから、自己肯定感を守るのです。

4.好きな人に罵られた経験

恋愛経験は鮮明に記憶に残ります。それが「好きな人に罵られた経験」なら、なおさらです。付き合っている彼氏がモラハラだった場合、日常的に心が傷つき、低い自己肯定感が作り出されます。

彼との交際を続けるため、彼を満足させるため…。必死になって彼に答え続けた結果、自分肯定感を犠牲にしてしまうのです。

自信が無いままで次の恋愛を探すと、他人を傷つけたいモラハラ男が言い寄ってくるリスクが増えます。自分は魅力的な女性。そう思うことで、実際に幸せな恋愛を掴み取れるのです。

5.職場で怒られた経験

職場で理不尽に怒られたり、一方的に責められると、必要以上にプレッシャーを抱えるようになります。職場は人生の大半を過ごす場所。日常的な否定で、自己肯定感はみるみる下がってしまうのです。

人は否定されたり脅されるとパフォーマンスが落ちます。上手に相手を動かす人は、自己肯定感を満たしつつ指摘して、否定的な言葉や自己主張はしない。これを知らないから、頭ごなしに怒るのです。

6.人と比較して挫折した経験

人と比較する特徴があると前述しました。比較した後に努力をして結果を出せば、最終的に達成感を得られ、心の平穏を保てます。

ですが、挫折は「自分には力が無い」と痛感させられ、可能性を信じられなくなるのです。育つ過程で兄弟で比べられ、「負けた」感覚を味わった人も、このような傾向が強まります。

他人と比べて自分に何か欠けてる気がしても、自分に何かしらの長所を見出せれば、自己肯定感を保つことが可能です。

 

自分で自分を認めてあげたい

自分で自分を認めてあげたい。でも、自己肯定感が低いと、頭で理解しても簡単にできないからこそ辛いです。

自己肯定力が育つには何が有効か?まずは、ほんの些細なことでも褒める習慣を身に着けることで、後天的に自己肯定力が備わってきます。

例えば、「毎日寝る前に、今日達成できたことを30個ずつ書き連ねる」という方法がおすすめ。書くのは簡単なことで大丈夫です。

「ちゃんとアラーム1回で起きれた」「朝ごはんを完食した」「始業20分前に出勤した」「ランチで新しいお店を開拓した」など、実は毎日たくさんのことを達成しています。

一つ一つ達成した事柄を書くことで、自分の行動を認め、全て書き終えたらしっかり褒めてあげましょう。自己肯定感が低い人の厳しさは、大きく成長する力を秘めています。

 

少しでいい。生きやすい性格になりたいの。

自己肯定感は少しずつ身に着けていくもの。急に自分を変えることは難しいけど、今よりちょっとだけでも楽になれたら、それは大きな進歩になる。

傷ついた過去を変えることはできない。でも、これからどんな未来を経験するのかは、私自身が選択していくこと。

周りの評価を基準に生きてきた今までは、自分が何をしたいかどうか、深く考えずに過ごしていた。

私に最も必要なのは、自分と向き合う時間だった。

自己肯定感の低さは、過去を必死に生きた証。決して悪い事ではない。否定してしまえば、過去の私の努力も無かったことにされてしまう。自分を嫌いになる代わりに、今までの頑張りを褒めてしまえばいい。

今からでもいい。私のペースで私らしく、毎日を生きよう。

 

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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