2019.10.27

彼女が好きじゃない人と付き合う理由。好きでもないのに付き合う心理とは?

彼氏のこと、実はそんなに好きじゃない

「彼氏の好きなところは?」と聞かれると、戸惑ってしまう。

本音を言うと、そんなに好きじゃない。友達の恋愛話を聞いていると、誰もが愛情に満ち溢れていて、なんだか自分だけ場違いな気がする。

彼女だったら、彼氏のことを好きにならないといけないのかな?でも、好きになろうと思ってなれるものではない。

恋は「無理やりするもの」ではなくて「落ちるものだ」と誰かが言っていた。

じゃあ、恋に落ちない私は何なのだろう?「カップルとはこうあるべきだ」という固定概念が私の価値観を否定する。

好きじゃなくても一緒にいて楽しい。彼氏のことは大切だ。私を一途に想っている誰かがいるだけで、この上ない安心感が得られる。

そんな風に思う私は間違っていますか?彼女として失格ですか?

 

なんとなく付き合うのって、ダメですか?

「彼女が自分のことを好きなのか分からない」

「彼女より自分の方が気持ちが強い気がする」

「彼女にもっと夢中になってほしい」

好きじゃない人と付き合うと、相手の男性にこのような疑問を向けられることがあります。時には騙しているような気分になり、罪悪感が湧くでしょう。

ですが、すぐに誰かを好きになれる人がいれば、なかなか好きになれない人もいます。心に傷を負っていたり、他人と接するのが苦手だったり、他人に興味を向ける余裕がなかったり…。それぞれ好きになれない理由があるものです。

そして、どんな人にも恋愛をする権利はあります。好きになれないからといって、彼女になってはいけない決まりはありません。恋愛の機会を避けてしまうと、いつまで経っても異性を好きになれないでしょう。

好きになれない人が「なんとなく付き合う」ことは、果たしてダメなこと?

 

【男女共通】好きでもないのに付き合う6つの理由

好きじゃない人と付き合うのには理由があります。決して彼女たちは「遊び」や「冷やかし」目的で付き合っているわけではありません。ただ恋愛感情が無いだけで、彼氏や彼女に対する親しみや敬意を持っているのです。

どんな人でも「付き合う」という決断に至った、何かしらの思考が隠れています。「好き」以外にどんな理由で付き合うのか、一つずつ見ていきましょう。

1.押しに負けてなんとなく

異性から猛烈なアプローチを受け、断るに断れなくて、好きじゃない人と付き合うパターンがあります。

「こんなに自分のことを思ってくれているんだ」

「付き合ったら自分の気持ちに変化があるかもしれない」

こういった可能性を想像させるほど、積極的なアプローチだったのでしょう。また、他人からのお願いを断ることができない優柔不断な人も、押しに負けて付き合いがちです。

特に女性の場合は「彼女側が愛されている方が幸せ」と言われます。それを踏まえると、理に叶った選択とも考えられるのではないでしょうか?

2.彼氏・彼女ができる経験をしてみたかった

人を好きになる経験が少ないと「彼氏ってどんなもの?」「彼女ってどんなもの?」という好奇心が湧いてきます。

思春期や学生時代は特に、周囲の変化に敏感です。次々とカップルが生まれる光景を見ていると、取り残された気分にすらなるでしょう。その結果、皆と同じ経験をするために「好きじゃない人と付き合う」のです。

また、人は彼氏・彼女ができることで垢抜けます。「付き合うことで今の自分から変われるんじゃないか」という期待もあるでしょう。

3.ステータスとして

付き合うかどうか迷うのには「相手が魅力的」という理由があります。素敵な相手からの告白を断わるのは「損」じゃないか?そう考え、ステータスとして付き合うのです。

ブランド品を購入するのと同じ感覚で、異性と付き合う場合もあります。満たされない心の隙間や自信の無さを、パートナーにすっぽりと埋めてもらうため、好きじゃない人と付き合うのです。

また、「ずっと彼氏・彼女がいない」という状態にコンプレックスを感じ、素敵な相手と付き合うことで、周囲からの評価を上げる意図もあります。

4.顔がタイプだった

「好きじゃない」としても、告白してくれた人の顔がタイプなら嬉しくなります。タイプの異性に好かれる経験は、多くは訪れません。「このチャンスを逃したくない!」と思うのはごく自然なことです。

また、顔がタイプなら直観的に好印象を抱いているということ。今は好きになれなくても、将来恋愛感情が芽生える可能性は十分にあるでしょう。もともと「恋愛してみたい」と思っていたなら、なおさら大歓迎なはずです。

5.好きになれそうな感じがした

相手の人柄を見たうえで「この人なら好きになれそう」と期待して、付き合う場合があります。根本には「好きになりたい」「素敵な出会いを経験したい」という願望が眠っていて、きっかけを見つけたから付き合うのです。それほど好印象だったのでしょう。

「好きじゃない」としても、ただの友達よりも惹かれていることは確かです。

じっくりと時間をかけて愛を育てていくことで、関係性が変わると期待して付き合うこともあります。

6.緊張しなくて楽

好きすぎる相手を目の前にすると、自分らしく振る舞えなくなります。恋愛は前のめりになればなるほど苦しくなるもの。ほどほどの方が楽だったりします。

好きじゃない人と付き合うと、「好かれよう」「嫌われたくない」と思うことなく、自然体で過ごすことができます。そのため、追いかけてばかりの辛い恋愛をした人ほど、あえて「好きでもないのに付き合う」という選択をするのです。

ドキドキよりも安心を求めた結果と言えます。

 

好きじゃない人と付き合うメリット

「付き合う理由」で確認したように、あえて好きじゃない人を選んで付き合う人もいます。なぜなら、付き合うメリットがあるから。好きな人と付き合うことが一概に幸せともいえないのです。

今まで好きな人とだけ付き合って辛い思いをしてきた…

だからこそ、一度好きじゃない人と付き合うと、新しい価値観が生まれる。そこで続いては、好きじゃない人と付き合うメリットをご紹介します。

1.想像よりいい所が見つかり好きになる

付き合ってみないと分からないことは、たくさんあります。「やっと彼女になれた!」と思っても、付き合う前に期待を抱きすぎれば、想像と違う現実を見るたびにガッカリする。

スタートラインが好きじゃないと、全てが加点方式になります。幻想を抱いていないからこそ、新しくいい所を発見するたびに、好感度が増していくのです。

そのため、好きじゃない人と付き合うことは決して無責任ではなく、結果的に相手の本来の姿を見ることに繋がります。

また、付き合う前の段階ではまだ魅力に気付いていないだけ、ということもあります。

2.緊張せず自然体で付き合える

本当に好きな人と付き合うと、期待しすぎるあまり、あらゆることに苦痛を伴います。他人は思い通りにならないものなので、期待が外れるたびに裏切られた気分になるのです。

上手に恋愛関係を築くには「余裕」が必要。焦ってしまっては、うまく行くはずの恋も破綻してしまいます。

ところが、「好きじゃない」「何となく付き合う」という感覚なら、一喜一憂することもなくなります。

また、「好かれたい」と思って無理をすると、実際よりも良く見せようとして、素の自分が出せなくなってしまいます。自然体な彼女像を受け入れてもらえれば、違う自分を演じ続けることもありません。

3.新たな価値観を知れる

恋愛の大きなメリット。それは、新たな価値観を取り入れられる点です。

私たちは家族の中で価値観の基盤を作り、気の合う友達と過ごし、同じ業種の仲間と仕事をします。その中で人の価値観に深く触れられる機会は、限られているのではないでしょうか?

もし人を愛せないのなら、自分を愛してくれる人と付き合うことで、「好きになることとは何なのか」が見えてくる。誰かから無償の愛を貰った経験がないと、そもそも愛情の定義すらわからなくなるものです。

そして、このメリットは人生に大きな影響を与えるでしょう。

 

好きじゃない人と付き合うデメリット

メリットの次はデメリットも見ていきましょう。

「恋愛は両思い同士がするもの」という概念には意味があります。恋愛感情が無い相手と付き合うと、どうしてもトラブルも起きるのです。上手く行くかどうかは結果論ともいえます。

また、否定的な意見を全て真に受ける必要はありませんが、デメリットを理解して付き合うと、後悔のない経験となります。具体的にどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

1.相手との温度差に罪悪感

付き合うことで、相手の深い愛情を知ることができます。交際期間が長くなるほど、どんどん愛情が育っていくでしょう。そして次第に「温度差」が顕著になります。

彼はこんなに自分のことを思ってくれるのに自分は…。

なんだか裏切っているような気がしてならない…。

こうした罪悪感が芽生えてしまうでしょう。「相手の気持ちに応えよう」という優しい心が「今の自分ではいけない」と警告を鳴らすのです。幸せなカップルのはずなのに、別れを決断せざるを得ない…。そんな悲しい結末を迎えることもあります。

2.わがままを言われると面倒くさくなる

好きな相手からのわがままは、「構ってほしい」とか「甘えたい」という心理が感じられ、微笑ましいもの。ですが、好きになれない相手からのわがままは別です。「傲慢」や「自分勝手」「振り回してくる」という感覚に陥り、いちいち対応をするのも面倒になるでしょう。

「好き」という気持ちがあれば、多くの障害が乗り越えられます。そのため、逆に好きじゃない人と付き合うと、ちょっとしたきっかけで嫌気が差してしまうのです。

3.嫌な所を見るとがっかりする

恋に恋している状態は盲目です。嫌な所すら愛おしく感じるのが、「好き」という感情の力と言えます。好きじゃないと、この恋愛補正がなくなり、嫌な所をそのまま「欠点」として受け止めてしまうでしょう。

特に男性は「彼女を手に入れるまでの期間」に最も努力して、実際より良い男性に見せようと背伸びします。そして、付き合うと彼女の前でリラックスするようになり、少なからず嫌な所が見えてきてしまうのです。

あらかじめ、趣味や価値観が一致するなどのプラス要素が多い相手を選ぶと、このデメリットは軽減されるでしょう。

 

なんとなく付き合うのも、意外と悪くない?

2人の恋愛感情の高まりがピタリと一致することは稀です。好きじゃない人に告白された時、「自分も同じくらい好きでないといけない」なんてことはありません。

付き合ううちにどんどん好きになり、愛情の深さが逆転することだってあるでしょう。逆にずっと好きになれなかったとしても、お互いに幸せならそれで十分です。

また、付き合う理由を無理に考える必要もありません。一緒にいて楽しい。価値観が合う。安心できる。こうした友達の延長のような要素から「彼女になりたい」と思ってもいいでしょう。

何一つ一致しないのに「好きだから」という理由で無理するより、恋愛感情が無くても相性の良い相手を選ぶ方が、結果的に自分も相手も大切にできます。

罪悪感を背負って恋愛を遠ざけなくても大丈夫。

 

好きになれないわけじゃない。だから楽しんで!

「きっと好きになれない」と諦めていた。

人を愛せない自分に直面して、「彼女になる資格なんてない」と思っていた。でも、今この人を好きになれないからといって、未来でも好きになれないわけではない。

そもそも「良い彼女」でいるための条件って何?

自分にはこの人を大切したいと思う心がある。異性へのドキドキやワクワクとは程遠くても、この静かで温かい感情がゆっくり樹木のように育てばいい。

誰かに想ってもらえるのは、嬉しいこと。誰かと楽しい時間を共有できるのは、かけがえのないこと。

無理に「好きになろう」と考えるのはやめて、まずは2人で楽しい毎日を過ごすことに熱中したい。

いつか振り返ったときに「この人の彼女で良かった」と思える日が来ればいい。

気軽に考えて、今を楽しみ尽くそう。

 

岡 あい
岡 あい
言葉と音楽をこよなく愛するライター。「生きる意味」や「人生とは何なのか」を、今日も考えています。

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