2019.10.28
自分の人生なのに、人生がわからない。
何だか大きなものを求められるけれど、人生がこれからどうなって行くのか、どうしたいのか、自分でもわからないのです。
自分には、そんな大それたことができるとは思えない。
人生わからない、なんて言ってるのに、贅沢なのでしょうか。
自分の人生くらい、自分で見つけないといけないのでしょうか。
そもそも、人生の目的ってなんだろう。
生きる目的を明確に持っている人って、どれくらい居るのだろう。
私には人生の目的も、生きる目的も見えない。見つからない。
生きる目的がないのに、これから先も何十年と生きていく必要があるの?
生きる目的を誰かが与えてはくれないの?
「そんなの甘えだ」
「自分の力で生きていくしかない」
「大人になったら生きる目的が見えてくる」
何を聞かされても、自分には無理だとしか思えない。
生きる目的なんて見つけられる気がしない。
このまま生きる目的もなく、生きていく意味なんてあるのでしょうか。
毎日を一生懸命に生きていると、ふとした瞬間に「人生とは何だろう。」と自分の人生について思い悩むこととなる瞬間がやってきます。
人生の目的や生きる目的を簡単に見つけることはできません。しかし、そもそも私たちが「人生とは?」と真剣に考えるのはどうしてでしょうか。
ここでは、私たちが「人生とは何か」を真剣に考える6つの原因をご紹介します。
まずは自分が人生について考えてしまう理由を探ってみましょう。
私たちが生きる目的について考える瞬間には、自分の存在意義を考えてしまうことがあります。
自分が生きている意味が分からなくなって、そもそも自分が存在する意味すら分からなくなってしまう。
この先の人生、自分が存在していく意義は何だろう?
そんな風に疑問を持った時、人生とは何だろうかと真剣に考えることとなります。
人生とは何かを真剣に考えるようになる瞬間には、自分の周りには大切な人が誰一人としていないと感じた時も挙げられます。
いつも一緒に居る友達は、本当の友達とは言えない。
家族にも自分のことを分かってもらえない。
恋人に本音を打ち明けることはできない。
周りに関わりがある人は居るけれど、本当に大切な人なんていないのかもしれない。
このように、自分の人間関係における大切なものを見失った時、生きる目的を改めて考えるようになります。
自分の生きる目的とは何だろうかと考えるのは、自分の人生に喜びがないと感じた時にも起こることです。
毎日を何となく生きているし、何とか頑張っている。けれど、真剣に考えてみると自分の人生には喜びがないように思えてしまう。
生きることに必死になって、忙しい日々を過ごしていると、人生や生きる目的について考える瞬間も減ります。
しかし、ふとした瞬間に人生の目的を失っていることに気づくことがあるのです。
何らかの病気と闘っている人も、自分の人生とは何だろうと真剣に考えることがあります。
病気になって初めて感じることや、不自由になったと思うことも生じます。それが原因で、生きる目的を失ってしまう人もいます。
病気と闘っているからこそ、自分の人生について考える機会が増えるのです。
自分の人生とは何だろう、と考える原因には、他人から全否定されることも挙げられます。
自分の生き方やあり方、これまでの人生についてを他人に全否定される経験はそう多くあることではありません。
だからこそ、他人から否定された記憶は私たちの心に残り、心を揺さぶります。これまで自分が信じていた道が正しいのかどうかも分からなくなります。
そして、自分の人生の目的やこれからの道を改めて真剣に考えることとなるのです。
このように感じている人も、ある時ふと人生とは何だろうと真剣に思い悩むことがあります。
生きる目的なんていらない、と思っている人。
自分の生きる目的が分からないと常に悩んでいる人。
生きる目的なんて見つかるわけがないと諦めている人。
どんな考えの人であれ、生きる目的について考える瞬間はあります。
中でも、人生の目的がないと感じている人は、「なぜ自分には生きる目的がないのだろう」とふと考えることがあるのです。
この記事にたどり着いたあなたは、きっと心のどこかで「生きる目的がほしい」と思っているのかもしれません。
それでは、実際に生きる目的を見つけるためにはどのような行動が必要になるのでしょうか。
ここでは、人生の目標や生きる目的を見つけるために、あなた自身ができる6つの行動をご紹介します。
生きる目的は、ただ漠然と過ごしている中で簡単に見つけられるものではありません。自分にできる行動から初めていきましょう。
生きる目的を見つける方法1つ目は、誰かに必要としてもらう状況を作ることです。
自分のために頑張ることや、自分の目標を叶えることもとても素敵なことです。元から自分だけの生きる目的が見定まっている人は、その目標に向かって進む努力をすることが生きがいにもなります。
しかし、私たちはみんながみんな、生きる目的を持っている訳でも、大きな大きな目標を持っている訳でもありません。
そんな時に「自分だけにできることって何だろう」と自分だけの生きる目的を探そうとしても、見つからないことで落ち込むばかりです。
まずは、自分がやりたいことでも、自分だけの生きる目的ではなくてもいい。
誰かに必要としてもらえること、誰かが喜んでくれることに取り組んでみましょう。
「ありがとう」の言葉をもらえることが、あなたにとっての生きる目的になるかもしれません。
「誰かのために生きる」ことがあなたの生きる目的かもしれません。
自分だけで探そうとせず、他人との関わりの中で、自分の生きる目的を探して行きましょう。
人生の目的を見つけるためには、自分が「やりたい」と思ったこと全てに挑戦してみるのもおすすめの方法です。
やりたいけれど、できそうにないから躊躇していること。
昔やろうとして、諦めてしまったこと。
やらずに人生を終えるのは嫌だなと感じること。
大きなことでも、小さなことでも構いません。
自分の心が「やってみたい」と言うことをやってみることで、自分の本音が見えてきます。
人生の目標を見つけるためには、まず小さな目標からクリアしていくことも大切です。
「人生」と言われるととても大きなものに感じますよね。
しかし、私たちの人生は一日一日の積み重ねで出来ています。
毎日の目標は、私たちの人生の目標に繋がっていくのです。小さな目標から挑戦してみましょう。
人生の目的がないと感じる人の中には、これまでの人生で「成功した」と感じていることが少ない人もいます。
成功体験がないからこそ、自分の人生はうまくいく訳がないと感じてしまうのです。
成功体験が少ないと感じている人は、小さなことから成功体験を積んで行きましょう。それが少しずつ積み重なることで、自分に対する自信も湧いてきます。
人生の目的を見つけるためには、自分にとってかけがえのない大切な人を見つけるのも大事なことです。
私たちは一人で生きているわけではありません。日々、他人との関わりの中で生きています。
そんな中で、「この人を失いたくない」、「この人を大切にしたい」と思える人を見つけることが出来たら、それだけで生きる目的にもなるのです。
友人でも、家族でも、恋人でも、同僚でも、どんな関係の人でも構いません。「大切だな」と思える人を見つけるべく、人と向き合ってみましょう。
人生の目的や生きる目的を探してしまう瞬間には、そもそも自分の人生が幸せだと感じられていない可能性があります。
「自分は幸せじゃない」と思うからこそ、「自分の人生って一体…?」と悩むようになるのです。
人生の目標を定める前に、自分だけの「幸せな人生」が一体どんなものなのかを考えてみましょう。
幸せの方向性を定めることが、人生の目的を見つけることにも繋がっていくのです。
「あの人の人生は輝いていそう。」
「あの人は私と違って幸せなんだろうな。」
「私なんてちっぽけで、他人と比べたらロクでもない人生…。」
自分の人生と向き合っていると、他人が羨ましくて、自分が惨めで仕方なくなる瞬間もある。
でも、誰しも自分にしか分からないことを抱えている。あなたの悩みも、他人には見えていないことだってある。
生きる目的が分からないなら、「あの人にも生きる目的が分からないのかもしれない」なんて、他人の背景に思いを寄せることから初めてみよう。
それは、あなたの人生の目的を見つける手助けになる。
それは、あなたの優しさを形成する強さになる。
自分が不安だからこそ、他人に寄り添う。
それは、私たちが人間だからできることなんだ。
どんなに悩んでも、どんなに考えても、生きる目的がいきなり見つかる訳ではない。
これから先もずっと探していくのかもしれない。
それでも、私たちなら大丈夫。
だって人生について真剣に考えて、真剣に向き合っているのだから。
いつかの私たちは、今を笑いながら振り返る強さを持っている。
「分からない人生」だからこそ、自分で作っていこう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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