2019.10.30

焦燥感の意味・読み方とは?焦燥に駆られる原因&焦燥感を和らげる方法

焦ってしまって落ち着かない…

焦って落ち着かない。気持ちばかりが先走ってイライラしたり、考えすぎて不安になったり。

特定の理由がある場合と、ない場合。どちらの時も胸が詰まって苦しい、やり場のない気持ち。

何をするわけでもなく部屋の中をウロウロする。

カレンダーで来週の予定をチェックしてソワソワする。

明日の仕事に考えを巡らせ眠れない。

なぜ焦る気持ちが湧き上がってくるのか、どのように解消すればいいか分からず、ただ過ぎ去っていくのを待つしかない。

言葉や態度で大切な人や友人にきつくあたってしまい、嫌な思いをさせてしまった。

せめて心が許せる相手には穏やかな気持ちで接することが出来たらいいのに。

焦る気持ちを捨ててしまいたい。

この焦っている気持ちは一体何者なの?

 

不安・焦り・苛立ちに襲われる生活

不安・焦り・苛立ちは突然襲ってくる。

一人部屋で過ごす時間や、横断歩道を待っている時など場所を構わず私のことを狙っている。

温かい飲み物やヨガで気持ちをリラックスさせようとしたり、ランニングや流行りのスポーツで汗をかいて忘れようとしたけど、結局不安・焦り・苛立ちは戻ってきて私を苦しめる。

どうしてこんなに焦ってしまうのだろう。

大切な人や友達に焦る気持ちを打ち明けようとしたけど上手く説明できない。

友人関係も良好、仕事もきちんとするように心がけている。

それなのに、私が焦っている理由はなんだろう?

苦しくなって、息が出来なくなるような経験はもう嫌だ。

できるものなら、この焦りから解放されたい。

 

焦燥感の意味・読み方とは?

焦燥感(しょうそうかん)は、不安や焦りや苛立ちなどといった、気持ちのたかぶりを意味します。

「失敗したらどうしよう」「こういった場合にはどうすればいいか」など、起こっていないことに対し不安が大きくなることでも焦燥感を感じてしまいます。

人によっては言動がキツくなり人にあたってしまい、人間関係を保つのが難しくなったり、呼吸が苦しくなったりするなどの身体的な症状が現れます。

度合いの差は人によって様々です。

日常でなじみのある感覚の為「たいしたことない」と見過ごしがちですが、焦燥感が募り解消方法が見つけられないまま長くため込んでいくと、立ち直るのが難しい状況に陥ってしまいます。

 

焦燥に駆られる原因

焦燥感とは一体何者なのでしょうか?誰もが持っているけど、人によって感じ方は大きく違い、一言で「焦燥感」と言い表せても単純ではない複雑な感情。特に、特定の出来事に苦手意識を持っている人は、より大きな焦燥感を感じる傾向があります。

自分が焦燥感を感じるタイプだと思ったら、焦燥感を和らげるための対策を取ることで穏やかな気持ちを取り戻すことができます。まずは、焦燥感を生み出す原因から考えてみてください。

1.溜まりきったストレス

何をしてもストレスを感じるようになった…。学校や会社など人とのコミュニケーションや、信号やレジの待ち時間など、些細なことでもイライラする。すべてが自分以外の都合で回っているような感覚がある。

ストレスが溜まり発散できない日々が続くと、焦燥感を感じやすい状態になってしまいます。周囲で起こる状況にストレスを感じてしまうことで、更に自分を追い込み焦りを感じてしまうのです。

負のスパイラルに陥り、結果として焦燥感から抜け出せなくなってしまいます。

2.時間がない

あまりにも時間に余裕なく過ごしていると焦燥感を感じやすい状態になってしまいます。自分の力を過信して予定を詰め込み、次から次へと息つく暇もない。毎日目が回るようなスケジュールをこなしていると、常に焦りや不安が付きまといます。

時間に囚われることで自分を追い込み、自ら焦燥感を生み出してしまっています。忙しく活動的に時間を過ごしている人ほど、焦燥感と隣り合わせの生活を送っているのです。

3.イレギュラーなことが起きた

予期せぬことが起こり、どうしていいか分からなくなった。たくさんの時間をかけ万全な準備をしていたのに。

このように、イレギュラーなことが発生すると焦燥感が襲ってきます。予想を遥かに超える出来事で手に負えない場合や、すべてを予測しきったつもりの時に起こった場合です。

「乗り越えられないイレギュラーがあるかもしれない」「そんな時はお手上げ状態もありだ」と考えておくことで、焦燥感を和らげることができます。

4.他人と比較してしまう

周りの人は上手に出来ている、自分にだって出来るはず。もっと努力しなくては、あと何をすれば追い付けるのか。

必要以上に他人と比較することで焦燥感が生まれます。ライバルがいると自分の能力が高められ、よい方向に物事が進むこともあります。一方で比べるあまり、自分の能力では満足できなくなり「これでは足りない」と焦燥感を感じるようになります。

人には見合った努力の量があります。人との比較しすぎは自分を苦しめる原因となってしまいます。

 

 

5.大変な物事が同時に重なった

仕事や行事など外したくないイベントが重なってしまった。自分ではどうしようもできない状況のときに焦燥感が襲っってくることがあります。

どちらも失いたくない、自分にとって同じくらい大切。いっそ、自分の分身が欲しい。そんな風に思いつめて苦しくなります。都合がつかないことはあるもの。どうしようもない時はスッパリ諦める覚悟も必要です。

6.自分のキャパを超えてしまった

自分のキャパを超えた量の仕事を抱えることになってしまったり、できると思っていたのに能力が追いつかなかったとき、「もっとできると自分を信じて認めたくなかった」「知らないうちに巻き込まれた」と、苛立ちや焦り、不安など様々な感情に苛まれます。

責任感が強く、頑張り屋な性格の人は、思わぬところで自分の限界を突きつけられてしまうと、強い焦燥感に包まれてしまうのです。始める前に本当にできるのか見極めたり、定期的に自分の力と仕事の内容や量の棚卸をするのがおすすめです。

 

焦る心理を教えて?

焦りを感じる心理には、理由が特定できる直接的なものや、知らない間に溜まっている不満が焦りに繋がる場合など様々なものがあります。

漠然した焦りや不安がつきまとうと、理由を見つけてすぐにでも解放されたいと思うもの。一人では答えが見つからず苦しんでいる人は、これからご紹介する心理に当てはまるものがないか探してみてください。

1.時間がないと焦ってしまう

焦燥感が生まれる心理の一つに、「時間がない」ということが挙げられます。待ち合わせに遅れそうなときや、期限ギリギリで取り掛かった仕事など、時間の余裕は心の余裕に直結してしまいます。

焦燥感を感じないようにするためには、時間に余裕を持って物事に取り組む必要があります。焦燥感から苦しい思いをした過去がある人は、どれくらいの余裕があれば焦りを感じず取りかかれるのか、自分のペースを把握しています。

2.理想に追いつかない焦り

理想に追いつけない自分に焦ることで焦燥感は生まれます。手に入れたいものがある。努力を続けているのにどうしても届かない。そんな心理から焦りが出て、どうすればいいのかわからなくなってしまうのです。

初めは届くと思ったし、届かなければならないものだった。でもどうしても届かず自分にガッカリする。理想とのギャップに苦しみ、焦りが生まれます。

3.孤独感を感じている

孤独を感じた時にも焦燥感は生まれます。一匹オオカミでいることが心地よく、誰ともコミュニケーションを取らずにいた人は、「孤独に慣れているから大丈夫」と思うかもしれません。確かに、健康で何も問題を抱えていない時は問題ないでしょう。

焦燥感とは、一人でどうしようもできない、困った現実に直面した時に生まれます。

人は支え合いながら生きています。今一人で幸せでも、孤独を不安に感じる時が訪れる可能性はあるのです。

4.心にゆとりがない

心にゆとりがなくて、常に緊張状態でいる人は焦燥感を感じやすいです。

心が休まることがなく、いっぱいいっぱいになっても頼る人がいない。八方塞がりな感覚に陥り不安や焦りに支配されてしまうのです。

焦燥感という感情は、心の豊かさと対極にあります。出口のない狭い部屋で、右往左往するようなもの。そうではなく、大きな窓のある開放感あふれる部屋に心を引っ越しさせてあげてください。

5.酷くイライラしている

焦燥感が生まれる心理として、酷くイライラしているというものが挙げられます。特別な理由もなく、イライラすることは誰にでもあるものです。しかし、イライラが続くと心はどんどん追い詰められていきます。

焦燥感は、思い通りに物事が運ばない時に感じやすいもの。人の言動にイライラしたり、自分の言動にもイライラしたり、そういう時は焦燥感がやってくる前に気分転換をしてリラックスできる方法を探しましょう。

 

焦燥に苛まれる時って?

焦燥感は誰でも感じることのある焦りや苛立ちにより生まれます。そのため、中には「そろそろくるな」「たぶん今そのときだ」という風に、焦燥感が襲って来そうな時を予測できる人もいるのではないでしょうか。

自分の思考パターンを知り尽くし、焦燥感ともうまく歩めるようになっていくのが理想です。

焦燥感がやってきたときに、どんな風に対処するか、もしくは焦燥感が訪れる頻度を低くするために何をするか。コツさえつかめば、やり過ごすことだって可能です。

焦燥感とうまく付き合っていくのは、自分自身をコントロールすることに繋がります。

 

 

焦燥感を和らげる方法

焦燥感を和らげるために何をすればいいのか、6つの方法を紹介します。どれも今日から実践できることばかりです。

焦燥感が和らげば、毎日が今よりも明るく楽しくなります。「自分は不安を感じやすい性格だから」と諦める前に、できることから取り組んでみてください。

1.完璧じゃない自分を認めてあげる

焦燥感を和らげるためには、完璧じゃない自分を認めてあげることが大切です。焦燥感は理想と現実のギャップに苦しんだ時にやってきます。理想は自分が掲げた120%の姿。120%完璧に出来なくても、あなたなりの努力と結果で十分素晴らしいのです。

ありのままの姿を認めることで焦燥感に襲われることも少なくなっていくでしょう。そのためにはまず自分を認めてあげることが必要です。

2.「〜なければならない」を捨てる

焦燥感を和らげる為に、「~しなければならない」と自分を縛りつけるものを捨ててください。世間の常識やルールの他に、自分を一番苦しめるのは自分が作ったルールです。そのルールからはみ出てしまう場合に焦燥感を感じるようになります。

苦しい時はルールを変えるか、ルール自体なくしてしまえばいいのです。

様々な決まりごとは、周囲の人とより良い調和を保つために作られました。でも、そこまで重要とは思えない決まりもたくさんあります。一番大切なのはあなたの心です。焦燥感を感じたら、あなたの心を守るためのアクションを起こしましょう。

3.時間の使い方を改善する

焦燥感を和らげる為に、時間の使い方を改善することが有効。時間は有限です。タスクを多く詰め込みすぎていたり、不要なタスクが含まれていたりする場合は、遠慮なしに捨てます。必要なことだけを行うことで、優先順位も明確になります。

時間に追われているように感じ焦燥感が高まった時は、「自分がやっていることに不要なことが含まれていないか」をチェックするきっかけにしましょう。

時間をうまくマネジメントすることで、感じる必要のない焦燥感とは決別できるようになります。

4.起きていないことは考えない

焦燥感を和らげる為に、起きていないことは考えないようにしましょう。焦燥感は未来のことを考え、不安な気持ちが生まれるときに感じやすくなります。不確定要素の多い未来についてあれこれ悩んでも、ただ心が疲れるだけです。

焦燥感を感じないようにする為に、何事も事実をベースに起こったことだけに集中するのです。今この瞬間に集中することで、冷静に物事を考えられるようになります。

5.自分の感情を書き出して吐き出す

焦燥感を和らげる為に、自分の感情を紙に書き出して、全てを吐き出すのがおすすめ。焦燥感の原因が何か分からないと、解決策を講じることすらできず、苦しみを放置するしか無くなってしまいます。

漠然とした不安やイライラも、書くことで整理されていきます。

また、日記を書く習慣をつけることも、焦燥感を和らげる一歩になります。文章にするのが難しい場合は、箇条書きや漢字一文字など出来るところから始めてみましょう。

6.瞑想を行う

焦燥感を和らげる為に、瞑想を行ってみてください。瞑想は内なる自分と向き合う時間になります。不安を遠ざけ、今の自分だけに集中できます。

肉体と思考両方の面で今の自分と向き合うことにより、物事をシンプルに考えられるようになるのです。さらに、瞑想には、「ありのままの自分を受け入れ、愛することができるようになる」という効果もあります。しっかりと自分を見つめることが焦燥感を遠ざける一番の近道です。

 

まずは自分を認めてあげよう

焦燥感を感じてしまう原因に、自分の中で生まれたギャップが大きく関係していることがあります。「人との違い」や「自分が思い描く理想との違い」、「決まり事を守れない自分への落胆」など、思うように行かないことで焦り、苛立ってしまうのです。

焦燥感を感じ苦しんでいるのなら、まずは理想の自分に近づこうと努力している”今の自分”を認めてあげることが大切。理想にまだ届いていない自分ではなく、現在に目を向けるのです。

ギャップを生んでいる元となるのは、自分の中にあるセルフイメージです。そのイメージは本当のあなたとは別人でしょう。焦燥感はそういったものを見逃しません。不安を大きくし、あなたの心を苦しめにやってきます。

 

心に余裕を持って生きること

喜怒哀楽を大切にした人生を送る。焦燥感の最大の敵は、人生を楽しむことが出来る心の余裕です。

大切な人や友人と楽しい時を過ごし、一緒に泣いたり、怒ったり、喜んだりする。

そうやって、喜怒哀楽を大切にして、自分の心を大切に過ごしているうちに、焦燥感を感じることなく生活が送れるようになるでしょう。

そしていずれは、周りの人の焦燥感さえも遠ざける手助けが出来るような立場になることもあるかもしれません。

心の余裕を意識して、今の自分と向き合ってみてください。

 

yossy
yossy
専業ライター。酒場での語らいが大好き(酒場でなくても語らいます)

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